皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回はアメリカのバストーナメントの情報のチェック記事になります。
こちらのブログでは、2024年としてはBASSMASTERのEiteシリーズの第1戦と第2戦そしてCASSICについての記事を上げていますが、今年はOpenシリーズにも日本勢が多数エントリーしているので、こちらの情報についてもまとめてみたいと思います。
Eliteシリーズでは伊藤巧さん、藤田京弥さん、そしてキムケンさんが活躍中ですが、Openシリーズでは藤田京弥さんとキムケンさんのダブルエントリーに加えて、今年から日本国内トーナメントで大活躍した青木唯さんもエントリーされています。
Openシリーズについては、更に、昨年までEliteシリーズに参戦されていた松下雅幸さんや、長くアメリカのトーナメントに参加されている宮崎友輔さん、そして北大祐さんなど日本のトップトーナメンターがエントリーしているので、こちらも注目ですね。
と言いつつ、Openの方は完全にノーチェックでして、既に第4戦までが完了しています。
と言うことで、注目ポイント目白押しのアメリカのバストーナメントなので、EliteシリーズだけでなくOpenシリーズも状況をチェックしてみたいと思います。
では、興味・関心のある方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
BASSMASTER Eliteシリーズ 第3戦 & 第4戦
まずはEliteシリーズの状況について確認してみます。
藤田京弥プロの優勝で幕を開けたEliteシリーズですが、第2戦終了時点で年間ランキングで藤田選手が5位、伊藤選手が17位といい位置につけていたので、第3戦以降の結果に注目していました。
第3戦は南部のフロリダ州のハリス・チェイン・オブ・レイクスでの開催となっています。
まさに複数の湖が水路でつながっていて、結果として大規模な水域のフィールドになっています。
大会の結果については、ジョン・ギャレットが初日から独走で決勝まで首位をキープして優勝となっています。
気になる日本勢ですが、初日から藤田、伊藤、キムケンさんの3選手は苦戦。
藤田京弥さんが70位、キムケンさんが87位、伊藤巧さんが100位スタートとなり、予選の間にリカバリすることができず、全員予選落ちとなってしまいました。
第3戦の最終成績は、キムケンさんが64位、藤田京弥さんが65位、伊藤巧さんが93位と非常に厳しい結果となっています。
伊藤巧さんは昨シーズンも夏場まで苦戦されているので、少々心配な状況となっています。
続いて、第4戦もフロリダ州で開催。
多くのビッグトーナメントが開催されているセントジョーンズ・リバーが舞台となっています。
初日をリードしたのは28ポンドオーバーという驚きのウェイトをゲットしたケイレブ・サムロール選手でした。
完全にネスト絡みの釣りではないかと思いますが、日本勢はキムケンさんが最上位で62位、伊藤巧が87位、藤田京弥さんがまさかの5ポンド台のウェイトで101位と2戦連続の苦戦となっています。
この大会こそリカバリして欲しいところでしたが、この試合も日本勢は全員予選落ちとなってしまいました。
第4戦が終わった時点で、年間ランキングはキムケンさんが52位、伊藤巧さんが53位、そして初戦優勝の藤田京弥さんは58位まで順位を落としてしまっています。
第5戦は後半戦になるだけに、各選手頑張って欲しいと願うばかりです。
BASSMASTER Opens 日本勢多数エントリー
続いて、Eliteシリーズのひとつ下のカテゴリーであるOpenシリーズについて見てみたいと思います。
正直、昨年からあまりチェックしていませんでした。済みません。
しかし、今年は冒頭でも書いた通り、青木唯さんが参戦しているということで、注目しておくべきでした。
Openシリーズは、以前はセントラルやイースト、ウエストなどエリア別のトーナメントになっていた時もありましたが、今はひとつのカテゴリーに纏められているようで、以前は年間4試合くらいだったのが、今は年間9試合と言うことでEliteシリーズと同じ試合数になっています。
現時点で4試合が終了しており、最新の第4戦は5月2日~4日の3日間でアラバマ州のローガン・マーチン・レイクで開催されています。
Eliteシリーズとダブル参戦の藤田京弥さんが3位に入賞されています。
ちなみに、藤田京弥さんのルアーは、ヘビーカバー用のラバージグと【ジャッカル ドリフトフライ】のミドストだったようです。
そして、今年から参戦の青木唯さんも見事に8位と上位入賞を果たしています。
Openシリーズと言えどもアメリカなだけに百戦錬磨の選手が揃っている中で、8位入賞というのは素晴らしい限りです。
青木唯さんのルアーもチェックしましたが、まさかのと言うか、当然と言うか、ほぼ同じルアーでした。
ミドスト用はDSTYLEのベローラに、同じくDSTYLEのラバージグだったようです。
その他の日本人選手については、松下雅幸さんが46位、宮崎友輔さんが65位、北大祐さんが68位、キムケンさんが90位となっています。
年間ランキングの状況としては、北大祐さんが41位、青木唯さんが58位、藤田京弥さんが85位、松下雅幸さんが90位となっています。
※宮崎さんの順位が探しきれませんでした
藤田京弥さんや青木唯さんなどは第4戦で上位入賞しているのですが、第3戦までの結果が皆さん結構厳しかったようです。
ちなみに、第1戦はフロリダ半島の巨大皿池のレイク・オキチョビ、第2戦はアーカンサス週のレイク・オウアチタ、第3戦はサウスカリフォルニア州のサンティ・クーパーで開催されています。
どれもEliteシリーズも開催されているフィールドなので、戦うのは大変そうです。
Openシリーズはエントリーが152名のようなので、日本のマスターズシリーズのように参加人数が多く、試合日数も3日間なので上位に入賞するのは難しいシリーズかと思います。
ただし、第4戦も藤田京弥さんが上位入賞しているように、単戦で優勝などを決めれば2025年のクラシックへの出場権なども得られるので、各選手には残りの5試合も頑張って欲しいと思います。
BASSMASTER Proトーナメント まとめ
と言うことで、Eliteシリーズの第3戦、第4戦とOpenシリーズについて、結果中心になりますがまとめて記事にしてみました。
Openシリーズについては年間上位になればEliteシリーズへの昇格権が得られるので、ひとりでも日本勢が権利を獲得してもらえるのを楽しみにしています。
まぁ、青木唯さんはポテンシャルが高いので残りの試合でアジャストしてくるのではないか?と密かに思っています。
Eliteシリーズは日本勢が苦戦しているので、第5戦以降に本気で期待しています。
ちなみに、この記事を書いている最中にEliteシリーズの第5戦がアラバマ州のレイク・マーレイで開催されており、日本勢はキムケンさんが29位、伊藤巧さんが49位と予選通過可能性が高い順位になっています。
藤田京弥さんは調子が出ずなのか?93位と出遅れています。
2日目の結果が気になるところですが、大会結果は追って記事にしたいと思います。