皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回は本当の雑談レベルの記事なのですが、巷で注目の生成AIを利用してみたというお話しです。
生成AIについては、ChatGPTが知名度No.1かと思いますが、GoogleのGeminiやMicrosoftのBingやCopilotなど、様々なツールが存在しています。
最近では生成AIを活用してブログの記事を自動で作るのも普通に行われているようですが、個人的には釣り関連のブログを生成AIに依存して、まともな記事が書けるのか?と思っています。
とは言いつつ、小泉構文ではないですが”思っている”だけでは何も検証できないので、試しに釣りに関するインプットをしてみました。
果たして自分の知識・認識と生成AIが出す答えとはどのくらい違いがあるのか?それとも似ているのか?
では、興味のある方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
個人的な疑問、キビレの産卵期について聞いてみた
では、さっそくですが、個人的にここ最近困っていることをChatGPTに相談してみました。
相談事項は『キビレの産卵期はいつですか?』
これは、自分の知識が思い込みの部分もあるかも?との思いで、聞いてみました。
期待する答えは『夏の終わりから秋にかけて』という内容ですが、実際の答えは如何に?
ChatGPTの答え
『キビレチヌの産卵期は、一般的には春から夏にかけてです。具体的には5月から8月が多いですが、地域によって多少異なることがあります。秋には産卵が行われないため、キビレチヌの産卵期は秋ではありません。秋は成長や越冬に向けた準備をする時期となります。』
いきなりですが、ええ~~~そうなん?って感じ。
特にピンクでマーカーした部分、秋には産卵は行われない、と明言されてしまいました。
マジかいな?!
そこで、カマをかけて『クロダイの産卵期は秋ですか?』と聞いてみました。
ChatGPTの答え
『クロダイの産卵期は秋ではなく、主に春から夏にかけてです。特に5月から8月が繁殖のピークとされており、この時期に産卵が行われます。秋は、成魚が越冬に向けて準備をする時期になりますので、産卵は行われません。』
今度は認識通りの答えが返ってきました。
キビレのに特化した産卵期の質問がマニアック過ぎたのか?
そこで、更に突っ込んだ質問をしてみました。
秋にキビレを釣る方法について聞いてみた
秋に産卵しないと言い切るChatGPTに、秋におけるキビレの釣り方を聞いてみることにしました。
質問は『秋にキビレを釣る方法を教えて!』
ChatGPTの答え
『秋にキビレを釣る方法はいくつかあります。以下のポイントを参考にしてみてください。
1. エサ選び
- オキアミやサシエ:キビレはエサ取りが得意なので、オキアミやサシエを使うと良いです。
- ウニやイガイ:特に秋は、これらのエサが効果的です。
2. 釣り方
- 底釣り:キビレは底にいることが多いので、底釣りが有効です。ウキを使って調整すると良いでしょう。
- 投げ釣り:遠投して、エサを広範囲に撒くのも効果的です。
3. ポイント選び
- 干潟やシャロー:キビレは餌を求めて浅瀬に寄ってくるので、干潟やシャローポイントを狙うと良いでしょう。
- 潮の流れ:潮の流れが良い場所も狙い目です。流れに沿ってエサが流れると、食いつきが良くなります。
4. 時間帯
- 朝マズメや夕マズメ:キビレはこの時間帯に活発になることが多いので、早朝や夕方に釣りに行くのがおすすめです。
5. タックル
- ライトタックル:軽めのタックルで、やり取りを楽しむのがいいでしょう。道糸は3号〜5号、ハリは3号〜5号程度が一般的です。
6. 注意点
- 潮の動き:潮の動きに注意して、特に満潮前後は活性が上がりやすいです。
これらのポイントを参考にして、秋のキビレ釣りを楽しんでみてください!成功を祈っています!』
ちょっとアバウトな聞き方をしたので、エサ釣りの方法を回答してきました。
しかも、項番1のエサ選びでは、”オキアミ”と”サシエ”を同レベルで扱った回答をしてきました。
また、エサについて”ウニ”を提案してくる辺り、かなりこちらがセレブと認識されているのか?と錯覚するような回答。
そこで、ルアー釣りを前提に質問してみました。
質問は『秋にルアーでキビレを釣る方法を教えて!』
ChatGPTの答え
『秋にルアー釣りでキビレを狙う方法は、以下のポイントを参考にすると効果的です。
1. ルアーの選択
- ミノー:細身のミノーは、キビレにアピールしやすいです。特にウォブリングアクションがあるものがおすすめです。
- バイブレーション:ボトムを攻めるバイブレーションも効果的。特に秋はベイトが豊富なので、リアルな動きを意識しましょう。
- ジグヘッド+ワーム:シンカーを付けて、ボトムを狙うのも良い方法です。ワームは自然な色合いを選ぶと良いでしょう。
2. 釣り方
- リトリーブ:一定の速度でリトリーブするのが基本ですが、時にはストップ&ゴーのアクションを加えると効果的です。
- ボトムを狙う:キビレは底にいることが多いので、ボトムを意識して攻めます。根掛かりに注意しながら、丁寧に探ってみてください。
3. ポイント選び
- 干潟やシャローエリア:秋はキビレが浅瀬に寄ってくることが多いので、干潟やシャローポイントが狙い目。
- 潮の流れ:潮が流れる場所や、障害物の周りを重点的に狙うと良いでしょう。
4. 時間帯
- 朝マズメや夕マズメ:この時間帯は活性が高くなるため、ルアー釣りに最適です。
5. タックル
- ライトタックル:スピニングタックルを使うと、ルアーの操作性が良くなります。ラインはPE0.6号〜1号、リーダーはフロロの8〜12lbが一般的です。
6. アプローチ
- 静かに近づく:キビレは警戒心が強いので、静かに近づいて釣りをすることが重要です。
これらのポイントを参考に、秋のルアー釣りでキビレを楽しんでください!成功を祈っています!』
正直な感想としては、8割以上は認識通りとして受け入れることができる回答ではないかと思います。
バイブレーションにナチュラルな動きを求めるのはどうなのか?と思いますが、釣り方やポイント選びそして使用するタックルについても概ねおかしなことは言っていないと感じました。
なかなか面白い展開になってきたので、もう少しマニアックな疑問を投げかけてみることにしました。
オススメのルアーの提案を質問してみた
より具体的に突っ込んで聞くために、使用するルアーについて具体的に聞いてみることにしました。
質問1:キビレを釣るのにオススメのハードプラグは何ですか?
ChatGPTの答えは
『キビレを釣るのにおすすめのハードプラグはいくつかあります。以下のルアーが特に効果的です。
1. ミノー
- シャローミノー:浅場での釣りに適しています。ウォブリングアクションがあり、キビレの好奇心を引き寄せやすいです。
- ディープミノー:少し深いところを狙う場合に使います。動きがリアルで、底付近を攻めやすいです。
2. バイブレーション
- 小型バイブレーション:キビレは底にいることが多いので、ボトムを狙えるバイブレーションが効果的。強いアピールで引き寄せます。
3. クランクベイト
- ミディアムダイバー:障害物周りを攻める際に有効です。特に、潮の流れがある場所での使用が効果的です。
4. ポッパー
- トップウォータープラグ:表層でのバイトを楽しみたい場合におすすめです。キビレの捕食行動にアピールできます。
おすすめの具体的なルアー
- エバーグリーン「セイゴミノー」:実績が高く、キビレに効果的です。
- ジャッカル「チャター」:バイブレーションと組み合わせて使うことで、特にアピール力が高いです。
- メガバス「V3」:アクションが自然で、食いつきやすいです。
これらのハードプラグを活用して、キビレ釣りを楽しんでください!成功を祈っています!』
項番1~4の少し抽象的な回答部分は、当たらずとも遠からずな感じの回答ですが、最後の【おすすめの具体的なルアー】のところが微妙です。
・エバーグリーンの”セイゴミノー”って何?聞いたことない。
・ジャッカルまでは具体的だけど、その先がチャターと急にアバウトに。
・メガバスのV3はスピナベじゃね?
さすがに質問がマニアック過ぎたか・・・
しかし、ここまで聞いてみるなら、もうひとつ聞いてみたくなります。
質問2:キビレを釣るのにオススメのワームは何ですか?
ChatGPTの答えは
『キビレを釣るのにおすすめのワームはいくつかあります。以下のアイテムが特に効果的です。
1. シャッドタイプワーム
- 4インチシャッド:細身で水流を受けて動きが良く、アピール力が高いです。カラーは自然な色合いが効果的です。
2. グラブタイプ
- テール付きグラブ:リアルな動きでキビレの好奇心を引き寄せやすいです。特にテールの動きがアピールポイントになります。
3. カーリーテール
- カーリーテールワーム:ボトムを這わせるように使うと効果的です。テールの動きがキビレを誘います。
4. スワンプタイプ
- スワンプワーム:独特な動きとアピール力があり、特に低活性時に効果的です。
おすすめの具体的なワーム
- ヤマセンコー:シンプルなデザインながら、キビレの好奇心を引き寄せる実績があります。
- ゲーリーインターナショナル「Gテールサターン」:リアルな動きで、特に活性が高いキビレにアピールします。
- アジングワーム:小型のワームは特に効果的で、細かいアクションが有効です。
これらのワームを使って、キビレ釣りを楽しんでください!成功を祈っています!』
さすがに、ちょっと厳しくなってきました(笑)
そこで、少し質問を一般的な質問に修正してみました。
質問3:クロダイを釣るのにオススメのワーム・ソフトルアーは?
ChatGPTの答えは
『クロダイを釣るのにおすすめのワームやソフトルアーはいくつかあります。以下のアイテムが特に効果的です。
1. グラブタイプ
- テール付きグラブ:水流を受けて動きが良く、特にボトムを這わせる釣りに適しています。
2. シャッドタイプ
- シャッドワーム:リアルな動きがあり、特に活性が高い時に効果的です。
3. カーリーテール
- カーリーテールワーム:テールの動きがアピール力を高め、特に低活性時にも効果があります。
4. スワンプタイプ
- スワンプワーム:独特な動きとアピール力があり、特にボトムを攻める際に有効です。
おすすめの具体的なワーム
- ゲーリーインターナショナル「Gテールサターン」:リアルな動きがあり、特にクロダイに効果的です。
- シマノ「スイムベイト」:自然な泳ぎで、ストレートリトリーブが効果的です。
- ダイワ「ハードコア」:しっかりしたボディで、アピール力が高いです。
これらのワームやソフトルアーを使って、クロダイ釣りを楽しんでください!成功を祈っています!』
この回答は正直かなり面白い内容かと思います。
カーリーテールのワームがチニングで実績があるのは間違いないですし、グラブタイプのワームがチニングで使われるのも事実なので、ここまでは素晴らしいですし、納得の回答。
一方、チニングでスワンプクローラーのようなストレートワームを使うというのは聞いたことが無いので『実はストレートワームのネコリグでも釣れるのでは?』と考えさせられました。
みんなあまり使わないけど、実はめっちゃ釣れたりして?と思ってしまいました。
遠投をするボトムチニングでは試せるシーンが無いかと思いますが、護岸などでの接近戦であれば試せるので、バス用のストレートワームを引っ張り出してみて試してみたいと思います。
ただ、オススメのワームのところはかなり厳しいですね。
ゲーリーヤマモトのワームで”Gサターンテール”という製品は私は聞いたことがありませんし、”ハードコア”はDUELさんの製品ブランド名であり、ダイワさんではないので少し情報が錯綜している感は否めないかと思いました。
釣りのブログを生成AIにまかせられるのか? まとめ
と言うことで、非常に限られた範囲での生成AI利用による評価にはなりますが、具体的に使ってみたエビデンスを掲載してみました。
ChatGPT以外の生成AIを利用すれば、また答えも変わってくるところかと思いますが、チニングやクロダイ釣りという汎用的なキーワードではなく”キビレ”というかなり特化したキーワードに対しても一定の回答が得れたことについては少し驚きました。
ただ、先にも書いた通り、キーワードには回答できていても、細かい情報までディープラーニングできていないところは明らかになったかと思います。
また、改めてアジングなどについても調べてみたいとは思いますが、釣り関連ブログの記事を書くために利用できるレベルではないというのが正直な感想です。
そもそも、絶対的な正解が定義し辛いのが釣りという趣味の特殊性でもあるかと思いますので、生身の人間(有識者)が記事を書いたとしても、それが絶対に正しいことばかりではないので難しいところとは思います。
しかし、今後、生成AIが更に進化して『●●地域で■■の魚がよく釣れているところはどこ?』みたいな質問に回答してもらえるようになると、釣り人としては情報検索の手間が省けるので利用価値が上がるかもしれませんね。