こんにちは!

アップしていない釣行記が1件あるのですが、昨日に観てきた映画鑑賞について記憶が新鮮なうちに記事にしておきたいと思い、今回はレイトショー鑑賞について書いてみたいと思います。

ここ1ヵ月ほど?は見たい映画が少なかったことと、タイミングが合わずに見たい映画の上演が終わってしまったりとタイミングが合わなかったので映画に行っていなかったのですが、梅雨本番を迎えて少しスパンを詰めてレイトショーに行ってみたいと思っています。

映画については観る人それぞれに意見があるかと思いますが、あくまでも個人的な感想と見どころを書いてみたいと思います。

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題名の“ハクソー・リッジ”とは何ぞや

映画の題名だけでは何の話しかが判らないのですが、これは第二次世界大戦時の沖縄が舞台となる話しです。

映画を見ればわかるのですが、米軍と日本軍の戦闘の前線となった部隊が断崖絶壁のロケーションであり、その断崖絶壁を“ハクソー・リッジ”と呼んでいるようです。

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ハクソーとは、金属切削などに使うノコギリのことであり、まるでノコギリで切り出したような絶壁(リッジ)であることから、“ハクソー・リッジ”という名称で米軍が呼んでいたということのようです。

実際には、前田高地という場所があり、148mの断罪絶壁の地形だそうです。

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当時の現場の写真も見つけました。

断崖の上に立っている人が、今回の映画の主人公の“デズモンド・ドス”さんのようです。

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映画で使われている断崖は、オーストラリアのようで、実際のハクソー・リッジはもっと低かったことがわかりますが、映画としての見応えを出すにはこのくらいのデフォルメは必要かと思います。

この映画の見所

前情報では、『プライベートラインを超える戦闘シーン』と聞いていましたが、確かに後半の戦闘シーンはすさまじい出来上がりだと思います。

断崖絶壁の丘の上を戦艦からの艦砲射撃で爆撃するシーン。
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そして上陸部隊が日本兵と戦闘を繰り広げるシーン。
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アメリカ人の目から見れば、狂気的と思われる日本兵の捨身の攻撃。

手榴弾で差し違えるシーンもあります。

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そして、その戦火の中をかいくぐって負傷兵を救護し、救助していく、武器を持たない衛生兵である“デズモンド・ドス”の夜を徹する

更に映像面で驚かされるのは、ほとんどのシーンがCGなどで作られたものではなく、撮影現場で実際に再現されたものであると言うことです。

戦闘の悲惨さが非常に兵士に近い目線で描かれていて、前半の緩さからのGAPに衝撃を受ける人も多いのではないかと思いました。

しかし、この映画の見所は実はそこではなく、主人公の“デズモンド・ドス”の奇異な信念が奇跡的な人命救助を実現したというところかと思いました。

志願兵として兵役には就くが、『銃は触らない。土曜日の安息日は守る。人は殺さない』ということを、様々な逆境にぶち当たりながらも、曲げることなく貫いていく。

人と人が殺し合う戦場において、唯一、武器を持たずに人を生かすことに命を懸けて突き進んでいく主人公の姿。

後半の戦闘シーンで、ドスが何故そこまで活躍できたのか?は、見ている側に疑問を抱かせる前半部分が伏線になっていることを、全編を見終わった後で気づかされることになります。

前半は何の話しなのか?とクビをかしげたくなるシーンが延々と続くのですが、そこで描かれている主人公の信念のバックボーン(宗教心に基づく信念)を見ていればこそ、ひたすらに人命救助に邁進する理由が理解できるのです。

映画の最終シーンでは、実際の“デズモンド・ドス”さんがインタビューで出演されており、第二次世界大戦において、『良心的兵役拒否者』として初めて名誉勲章を受けています。
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レイトショー ハクソー・リッジ まとめ

と言うことで、今回の映画についてはあまりキャストに関する記事を書こうという気になりませんでした。

主人公を演じる“アンドリュー・ガーフィールド”は、線の細さ(なよなよ感)と芯の強さ(内面的な信念の強さ)を見事に演じきっておられた点では非常に好感が持てました。

が、それ以外のキャストについては、それぞれに適しているとう感じ以上でも以下でもない印象です。

ただ、唯一、独特の演技で目を惹いたのは、“デズモンド・ドス”の父親を演じる、アル中の退役軍人の“トム・ドス”を演じる“ヒューゴ・ウィービング”さん。
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どこかで見たことあるお顔だと思っていたのですが、映画を見た後に調べると、“マトリックス”の“エージェント・スミス”でした。

他にも、“ロード・オブ・ザ・リング”にも“エルロンド”役で出演されています。独特の存在感を発揮されているところが、今回の映画でもいい味を出されていました。
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しかし、出演者の凄さどうこうよりも、この映画の内容そのものが楽しめたので良かった、という感じです。

映画の中で『神様、後ひとり、もうひとり助けさせてください』と言うシーンは、“シンドラーのリスト”を想い出させてくれましたが、何か信念を抱くに至ったきかっけが大きければ大きいほど、その信念は確固たるものになるんだなと感じた話しでした。

他では、独特の宗教観が前面に出されているところも特徴的かと感じました。

前半部分でも、子供の頃のシーンにおいて十戒の教えを表す絵から「人を殺さない」ということに関する信心が固まっていく姿が描かれています。

以上、製作費は45億円をかけたとのことで、後半部分はお金がかかっている感が十分感じ取れる大作になっていますが、ドンパチだけの凄さだけではない、これまでの戦争映画とは一線を画すメッセージがある面白さがありました。

興味を持たれた方は、是非、ご自身の目で観て頂ければと思います。

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