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【インプレ】APIA GRANDAGE LEGACY ”STAY GOLD”

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回は週末に新規購入のロッドを実釣で試すべく出撃してきましたので、その情報になります。

清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した【APIA GRANDAG LEGACY S66L-HS STAY GOLD】ですが、事前にネットなどで見た評判にたがわない性能のロッドでした。

本来はアジングやメバリングなどのライトゲーム向けのロッドですが、今回はアジングの時期ではないのでボトムロック、メバリング、チニングにて使ってみました。

先に、このロッドを一言で表すと”超絶感度”のロッドでした。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

まずは”壁ドンチニング”にて

【APIA GRANDAG LEGACY S66L-HS STAY GOLD】の利用開始においては、まずリールは【ダイワ 21カルディア LT 2000S】を使用してみました。

ロッドがかなり軽いので、リールが重いとロッドの良さが十分に発揮されないと思い、少し重めの”シマノ ストラディック C2500S XG”ではなく、カルディアにしました。

ラインについてはライトゲームのみであればエステルかPEイランの0.2号~0.3号で確定なのですが、今回は少し欲張ってチニングも試したかったので【東レ ソラローム ルアーPE 0.6号】を使うことにしました。

まず最初に試したのは、そろそろ魚の数も増えてきているのでは?との思いでナイトゲームの”壁ドンチニング”

ロッドの使用感確認がメインではありますが、新しく調達した【APIA GEM 4.5】も使ってみて、あわよくばクロダイゲットという狙いでした。

ポイントについて仕掛けをセットし、まずはヒトヒロくらいのレンジを中心に探ってみることに。

しばらく、気になる場所を何ヵ所かチェックしてみたのですが、まさかのノーバイト。

正直、小型のチヌ・キビレのバイトはあるだろうと思っていたのですが、レンジを変えて探ってみても全くアタリがありません。

しかし、そんな中でもロッドの性能はちゃんとチェック。

感度がすごく高くて”APIA GEM 4.5”をテンションフォールさせていると、PEラインが水を切る振動がロッドを通して伝わってきます。

また、時折ルアーが護岸に接触するのですが、その感触も明確に把握できました。

ものすごくハッキリとルアーの動きが感知できるので、ルアーが何かに接触しても、それが魚のバイトでないことがすぐにわかるほどです。

”APIA GEM 4.5”については、しばらく使って見て、ある程度角度を付けたフォールをさせないとエビることを確認したところで使用終了。

ここからは、ロッドの感度だけでなく、魚を掛けた時のパワー感なども確認すべく、ワームにチェンジして縦のチニングを続行。

ワームで探ればサイズ問わずなら釣れるだろうと甘く見ていたのですが、この日はまさかのノーバイト。

1ヶ月ほど前に来た時はバイトがかなり多かっただけに、確定で釣れると思っていたのですが、何があったのか?

1時間以上は根気よくチェックしてみましたが、さすがにどれだけ歩いてもバイトが無いので、他に試したいことがあったことから”壁ドンチニング”はここまでとしました。

ボトムワインドは秀逸な使用感

さて、一気に移動して、ボトムロックが狙えるポイントに入りました。

時期的にメバルも釣れるかも?と密かに期待しつつも、メインはガシラ・タケノコメバル・ムラソイなどのボトムロック狙いです。

まずは2.5gのボトムワインド用ジグヘッドに【オンスタックルデザイン ワインドシャッド40】をセットして実釣開始。

先ほどの”壁ドンチニング”ではキャストをしていないので、投げ心地については初チェック。

ティップは非常に繊細ですが、ロッドアクションとしては”エクストラ”と言ってもよいくらいのファーストアクション。

ベリー部とまでいわず、ティップ側の少し入ったところが既に強いパワーを持っています。

2.5gのジグヘッドはULパワーのアジングロッドには少し過負荷なのですが、このロッドであれば全く問題無くキャストもできますし、アクションを付けることもできます。

使用感を確認しつつ、ボトムロックの”コッ!”というバイトに期待して探り続けますが、こちらもノーバイト??

この釣りもついても、まさかノーバイトは無いだろうと確信していたのですが、確信はもろくも崩れ去り、いつもバイトがあるエリアでも全く反応が得られません。

気になるところを歩きながらチェックしていると、とある場所に来たところで

パシャン・・・

魚が水面を割る音がしました。

単なる魚のジャンプではない感じだったので、しばらくじっとして様子をチェックしていると、また~

パシャン!

これは恐らく、いや間違いなくメバルのライズです。

夜光虫などは水面に確認できませんが、明らかに水面でメバルが何かを捕食している感じ。

こんなこともあろうかと?少し前にメバリング用にと調達していた【ジャッカル ミュートボール】を持ち込んでいたので、すぐにルアーチェンジ。

表層を漂うようにリトリーブしますが、風が強くてルアーの状況がよくわかりません。

また、飛距離は十分な距離を確保できている感じはしますが、ラインが太く飛距離を落としている感じもしました。

結局、散見されるライズを目の前にしつつバイトは得られず。

このまま粘っても良い結果は得られなさそうだったことと、朝マズメにボトムチニングを試したかったので、港湾部でのロックゲームはここまでとしました。

しかし、ここではボトムワインドの操作性が良いことと、プラグのキャスト性能は確認できました。

ボトムチニングもある程度の適応性確認

さて、更に移動して最終のボトムチニングポイントに到着。

本来に使い方ではないとはわかりつつ、ボトムチニングへの適応力をチェックしてみることに。

ロッドのスペック表記は10gまでとなっているので、まずは7gのシンカーをセットしたフリーリグで釣りを開始します。

フルスイングまでとはいかないまでも、しっかり振ってもロッドがリグのウェイトに巻けている感じは全くありません。

10gまでというスペック表記は伊達ではありませんでした。

ボトムをずるずる引くと、いつものチニングロッド以上の情報量で底質がはっきりとわかります。

ティップは軽い力でも入ってしまいますが、先にも書いた通り、ティップより下のパーツがしっかりしているので軽いスタックなどは楽にクリアできます。

ある程度探ってバイトが無いので、一気に軽くして1.8gのシンカーにチェンジし、シャローのゴロタ場を狙ってみることに。

ゴリゴリに根掛かる場所なので、スタックした時の外しにどのくらい対応できるのか?を確認。

ロッドを立てて操作すると、ガッツリと引っ掛かってしまう前に外せるので、根掛かりが厳しいポイントでもある程度の対応力があることは確認できました。

しかし、結論からすると、このロッドの得意領域ではない感じ。

敢えてこのロッドでボトムチニングをするメリットはあまり無いと感じました。

一通りポイントをチェックしましたが、バイトが無く、少し冷たい風が強く吹いてきたので、ここでこの日のロッドチェック釣行は終了にすることにしました。

APIA ”STAY GOLD”チェック商工 まとめ

と言うことで、ナイトゲームにて”APIA STAY GOLD”をいろいろな釣りで使ってみました。

使ってみた感想としては、冒頭に書いた通り、感度はヤバいですね。

リグの状況も手に取るようにわかるし、ラインが水を切る感じも伝わってくるので、バイト感度以前の釣りやすさ・使いやすさがあると感じました。

まだ一日しか使っていないので、このロッドのポテンシャルを語るには早いのですが、このロッドの適正の中心はやはり”アジング”にあると感じました

ベリー部~バット部は非常に強いロッドなので、大型の魚とのファイトでも問題無いのは間違いないのですが、この繊細なティップ部はアジングの『バイトを取って掛けに行く』釣りで本領を発揮してくれる気がしています

なんだかんだでティップ部の繊細さは以下の写真の通りなので、この繊細且つ高感度なティップ部を活用して楽しめるのはアジングかな?と思いました。

ちなみに、メバルのバイトを求めて投げた1gジグヘッドの飛距離は普段使っているアジングロッド以上だったので、軽いリグへの適応力が高いことは間違いありません。

0.6gくらいまで軽くしていくとどうかな?という気はしますが、この感度の高さは豆アジ狙いでも十分威力を発揮してくれそうなので、夏場頃からの豆アジングでも使ってみたいと思います。

6.6フィートという長さは、港湾部の近距離戦のアジングでは少し長いと感じるかもしれませんが、究極の湾奥アジングロッドではなく、いろんな状況を1本でこなしたいというニーズには高次元で対応してくれるロッドではないかと思います。

そういう意味では、今回の釣行では準備不足で結果が出せませんでしたが、メバリングでも繊細なジグヘッドの釣りで活躍してくれそうです。

もちろん、プラグも十分扱えるスペックなので、プラグゲーム専用ロッドにはかなわない点があるかもですが、ワームもプラグも使いたいという方はこのロッドアリだと思います。

また、ボトムワインドなど、軽いリグでボトム中心の釣りをするのにも向いているので、ライトゲームについては特殊な釣りでなければ全てを平均点以上のレベルで対応してくれる性能を持っています。

最後に、次回の記事にて記載しますが、更にこの後、改めてボトムチニングで使ってみて、見事に良型キビレをゲットできました。

バイトの感度、そしてその後のファイトでもこのロッドの特性が十分確認できました。

この件については、また釣行記にてご確認ください。

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