皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回はベイトリールの使用感や用途適合性に関する比較検証の記事になります。

検証対象は【ダイワ 22シルバーウルフ SV TW PE Special】と【ダイワ 26シルバーウルフ CT SV TW PE Special】の2機種。

【ダイワ 22シルバーウルフ SV TW PE Special】は発売されてかなり年数も経っているので使われている方も多いかと思います。

【ダイワ 26シルバーウルフ CT SV TW PE Special】は今年発売されたばかりなので、まだ入手されていない方も多いでしょうし、22シルバーウルフを使われていて関心がある方も多いのではないかと思います。

【ダイワ 26シルバーウルフ CT SV TW PE Special】は私もまだ使い込むレベルではありませんが、使ってみて明らかな特徴を感じているので、それを書いてみたいと思います。

関心を持って頂けた方は、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

スプール径とブレーキシステムの違いによる特性

【ダイワ 26シルバーウルフ CT SV TW PE Special】が発売されても、【ダイワ 22シルバーウルフ SV TW PE Special】は継続販売中。

これは、ダイワさんとしても【ダイワ 26シルバーウルフ CT SV TW PE Special】が後継機種ではないことを認識されている証拠かと思います。

実際、この2台にはかなり違いが多いのですが、一番の大きな違いはスプール径の違いだと思います。

【ダイワ 22シルバーウルフ SV TW PE Special】(以降、”22シルバーウルフ”)はバーサタイルな34mm径のスプール。

LC(ロングキャスト)モデルではなく、SV(ストレスフリーバーサタイル)モデルであることからもわかるように、遠投特化ではなく幅広い用途に適合することを目的としたリールです。

と言いつつ、遠投シーンが多い陸っぱりのチニングでの使用が意識されているので、PEラインを使用した際の飛距離はかなり高いレベル。

10g以上のシンカーを使用したフリーリグなどであれば、軽く50mを超える飛距離を安定してただき出せるリールです。

これに対して【ダイワ 26シルバーウルフ CT SV TW PE Special】(以降、”26シルバーウルフCT”)は30mm径のスプール。

ダイワのベイトリールにおいて30mm径のスプールはベイトフィネス機に多く搭載されています。

34mm径と30mm径を並べてみると(画像左の30mm径はダークウルフのスプールですが)これだけハッキリと違いが見てとれます。

軽量リグをキャストする際にストレスなくスプールが立ち上がることが意識されており、実際、3.5gクラスのフリーリグでも違和感なく投げることができます。

アンダー5gのミノーを投げてもトラブルレスですし、サイドキャストした際にルアーが引っ張られて左にズレることがありません。
※私は右利きなので、ロッドは右から左に振ります

と、軽いリグにおける対応力の高さは”26シルバーウルフCT”の方に軍配が挙がるのは間違いありません。

しかし、30mm径で10g以上のリグをフルキャストすると、スプールの回転振動がちょっと気になる印象を受けました。

問題が発生するレベルではないものの、やはり同じ飛距離を30mm径スプールで出そうとすると、34mm径よりも多く回線するのは当然の話し。

ちょっとスプールの唸り音が気になる感じで、フル遠投一本で釣りをするなら34mm径の”22シルバーウルフ”の方が楽かな?と感じました。

従来型のインダクトローターを搭載した”22シルバーウルフ”はフルキャストしてもスプールのブレを感じることは無かったのですが、”26シルバーウルフCT”はフルキャストすると不規則な振動を感じます。

『これって、私の機種固有の問題(ハズレ)?』とも思いますが、7gくらいのリグだとあまりブレは感じません。

と言うことで、河川やサーフエリアで遠投中心に広く探りたいなら”22シルバーウルフ”で。

5g以下の軽量フリーリグや、小型のトップウォータープラグをメインに使ったり、護岸などで近距離を狙い撃つ釣りをするなら”26シルバーウルフCT”で、という使い分けが良いように思います。

決してお値段が安いリールではないので複数持つのもちょっとしんどい、という場合には、自分が釣りをするシーンを想定して、より多く当てはまる方のリールを選ばれれば間違いないかと思います。

PEライン専用機ならではの機能

と、本来目的以外は同じという感じで紹介したのですが、さすがに4年経過しているので細かい点では違いがあります。

念のため、それらの違いや、逆に同じである点などもチェックしておきたいと思います。

TWSがアップデートされている

ダイワのベイトリールの最大の特長であるTWS。

スプールからラインが放出される際の抵抗を最小限にする仕組みで、特にPEラインの利用頻度が高いソルトゲームの場合、リーダーとのノット部の抜けが良いのは非常に大きなメリット。

実際、シマノのリールを使うとラインガイドをノットが抜ける際の違和感を感じるのですが、TWSではそれがありません。

このTWSにおいて、”26シルバーウルフCT”はアップデートされています。

Tの字の開口部の高さが少し大きくなり、よりラインの抜けが良いように変更されています。

それが”テーパーTWS”

ちょっと見ただけでは違いに気付かないくらいの差なのですが、ラインの抜け感は確実に良くなっています。

それと、ガイドパーツそのものにおいて、特殊な表面処理の”DLC”が施されているので、より抵抗が減らされています。

ラインガイドにおける抵抗の減少は、ブレイドラインであるPEラインへのダメージも軽減できるので、ここは地味ですが効果のあるアップデートだと思います。

PEライン専用の”SSマグフォースSV”

前述でも少し触れましたが、”22シルバーウルフ”と”26シルバーウルフCT”はブレーキシステムにかなり大きな違いがあります。

”22シルバーウルフ”は標準的なSVシステムで、スプールは”SV Boost”が標準装備されています。

なので、ノーマルのSVタイプのリールよりは飛距離は稼げるけど、LCタイプのマグフォースZほどのピーキーさは無い感じ。

また、PEライン専用機なので、ブレーキ設定(磁力)は少し弱めに設定されているかとは思います。

これに対して”26シルバーウルフCT”は”SSマグフォースSV”

従来のダイワ製のマグネットブレーキで見られたカップ型のパーツはスプール側に付いておらず、磁力を受けるのは平面プレートのみになっています。

”SSマグフォース”は、【ダイワ 23SS AIR TW】や【ダイワ 26月下美人 BF TW】で採用されていますが、”SSマグフォース SV”は”26シルバーウルフCT”が初になります。

チニングでは、超軽量リグでの近距離戦だけではありません。

ある程度飛距離を出す為にフルキャストすることを前提に、キャスト時のトラブルレス性を踏まえて”SV”仕様になっているようです。

ハイスピードレベルワインドやドラグサウンドは共通

最後に、差異ではなく共通点をピックアップ。

ひとつは、リトリーブ時のラインガイドの左右の移動が速い”ハイスピードレベルワインド”です。

ベイトリールでPEラインを使う場合、糸巻き面では少しでもラインがクロスされるように巻いた方がラインの噛み込みを減らすことができます。

モノフィラメントラインの場合はあまり必要性を感じない機能ですが、PEラインの場合はラインの噛み込みがキャスト時の高切れの大きな要因になります。

なので、この機能は重要ですし、私もPEライン専用機を選択する大きな理由のひとつとなっています。

少しマニアックな対応になりますが、自分でハイスピードレベルワインド用のウォームシャフトと換装すれば他のリールでも実現します。

しかし、ウォームシャフトを換装する為には、ベイトリールをほぼ全分解するくらいの作業になるので、分解に慣れていない方にはオススメできないチューニングです。

ウォームシャフトの互換性は公開されていない情報なので、普段から多くのリールを分解している人でないと互換性の確認のハードルも高いと思います。

そして、もうひとつは”ドラグ引き出しクリック”

シマノでは”エキサイティングドラグサウンド”ですね。

バス用でも最近は注目度が上がってきている感じ。

特に細めのフロロカーボンを使うベイトフィネスではラインの出し入れが必要になってくるので、ラインがどのくらい出されているかを耳で確認できる機能は有用かと思います。

以上、必要な機能は”22シルバーウルフ”から、ちゃんと”26シルバーウルフCT”に引き継がれているというお話しでした。

”22シルバーウルフ”と”26シルバーウルフCT”比較 まとめ

と言うことで、”22シルバーウルフ”と”26シルバーウルフCT”の両方を使ってみた上での比較インプレでした。

”26シルバーウルフCT”の方はまだまだ使い込めていませんが、”22シルバーウルフ”を数年にわたり使ってきただけに、リールを替えるとその差が思っていた以上に感じ取れます。

”22シルバーウルフ”でも、近距離狙いのピッチングなどでも使っていましたが、リグが軽いとリグが浮き上がってしまって距離感が掴みにくいという経験を何度もしてきました。

その違和感を”26シルバーウルフCT”ではほぼ感じることがなかったことについては結構衝撃的でした。

『30mm径の軽量スプールってこんなに軽量リグに強いのか!』という驚きが大きかったですね。

30mm径スプールのベイトリールは”TSURINOYA ダークウルフ”で使っていたのですが、BFS(本来はシマノのブレーキシステムですが)とSSマグフォースの性能差は結構大きいと感じています。

シマノの本物のBFSはまた違うのかもしれませんが。。。

最後に、インプレを踏まえての使い分けは、先に書いたことに繰り返しになりますが、7g以上(もっと言うと10g以上)のリグやルアーをフルスイングで遠投していく、という釣りがほとんどの方は型が古いとは言え”22シルバーウルフ”をオススメします。

”26シルバーウルフCT”だと、どうしても少し飛距離は落ちてしまうように感じています。

キャストの後半の伸びに特に違いを感じます。

逆に、そんなに重いリグを遠投するシーンはほとんどない、という場合は”26シルバーウルフCT”が断然オススメ。

その他、ハンドルなどのパーツ類はほぼ同じものが使われていますし、かなり互換性も高いので、”22シルバーウルフ”に装着できるパーツはほぼ流用ができると思います。

”22シルバーウルフ”をカスタマイズして使っていて、”26シルバーウルフCT”に乗り換えると言う方は是非、流用してください。

以上、あくまでもチニングのシーンでの適合性の話しでしたが、参考になる情報があれば幸いです。

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