チニング

【チニング】注目度UP中 その魅力について!

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

最近はこちらのブログでもチニングの関連記事が多いのですが、ネットの釣り情報でもチニング関連のネタが多いように思います。

当然、堤防や磯などからのターゲットとしては古くから親しまれているチヌ釣りですが、やはり都心部で釣れるということで、ルアーフィッシングのターゲットとしても完全に市民権を得てきたことを感じさせられます。

私がチニングを始めたきっかけは、夏場のナイトゲームは潮位が変わらないことが多く(タイドグラフの季節的な特徴)シーバスがなかなか釣れないことがあり、夏場がハイシーズンと言われていたチニングをすることになりました。

私も中学生くらいの時は親父に連れていってもらって磯などで釣っていたのがチヌだったので、『そもそもルアーで釣れるのか?』と疑心暗鬼でやってみたのですが、エサ釣りでの当たりの出方とは全く違うバイトに驚いたものです。

と言うことで、今回は最近人気沸騰のチニングについて、人気の理由について紹介してみたいと思います。

まだ、チニングをやったことが無い方や、いろんな釣法に関心のある方に参考にしていただければ幸いです。

手軽にできる!

まず最初に挙げたい魅力&人気のポイントは、手軽さです。

シーバスも湾奥部で楽しみのは手軽ではありますが、最近では釣りができる場所も減ってきていることと、水の動き(河川の流れや、港湾部では潮流)が無いと釣りにくいなど、結構条件が厳しいので、いつも同じ場所に行って釣れるか?というと厳しいものです。

これはシーバスの生態的に移動範囲が大きいことと、地形の変化などに必ず付いている訳ではないことなども、釣りを難しくしている理由かと思います。

また、シーズンによって釣れやすい場所が変わるので、1シーズン通して釣りをしてみないとどこが釣れるのか?が読みにくいのがシーバスゲームです。

一方、チニングについてはついては決まった場所でコンスタントに釣れやすいという傾向があるのは間違いないと思います。

チヌやキビレの方がシーバスよりもボトム付近にいることが多いので、地形の変化に付いている確率が圧倒的に高いのです。

これは、何度か同じポイントに通うことで、どこで釣れるのか?を覚えやすく、釣れる理由もボトムの変化・ストラクチャーの有無など明確なので、狙い目を決めやすくなって釣果につなげやすいというメリットにつながります。

また、狙える場所も身近な河川や湾奥部で狙えるので、気軽に釣りに行けるのも魅力です。

車や自転車などでアプローチできる場所も多いので、短時間で良い時合だけ釣りにいくということもでき、釣行回数も稼げます。

当然、交通費などもほぼかからないのでエコノミーです。

結果、釣れるポイントを沢山押さえることができたりして、より釣果を上げることにもつながるので、好循環に早くたどり着けるのも魅力です。

このように、まずは手軽に釣れる場所へアプローチできるのが、チニングの魅力のひとつかと思います。

狙い方のバリエーションの豊富さ

バス釣りはルアーフィッシングの中でも、いろんなルアーで釣れる珍しいターゲットだと思います。

ハードルアーでも釣れますし、ソフトルアーでも釣れます。

しかも、巻いても釣れるし、止めておいても釣れるので、釣り方のバリエーションは非常に多く、現在でも次々に新しいリグや釣り方が編み出されています

ジグヘッドの釣りでも、ボトムで止めて誘うのもありですし、中層のミドストなどの釣り方もありますので、1種類のリグを使っても、様々な使い方があります。

この狙い方のバリエーションの多さがバス釣りの魅力だと思います。

シーバスゲームでは7割~8割がハードルアーでしょうか。

ワームを使う場合も、ジグヘッドがほぼ100%

要はベイトフィッシュを意識しているので、ハードでもソフトでも泳がせておかないと釣れにくいということになります。

では、チニングはどうか?

ワームを使ったボトム狙いの釣りもできますし、バイブレーションなどのハードルアーを使った巻きの釣りでも釣れます。

ハードルアーでは、バイブレーション以外でも、ミノーやシャッドなどのタイプを使っても釣れます。

ハードルアーの場合は、比較的根掛かりが少なく岩などが点在するような場所ではバイブレーションが使い易いですし、牡蠣瀬のような激しく根掛かる場所ではリップの長いミノーやシャッドを使った方が釣りがし易いと言うのは知っておくべきポイントかもしれません。

ワームを使った釣りの場合は、巻きの釣りと岸壁などでの落としの釣りが展開できます

巻きの釣りの場合、昔はテキサスリグがメインだったかと思いますが、最近の流行りはフリーリグですね

根掛かりが回避できることが大前提なので、バス釣りなどで根掛かり回避能力が高いことが証明されているリグが流用されているかと思います。

今後もいろいろなリグが展開されてくるかと思います。

また、落としの釣りではジグヘッドがメインになります。

落としの釣りではバイトが繊細な時もありますので、オフセットフックを使用したリグではフッキングミスが増えるので、針先がワームの外に出たリグが向いています。

それならシングルフックでも構わないのでは?という話しもありますが、落とし込みの釣りは護岸の際を狙うので、シングルフックは護岸に針先が掛かる危険性があります。

なので、常に針先が上方向を向いているジグヘッドが向いています

と言うことで、釣りのスタイルの幅が広いと言うのもチニングの魅力の一つかと思います。

ダイナミックな釣り味

個人的に、チニングの魅力として一番声を大にしてお伝えしたいのが、この釣り味になります。

アジングには繊細なバイトをフッキングする魅力、メバリングには掛けるまでの繊細さとフックアップ後の豪快な引きなど、それぞれの釣りにはそれぞれの楽しみのポイントがあります。

では、チニングにおいての魅力はヒット後の豪快な引き味だと思っています。

底ズルでのバイトはいきなりガツンッ!とくるのが魅力です。

初めて底ズルのチニングをする人から、どんなバイトが出るのか?と聞かれたことがあるのですが、言葉で説明をする必要が無いくらい強烈なバイトが出るので、バイトがあれば誰でも無意識にフッキングしてしまうと思います。

また、壁ドンチニングでは、バイトを誘っている静の状態から、フッキング後の動の状態へのシフトがこれまたシビれるくらいエキサイティングです。

メバリングでもフッキング後の引きの強さは魅力ですが、さすがにチニングの比では無いと言えます。

堤防や磯からの釣りでも、チヌ釣りの人気があるのは、このファイトの楽しさだと思います。

引きのトルク感については、キビレよりも明らかにマチヌの方が強いのですが、40cmを超えてくるとキビレでも相当の強さです。

ダイナミックなこの釣り味こそが、チニングの最大の魅力だと

チニング用ワームをご紹介

具体的なルアーについて少し紹介しておきたいと思います。

ここ最近、新しいチニングワームのリリースラッシュが続いていますが、私の中での壁ドンチニングの最強ワームは【オサムズファクトリー バンザイ太郎】です。

最近では店頭で売られているのを見る機会も無いので、手元にある在庫の数パッケージが無くなればそこまでという感じですが、クロー(爪)部分が大きくて浮力があるという点では、【ジャッカル チャンククロー】などとも共通点を感じます。

最近リリースのワームでは、素材の柔らかという点で【O.S.P. DoLive ドライブホッグ 2.8in】が使い易くて結果も出ています

入手のし易さ(取り扱い店舗の多さ)という点でも扱い易さはおススメです。

他では、やはり今年の注目はダイワのシルバーウルフシリーズのワームになるかと思います。

このルアーについては、少し前に記事にしているのでそちらをご覧ください。

また、ジャクソンからも新しいワームがリリースされています。

【ジャクソン ちぬころホッグ 2.2in】

こちらは特徴としては、シャッドテール状になっている2つの腕部分かと思います。

波動を生み出す2本の腕でチヌ・キビレを強烈に引き付ける能力がある感じです。こちらはまだ使ったことが無いので、また機会を見つけて調達してみたいと思います。

また、アクアウェーブからの新作ルアー【アクアウェーブ クリーパーバグ 2in】なども気になるルアーです。

総じて言えるのは、クロー系・ホッグ系が多いですね。

やはり、ボトムのカニやエビなどの甲殻類を意識したフォルムに寄せているのが新作ルアーの特徴かと思います。

スイミングで使う際にも、腕のようなパーツがどれだけ水押し効果を発揮するか?がポイントになっていますね。

パーツが多ければ良いという訳ではないかと思いますが、ステイ時に可動域の広いパーツがルアーの存在をPRできる点はストレートワームやシャッド系のワームよりも強いところかと思います。

まぁ、どのルアーも似たり寄ったりと言ってしまえばその通りなのですが、新作ルアーのそれぞれの特徴を評価しつつ、自分のイメージに合うルアーを探してみるもの面白いかと思います。

マチヌとキビレの季節行動特性の違い

最後に、魅力とは少し違いますが、チニングと一言で言ってもマチヌとキビレと2種類のが居ることと、この2種類の魚種は見た目は見ていても特性が違うことについて触れておきたいと思います。

まず、魚にとって一番大きなイベントである産卵ですが、マチヌとキビレでは時期が全く違うという点です。

マチヌは春が産卵シーズンで、乗っ込みと言って冬の寒い状態から水温が上がってくる春に浅瀬に産卵のために集まってきます。

エサ釣りでも乗っ込みのシーズンは大型のマチヌが釣れるのでハイシーズンです。

一方、キビレは秋が産卵シーズンです。

夏場に釣れ盛っていたキビレが、秋になって一斉に姿を消すのはキビレが産卵に入ることで少し深場に落ちるので、ショアからの釣りで釣れにくくなる状態となります。

しかし、淀川チニングで有名な『もりぞー』さんは年間を通してキビレを釣っているおり、最近では秋でもキビレが釣れる場所があることが確認されています。

セオリーと思われていた『産卵期のキビレは釣れない』というのは一概には言えないということで、常識が必ずしも正しくないという面白い話しです。

ただ、マチヌの産卵期は春であり、キビレの産卵期は秋頃ということを知って釣りをすることは重要なポイントだと考えています。

ちなみに、マチヌとキビレの産卵期が大きくズレているのは、種が混じるのを避けるためだと言われており、自然の摂理の奥深さを感じさせられます。

チニングの魅力について まとめ

と言うことで、最近人気のチニングの魅力ポイントについてまとめてみました。

紹介した通り、釣り方もバリエーション豊富ですし、釣り味も一度経験すると虜になると言っても過言ではないと思います。

しかも、手軽にアプローチできて、慣れてくるとほぼ100%魚の顔を見ることができるので、貴重な釣行タイミングを最大限有効活用できて非常にコスパも高い釣りと言えます。

最近ではルアーだけでなく、ロッドやリールもチニングを意識した専用モデルが各メーカーからリリースされています。

『もりぞー』さんが以前に宣伝されていいた、オリムピックのシルベラードは有名ですが、最近ではダイワがシルバーウルフのブランドで力を入れていますね。シマノでは以前からブレニアスブランドを出されています。

リールも、スピニングタックルメインから最近ではベイトタックルを使われる方が増えてきているのを実感します。
釣り場で出会うチニング狙いの方はほぼベイトタックルです

ベイトタックルで狙うメリットや楽しみ方は、これまでの釣行記などでもご紹介済みではありますが、繊細なやり取りも含めてベイトタックルはかなり有効だと思います。

また、底ズル系の釣りしかされたことが無い方は、是非、縦の釣りである壁ドンチニングも経験してもらいたいと思います

また、こちらでも実釣レポート含めて情報を上げていきたいと思います。

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