皆さん、こんにちは！こんばんわ！
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
チニングのフックについては、少し前にダイワのシルバーウルフシリーズのフックにおいてスクリューワイヤー固定式のフックが今年新しく投入されるという記事を書いていますが、他のメーカーさんからも同類のフックにて追加アイテムが登場します。
それがデコイさんからリリースされている【デコイ 巻刺フック Worm30】のチニングワーム対応サイズの追加製品になります。
やはりと言うか、今年もチニング人気に合わせてチニング用の追加アイテムが次々に出てきますね。
チニンガーとしては嬉しい限りです。
では、簡単にではありますが、NEWアイテムの紹介をしたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
デコイ 巻刺フックにチニングワームに適合性の高い#3サイズが追加
チニングにおいては、ターゲットのクロダイが追従バイトをしてくるケースが多いことからワームのズレが釣果を左右するポイントになっています。
バイトしてきた時にワームがずれると追従バイトを得にくくなりますし、岩などにスタックした時にワームがズレてもその後のバイトは期待しにくくなります。
そこで、ワームのズレ防止性能で有利なのが、スクリューワイヤーでワームのヘッド部を固定するタイプのフックになります。
ただ、これまではチニングに適合するサイズのフックで、チニングに使い易いしっかりしたワイヤー（針の線径が太めのもの）があまり無く、私自身もスクリューワイヤー式のフックは使ってきませんでした。
しかし、今年、デコイさんから【デコイ 巻刺フック Worm30 #3】が追加発売されるとのことです。
”巻刺フック”はバス用のフックとしてかなり幅広いサイズが準備されています。
小さいサイズは#8から、大きいサイズでは#5/0とビッグワームやスイムベイトなどにも適合するサイズまで揃っています。
しかし、2インチクラスのワームにフィットするサイズが無かった（#2はワームの形状次第では使えていましたが）ところに、今年新たに#3サイズが追加になります。
使用されているワイヤーは、ワイヤー硬度を極限まで引き出すNSコートというものが施されているので、口の硬いクロダイでも使えそうなフックになります。
フックデザインは遠くで掛けるチニングに向いている
続いて、ワームの形状に関する仕様ですが、チニングについてはロングキャストして遠くのバイトに対応するシーンが多いので、フックポイントはラインアイの向きよりも少し外向きに設定されているフックの方がフッキングが良いということになります。
ちなみに、ダイワのシルバーウルフシリーズのオフセットフックも、同じくダイワのバス用フックのスティーズフックよりもフックポイントは少し外を向いた作りになっているのが特徴です。
この点、今回紹介する【デコイ 巻刺フック Worm30】についても、フックポイントは少し外向きに作られているので、チニングでの使用に向いていると言えます。
スクリューキーパーのフックは、魚がバイトした際にワームのヘッド部がズレないので、フッキングの悪さを生むデメリットがありますが、こちらのフックはワームのスムーズなシャンク方向へのズレを発生させるよう、フックのゲイブ（カーブ部分）の形状などを調整しているとのこと。
また、見た目にもゲイブの幅はそれほど大きくない（ワイドゲイブではない）ので、ある程度スリムなワームにも違和感なくセットできますし、バイト時のワームがズレる余地も確保されているので、フッキングの悪さというデメリットは最小限になっていると思える設計です。
ただ、スクリューワイヤー式フックの特長として、ラインアイが縦アイになっているので、チニングで使われる”直リグ”や”MKリグ”には使えません。
あくまでもフリーリグやショートリーダーキャロなどのリグへの適用となります。
デコイ 巻刺フック Worm30 #3追加 まとめ
以上、デコイさんから追加番手がリリースされる【デコイ 巻刺フック Worm30】をピックアップしてみました。
製品名が”巻刺”というだけあって、巻きアワセを意識して作られているフックなのかと思ったのですが、キーパー部がセンターのまっすぐのワイヤーで刺しながらコイル状のワイヤーを巻くので”巻刺”と言うことだそうです。
ダイワの【ダイワ シルバーウルフ SS スクリューキーパー】のデザインを改めてチェックしてみるとこんな感じで【デコイ 巻刺フック Worm30】と形状は非常に似ている感じです。
敢えて違いを見出すとすると、バーブ（カエシ）が”シルバーウルフ SS スクリューキーパー”の方がマイクロバーブになっていて小さい、というくらいです。
マイクロバーブの方が、ワームを交換する時にワームが潰れにくいというメリットはあるかもしれませんね。
後、コイル状のワイヤーの巻き数が”シルバーウルフ SS スクリューキーパー”の方が多いので、ワームをしっかり止めたい方は”シルバーウルフ SS スクリューキーパー”がいいかもしれませんし、魚が掛かった時にワームが外れてフッキングがいい方がいいという方は”デコイ 巻刺フック Worm30”の方がいいかもしれません。
どのフックが自分の釣りに合うか？は実際に使い比べてみないとわからないし、使い比べても大きな差は無いかもなので、後はメーカーの好みに応じて選ぶということになるのかな？
ただ、フックのサイズは”シルバーウルフ SS スクリューキーパー”は#3と#2の2サイズしか準備されていないので、1.5インチなどの極小ワームなども使いたい！という方は”デコイ 巻刺フック Worm30”の方がいいかもしれません。
私個人としては、両方使ってみて違いの有無も含めて試してみたいと思っています。
ダイワさんのフックは流通が以外と狭い（実店舗で置いていなかったり、サイズが揃っていなかったりが多い）ので、そこは改善して欲しいと願うばかりです。
