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【ゴルフクラブ】アイアンの飛距離考察と、飛び系アイアンの考察

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTAです。

さて、先日に超久々のラウンドに行った訳ですが、練習場と違い、ラウンドをすることで感じた課題もありました。

課題はいろいろある訳ですが、その中でも特に気になったのが飛距離でした。

単に飛べば良いという問題ではなく、ある程度番手毎に飛距離の計算ができないと、2打目以降で計算ができなくなり、結果として必要以上のショットを打つ羽目になるという感じでした。

まぁ、ちゃんと当たらないことで無駄に打つショットが多いので、”計算”などと上段から話せる状況でも無いのですが、とは言え、少しでもスコアを良くしていこうと思うなら放置できない大きなポイントと認識しています。

と言うことで、アイアンの飛距離の安定化と向上をメインに考えつつ、その為の対策について、気になるアイテムのことも含めて書いてみたいと思います。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

クラブの番手なりの安定飛距離を出すには?

まず、最初に飛距離の話しから入りたいと思います。

日頃、ゴルフをする人との会話の中でも、特に初心者で多く出るキーワードとして『どの番手で打っても距離が変わらない』という話しがあります。

本来、アイアンについては、番手毎にロフト角が違い、同じ力で打っても打球の上がる角度が変わることで飛距離を変えることが出来るシステムになっている訳です。

しかし、この『はず』が必ずしもその通りにはならず、特に7番アイアンより大きな番手(ミドルアイアン)になると、前述の傾向が強くなるイメージがあります。

ショートアイアンではヘッドの重量も重く、シャフトも短いので比較的正確にボールをミートし易く、このことが頭でわかっているのでリラックスしてクラブが振れ、結果として安定した飛距離が出し易い。

一方で、ミドルアイアンはヘッドも薄くなって軽くなり、シャフトも長くなってボールに正確に当てにくくなり、しかもそれなりに飛ばしたい気持ちがそこに乗っかってくるので、結果として力みが入り、思ったように飛ばないという事象が発生していると思います。

この飛ばないメカニズムについては、力んだスイングはやっている本人からすると力を入れて振っているのですが、力みによって体がしっかりと回っておらず、ヘッドスピードも上がっていないので飛ばないことと、ミドルアイアンはヘッドも軽くスイートスポットも狭くなるので、ちゃんとミートできていないと飛ばせないという仕組みの悪い意味での相乗効果が発揮されている結果と考えています。

ショートアイアンはシャフトが短いので、スイング軌道がより縦振りになり、上から素直にクラブを落としてくることで打てますし、先にも書いた通りヘッドが重いので、無理をしなくてもクラブに仕事をしてもらい易い。

且つ、そもそも飛ばさなくてよい番手なので、飛距離を意識することもありませんし、結果としてスイング動作の精度に気を遣うことがありません。(方向性は大事ですが)

ミドルアイアンはちゃんと振りぬけていないと飛びませんし、ちゃんとボールの中心より下にミートできないと球も上がらず結果として飛びません。
このことがわかっているので、正確に当てようとして動作が縮こまってしまい余計に飛ばないという負のサイクルに陥りがちです。

わかっているなら、その通りに意識してやればいいだけ』なのですが、実際には頭で考えていても、それに伴った動作ができないので結果がついてきません。

これは、練習を重ねるしか無いのですが、改めて感じるのは、練習の時に
①ヘッドの走りを意識してしっかり振りぬくこと。
②当てようとせずに体を回してTOPの位置はしっかり高さを出すこと。
③切り返しの後でグリップを体から離さずに引きつけること。

などを、最低限意識してやらないとダメだと感じています。

ヘッドが走るスイングが出来ていれば、非力な女性でも飛距離が出せている動画などを見ると、改めてしっかり振り切れているかどうか?が大事であることがわかります。

また、TOPの位置の話しも、練習場で動画を撮ってチェックしてみると、体が回っておらずにTOPの位置が低く、その延長でクラブを低い位置で振るので横振りに近くなってコスリ当たりが多いことに気付きました。

下の画像は動画の中のスナップショットですが、TOPが低い(汗)

しっかり振って番手毎の性能を毎回しっかり出せるようになれば、ラウンドの時にも残りの距離をベースに(勿論、ラフなどのライの状況は踏まえないといけませんが)組み立てることができますし、ショートホールなどでも迷わずにティーグランドに立てるようになるのではないか?と、シロート考えながら感じているところです。

飛び系アイアンはミドルアイアンの救世主になるのか?

次に、アイアンの中でもミドルアイアンに絞って考えてみたいと思います。

20年前は、クラブセットを買うと3番アイアンは入っているものでしたし、オプションで2番アイアンや1番アイアンなどのドライビングアイアンなどを使っている人も珍しくはありませんでした。

実際、自分もドライビンアイアンには憧れもあり、スコアメイクしたい幅の狭いコースなどで使えるように練習したものですが、ペランペランの極小ヘッドでは、綺麗にミートするのも難しいですし、ヘッドの重心位置が高いので球が上げられないという苦労をしたことを記憶しています。

しかし、最近では、技術の進歩でアイアンの飛距離が伸びてきているのか?5番アイアンより大きなアイアンはデフォルト用意されていないセットが多いことを知りました。

実戦で使えないクラブを敢えて揃える必要もないという点では非常に理にかなった変遷かと思いますが、ロングアイアンどころか5番アイアンでさえもコースでしっかり使いこなせるか?と言われると難しいところです。

実際、100善後で回る方でも、5番はほとんど使わないという方が多い感じですね。

使いこなせない番手を使わないのは個人の自由ですし、良いかと思うのですが、問題は170y~200yくらいが残った時にどのクラブを使うのか?という点が現実問題として出てきます。

良いスコアを狙わないのであれば、もちろん7番アイアン以下で刻めば良いのですが、これではある程度のところでスコアが頭打ちになると思います。

私の中では、この距離を攻略する為にユーティリティを活用できるように練習しようと言う考えがあるのですが、これに加えて最近気になっているのが『飛び系アイアン』と言われるアイアンの存在です。

プレーヤー自身の標準的な飛距離よりも20y近く飛距離が伸びると言うのが飛び系アイアンなのです。

最近は多くのメーカーから出ていることを知りましたが、各番手の標準的なロフト角よりは数度ロフトが立っているのと、実はシャフトも長いということが調べている中でわかりました。

具体的には2番手ほどロフトが立っていることと、シャフトも2番手分くらい長いのです。

気になり出したら自分で確認せずにはおられない性分なのですが、いきなりフルセットを買う訳にもいかず、とりあえず中距離砲として一番使っている7番アイアンを買ってみました。

具体的には【キャロウェイ エピックフォージドスター】というアイアンになります。

ヘッドの内部構造にいろいろと新技術が適用されているようですが、知識が無いので具体的なメリットはよくわかりません。
ただ、見た目やクラブのコンセプトが気に入ってこちらのクラブを選んでみました。

家に届いたところで、さっそく見た目ベースで比較してみました。

確かに、シャフトの長さは手持ちの5番アイアンとほぼ同じ!真ん中は手持ちの7番アイアンです。

ヘッドのロフト角も5番アイアンとほぼ同じ。こうやって比べてみると、めっちゃロフトが立っていることが確認できてしまいますね。

因みに、一番左が手持ちの7番アイアンで、真ん中が5番アイアン。そして一番右が【キャロウェイ エピックフォージドスター 7I】です。

単純に考えると2番手大きなクラブとスペックが同じなら、そりゃ20y多く飛ばせるのは当たり前かと思います。

逆に言うと、このクラブを2番手小さな番手表記にすることの意味がわかりません。

5番アイアンを7番アイアンだと言って渡されたら、気持ちの問題で7番の感覚で振れるということか?と一瞬考えましたが、そんな子供だましな話であるはずが無いので、ちょっと実際に打ってみて飛び系アイアンの実態を確認してみたいと思います。

ただ、使い勝手が本当に7番クラスで、5番以上の飛距離が得られるのであれば、コースでは間違いなく戦力になってくれると思います。

そして、試打してみた感想

週末はお盆休みなども絡み~ので、本当はタケ師匠と久々に釣りに行こうと相談していたのですが、全国的に災害級の大雨。

九州、中国地方ではまさに災害派生で、近畿圏では大きな災害にはなりませんでしたが、それでも『どんだけ降り続くのか?』と思うほど降りました。

なので、仕方なしという訳では無いのですが、雨の中で他にすることも無いためにゴルフ練習に行ってきました。

ショートアイアンからドライバーまで、もっと言うと時間がゆったり使えたので初めて3Wまで練習してきました。

因みに、寄せ集めのクラブセットなので、3Wはドライバーやユーティリティと同じ【キャロウェイ ローグスター】なのですが、なぜかシャフトが3Wだけ『S』なのです。他は全て『SR』です。

そんな3Wを打ってみましたが、全てのクラブで『SR』なので、硬さと重さの違いが実感できました。
振ってみると明らかに重いし硬い・・・

しかし、硬いながらに気合を入れてしっかり振れば、結構飛んでくれました。あくまでも、低くティーアップして打ったのですが、振り切れば球も上がり飛距離もそれなり。
自分にどちらが合っているのか?少し考えてしまいました。

で、肝心の【キャロウェイ エピックフォージドスター】の7番アイアンを打ってみました。
打ち比べて違いを確認する為に、手持ちのミズノの7番アイアンも振ってみました。

まずは、【キャロウェイ エピックフォージドスター】で低くティーアップをして気持ちよく打ってみました。

このクラブはグースネックになっているデザインですが、7番アイアン(と言ってもこのクラブのロフトは通常の5番アイアンですが)ともなると、構えた時の感じはそれほどグースネック感はありません。

数打軽く打ってみてから、フルショットをしてみると、方向感はバラバラですが明らかに170y~180yは飛んでくれます。

『これは当たった!』と思えた時は、練習場奥の200yの壁近くまで行っている感じ。確かに飛びます

弾道は高く上がり過ぎることもなく、中弾道で飛んでいく感じですが、これがいわゆる最近流行り?の低スピンという奴でしょうか。

ある程度打ったところで、手持ちの7番アイアンでも打ち比べてみましたが、やはりこちらの飛距離は140y~150yという感じ。

飛びの違いは実感できました。揃えたくなりました!!

アイアンの飛距離考察と飛び系アイアン検証 まとめ

と言うことで、アイアンの飛距離を出す為の考え方と、『飛び系』アイアンの試打インプレでした。

一言で言うと、基本は大事というところでしょうか。

しっかりクラブを振らないと、クラブ本来の仕事はさせられないし、しっかりと振る為の体の使い方についても改めて考えさせられました。

ドライバーとアイアンではまたスイングが違うという話しはありますが、やはり『ゆっくり大きく』を意識して、腕の力で振りにいくのではなくヘッドの重さを感じながらスイングすることでヘッドスピードを出す。

この基本は大事ですね。

また、アイアンについては縦回転を意識できれば方向性ももう少し軌道修正できるのではないかと思います。

だいたい、右にスライス気味に打ち出している時は体が横回転になって、ヘッドがボールをこすっているのが、動画で検証するとよくわかります。

20年前には無かったスマホでの楽々動作撮影と、YouTubeでの動画によるノウハウの確認環境は非常に有効ですね。

自分がどんなスイングをしているのか?は動画を見れば一目瞭然。
イメージと全然違うスイングをしている自分にがっかりしますが、しかし、良くないポイントを確認した上で自分で修正できるのも有難いことです。

釣りに行けないスキマ時間は、当面は練習に充てたいと思います。

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