こんにちは!

ええ~~、釣れない釣堀釣行記を書いておきながら何ですが、新調ロッドながら一応魚も掛かり、ロッドの強さやバランスなどは確認できたので、【大郷屋 海上釣堀 脈釣王370 ZOOM】について少しインプレを書いてみたいと思います。

“脈釣王”とは大層なネームですが、インプレを書いてみようと思ったのは、正直、結構気に入ったからに他なりません。

過去に使ったロッドとの比較も踏まえて、使用感や良い点などについて書いてみたいと思います。

大郷屋 脈釣王 370 ZOOMに辿り着いた経緯

まず、このロッドのメーカーとなる大郷屋(おおざとや)さんですが、釣堀用の竿だけを出しておられる訳ではなく、ロッドビルドパーツからボート用品など、結構いろんな道具を販売されている滋賀県のメーカーさんです。

大郷屋 HP

始めて大郷屋さんを知ったのは、去年の夏頃の話しです。

ちょうど釣堀にも少し慣れてきて、後半戦のつれにくくて喰い渋る時間帯の攻略法に思いを馳せつついろいろと調べていた時に、釣堀の釣り方にも脈釣り(ウキ無しの釣り)のスタイルが存在することを知り、普段のルアー釣りで脈釣り的な釣りをしていたこともあり、強い関心を持ちました。

詳しく調べると、大郷屋さんのグラスソリッド穂先のロッドの評判が良いという情報に辿り着き、一度買ってみようということになりました。

さて、大郷屋さんの製品ですが、穂先はオリジナルながら、シマノやダイワ、がまかつ等のメーカー品に合わせて作成した穂先だけを販売しているものと、ロッドそのものがオリジナルの製品との2シリーズが販売されています。

最初は、ロッド本体はメーカー品の方がいいだろと言う判断で【ダイワ クラブブルーキャビン さぐり釣り S-300】に大郷屋オリジナル穂先がセットになったものを買ったのですが、3mの竿でのさぐり釣りだと釣堀のヘチしか狙うことができず、釣り座が潮上になると足元のネットがハラんで釣りにならないことが判明し、結局はウキ釣りで使用していました。

しかし、Sクラスのロッドパワーは何とも頼りなく、小さなマダイが掛かってもバットからグンニャリ。

ロッドの素材が強いようなので折れる心配は無さそうですが、なかなか魚が上がってきてくれないなど、少しパワー不足に不満を感じていました。

本当に細い仕掛けで繊細にさぐり釣りをするのであれば、このくらいの柔軟性が必要なんだろうとは思うのですが、そこまでの釣りをするレベルに至っていないこともあり、正直なところこの竿の良さを引き出すことが出来なかったという感じです。

その後、ダイワの小継飛龍やシマノのエクスフォース、がまかつのコアスペックなど、色々な竿に関心は持ちましたが、レンタル竿でも皆さん普通に釣っておられるのを見ると、釣堀用の竿に3万円は…という感じで一線を越えられず。

おまけに釣堀ツアーの幹事さんである磯・フカセマスターの秘密基地のマスターに、“道具では無い!”と怒られそうだし (^^;;

そんなこんなで、釣堀に行かない期間に色々と調べてみて、改めて戻ってきたのが大里屋さんの竿にでした。

しかも、穂先だけでなく、丸ごとオリジナルのロッド【大郷屋 海上釣堀 脈釣王370 ZOOM】でした。

竿の仕様について


このロッド、ZOOMと名付けられているだけあり、1本目と2本目の部分がスライドして伸縮するようになっています。

伸ばすと370cm、縮めると310cm。

約2尺(60cm)分の長さ調整が出来るような仕様です。

この商品は他の長さのラインナップもあり、縮めると2m台になるものもあるのですが、先にも書いた通り足元を狙うことはほぼ無いし、逆にさぐり釣りをした際に少しでも沖側を攻める事が出来る方が有利かと思い370cmを選択しました。

そして、この竿の最大の特徴である穂先についてですが、既に【ダイワ クラブブルーキャビン さぐり釣り S-300】で使った事があるので特に違和感や驚きは無し。

下の写真を見てもらえばわかりますが、非常に柔軟なグラスソリッド穂先です。


まさに脈釣りで穂先でアタリを取る為の仕様と言った感じですが、実際には程々に張りと強度もあるのでウキ釣りでも全く問題なし。

グラスソリッドの穂先を導入している海上釣堀用のロッドは結構たくさんあるのですが、実際に触ってみると結構硬いと感じる穂先が多いのですが、この穂先は別次元の柔軟性です。

大郷屋さんのHPにて、この穂先の柔軟性を可視化した写真がアップされています。

ダイワの小継飛龍はカーボンソリッドのメガトップなので素材が違うのですが、それでも柔軟性を売りにしているメガトップと比べてもこの曲がりの違いです。
20170124_1

ガイドが可動式ではなく固定式にしていることで、細くて柔軟ながらもガイドのズレや曲がりを発生させることなく使えるように考えられている感じです。

また、脈釣りでのアタリの視認性を上げる為に穂先がカラフルに塗り分けられており、その塗装剥がれを回避する為に固定ガイドにしているという理由も大郷屋さんの商品紹介に記載されています。

柔らかいと聞くとウキ釣りなどでは使いにくさをイメージするかも知れませんが、ウキ釣りでも食いが渋い時の誘いなどで、魚が違和感を感じてエサを離してしまう確率を下げれるなど、使いこなせばソリッド穂先のメリットはもっと引き出せるのではないかと感じました。

ただ、写真を見ての通り、ガイドが小さくて多いため、ウキ止めが引っかかり易いというデメリットを感じたことがありました。
しっかり止まると言われているウキ止めは、糸タイプでも結構引っかかり釣りをしている時の大きなストレスの原因になっていました。

しかし、これについては、過去の記事でも紹介している【オーナー ウキ止めウーリー】が、素材も柔らかくて引っかかり感も少なく、小さいガイドも抵抗なく抜けてくれるのでオススメです。


今回の釣行でも、前回の失敗(ズレる)を踏まえて巻き回数を6~7回ほどと、少ししっかり巻くことでほぼズレを回避することができました。

水に濡れると縮んで締まる素材のようですので、締め込んだ後で少し口で湿らせてあげることでナイロンラインでもPEラインでも問題なく使うことができました。

実際に使ってみた使用感

まずは、ロッド本体の強度ですが、マダイなら物足りなさを感じるくらいの強さ。

今回の釣行で釣れたマダイはまぁまぁ大きなマダイでしたが、釣り上げるまでは小さなマダイだとばかり思ってしまったほどでした。

シマアジを掛けた時はやり取りを楽しめたぐらいの感じで、引っ張り合いでの不足感は微塵も無し。

更にメリットとして感じたのは、バットはしっかりしていますが、ベリー部くらいまでは綺麗に入り込みので、シマアジなどの口の柔らかい魚とのやり取りでは口切れでバラすリスクは大幅に低減出来ている感じを受けました。

写真は残せていませんが、釣堀釣行記で書いた通り非常に食いが渋くて浅かったので、シマアジの針がかりはクチビルの皮一枚でした。

釣り上げた後に出でハリスを引っ張るとクチビルが切れたので、硬い竿でやり取りしていたら口切れしていたかもしれません。

マダイ・シマアジにはベストなバランスではないかと感じました。

また、ズームの使い勝手や強度ですが、シマアジは縮めた状態でやり取り、マダイは伸ばした状態でのやり取りとなりましたが、どちらも全く違和感やガタつき感はありませんでした。

操作感を重視したい場合は縮めて、少し沖で操作したい場合は伸ばして、と言う使い分けが違和感なく安心して出来る感じでした。

そして、1日使って何より良さを感じたのは軽さです。

また、リールから竿尻までの長さは十分取られているので、竿尻を脇にかけて操作できるので、手や腕への負担を感じる事なく1日釣りをする事ができました。

【ダイワ クラブブルーキャビン さぐり釣り S-300】は3mと短くてロッド自体も非常に細いので軽くて当たり前ですが、それと比べて全く遜色を感じない操作感でした。

これは縮めて使っても、ズームして伸ばして使っても同じでした。

3000番台の200g〜300gのリールとの相性は抜群な感じです。

私はシーバス用のレバーブレーキリール【シマノ 13エクスセンスLB C3000HGM】をセットして使っていますが、持ち重りもほぼ感じることもなく、非常に良いバランスでした。

そして気になるお値段は?

最後に気になる価格についてですが、私が購入した【370 ZOOM】で税込で12,000円台。

もうひとつ短いモデルの【340 ZOOM】で11,000円台。

いよいよ短いキワ釣り専用ロッドの【240 ZOOM】で10,000円台です。

価格的には実売価格でのダイワのシーパラダイスクラス。シマノであればシーマーククラス。

しかし、このクラスのロッドはSICガイドリングが採用されているのは穂先の1番ガイドだけで残りのガイドはプラスチック製なのですが、【大郷屋 海上釣堀 脈釣王370 ZOOM】は、商品説明に記載はありませんが穂先以外はSICリングが使われている感じです。

オールSICのクラスの製品となると、有名メーカー品は2万円前後コースです。

やはり、有名メーカー品としてのプレミア抜きとなると、このくらいは安くなるという良い例でしょうか?

因みに、楽天市場に出品されているので、私はポイントを活用して購入しました。


海上釣堀 脈釣王370 ZOOM まとめ

と言うことで、まともに釣ってもいないのに機嫌よくロッドのインプレを書いてみました。

しかし、実際に【ダイワ シーパラダイス M-300】、【ダイワ クラブブルーキャビン さぐり釣り S-300】と使ってみて、3mのロッドの操作性も確認し、廉価モデルと上位機種のロッドの仕様の違いも確認し、価格・性能・仕様、いろいろ踏まえて考えたところで満足できるロッドに出会えた感じです。

次の釣堀釣行がいつになるかは未定ですが、次回の釣行ではこのロッドにも頑張ってもらいたいと思います。

このロッドで青物も掛けてみたいですね (^^

え?道具ではない??

確かにその通りです~

↓読んで頂いて、気が向いた方はワンクリックお願いします。更新の励みになります!
にほんブログ村 釣りブログへ

■NABRA Chase Fishing TOP へ