こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます
N.C.F. GONTAです
さて、今回はタイトルの通りSAFCで行ってきた今年一年の大会を振り返ってみたいと思います。
2016年から開始したSAFCのライトゲーム大会ですが、今年も10月の台風での中止を除けば毎月開催をすることができました。
参加メンバーの多寡はありましたが、それぞれの大会でリアルに釣技を競い合い、教えあうことで有意義な大会ができたのではないかと思っています。
競技としての大会の結果については、2016年に続き、運良く2連覇を実現することができましたが、これはこれでまさに『運』に助けられた結果でした。
同じ年間優勝でも、中身は2016年と2017年とでは大きく違ったな~と思っています。
その理由は振り返りの中で書いてみたいと思います。
兎に角、来季を考えるにあたっても、まずは振り返りをしっかりしておきたいと思い記事を書きました。
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです
第1戦 淡路島 福良港
まずは第1戦の振り返りをします。
第1戦は1月なので、気候的には非常に厳しい時期の開催になります。
2016年は明石にてロックフィッシュ大会となりましたが、2017年についてはアジが釣りたいと言うことで、淡路島の南端の釣り場である福良港へ行くことに決めました。
ここはアジの越冬場という見方もあり、真冬でもタイミングが合えばアジが釣れるポイントという認識でした。
しかし、大会当日はアジの回遊が無く、2016年の3月にアジが良く釣れたポイントは沈黙。
メンバー全員が悪戦苦闘する中で、ただひとり、若手のHOPEが1匹のアジを見事にGETして優勝となりました。
他のメンバーからは、非常にまばらながらアタリがあると言う声も聞かれ、もう少し釣れるのでは?という雰囲気はありましたが、実際に見事に釣り上げたのは1名だけでした。
この時の反省は、状況を見据えて狙いのポイントを切り替えられなかったという点です。
大外のアジの回遊に固執し、いつかは回遊してくるだろうとの期待で時間を浪費してしまいましたが、釣れない時はもっと動き回るべきだったと思っています。
実際、1名は釣っているのですからアジはゼロではなかったはずです。
アジャスト能力に欠けた結果の敗戦でした。
しかし、大会という観点では釣果もさる事ながらポイント獲得も重要です。
この時は飛び賞のポイントを見事じゃんけんで勝ち取ることに成功しました。
これは、後々で大きな差となって残ることになりました。
第2戦 神戸市 神戸空港ベランダ&ポーアイ北公園
第2戦は、メンバーが集まりやすい近場が良いだろうと言うことで、SAFCの大会としては初の平日夜間開催としました。
金曜日の夜での開催です。
2月は引き続き厳しい時期なのですが、神戸空港ベランダはメバルのポイントとして有名であり、メバル・ガシラをターゲットとした大会としました。
しかし、このポイントの弱点である季節風に対する弱さが露呈。
この日も非常に強い北西風が吹き、メバルを狙ってフロートリグで狙ってもラインが風で押されてあっという間に流されてしまい釣りになりません。
仕方なく重いリグでボトムを狙うも、ここのポイントは基礎の敷石が荒く、安易にボトムを取ると即根掛りするという厳しい場所です。
そもそも風でボトムが把握しにくい上に、風で流されて気がつかない内に根掛りが連発。
この時はPEラインで臨んでいたので、リーダーを結び直す作業に辟易としたことを思い出します。
結局、ここでは目星釣果はほぼ出ず、数名がガシラをGETするに留まりました。
風もどんどん強くなってくるので、一旦中断してコンビニで暖をとり、ポートアイランド北公園で延長戦をすることにしました。
こちらでは、私は何とかガシラをGETしてボーズは逃れたのですが、紅一点の女性メンバーが見事にMAXサイズのガシラをGET。
この時は、優勝はMAXサイズ、副賞はMINサイズの魚と決まっていたので、両方のポイントをかっさらっていかれました。
唯一残った飛び賞は、魚を釣ったメンバー間でじゃんけん。
そして、ここでも女神?が微笑んでくれて、見事にじゃんけんに勝利。
この大会もまともな釣果を出せないながらに、ポイントだけは確保するという『いやらしい成果』を残すことに成功したのでした。
第3戦 淡路島 洲本港 メバリング大会
そして迎えた第3戦。
この時は、タケ師匠が継続的に淡路島の洲本に通っておられて、メバリングで良い結果が出ていたので、メバルを狙って洲本港で大会をすることになりました。
しかし、釣りアルアルで、大会の時は調子が悪く、経験を重ねておられたタケ師匠でさえも本命をGETすることはできず、釣れたのはガシラだけで全員本命ボーズ・・・
メバルにキーパー設定はしていなかったので、どんなに小さなメバルでも釣れた勝利だったのですが、大きなメバルが釣れていたポイントへの固執が払拭できず、場所を移動できずに完全試合?を強いられました。
この時感じたのも、まだまだアジャスト能力が無いなということでした。
たかがライトゲームでありメバリングですが、決まった日に決まった場所でターゲットを釣るということの難しさを再認識させられた大会でした。
第4戦 淡路島 福良港&洲本港 メバリングリベンジ大会
続く4月の大会も、いろいろと悩んだ挙句に、淡路島に行くことにしました。
まずは福良港へ行きアジを狙ったのですが、ナイトタイムでは完全に不発。
地元の方の話しでは朝方の4時頃にアジの回遊があるという話しでしたが、そこまで時合いを待っていられなかった我々は、洲本に移動することにしました。
3月の不甲斐ない結果も納得できていなかったので、メバリングのリベンジにチャレンジすることにしました。
しかし、結果は、着くなりタケ師匠が28cmの良型メバルをGET。
焦る他のメンバーを尻目に、更に28cmクラスのメバルをGET。
完全にこてんぱんにやられる結果となりました。
メバルは居ないのではなく、よう釣らんだけ・・・
情けなかったのですが、ここまでやられるとある意味気持ちの良い負け試合となりました。
第5戦 西宮 バチチーバス大会
そして5月の第5戦。
今年についてはバチシーズンにシーバス大会を入れようと言う話しを決めていたので、5月の地元でのバチパターンハイシーズンにシーバス大会を挟みました。
ただし、レギュレーションは変則的で、チーバス狙いの大会にしました。
30cm以上はノンキーパーです。
地元開催ということもあり、メンバーは多く集まったのですが、結構皆さん苦戦。
しかも、小さいシーバスに限ってバレるということで、50cm~60cmのシーバスは釣れてもキーパーサイズが釣れずに参加点のみで終わる大会となりました。
兎に角、ボラの活性が高く、ボラを回避するのに一苦労したことが記憶に残っています。
しかし、メンバー内では自己記録となる70cmのシーバスを釣り上げた方もおられ、それなりに楽しめた大会となりました。
普段は見向きもしない小型シーバスですが、いざ狙ってみるとタックルバランスの悪さなどが目立ち、簡単な釣りは無いな~と勉強になった大会でした。
第6戦 淀川 チニング・キビレ大会
そして、梅雨の時期となる6月。
何をターゲットにするか迷う時期でしたが、淀川でのキビレもハイシーズンに入ったという情報もあり、キビレ大会としました。
2016年にもキビレ大会をしていますし、プライベートでも何度もキビレを狙いにきているので、釣れる自信はありました。
しかも、大会直前の金曜日にプラクティスにまで入ったのですが・・・
結果は、バイトはあれどフッキングできないという情けない結果に。
挙句の果てに、遅れてきたオブザーバーのメンバーに見事に40cmのキビレを釣られ惨憺たる結果となってしまいました。
敗因はいろいろとありましたが、自分が意識していた流芯狙いだけでなく、シャローにもキビレは結構上がっていたようです。
サイズを意識するあまり、手前を完全に捨てていたので、結局ノーフィッシュを喰らってしまうこととなりました。
この時点で前半戦が終了した訳ですが、ポイント争い的にもそろそろ上位入賞しておかないとマズい雰囲気になってきており、次戦での奮起が必要な状況でした。
第7戦 淀川(左岸) チニング大会 JUSTACEオフ会コラボ
続く第7戦は、第6戦に引き続き、淀川でのキビレ大会にすることにしました。
しかも、大会当日はたまたまFiveCoreさんのキビレオフ会と日程が重なった為、オフ会にコラボさせてもらいSAFCの大会を開催することにしました。
コラボと言っても、勝手に我々が参加しただけですが(^^;;
また、同じ淀川でのキビレゲームと言っても、前回と違って左岸(大阪市側)での開催となりました。
右岸では私も含めて多くのメンバーがチニングを経験していますが、左岸経験者は比較的少なく、地元の経験豊富なメンバーが有利と思われる大会となりました。
当然私も始めて釣りをするポイント。
しかし、釣り方は底ズル系で釣れるだろうと安易に考えていたのですが・・・
結果は、ノーフィッシュ。
何度かキビレらしきバイトはあったものの、フックアップに持ち込むことはできず。
不甲斐ない結果に終わってしまいました。
ここでのキーはポイント特性でした。
淀川は右岸は比較的遠浅で砂地のポイントが多いのですが、左岸は急深で石積み護岸からの釣りとなっており、沖狙いは泥底でダメだったということです。
そんなことは知らない私はひたすら沖に遠投して探ったのですが、確かにバイトが得られたのはほぼ手前の石積みの際ばかりでした。
実際、FiveCoreのオフ会参加の方は数名がナイスフィッシュをキャッチしておられ、釣り方的には所々に張り出している水中堤防のような場所から岸に並行に護岸沿いを狙っておられました。
やはり、釣り場の特徴は知って挑まないと
いけないと後悔しきりの大会でした。
また、メンバー内では優勝候補の地元出身メンバーが良型と思わしき魚を掛けるもタモ入れに失敗してバラシ~
しかし、紅一点の女性メンバーは実直に釣りを展開し、見事にオフ会としても入賞するサイズのキビレをGETされました。
引き運恐るべしですが、これぞ無欲の勝利?
欲が全面に出ていた私を始め、他のメンバーは散々な結果となってしまいました。
そして、ここでも参加点のみ・・・
いよいよ後がなくなってきた状況い追い込まれました。
第8戦 淀川 ハゼクランク大会
まさに真夏の決戦となる第8戦。
ここで登場させたのがハゼクランク大会。
2016年は9月に開催したハゼクランク大会でしたが、今年は1ヶ月早く実施することにしました。
2016年のシーズンは数釣り大会として優勝しているだけに、私にとっては縁起の良いポイントです。
ただし、今年のレギュレーションはサイズ狙い。
数釣りは副賞として、優勝はサイズを競うことにしました。
そこで、私は去年の経験から、浅瀬の砂地のポイントを捨て、少し水深があって根の洗いポイントを選択することにしました。
そこはまさに昨年にメンバーの彼女さんがBIGなウロハゼをGETしたポイントです。
また、私は今年についてはベイトタックルで臨んだのですが、朝いちから、バイトの少なさと乗りの悪さに苦戦を強いられました。
見える範囲でメンバーが着実にハゼを釣り上げていく。
そして、どんどん夜は明けてきてプライムタイムは過ぎていく~~
しかし、サイズ狙いに徹した甲斐があり、何とかアベレージサイズよりも大きなハゼをGETすることに成功。
そして、狙い方が徐々にわかってきて数も拾えるようになり、大会は終了時刻を迎えました。
メンバーで集まって釣果の確認タイムとなり、何とか一番大きなハゼを確保できており優勝。
しかし、数釣りは他のメンバーが達成しており、ダブルポイント獲得とはなりませんでした。
ただ、ここに来てようやくの優勝ポイントを獲得できたことは大きなアドバンテージとなり、年間争いのターニングポイントとなった大会だったように思います。
第9戦 神戸市 ボーアイ北公園 アジング大会
いよいよ残りも少なくなってきた第9戦。
時期的にもアジングハイシーズンということで、地元神戸でアジング大会をすることにしました。
この大会では、いつも簡単に釣れるポイントが意外と渋く、最初はアジを探すのに苦戦しました。
しかし、何気なく入った狭い明暗ポイントが大爆発!
小アジも勿論数釣れましたが、アジングの自己記録となる中アジを複数GETすることに成功しました。
途中からはタケ師匠との釣り合いとなりましたが、運の良いことに?タケ師匠は良型を連続でラインブレイクするなどと波に乗りきれなかったこともあり、結果はこてんぱん勝利。
優勝は数釣り、副賞は3匹長寸としていたのですが、見事にダブルポイントを獲得することになりました。
ここで、年間ポイントは大きくジャンプアップ。
2大会連続優勝も獲得でき、一気に楽になった大会でした。
ちなみに、この大会ではエステルの0.2号を使って軽いリグで釣りをしたのですが、数釣りには非常に有効でしたが、サイズ狙いには重めのジグヘッドでボトムをしっかり這わせたタケ師匠に部があり、なんでもかんでも軽くすれば良いものではない、という勉強にもなった大会でした。
これってひとりで釣りをしていたのでは気付ないことです。
リアルに集まって釣りをし、他のメンバーが何をしているのかを観ることができる意義を存分に感じました。
第10戦 中止 そして、第11戦 欠席
続く第10戦も神戸で中アジを狙おうという話しをしていたのですが、皆さんも記憶にあるかと思いますが、珍しい2週連続、しかも2週とも週末というタイミングで台風が日本に上陸することになりました。
結果、10月の大会は中止にすることになりました。
しかし、せっかく時間を確保したのだからとタケ師匠と行ったいつもの釣り場で、これまで見たことも無い中アジをタケ師匠が釣りました。
神戸だけでなく、日頃小アジしか釣れないと思って釣りをしている場所でも中アジが入ってきていることが知れて、これはこれで後々中アジを追いかけるきっかけとなった釣行でした。
そして、続く11月の大会は、神戸 ポーアイ北公園でのアジング大会となりました。
この大会には私は家庭の用事で参加できず、初の欠席となったのですが、ここでタケ師匠が優勝&副賞のダブルゲットをされて、年間ポイントも一気に詰め寄られてしまうことになりました。
年間優勝の行方は、12月の大会次第という面白い状況になりました。
最終戦 第12戦 淡路島 洲本港
これについては、先日記事にアップしたところなので、詳細は割愛します。
しかし、前情報的に釣れそうな雰囲気が強かっただけに、非常に残念で心残りとなる大会となりました。
何かと相性の悪い?洲本港。
2018年は必ずや攻略していやる!と心に決めた大会となりました。
なお、この大会には年間ポイントランキングで2位のメンバーも3位のメンバーも参加できず。
ということで、釣れても釣れなくても上位の年間順位には変動無しということが大会開始前からわかっていただけに、ある意味気合の入らなかった大会でもありました。
これはこれで、最初から最後まで運も味方についてくれていたのかも知れないと思った最終戦でした~
SAFC 2017シーズン まとめ
と言うことで、ざ~っと2017年のSAFCの大会を振り返ってみました。
結果的には冒頭でも書いた通り、大会としては2年連続で年間賞が取れたと言いつつ、中身については全くもって喜んでいられない状況でした。
例え普段釣りをしないアウェイであっても、もう少しちゃんと釣らないといけないと言う、更に精進を積まないといけない結果だったと思っています。
後から考えると、もっとあ~しておけば良かった、こ~しておけば良かった、と思うことは沢山ありますが、どれもこれも後悔先に立たずです。
しかし、後悔だけでなく、反省として次に活かすことができることも沢山ありました。
そして、何より重要なことは、何事もひとりではできないことが多いということです。
自分の気付かないことをするメンバーが居て、それはそれで自分のしたこととは違う結果を出して見せてくれる。
これは、ひとりで釣りをしていたのではわからないことですし、一緒に釣りをしてみないとわからないことです。
ブログやLINEなどで教え合っても、どうしても伝わらない、わからないことは沢山あります。
それを見せてもらえる、教えてもらえるというのは、その先にある自分の釣りにとって非常に大きな財産をもらえていることだと気付かされます。
また、振り返ることで、この先何をしていったら良いのかということも見えてきます。
バージョンアップになるかどうかはわかりませんが、いろいろ試して、スパイラルアップしていけば、また新たなことが見えてくるのではないかと期待しています。
さて、来季はどうするか?
メンバーとも話し合い、もっと面白いイベントにしていければ、今後も何らかの形で残っていくのではないかと思いつつ、今年の大会を締めくくりたいと思います。