こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
金曜日までは暖かったのですが、一気に寒くなったこの週末。
因みに、12月中旬~下旬の寒さということで、早朝の気温は9度とかなり冷え込んだ朝となりました。
デイゲームでベイトアジングの練習をしているところですが、そろそろ実際にベイトアジングで魚を釣りたい!と言うことで、普段の釣りで実績があるところにてナイトゲームでベイトアジングを試してきました。
釣りが成り立つためにいろいろ試してみましたので、釣行記にベイトアジングのインプレを兼ねて書いてみたいと思います。
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
最初は無難にダウンショットから釣り開始
事前の天気予報では風が強いという情報だったので、念のためスピニングタックルも車に積み込んでいきましたが、釣り場に着くと風はそれほど強くありませんでした。
『これはベイトアジングの練習に最適!』ということで、急いで釣りの準備をしてポイントに入りました。
ジグ単のキャスト練習はデイゲームである程度はしていますが、いきなりジグ単で距離が出ずに困るかも?と考え、最初はダウンショットをリグりました。
シンカーは3.5gに、ジグ単は直接ラインに結ばず、アジスナップを使うことにしました。
この方がジグヘッドの重さを変える時にも楽だろうという想定。
タックルは【Fishman Beams inte 64UL】に中華製ベイトフィネスリールの【TSURINOYA ダークウルフ Ultra KF-50SL】のセットです。
さすがに3.5gあればキャストは全く問題無し。
問題はボトムをとった後にバイトを得られるか?という点です。
万が一アジのレンジが浅い(魚が浮いている)場合、バイトが得にくくなるのがダウンショットリグの弱点になります。
沖にキャストして一旦ボトムまで沈め、シンカーを動かさずにジグヘッドだけを動かすイメージで操作していると
ツツツ!ツツツ!
さっそくアジのバイトが伝わってきました。
アジがボトムに居ることはわかったのですが、バイトのみで終了しフックアップできませんでした。
再度、リグを投入してチョンチョン誘いをしていると~
コンッ!
明確なバイトでフッキングすると、しっかりした重みがロッドに伝わってきました。
アジの口切れ対策でドラグをゆるゆるにしていたので、いきなりドラグが鳴ってラインが引き出されました。
少し沖に投げていたのでマシなサイズのアジかな?と期待したのも束の間、下に下に走るこの引きはアジではない・・・
はい、ベイトアジングのファーストフィッシュは結構いいサイズのガシラでした。
明らかにアジのバイトがあったので、本命を求めて釣りを再開。
ダウンショットのリーダーは15mくらいなので、ほぼ完全にボトム狙い状態ですが、キャストしてもバイトが無い回もあるなど、少しバイトが遠い感じ?
そこで、少し大きくアオリを入れてリグを浮かせ、そこから沈めるようにしてみると、明確にバイトが出始めました。
乗らないバイトを我慢して釣っていると、ようやく
ツツツ~コンッ!
しっかり竿先が入るくらいの明確なバイト!
引きもスピニングタックルでのやり取りよりもダイレクトに感じます。
まずは1匹、ベイトタックルにてゲット!
しかし、ここでダウンショットの弱点がいきなり露呈してしまいました。
アジが暴れるので、リーダーが魚に絡んだりジグヘッドに絡んだりとややこしいことに。
これは、以前にダウンショットにてアジングをした時にも感じたことで、釣りあげた後が厄介なのがダウンショットです。
絡みをリカバリして釣りを再開し、何となく釣り方がわかって数匹アジを追加することに成功。
しかし、やはりジグヘッド周辺でのラインの絡みは回避できず、まぁまぁストレスに感じたので、ここでジグ単を試すことにしました。
ジグ単は1.0gまでは許容範囲
さて、何グラムのジグヘッドから試すか少し迷いましたが、1.0gをキャストして釣りが成り立たなければベイトアジングを続ける意味が無いので、1.0gを試してみることに。
アジのサイズは大きく無いので【ジャッカル アジマメマイクロヘッド】の1.0gをセット。
ワームは少しウェイトが欲しいところですが、アジの吸い込み重視して【クリアブルー リングボンボン 1.8in】を使用することに。
少しタラシを長くとってロッドも含めて全体で遠心力を持たせるようにしてキャストすると、何とか釣りが成り立つくらいには投げれる感じ。
キャスト後、スプールフリーでラインを出していき着底を確認する感じですが、よりフリーに早く着底させたいなら、手でラインは出した方がいいかと思います。
スプールフリーでラインを出すと、ある程度テンションがかかっているのでカーブフォールしているかと思うので、リグが手前に寄ってしまう感じです。
着底後、チョンチョン誘いをしていると、ある程度リグを浮かせたタイミングでツツツッ!とバイトをキャッチ。
ロッドのテンションが邪魔をしているのか?深い食い込みのバイトが得られませんが、乗らないバイトの中からしっかりしたバイトを拾って掛けにいくと、ようやくフックアップ成功。
明らかにスピニングタックルよりも乗せにくいのは間違いない感じで、掛けにいくタイミングがあるような深いバイト待ちという感じです。
アジマメマイクロジグヘッドはフックが細いので、ロッドとのバランスが悪いのかも?との思いでジグヘッドをチェンジ。
キャストのし易さ改善も狙って【がまかつ 宵姫 AJカスタム】の1.5gを使ってみることにしました。
先ほどまでの1.0gとは明らかに違うキャストフィーリング。
これならスピニングで普段狙っている範囲はカバーできそうな感じ。
しかし、重いジグヘッドの宿命。
そう、重くすると根掛かりが増えるのです。
ラインが太いので何とか根掛かり回収には成功しましたが、やはりジグヘッドを重くすると活性の低いアジは吸い込みきれないシーンが出てくることと、根掛かりのリスクが上がるので安易にウェイトアップするのはダメだ!と再認識させられました。
ロックフィッシュ狙いなのにアジバイトばかり
ベイトアジングはある程度試すことができたし、数釣りはできなさそうなので(魚はいるけど私の腕が悪いので)、最後にアジ以外を狙ってみることにしました。
釣り開始時にガシラが釣れていますが、狙って釣った魚ではなかったので、ボトムワインドにてタケノコメバルやガシラが釣れればとの思いでリグをチェンジ。
ボトムワインドと言えば、使うジグヘッドは【デコイ デルタマジック】の3.5gが自分の中での定番でしたが、今回は【ジャッカル キビキビダートジグヘッド】の2.5gを使ってみることにしました。
先ほどまで1.0g台のジグヘッドで釣りをしていたので超快適にキャストができます。
過去に実績が出ている場所をメインに数か所チェックしてみましたが、ボトムロックの反応は残念ながら皆無。
しかし、その代わりと言っては何ですが、間違いなくアジと思わしきバイトが頻発。
しかも、先ほどアジを狙っていた時よりも明確で力強いバイトです。
ジグヘッドを重くするとバイトがハッキリと出るようになるという、タケ師匠の説は間違いないと確信。
やはりアジがボトムに集中していることが確認できたのはいいのですが、さすがにこのジグヘッドにバイトしてくれても乗る訳もなく~
ここで朝を迎える時間となりタイムアップとなりました。
週末ベイトアジング まとめ
と言うことで、とりあえずできる範囲でベイトアジングをやってみました。
高級ベイトフィネスリールでなくても1.0gが投げれることがわかったのは収穫でしたが、感覚的にはギリギリという感じです。
また、今回のラインについては【東レ ソルトライン スーパーライト PE】の0.3号にフロロカーボンラインの7bのリーダーでしたが、アジのバイトについては全く問題なくバイトしてきた感じです。
無理に細くする必要性はあまりない感じがしました。
ただ、リーダーを3ヒロほど取ったロングリーダーシステムなので、もう少し細くすれば軽量ジグヘッドの飛距離はもう少し確保できるのではないかと感じました。
次回は一度、4lbのリーダーを試してみたいと思います。
まぁ、港湾部の小型のアジの場合、数釣りをしたいならスピニングタックルに軍配があがりそうですが、ダイレクトなバイトをキャッチできることと、食わせ&掛ける楽しみを追求したいならベイトタックルも悪くないと思います。
ただ、かなりマニアックな釣りですし、誰でも手軽に始めれるか?と言うとそこはまだまだ疑問が残りますね。