皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回は久々の釣行記になります。
前回のチニングの釣行記以降、実は2回ほどチニングに出撃しているのですが、全く相手にされずと言うか、小型のクロダイっぽいバイトのみで惨敗でした。
マチヌの姿は少し減ったかな?と感じるところもありますが、それでも見えチヌは高頻度で遭遇しているものの、釣果にはさっぱり繋がらない状況です。
やはりキビレの姿が見れなくなったのが大きな原因かとは思いますが、難しい状況で無理やり頑張るのも辛いところがあるので、少し目先を変えてみることにしました。
週末に少しだけアジングも試したのですが、夏にアジングをした時よりも大幅に小型化していて、改めて出直すことになってしまいました。
そこで思いついたのが、誰にでも優しいハゼに遊んでもらうこと。
改めて考えると、今年はハゼクランクも全然やっていないし、そろそろハゼも大型化してきている時期なので、ちょうどいいはずとの思いでした。
しかし、現実は・・・
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
敢えてハードルを下げる為に”エサ釣り”で挑戦
さて、実釣の出撃は午前中の上げ潮のタイミング。
釣行先は地元の武庫川で、実は少し前にド干潮の時にチニングの様子を見に行った時に、シャローで泳いでいるハゼを目撃したので、間違いなく釣れるだろうとの思いでの出撃でした。
まずはポイントに入る前に、ちょっと釣具屋に寄ってエサを調達。
昨年に子供とエサでハゼを狙った時は、300円パックのイシゴカイを買ったのですが、一人で数時間で300円分の虫エサは使いきれません。
と言うことで、今回はマルキューさんから販売されている【マルキュー はぜホタテ】を買ってみることにしました。
常温保存ができるので、使いきらなくても良い点が素敵なのと、いろいろネットで調べてみても結構釣果が高そうなので使ってみることにしました。
また、エサを探していると【ダイワ 底巻きブラクリ ズルビキーSS キス・ハゼSP】を発見したので購入してみることにしました。
ブラクリの針の部分を、自動ハリス止めでハリス付きのフックをセットするという仕様になっています。
これに付属のハリスを付けて、【マルキュー はぜホタテ】を付けて釣りを開始することに。
ただ、エサのホタテですが、正直めっちゃセットしにくいです。
イメージ的にこの製品は、のべ竿などでミャク釣りかウキ釣りで釣りをするような手返し重視の近距離戦には良いかと思いますが、キャストする釣りにはちょっと使いにくい感じでした。
とは言いつつ、今回はこれしかエサが無いので、これで釣りを開始することにしました。
驚くほどにバイトナッシング
この日はほぼ満潮のタイミングなので、前回の下見の時のように魚の存在を目視することができませんが、おおよそのボトムの地質やハゼの付き場はイメージできているのので、それを頼りにキャストを開始。
ちなみに【ダイワ 底巻きブラクリ ズルビキーSS キス・ハゼSP】はあまり考えずに6号を購入してしまったので、22gもありめっちゃ飛びます。
そもそも遠投が必須ではないハゼ釣りにミスマッチでした(涙)
過去のハゼクランクの釣りであれば、ハゼが居ればすぐにバイトが得られていたので、今回もすぐにバイトがあるだろうと構えていたのですが、これが全然バイトがありません。
開始して10分くらいはハゼの居場所にアプローチできていないだけ、とタカをくくっていたのですが、30分近く、しかも移動しながらキャストを繰り返しているのにバイトがありません。
マジかいな?
さすがに心の中でつぶやいてしまいました。
水深があるところから、どんどん水深が浅いエリアに向けて誘っていきますが、全然バイトがありません。
しかも、ボトムで流れの緩そうなところを通すと、ゴミや藻が仕掛けに絡んできます。
そんな状況で、エサは針持ちがいいはずなのに、針にセットしにくいホタテえさ・・・
そこで、少しでもハゼとのコンタクト機会を増やせればとの思いで、天秤仕掛けに2本針の仕掛けをセットして釣りを再開しました。
2本針で仕掛けの全長は長くなるのですが、先ほどのリグよりも仕掛けが絡みにくくなったのは、さすがは専用の仕掛けだなと変なところに関心しつつ釣っていきます。
しかし、1時間近くかけてかなり移動しても全くバイトが得られないので、さすがに集中力も心も折れてきた感じになってきました。
さすがに8月に居た場所からは移動しているのか?
そんなことを考えていたところ、不意にバイトが!
ココンッ!
ハゼのバイトか?と疑いたくなるようなハッキリしたバイトでしたが、何とかフックアップしてくれたようで、ロッドに魚の反応が伝わってきます。
しかし、その直後、根掛かりしたような重さになりロッドが止まりました。
根掛かりかと思ったのですが、ロッドを強く煽ると寄ってきます。
何か巨大なゴミに引っかかったのか?
ラインブレイクしないようにゆっくり引き寄せてくると、奇跡的に魚の反応がロッドに伝わってきました。
ハゼの場合は、バラしたのか?と勘違いするほど回収時の反応が無い場合もあるので、諦めずに仕掛けを回収していると、ラインの先に巨大なビニール袋が見えてきました。
これもひとつのマイクロプラスチック問題の元凶でしょうか?
幸い、ビニール袋は魚に絡んでいる訳ではなく、2本ある枝素の先端側に引っかかっており、魚は真ん中の針に掛かっているようです。
最後の引き上げの際に、ゴミが掛かっているラインは切れてしまいましたが、魚は無事に?キャッチすることができました。
そして、針に付いていたのは、ハゼではなく、子キビレ!
体のサイズに対して、目の割合が大きいのでかわいいですね。
そして、ヒレを見ると明らかにキビレなのですが、産卵に絡むような成熟した個体ではないので河川に居たと思われます。
ホタテに間違えて食いついたのか?エサが食べたくて食いついたのか?そこは明確にはわかりませんでしたが、針の小ささが奏功して釣りあげることができました。
この後、更に粘って水深の浅いところから深いところまで広く歩き回ってチェックしたのですが、残念ながらハゼくんからの反応は得られずストップフィッシングとしました。
武庫川 お手軽?ハゼ釣り 撃沈記 まとめ
と言うことで、正直、まさかのハゼ釣りでのボーズゲームでした。
ハゼクランクなら狙える範囲も限られていたりと、まだわからないことも無いのですが、まさかエサ釣りで狙ってノーフィッシュとは・・・
ひとつ言えるのは、本文の繰り返しになりますが、ちょい投げでハゼを狙うなら、イシゴカイや青イソメなどの虫エサを準備した方がよさそうです。
エサを買った時に『武庫川めっちゃハゼ釣れてますよ!』と言っていた店員さんの発言はリップサービスだったのか?私が単に狙いを大外ししていただけなのか?
ハゼ釣りのためだけにわざわざ淀川まで行かなくても、と思っていたのですが、こうなってくると少し意地も出てきてしまって、次のアタックチャンスを検討中です。
淀川に行けば釣れるのはわかっていつつ、敢えて武庫川の中で釣れるところを探すか?
また、悩ましい宿題を自ら作ってしまいました。
とにかく、早々にリベンジは果たしたいと思っています。