こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回はデイゲームでのチニング釣行記なのですが、なかなかに苦戦しました。
いつも『こうやったら釣れるんじゃないか?』という仮説をもって釣り場を選ぶし、その仮説に沿って当日は釣りをするのですが、その仮説通りに行く時もあれば全く思い通りにいかない時も勿論多くあります。
前回のDay-44の釣行はまさに前者ですが、今回の釣行は後者になった感じです。
では、悪戦苦闘の内容ですが、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
まず初めに、フィールド変化について気付いたこと
釣行記を書く前に、ここ数回の釣行で感じた季節の進行に伴うフィールドの変化を簡単に書いておきたいと思います。
真夏の8月から9月に入り、釣りをしていて感じるのはベイトフィッシュがショアラインに増えたなということです。
夏場などは非常に小さいイナッコは頻繁に見ていましたが、9月に入りイワシの群れとサヨリの群れを目視することが多くなりました。
これはシーバスゲームにおいては非常に良いことなのですが、ボトムに居るベイトの捕食がメインのチヌ・キビレも夏以降は結構ベイトフィッシュを意識しだすというのは過去の釣行からも経験しています。
明らかに、縦に落ちるものより横に動くものに反応が良くなる、というのがその考え方の根拠です。
初夏~真夏くらいはイガイなどが岸壁から剥がれて落ちるのを食べたりするので、縦の釣り方で好反応を得られるのですが、ベイトフィッシュを意識し出す時期にはバイブレーションなどを使った横の釣りに俄然反応が良くなるという感じです。
このあたりのフィールドの変化に自分もアジャストしないといけないと最近感じています。
午前中の反応が悪くなっている?
では、ここから今回の釣行記になりますが、今回の釣行は小潮で午前中はダラダラとした上げ潮のタイミングとなります。
フィールドに着いたのは10時前くらいですが、干潮が5時台だったので結構潮位が上がってしまっている状況でした。
風は久々にほぼ無く、TOPがやり易い状況だったので、まずはトップチヌを試します。
ベイトがざわめいているところを中心に【ダイワ シルバーウルフ ラフトリック90F】を投入しますが、バイト無し。
アピールが大きすぎるのがダメかも?と思い【Megabass 水泡 スイングホット】も投入してみます。
改めて使い分けてみると、ラフトリックはやはりルアーが水中に入る部分が多いことで、タイミングよくドッグウォークさせないと水中ダイブしたまま水面に出てこないなどの不具合が出ますが、スイングホットは確実に水面で小刻みなドッグウォークをさせることができるので、操作性は間違いなくスイングホットの方が上という感じです。
とまぁ、ルアーの操作を楽しむもバイトは出ず。
そこでボトムチニングに切り替えて、魚の存在をチェックしてみます。
水質はクリアなので【ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー 2.5in】の”サンドシュリンプ”を使うことに。
いつもバイトが得られるラインを何度も遠しますが、この日は不思議なくらいにバイトが出ません。
釣りをしながら水中もチェックしますが、見えチヌも確認できず。
これ以上釣りを続ける意義が見いだせなくなってきたので、一旦場所を移動することにしました。
時間帯による活性変化が面白い
潮位が上がってきたタイミングでサーフエリアに移動してみました。
天気は曇天で、時々晴れ間がのぞく感じなので、魚にとってシャローに上がりやすい条件ではないか?という考えです。
だだっ広いエリアの中でも、過去釣果実績があり、ボトムにストラクチャーがあるところをピックアップして狙っていきますが、ひと通り探ってもバイト無し。
最近はキビレの産卵期に絡んできたのか?夏場にキビレの反応が良かったエリアがことごとく釣れなくなっている感覚があります。
1時間くらいウロウロしても反応が無いので、あきらめて場所移動をしようと思ったタイミングくらいで、比較的近距離で小型のブリームのバイトながら、なかなか元気の良いバイトをキャッチしました。
ティップがぐいぐい持っていかれるくらいのバイトで、フッキングしたところ、ワームだけ持っていかれました。
このバイトを契機に、今までバイトが全くなかったエリアでバイトが出始めました。
『これは時合か?』と集中していると
ガンガンッ!
と明確なバイトが出たのでタイミングを見計らってフッキングしたところ、残念ながらすっぽ抜けになってしまいました。
一瞬乗った?と思ったのですが、フックまで食い込んでいなかったようでワームの頭が完全に食いちぎられていました。
フックアップしなかったのは残念ですが、完全に活性が上向いている。
時計を見ると12時前。
午前中は同じようなことをしていてもバイトが無かったのに、明らかにこのタイミングはバイトが増えています。
潮位や天候との関係もあるかとは思いますが、最近は午前中より午後の方が調子がいいように感じていたので、この時合でせめて1本は釣ろうと集中!
活性が高いのであれば、目立つカラーのワームの方が勝負が早いかもしれないとの思いで、ナチュラル系の【ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー 2.5in】の”サンドシュリンプ”から、【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】の”グリパンチャート”にチェンジしてみることに。
”食わせ”でダメなら”リアクション”狙いです。
シンカーをコツコツとボトムに当てて引いていると、また小型ブリームのようなバイトが。
あまり気にせず、本アタリを待ちながら巻いていると~
ビビビンッ!
普段はほぼ乗ることのない小型ブリームがフックアップしたようです。
やり取りもヘッタクレもなく、瞬殺で上がってきたのは手のひらサイズのキビレちゃん。
かわいいサイズでしたが、1匹は1匹です。
小さな口でしっかりとクレイジーフラッパーを食ってくれていました。
フックもよく刺さってくれたものです。
ここから本命が食ってくるか?と期待して更にキャストを続けましたが、バラした時のようなしっかり食ってきた感じのするバイトは得られず、時間が経過。
中途半端な結果しか出ていませんが、キリが無いのでここでストップフィッシングとしました。
チニング Day-45 消化不良の釣行 まとめ
と言うことで、まさに消化不良の結果となった釣行でした。
しかし、ここ数回の釣行を振り返ってみると、ボトムチニングにしても、トップチヌにしても連発があった訳でもなく、綱渡りの結果何とか釣れたような魚ばかり。
明らかに釣りにハメることができていないのが正直な感想です。
チニングはシーバスに比べると魚が居付く可能性が高いので、ある程度居付く条件が揃っている場所を押さえれば、比較的釣果は安定するイメージでしたが、それでも自然相手、生き物相手の釣りなだけに、把握できていないところでのブレが大きいですね。
キビレは秋が産卵期なので、産卵期に入ると釣れなくなると言われていましたが、最近では決してその限りではないこともわかってきています。
ただ、産卵に絡む成熟したサイズの魚が減ってきている感じもしますし、最近釣れているのはマチヌばかりなので、キビレは少し難しい時期なのかとは思います。
河川?湾奥?、そしてデイ?ナイト??
悩む日が少し続きそうです~