こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回はチニング釣行記です。
台風の影響か?曇天でしたが、予定をしていなかったトップチヌで釣れてしまいました。
詳しくは本編で記載しますが、恐らく記憶のある範囲では初のトップチヌになります。
シーバスをトップで狙っていてチヌが出たことはあるのですが、チニングとして狙って釣ったのは今回が初だと思います。
トップは条件が結構重要な気がしますが、今日は運が良かった感じです。
では、トップチヌ釣行記いってみたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
低潮位時にボトム狙いはノーバイト
この日は朝の干潮のタイミングからの開始となりました。
潮回りも小潮であり、一日の潮位変動は一往復のみ。
気温も曇天の影響で高くないし、水質もほどほどにクリアというところ。
まずはボトムチニングで様子を見ることにして、MKリグをセットします。
この日のMKリグは、NEWアイテムのセット版になっています。
まず、通常のスナップの代わりに【BKK ファストスナップ #2】を利用。
こちらのアイテムはルアーニュースRの紹介記事で知ったのですが、使いやすそうだったのと、釣具屋に寄った時に置いてあるのを偶然見つけたので購入してみました。
ちなみに、私はワイヤーの線径を見て#2を購入してみましたが、フックのラインアイが細いフックだと#2は厳しいです。
最近愛用している【RYUGI LTCARO OFFSET #1】だとギリギリラインアイに通るくらいでした。
ちなみに、【オーナー カルティバ マルチオフセット】はラインアイが大きいのですが、縦アイなのでMKリグには使えません(^^;
また、ワームについては、先日にこちらのブログでも記事にした【ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー 2.5in】の新カラーである”サンドシュリンプ”をゲットしたので、クリアな水質に合わせて使ってみることにしました。
実物を見た感想ですが、かなりナチュラルなボディの色合い・質感に加えてグリーンのラメが存在感をアピールしてくれるカラーですね。
【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】の”ジンジャーシュリンプ”と非常に似たカラーですが、”サンドシュリンプ”の方が少しアピール力が強いように感じます。
このリグにて、実績の高いラインを通していきますがバイト無し。
根掛かりの観点で安全なエリアはバイトが無かったので、危険を承知で激しく岩の入り組んだゾーンを攻めてみますが、小チヌのブルルンバイトもありません。
次に、流れのあるエリアもチェックしてみます。
まだ上げの潮が利いていないのか、いい感じに下げの流れが残っているのですが、肝心のバイトが得られません。
ここで一旦休憩をしながら水面を眺めていると、超至近距離にチヌ?キビレ?が複数匹泳いでいることに気付きました。
浮き気味で回遊している魚をピクロで爆撃
さて、ウロついている魚を少し観察してみると、2匹~3匹くらいで障害物に沿って回遊している魚もいれば、岩の影でボ~っと浮いている魚もいます。
とにかくかなりの数の魚が見えます。
魚の色から、キビレとマチヌが混じっている感じ。
そこで、フリーリグを外して【O.S.P. ピクロ67 SSS】を使ってみることに。
魚がそれほど遠くないのでピクロで届きそうなのと、派手なトップウォーターよりも静かに攻めた方がよさそうな雰囲気だったのでピクロにしました。
ピクロはまだ数回しか使ったことがありませんが、ラインの重みも使いながら操作することで絶妙な明滅ロールをすることはわかっていたので、魚がウロついているエリアにルアーを誘い込むように通してみます。
目視できる範囲にいる魚は、すべてでは無いまでも何匹かは反応する魚がいることはわかったのですが、飛距離が稼げないので誘える距離が非常に短く、うまく攻め切れません。
改めて少し広く見渡してみると、シャローエリアからブレイクエリアにかけて、ボラのような?チヌのモジリのような波紋がところどころで出ていることに気付きました。
『ボラにスレたらピクロのフックは即死やな~』と思いつつ、ブラインドで少し沖を狙ってみることに。
すると、2投目、着水から少し誘ったあたりで
ヌゥゥゥ~ン
ピクロはスーパースローシンキングなので厳密にはTOPではなく、バイトの水しぶきなどは上がらなかったのですが、ロッドに重みが乗ったのでアワせてみることに。
すると、一気に魚が走り出しました。
しかも頭をしっかり振っているので、ブリーム確定です!
『こんな食い方するのか~』と、少しイメージと違ったので焦りましたが、バラす訳にはいきません。
フックが非常に細いので、強引に引っ張りあいをするのは避けつつ、障害物を避けつつという感じでやり取りを行います。
手前に寄せてきてから最後の抵抗が激しかったのでヒヤヒヤしましたが、何とか無事に”ピクロフィッシュ”をキャッチすることができました。
釣れたのは40cmには届かないくらいのサイズのキビレ。
一瞬、マチヌかと思いましたが、画像よりはハラビレが黄色く、よく見るとキビレでした。
フッキングはフロントフックもリアフックも口に掛かっており、針を外すのに少々苦労しましたが、しっかり蘇生してリリースしたので元気に海に帰っていきました。
雰囲気的にまだピクロに出そうだったのですが、その後はピクロにはバイトが得られません。
モロに見えている魚は非常に賢くてピクロを見るのは見ますが追いかけてきたり、バイトしたりしてはくれません。
周囲の魚がピクロを見慣れてしまった感があったので、ここで【メガバス 水泡 スイングホット】にチェンジしてみることにしました。
【メガバス 水泡 スイングホット】は先週の淀川で少し使ってみたのですが、7gくらいのプラグの割にはめっちゃ飛んでくれます。
飛距離については全く問題無しで使えます。
また、ポッパー系の形をしていますが、小刻みにロッドで操作することで短い移動距離のきれいなドッグウォークをしてくれます。
このプラグで、水面の怪しい雰囲気の場所を撃っていきますが、どうもほとんどがボラの群れのようで、スイングホットが近づくとビックリして逃げるのでが、この逃げる時の水のモワット感がバイトっぽくてまぎらわしいし、ドキドキします(笑)
ブリームもいるのは間違い無いのですが、どうも騙しきれない・・・
しかし、ドッグウォーク中のスイングホットにいきなり
バチャン!
おお!DETA!!
反射的にフッキングすると魚が掛かったのはいいのですが???
めっちゃ小さいやん!!
水面からすっ飛んできたのは、手のひらサイズのキビレちゃん。
釣れてくれてありがたいのですが、こここ・・・このサイズは・・・
ここで少し潮位が上がってきた感じだったので、ボトムチニングの本命ポイントへ移動することにしました。
本命ボトムチニングは”ドボン”
さて、車を少し走らせて場所を移動し、改めてタックルをセットしてポイントに入ります。
朝の干潮自身がそれほど潮位が下がっていなかったので、既にかなりの潮位まで上げてきています。
水質チェックをすると、かなりクリア。
しかも、ワームを選んでいる間にも目の前のシャローをアカエイが数匹泳いでいるのを目撃。
数年前はナルトビエイはよく見かけたし、何度か掛けていましたが、アカエイをここまで見ることはありませんでした。
なので、ある程度安心してウェーディングもしていたのですが、こんだけシャローにアカエイが多いとなると、おちおち立ち込むことができませんね。
これも水温上昇の影響なのでしょうか?
話しを釣りに戻して、先ほど使っていた【ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー】”サンドシュリンプ”で釣りを開始しますが、またまたバイトがありません。
移動しんながら数投している間に根掛かりでロスト。
やはり根がキツイポイントでストレートフックは通用しないですね。
フックをオフセットフックにチェンジし、ワームも思い切って【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】の”ヨドガワクロー”に変更することに。
クリアな水質に合わせてナチュラルなカラーばかりを選んでいましたが、反応が無いなら思い切って反対にシルエットのはっきりするカラーが効くかも?との発想。
リグチェンジ後もバイトは少ないものの、時々ロッドを引っ張るような小チヌのバイトが出るようになりました。
ワームチェンジの影響か?時合的なものか?
真実はわかりませんが、まずは1匹釣ってから考えようとキャストを続けます。
しかし、危険を覚悟で投入した根掛かりポイントをクリアできず、またまたリグロスト~
リーダーは残っていたのでまだ続けられたのですが、持ち時間も残り30分くらいになっていたので、この日はここでストップフィッシングにすることにしました。
Day-40 ピクロでトップチヌゲット まとめ
と言うことで、朝のスタートはなかなかいい感じで始まったのですが、その後がじり貧になる展開となってしまいました。
【O.S.P. ピクロ67 SSS】でもう少し粘っていれば、まともなサイズを追加できたのか?
後悔しても時間は巻き戻せないので、次回の調査でいろいろ試してみるしかないですね。
しかし、同じ状況は二度と無いので完全な復習はできない。
これが釣りの難しいところでもありますね。
しかし、トップ系のプラグで釣れたことはよい成果であり経験でした。
『ああいう状況で表層に出るんだ』というのがわかったので、今後の状況判断に加えてみたいと思います。
ちなみに、釣具屋さんの割引チケット的なものがあった(×円以上買ったら、●円引き的なやつです)ので、思い切って【ダイワ シルバーウルフ ラフトリック90F】を買ってしまいました。
トップのシーズンもそろそろ終わるし、90mmのサイズ感もちょっとしっくり来ないし、今シーズンは買わなくてもいいかな?と思っていたルアーでしたが、買ってしまった・・・
なので、そろそろアジングにシフトしたいながらも、もうしばらくチニングに精を出したいと思います。