こんにちは! NABRA Chase Fishing GONTA です。
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
灼熱の日本列島ですが、アメリカでも熱い戦いが繰り広げられています。
1週間前にイースタンオープンが開催されたところですが、日本人選手が多数エントリーしている注目のセントラルオープンが直近の週末に開催されました。
伊藤選手(暫定TOP)や伊豫部選手(暫定5位)、そして片岡選手などが年間で暫定ながら上位に食い込んでいる注目のシリーズですが、後半戦開始の重要な試合となる第3戦がどうなったか?
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
年間上位陣が総崩れの初日
さて、第3戦の舞台はウィスコンシン州のミシシッピーリバーです。
ワニがいるエリアですね (^^
イースタンオープンに参戦した伊豫部さんが投稿していたルアーマガジンのコラムでは、移動に18時間かかったとのこと。
バスボートを引っ張って長距離を移動し、休む間もなくまた試合とは、体力的にも精神的にもしんどい試合であることが伺えます。
そんなビハインドが影響したのか?伊豫部選手は、初日2本のキーパーにとどまり3ポンド10オンスでまさかの176位スタート!!
年間暫定首位の伊藤選手も10ポンド台のウェイインとなり62位タイという非常に厳しいスタートとなってしまいました。
しかし、今回は他の日本人選手が活躍してくれていて、キムケンさんが15ポンド1オンスで2位!!
更に、北島選手が14ポンド3オンスで3位!
日本の帝王、青木選手も本領発揮で6位スタート。
サイトマスター加藤選手も8位スタートと、結果としては初日のTOP10内に4名の日本人選手が食い込む結果となりました。
2日目もエンジン掛からず、青木選手のみ決勝へ
決勝の最終日に進めるのは12名なので、初日にコケてしまったメンバーは厳しい展開となってしまいましたが、伊豫部選手は5本のリミットを揃えるも爆発力不足で平凡なスコアとなってしまい、119位で大会を終了となってしまいました。
その他の選手は、伊藤選手も9ポンド15オンスとスコアを伸ばせず、順位も66位でフィニッシュ。
初日2位だったキムケンさんも、9ポンド台でとどまり、20位までダウン。
加藤選手も、同じく10ポンド台でスコア伸ばせず19位まで順位を下げてフィニッシュ。
ここで一人気を吐いたのが、青木選手。
少しウェイトを下げるも、接戦の中で他のメンバーよりも一回り重いウェイトを持ち帰ることに成功して、5位にジャンプアップ!
結果、決勝ラウンドに駒を進めたのは青木選手だけとなってしまいました。
因みに、トーナメントのリーダーは、初日からTOPを独走のウェズ・ローガン選手でトータル31ポンド台をマークして決勝に臨むことになりました。
決勝、そして第3戦まとめ
ということで、日本人選手は青木選手ONLYとなった最終日の決勝ですが、2日間首位を独走してきたウェズ・ローガン選手はここで失速。
10ポンド台と平均的なウェイトにとどまったことで一気に3位に転落してフィニッシュとなっています。
代わりに首位に躍り出たのは、青木選手!!ではなく、予選を9位で通過したデビン・テイガン選手。
3日間の中でもTOPウェイトとなる16ポンド13オンスを釣って8人をごぼう抜きで一気にTOPに!
また、青木選手は14ポンド台と失速せずに粘ってくれて、予選から更に順位を上げて4位でフィニッシュとなりました。
やはり、実力のある青木選手、3戦目にしてアメリカのフィールドにアジャストしてこられた感じですね。
そして、今大会の結果を踏まえて、年間の順位は~
伊藤選手は一気に4位までダウン。
暫定TOPはジョン・コックス選手となっていて、46ポイントの差が付いてしまいました。
青木選手は今回の上位進出により、509ポイントで年間8位までジャンプアップとなっています。
加藤選手は504ポイントで13位。
伊豫部選手は454ポイントで18位。
一度外すとこれだけインパクトがあるのか~~と改めてビビって見てしまいまいした。
参加人数が多い大会だけに、一度外すと大変なことになってしまいますね。
更に、北大祐選手は415ポイントで29位。
片岡選手がそれに並び、414ポイントで30位。年間上位はいよいよ厳しくなってしまいました(涙)
参加者総数は274名。
選手層が厚い上に人数が多いので、上位に生き残るのは本当に大変というところですね。
残り1試合。
みんなに頑張ってもらいたいと思います。