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【NEWルアー】これからの季節、バスでもクロダイでも活躍しそうな”エビダンス”

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さて、今回は今年の6月に発売予定のNEWルアーについて気になったのでピックアップしてみたいと思います。

タイムリーなことに、この記事を書いている本日、本州も各地で梅雨入りになりましたが、梅雨が明ければ一気に夏!

夏と言えば、ブラックバスでもチニングでもトップウォーターの季節になりますよね。

そこで活躍してくれそうな期待が持てるルアーになります。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

O.S.P.から登場の”エビダンス”

さて、トップウォーター用のルアーと言ってもハードプラグではありません。

ここ最近、私もチニングで愛用し始めている浮力のある素材”エラストマー”を使用したワームの【O.S.P. エビダンス】になります。

Photo:ルアマガPLUS

エラストマーと言っても、更に浮力の高さを発揮できる”発砲エラストマー”が使われているワームで、最近流行りのネズミ系ワームに似た製品になります。

デザインは、製品名の通り、触覚を持ったエビをイミテートしており、これから夏場にかけてフィッシュイーターの捕食ターゲットとなるテナガエビをイメージして作られたワームになります。

触角のようなテールと反対側からフックをセットするようになっており、カバーなどの根掛かりしやすいポイントを撃つことを狙いとしたワームなので、オフセットフックの使用を前提とした作りになっています。

フックは#1/0がメーカーとしての推奨サイズ。

Photo:ルアマガPLUS

背中側のフックポイントを抜く場所には、フックポイントを隠すためのパーツも付いていますが、これはバスフィッシングなどで濃いブッシュや葦原などに突っ込む場合は使うべきかと思いますが、チニングなら不要(もっと言うとフッキングが悪くなりそう)ではないかと思います。

出典:O.S.P.公式HP

カラーバリエーションは全部で6色。

バスフィッシングを意識したカラーがメインになっていますが、グリパンやライトパンプキン辺りであればチニングにも流用できるのではないかと思います。

水質が雨などでひどく濁った場合はブラックなども効果的かもしれません。

出典:O.S.P.公式HP

最後に製品のパッケージですが、こちらもひと工夫されており、フックをセットしたまま、個別のブリスターパックに収納できるようになっています。

エラストマー素材のワームはフックを刺したり抜いたりするのが大変なので、一旦セットしたらそのまま収納できるのは便利だと思います。

エラストマー素材のワームは通常の可塑プラスチックと一緒に入れると溶けてしまうという特性もあるので、個別ブリスターパックへの保存ありきと言うのも利用シーンをちゃんと考えてくれているな、と感じました。

以上が、【O.S.P. エビダンス】の概要となります。

チニングで使うなら、2通りの使い道を思いつく

と言うことで、高浮力体のボディを持つワームなので、ブラックバスならカバーにぶち込みつつそこからドッグウォークで出してくる使い方が思い浮かびますが、チニングではどんな使い方があるか?と言う点。

私的には2通りの使い方をイメージしています。

一つは素直にトップウォーターで使う方法。

プラグでもペンシルベイトやポッパーでクロダイは釣れるので【O.S.P. エビダンス】をハードルアーと同じように使っていけばいいかな?と思います。

特にテトラ帯や敷石帯などで、且つ浅瀬のポイントであれば、クロダイやシーバスなどの捕食魚から逃げて飛び跳ねるエビをイミテートできるかと思います。

魚が表層を意識している状況であれば、水面でのアプローチにも十分反応させることができるかと思います。

そして2つ目の使い方は、沈めて使う方法。

こちらの製品がどのくらいの浮力設定を持っているのかがわかりませんが、フリーリグやジグヘッドなどにセットして沈めて使うことで、ボトムで立ち上がって逃げているエビやハゼなどの小魚を演出できるのではないかと思っています。

特に敷石などの根掛かりそうなポイントでは、ワーム本体が浮き上がってくれることでフックを根掛かりから守ることができますし、シンカーがスタックしたとしてもロッド操作で外しやすくなるのではないかと思っています。

ボトムチニングでも、フリーリグが流行る前に流行っていた”チヌボンボン”などのボトムズル引き用の製品は、浮力のある硬質発砲のボディにシンカーが埋め込まれており、ヘッド部に一定の浮力があることで根掛かりが回避しやすいようになっていました。

ジグヘッドなどで使えば、ジグヘッドのシンカー部を起点にしてフック側が持ち上がるようにできるので、フリーリグでも根掛かりそうな厳しい場所を攻めていけるのではないかと思っています。

以上が使い方のバリエーションに関する思い付きでした。

”触角”抜かれても、大丈夫!

最後に面白いTipsもあるので紹介しておきます。

【O.S.P. エビダンス】は見ての通り、長い触覚をイミテートしたシリコンラバーのスカートが特徴ですが、使っている間にこの”触角”が取れてしまうこともあるかと思います。

そうなると、ただの浮くイモグラブのようになってしまうのですが、ちゃんと触角を修復できるようになっています。

その修復方法は製品ページで紹介されているのですが、これがなかなか素晴らしい。

この触角の修復方法を利用すれば、ノーマルで付いている触角ラバーの色を変えたいと言う場合でも対応可能です。

動画を紹介しておきますので、お時間のある方は見てみてください。

なかなか考えられ、且つ、完成された手順になっていますよ。

O.S.P. エビダンス まとめ

と言うことで、使い方次第でいろんなことができそうな【O.S.P. エビダンス】をご紹介してみました。

発売は6月と言うことで、もうそろそろ店頭にも並ぶのではないかと思っています。

3本入って1,155円と言うことで、エラストマー素材のワームは少しお値段が張りますが、素材が千切れにくいという耐久性を加味すると、コスパは決して悪くないかと思います。

どのくらい柔らかさがあるのか?などは買って触ってみないとわからないので、クロダイのお口に収まってくれるのか?がまだわかりませんが、40cm後半のクロダイならかなり口も大きいので十分対応可能範囲ではないかと思っています。

製品サイズとしては55mmなので、インチで表すと2インチクラスになるので、中型のクロダイでも結構いけるのではないか?と思いますが、ファットなボディの柔らかさ次第かなと言う気がします。

最近、見えチヌ攻略のアイテムをいろいろと考えているところですが、こちらのルアーもシャローの見えチヌ攻略に使ってみたいと思っています。

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