こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTAです。
さてさて、GWを挟んで油断している間に、海を渡ったアメリカではBASSMASTER Elliteシリーズの第2戦と第3戦が開催されています。
GW開始時に、第2戦の初日のトーナメントリーダーが大森選手であることまではチェックしていたのですが、その後忙しくて結果をチェックしていませんでした。
そしてGW明け、BASSMASTER Elliteシリーズの結果をチェックしていると、既に第3戦の最終日まで終了しているではありませんか!!
完全にチェックを怠っていました。
一応、今年はB.A.S.S.の日本人アングラーが出場している試合はトレースしておきたいと思っていますので、2戦分まとめて書いてみたいと思います。
第2戦 オクラホマ州 グランド・レイク戦
まずは、オクラホマ州のグランド・レイクで開催された第2戦の内容です。
初日は、ナント!第1戦で優勝している大森選手がトップウェイトを叩きだして暫定首位スタートとなりました。
<出展:bassmaster.com>
前回勝っている大森選手なので、勢いに乗って連続上位入賞を期待したのですが、2日目はリミットメイクこそ達成したものの初日の23ポンドオーバーからは大きくウェイトを下げて7ポンド台でフィニッシュ。
順位は43位まで大きく下げてしまいました。
しかし、上位50名で競われるセミファイナルには何とか残ってくれたことで、3日目に16ポンド15オンスをウェイインして順位を27位まで上げてフィニッシュとなりました。
連続ファイナル進出を期待しましたが、そこまでElliteシリーズは甘くないということですね。
他の日本人選手は予選カットで残念な結果となってしまいました。
今シーズン最後とささやかれている清水盛三選手も頑張って有終の美を飾って欲しいところなのですが。
次回に期待します。
深江真一選手も頑張っておられますが今のところは目だった成績が残っていない状況。
<出展:bassmaster.com>
来シーズンのことを考えても、残りの試合が踏ん張りどころかと思われます。
そして、第2戦のチャンピオンは、帝王「K.V.D.」
<出展:bassmaster.com>
セミファイルナルでTOPに躍り出ると、そのまま余裕の逃げ切りで優勝をかっさらっていきました。
因みに、ウィニングルアーのひとつはスクエアリップのクランクベイトとのことです。
またこれで、クランクベイトが売れるな (^^;;
これで自身が持つB.A.S.S.の優勝回数の記録を自ら塗り替えて25回目の優勝。
引退の話しがささやかれる昨今ですが、まだまだ現役で活躍してくれそうです。
第3戦 テネシー州 ケンタッキー・レイク戦
そして、そして、日本のGW後半と重なるタイミングで開催された第3戦。
第2戦がスケジュール変更になったことから、2週連続という過酷なトレイルになりました。
各選手、プリプラクティスは行っているとは思いつつ、直前プラクティスに十分な時間を確保できなかった選手もいたのではないでしょうか?
何せ、移動距離が違いますからね(汗)
そんな第3戦ですが、開催地はテネシー州のケンタッキー・レイク。
<出展:bassmaster.com>
果てしなく広大です(汗)
テネシー州と言えば、秘密のクランクベイトを思い起こすのは私だけでしょうか??
さて、試合ですが、期待の大森選手は何と初日2ポンド8オンスで絶不調。
初日を107位としてしまいました。
他の日本人アングラーも、深江選手が13ポンドオーバーで73位。
13ポンドでも、キロ表示にすると約5.8kgで、日本のトーナメントからすると十分なウェイトに感じるのですが、本場アメリカのTOPカテゴリーではそんな甘いことは言っていられないようです。
また、清水選手は7ポンドで100位となってしまいました。
そんな厳しい雰囲気を感じる大会ですが、初日のトップウェイトはクリス・サルディーン選手の24ポンド3オンスという驚愕的なウェイト。
<出展:bassmaster.com>
因みに、プラクティスでは30ポンドは釣れていたそうです。
そんな話しを聞くと4日間ぶっちぎりで優勝しそうなイメージを持ってしまいますが、2日目にサルディーン選手は大失速。
ナント!2日目は7ポンド台という大ブレーキで一気に順位を落としてしまいました。
トーナメントは自然相手なので本当に次の日のことは読めないし、怖いですね。
そんな中でTOPに躍り出たのは、日本でも超有名選手であるスキート・リース選手。
<出展:bassmaster.com>
黄色のボートやウェアはトレードカラーですね。
初日に2位の好位置につけていたのですが、2日目に21ポンドオーバーを釣って堂々の暫定首位でセミファイナル進出を果たしました。
日本人選手は、残念ながら全員が予選通過ならず。
深江選手が63位、清水選手が99位、大森選手が105位と、初日の順位をほぼ上げることができずに終了となってしまいました。
大森選手も第2戦の結果までは、まだまだイケる状態を維持していましたが、第3戦の予選落ちは痛いですね。
何としてもクラシックには出場して欲しいので、残りの試合での巻き返しに期待です。
さて、試合の方は3日目のセミファイナルでスキート・リースが失速。
リミットメイクならずで、4匹で17ポイン台で終わってしまいました。
しかし、それでも暫定2位。
この日首位に躍り出たのは、ウェズリー・ストレイダー選手。
首位とは言いつつ、2位のスキート・リース選手とは13オンスで超肉薄。
二人のデッドヒートの結果が気になる最終日のファイナルですが、スキート・リースの失速は復活できず、最終日もリミットメイクを逃して17ポンド台でフィニッシュ。
一方のウェズリー・ストレイダーは20ポンドをウェイインしてB.A.S.S.での初優勝となりました。
<出展:bassmaster.com>
B.A.S.S.以外のアメリカの大規模バストーナメント団体であるFLW(入賞賞金が高いので有名)に参加していたウェズリー・ストレイダー選手ですが、戦いの場をB.A.S.S.に変えてから3試合で優勝とは、基礎スキルの高さのなせる業でしょうか?
因みに、第2戦優勝のケヴィン・ヴァン・ダムの成績も気になるところですが、54位で予選敗退。
大森選手、まだまだイケますよ!!
B.A.S.S. Bassmaster Ellite シリーズ #2、#3 まとめ
と言うことで、ざざっと私のわかる範囲で書いたElliteシリーズの第2戦と第3戦の結果でした。
Elliteシリーズの下位カテゴリーであるCentral Open の暫定1位が伊豫部選手なだけに、TOPカテゴリーでも日本人選手に上位進出を期待していますが、Elliteシリーズについてはこれからですね。
Elliteシリーズは年間試合数が多いので、例え現在上位に居ても安心はできませんし、逆に考えるとまだまだこれから巻き返しが出来るということです。
今後の各試合が開催されるフィールドと、各選手との相性がわからない部分もありますが、大森選手を筆頭に長年アメリカのトーナメントに参戦して積上げてきたスキルと経験を是非発揮して欲しいと思います。
個人的には大いに期待しています。
さて、次戦は5月17日~20日にテキサス州のトラビス・レイクで開催されます。
後2週間もありませんね。
各日本人選手の活躍・巻き返しが楽しみです。