皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
GWもあっと言う間に終わってしまいました。
前半は少し天候が悪い日もありましたが、5月3日以降の後半戦は非常に良い天気が続き、各地で行楽も満喫できた方が多いのではないかと思います。
私も出撃タイミングを見計らい、何度か出撃してみました。
結果が出なかったので記事にできませんが、実は、子供とエサ(現地調達のカニ)でクロダイ狙いの釣行も決行したのですが、晴天&爆風で撃沈されてしまいました(涙)
子供たちにクロダイの”アノ引き”を味わってもらいたかった・・・
と言うことで、今回の記事は単独での釣行の記事となります。
珍しく夕マズメの釣行なのと、NEWアイテムを使ってみているので、関心を持って頂けた方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
夕マズメ 人が多いのはなぁぜなぁぜ?
さて、この日は夕方に買い出しのお使いを頼まれたので、そのついでに30分だけでもいいので竿を出してみようと釣り場に向かいました。
タイドグラフとしては、夕まずめのタイミングは潮が下げ始める絶好のタイムミングなのでウェーディングも考えたのですが、短時間釣行には向かないので水に浸からない陸っぱりをすることにしました。
準備を済ませてポイントに着くと、まず、かなりの強風。
夏場に向けて暖かくなっていくと、午後は海側からの強風が吹くのは恒例なのですが、なかなかに厳しいレベルの強風です。
そこで、タックルにセットされていた7gのシンカーを10gにチェンジして、キャストのし易さとリグの沈下時間の短縮をはかってみることに。
また、たまたま立ち寄った地元の釣具屋にて、ついに販売開始された【ダイワ シルバーウルフ SS スクリューキーパー】を発見したので#3を購入しており、これをさっそく使ってみることに。
とりあえず【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】をセットしてみましたが、#3サイズのフックがジャストフィットする感じ。
また、センターにまっすぐ刺す為のワイヤーが入っていることで、ヘッド部の真ん中に綺麗にワームキーパーをセットすることができました。
使い勝手は◎でした。
リグをセットしていざ釣りをしようとすると、4名ほどの先行者が釣りをせずに集まって雑談しています。
大きなネットを持っているので、この時は半夜でのクロダイのエサ釣りの方たちだと思っていました。
※帰り際に事実がわかりました
先行者の方たちがいる場所は、私の狙いたい場所からズレていたので、私自身の釣りには影響無し。
日が暮れて皆さんが釣りを本格的に始める頃には私は居ないので問題ないだろうと思って釣りを開始しました。
この日は風の影響か?水温上昇の影響か?(そのどちらも理由かと思いますが)水がかなり濁っているので魚の警戒心は薄すそうなのはラッキー?
ボトムの障害物や起伏などで気になる場所をチェックしていきますが、風が強くてラインが流されるのでとにかく釣りがしにくい。
しかも、手前ギリギリまで欲張って狙ってしまったせいで、足元で痛恨の根掛かり~
リカバリできずにリグをロスト。
嗚呼、高額なタングステンシンカーが・・・
不幸中の幸いで、リグのところで切れてくれたので、すぐにシンカーなどをセットして釣りを再開したまではいいものの、バイトがありません。
少しずつ移動しながらキャストを続けていると、しばらく移動した先で比較的岸に使いゾーンで明確なバイトが!
しかし、深く食い込んでくれず、ヒットに持ち込めません。
ただ、このバイトで、水深も高く濁りもあるし、夕方が間近なので、魚は岸に寄ってきている可能性を強く意識しました。
そして、突然チャンスは訪れるのです。
軽いボトバンにてバイト絞り出し~~
岸に近い部分は障害物も多いので根掛かりとは背中合わせの状況。
積まれている岩はかなり粗いので、うっかりしていると脱出不能の根掛かりにやられてしまいます。
しかし、根掛かりを敬遠していてはヒットも得られないと考え、果敢に攻めていきます。
注意はしていても、しばらく探っているとまた脱出不能の根掛かり地獄に・・・
この日、2回目のラインブレイク&タングステンシンカーロストにて心折れそうになりながらも、もう少しだけチェックしてみようと釣りを続けていると、岩をリグが乗り越えた感じの直後に
ゴンッ!
またも前アタリ無しのいきなりバイト&フックアップ
しかも、ファーストランはなかなかの引きでロッドが絞り込まれます。
ボトムのフジツボだらけの岩に擦られたくなかったので、少し強引にやり取りをして水面まで一気に浮かせてしまいました。
一度浮かせてしまえばこちらのもの!
後は落ち着いてネットに魚を収めました。
夕日に映える姿は銀ピカのキビレちゃん。
ヒレピンでめっちゃかっこいいですね。
マチヌほど顔もいかつくなくて洗練された印象を受けますね。
そして、この日初投入の【ダイワ シルバーウルフ SS スクリューキーパー】もしっかりカンヌキに掛かってくれていました。
ちなみに、スクリューキーパーにワームが付いていませんが、ヒットワームは【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】の”グリパンチャート”でした。
水質に濁りがある時はホントにヒット率が高いので驚かされます。
リリース後、少しだけ投げましたが、時間もなく周囲も暗くなってきたのでこの日の調査はここまでとしました。
チニング Day-20 先行者の狙いは? まとめ
と言うことで、紙一重ではありましたが、何とか1匹釣ることができました。
釣行時間のことを考えると、かなりコスパの高い釣行になっているのではないかと思いますが、やはりまとまった時間しっかり釣り込める方がいろいろ勉強になることも多いですね。
【ダイワ シルバーウルフ SS スクリューキーパー】はフッキングも悪くなくて追加調達決定のフックになりましたが、使っていて1点注意しないといけない点に気付きました。
これは、昔に津風呂湖でバスを逃した時にもあったのですが、ラインアイにスクリューキーパーが付いているので、ラインを通す際に間違えてフックのアイにラインを通さずにスクリューキーパーにラインを結んでしまうというミス。
これは釣りをしている時には問題に気付かないのですが、魚が掛かった際、ラインが結ばれていないフックに魚が掛かって暴れることで、あっさりとスクリューキーパーが外れてしまい魚がサヨナラしてしまうのです。
『そんなミスせんやろ~~』と思われる方は、スクリューキーパー式のフックを使ったことが無い方だと思います。
結構間違いがちなので、ご注意ください。
最後に、釣り場で会った先行者の方々の話し。
私が帰る頃にみなさん釣りを開始していたのですが、てっきりエサ釣り師の方達だと思っていたのに、みるとロッドをフルスイングしてキャストをしています。
夕まずめ&満潮からの下げのタイミング&5月、ここでようやく気付きました。
バチ抜けパターンのシーバス狙いのアングラーさんでした。
自分がシーバスメインで楽しんでいた時は、確かに外せないタイミングですね。
この時期はどこに行っても夕まずめ時は混み合っていたことをすっかり失念していました。
この日は風が強くて波がザブザブだったので条件としては良くない感じでしたが、それでも日暮れにはバチは抜けると思いますのでタイミング的にはバッチリ。
意識していないと気付きもしない、というのは怖いものだと思った次第です。
おまけ エサ釣りの話しをすこし
最後に、すこしだけエサ釣り釣行のお話しを。
GW中は日中の最干潮でもそれほど大きく潮位は下がらなかったのですが、それでも干潮のタイミングを狙っていけばカニが潜む岩場は干上がっていました。
カニやヤドカリなどを探す親子連れの方達でかなり賑わっていました。
そんな和やかな雰囲気の中、私と息子はクロダイ釣りの”エサ”としてにカニ採りに没頭していて、少し雰囲気の違いを感じました(笑)
カニを採集して楽しむのではなく、持って帰る気満々ですので殺気が違います。
いつもは簡単に採れていた認識でしたが、いか”エサ”としてのカニを探し始めると、いいサイズのカニがなかなか見つからず結構苦戦を強いられました。
岩がゴロゴロしているところにいっぱい居ると思っていたのに、岩をひっくり返してもひっくり返してもカニが居ない・・・
少し水没したところに靴を抜いて立ち込んで探すとカニが見つかるのですが、水中で岩をどかすと泥が舞い上がってカニを見失ってしまいます。
そんなこんなで、何とか5匹~6匹のちょうどいいサイズのカニをゲットするのに四苦八苦しましたが、一旦帰ろうとした時に、たまたま子供がひっくり返した岩場ではない泥底ベースのところにある岩の下にたくさんのカニが居たのです。
これに気付き、周囲の単発の岩を探ってみると、期待していたサイズのカニが一気にたくさん採れました。
このカニをブクブクで活かしつつ、翌日の夕刻の満潮前後のタイミングで釣りに行ったのはいいのですが・・・まさかの稀に見るクラスの強風。
スピニングタックルで10gシンカーで投げてもほとんど飛ばないくらいの強風で、超釣りがしにくい状況でした。
水はいい感じに濁っていたので、シャローの岩場狙いで釣れるかも?と期待して1時間くらいは粘ったのですが、風が強くて予想外に体感温度が低く、風と波でラインが暴れまくりでアタリなんかわかる訳ないくらいの状態だったので諦めて帰ることにしました。
なかなか思いつきで出撃しても簡単には釣れないですよね。
しかもエサだと簡単に釣れるという発想も実は安易かな?と感じました。
岩場狙いの場合は、しっかりしたルアーロッドで狙った方がスタック対応も簡単にできますが、中途半端にやわらかいスピニングロッドではスタック脱出が難しいことも今回の釣行でわかりました。
子供たちには是非、クロダイの強烈な引きを味わってもらいたいので、次回はもっと真剣に狙ってみたいと思います。