こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONAT です。
4月に入ったというのに、なぜか雨や寒い日が続きましたね。
わたしは前回のブログでのお話しの通り、週末は琵琶湖へバスフィッシングに行ってきました。
2年前に久々に行った時は、まぁまぁの強風。
昨年は朝いちからしばらくは風も弱くて良かったのですが、後半は強風。
とにかく、2馬力エンジンでエレキ無しのレギュレーションなので、風が強いか?弱いか?で雲泥の差が出るのですが、果たして今年はどうだったのか?
本文にて状況を詳しく書いてみたいと思います。 では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
3年目の今回は朝から強風
朝いち、タケ師匠を拾って一路琵琶湖へ向かいます。
朝の気温はかなり低く、車の外気温計が表示する気温は8℃!
ダウンジャケットを着ていないとじっとしていられない寒さです。
集合場所にて雑談している間に夜が明けてきて~
集合場所から見える湖面はすでに結構荒れています。
湖上に出なくても、今日は厳しいことが予測できます。
今回は参加人数の関係で、1名1船乗船。
話し相手が居ないと、7時間超の湖上生活は厳しいものです。
桟橋にて、乗船するボートが割り振られ、荷物を積み込んでいざ出発。
私は荒れた湖上ではロッドにラインを通すのも苦労することを考えて、タックルの準備をしてから出船しましたが、他のメンバーの皆さんは乗船早々に湖上に出ていかれました。
遅れて出船したのですが、既に近江大橋の周辺は大荒れ・・・
風は強くなる予報だったので、そこを無理して乗り越えて本湖側に出ていく勇気も沸いてこず、私は瀬田川領域にて一日頑張ることにしました。
とにかく、エレキも無いし、ボートもステイできないので、釣りをする動作ができることが大事と判断した訳ですが、結果的にはこの判断もあまり良い判断ではなかったことが後でわかりました。
風裏が無く、行き場を失う
とりあえず、朝いちは、瀬田川を下ったところになる護岸周辺のシャローを攻めてみようと、ボート屋さんを出た後南下しました。
しかし、本湖川から押し込んでくるうねりは川筋をどこまでも下ってきていて、岸にある石積み護岸は東映のオープニングのように荒磯状態。
もちろん、その前のシャローもザブザブの大荒れでとても釣りができる状況ではありません。
当然アンカーも効かないので、シャロー攻略は諦めて風裏を探して北上しました。
ボート屋さんがある漁港の目の前が大きな岬になっていて、その裏側だけはやや風裏になっています。
しかし、そこにも本湖からのうねりは入ってくるし、風もそこそこ当たるので、浅いにも関わらずアンカーはほぼ効きません。
とりあえず、ベイトフィネスタックルにて、3.5gのヘビネコを投げてみましたが、ボトムはトロロ藻が多く、毎回リグに絡まって戻ってきます。
ボトムにこれだけトロロ藻が残っているということは、湖流も当たっていない証拠。
条件的には決して良い場所とは言えません。
しかし、条件の良いところ探す手立てもありません。
結局、2時間近くは粘ってみたものの、バイトも全くなし。
見える範囲の陸っぱりのアングラーさんも誰も釣っていません。
さすがに、ここで一日を潰す訳にはいかないと思い、とりあえず近江大橋の東岸エリアを目指して移動してみることにしました。
瀬田川筋の真ん中くらいはうねりも大きく、四苦八苦しながらですが何とか東岸に。
温排水で有名な6本柱ポイントは大会のレギュレーションにて禁止エリアなので、その下流側にて一発ラッキーフィッシュを狙うことに。
水深もそれなりにあるので、軽いリグでは当然のように釣りになりません。
何せ、アンカーが効かないのであっと言う間に流されますので。
いろいろ手立てを考えて、タックルに転がっていたヘビキャロ用の1oz(28g)のシンカーを使って、無理やりヘビダンを試してみることに。
すると、時々枯れかけたウィードはひっかかってきます。
これはワンチャンあるかも?と期待したものの、あまりにも早く流されるので、いちいちエンジンでボートポジションを戻す手間に疲れてしまい、早々に断念。
見たところ、風裏になっている東岸の岸が釣りできそうだったので入っていってみることに。
確かに、本流側よりは居心地は良いのですが、底は泥底のみで何か狙える要素がゼロ。
スポーニングシャローと思われるエリアも狭く、とにかく雰囲気が無かったのでここも諦めて移動することにしました。
結果論ですが、運命の分かれ道はここでした
さて、東岸の風裏を出て、どこに向かうか悩みました。
東岸を伝って近江大橋を超えて進むか?と一瞬考えたのですが、どうせ釣りにならないだろうと思って橋越えは断念。
もう一度、川筋を下って釣りができそうな場所を探してみました。
しかし、どこを見ても大波・うねりでザブザブ。
とてもまともに釣りができそうな場所はありません。
ビショビショになりながら、結局、朝いちのポイントに戻りました。
釣れない場所なせいか?風裏で居心地は良いもののボートはたまにしか入ってきません。
行き場を失い途方に暮れていると、しばらくしてタケ師匠が登場しました。
やはり、休憩する場所としてはここしか無いという感じです。
状況を聞くと、なんとこの荒れた中、北山田まで行ったそうですが、あちらはあちらで荒れていて残念無念のノーフィッシュとか。
しかも、風で転覆しかけた小型のFRPボートの人を救助して戻ってきたそうです。
徳を積むと結果が出るはず!と残りを時間を頑張りましょうと話しをして釣りを再開。
タケ師匠は大荒れの中、再び大海原に出撃していかれました。
狭いエリアなので、何か魚の付く場所が無いかどうか、細かくチェックしていくと、何か所か根掛かりがある場所を発見。
トロロ藻オンリーのボトムにおいてハードボトムは大きなポイントになるはず、と集中して攻めていると、一瞬
ブンッ!!
とロッドに生命感が。
焦る気持ちを抑えて少し送り込んでからフッキングしたのですが、スカってしまいました。
ワームはズレていたのでバイトではあったようです(と思いたい・・・)
後続のバイトに期待するも、続きは無く、ふと本湖側を見ると少し波がマシになっているように見えたので、もう一度だけ下流側を見てみようと思い、移動することにしました。
しかし、実際には波はほぼ収まっておらず、護岸は一面大波の大荒れ状態。
しかも、ようやく下流のポイントにたどり着いた時に、またも北風が強く吹き始めてしまい、余計に湖面が荒れてきました。
これでは、釣りにならないし、戻るのに時間がかかってはいけないと思い、早々に諦めて戻ることに。
戻る途中で何とか釣りができそうな場所を探しましたが、そんば場所は見当たらず・・・
ようやく、ボート屋近くの場所まで戻ってくると、BFFの会長さんとバッタリ遭遇。
この人はきっと荒れた本湖側に出ていって釣りをしているだろうと思って話しを聞いたら、やはり北山田まで行っており、しかもリミットどころか入れ替えまくりの釣果だったとのこと!
やはり、こうなるのね・・・と思いつつ、残りの時間で釣りをする気持ちになれず、帰着時間の3時半まで1時間以上残してボート桟橋に戻りました。
大会結果、そして釣行のまとめ
桟橋に戻ると、BFFのメンバーが2名ほど先に戻ってきていました。
お一人は元々腰を痛めており、11時過ぎに上がったとのこと。
この荒れた中、11時まで頑張られただけでも凄いと思うくらいで、途中棄権も当然です。
もう1名の方も残念ながらノーフィッシュ。
朝いちは浜大津方面まで頑張って行かれたそうですが、魚の顔は拝めなかったようです。
そうこうしている間にも、ポロポロと他のメンバーが帰ってきますが、誰も魚を持っていません。
ということは、魚を釣ったのは会長さんだけか?
そして会長さんが帰着。
冗談めいて、「ちっちゃいのしか釣れていない」と言われていましたが、ライブウェルを覗くと、ビビるくらい大きな魚で埋まっていました(汗)
釣ってきたのは会長さんだけか~と思っていたのですが、今回から初参戦の方が奇跡の1本を持ち帰っておられました。
計測の結果は、会長さんは、5本で9500gオーバーの脅威のウェイト。
一番大きな魚は、ロクマルには少し届かない58cmくらいでしたが、ウェイトは3kgを超えていました。
釣れたのは全て北山田で、強風の中、ボートが流される側へのキャストでリグをボトムまで届けるようにするなど、ちゃんと細かい配慮もされており、釣るべくして釣ってこられたことが良くわかる結果でした。
ということで、私の今年のバスフィッシングの釣りはじめは、見事にボーズでスタートしました。
朝いちで波を見てやる気を無くしたのが一番ダメだったと反省。
しかし、あの波はちょっと、気にせず向かう訳にはいかない荒れ方でしたけどね(^^;;
そんな中、唯一の収穫は、今回初投入のベイトフィネスタックル【ダイワ スティーズCT SV】の使い心地がわかったこと。
12lbラインでベイトフィネスが大丈夫なのか?と心配しましたが、3.5gのスモラバやネコリグを投げる分には全く問題を感じませんでした。
30mm径のスプールの効果は確実に出ていると思います。
1gを切るクラスのリグは正直しんどいと思いますが、バスフィッシングにて通常使うクラスのリグは全く問題無いことが確認できました。
次回は津風呂湖で5月に開催。
去年に初めていったフィールドですが、ここも非常にポテンシャルが高い湖なので気合を入れて臨みたいと思います。
世の中の緊急事態宣言がどうなるか?ですが、自然の中でのことなので、大丈夫かな?