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【2024新製品】9年ぶりリニューアル メタニウムDC

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さて、今回は個人的に大注目の新製品をピックアップしてみます。

シマノの超人気リール”メタニウムDC”ですが、なんと9年ぶりの今年にリニューアルリリースとなっています。

ベースとなるメタニウムについては、2020年に現行デザインのモデルがリリースされ、その後追加機種が数年にわたって追加リリースされていますが、DCリールについては”15メタニウムDC”以来となります。

リールのデザインは20メタニウムを踏襲していますが、カラーリングも違いますし、ブレーキシステムはもちろん最新化されています。

また、ブレーキダイヤルの操作性も格段に変わっていて、今、現在で言うと個人的に一番欲しいリールになります。

では、簡単にNEWメタニウムDCをチェックしてみたいと思いますので、興味のある方はお付き合い頂ければ幸いです。

デザインだけでなく、カラーリング刷新の激シブさ

冒頭にも書いたとおり、今回リリースされる【シマノ 24メタニウムDC】については、先行でリリースされているメタニウムとボディデザインは同じになっています。

現行メタのボディデザインは非常に好きだったので、この時点で関心度100%なのですが、今回の”24メタニウムDC”については一気にダークカラーに変更されています。

<出典:シマノ公式HP

現物を見ていないので、この黒っぽい色合いの深さがわからないのですが、エクスセンスDCくらいの暗いつや消しブラックという感じに見えます。

ボディカラーの変更に合わせて、ハンドルカラーも同系色のつや消しブラックに揃えてきています。

”15メタニウムDC”はつや消しシルバー系のボディカラーだったので、カラーについては大幅に変えてきたという感じです。

黒田健史さんのブログ「いろはにほへと」で、”15メタニウムDC”と”24メタニウムDC”を並べた画像が見られます。

これを見ると”24メタニウムDC”が、かなり濃いブラックボディであることがわかるかと思います。

見た目のイメージを一言で言うと、シブくなったのと、高級感も一気に高めてきている感じがします。

高級感を高めてきていると言う点では、実際のお値段も確かに高くなっていて、定価ベースで62,000円(税抜)と、完全にハイエンドリールの領域に位置する製品となっています。

以上が簡単な外観のチェックとなりますが、続いて、気になる”中身”についてもチェックしてみたいと思います。

ブレーキシステムは最新の”NEW I-DC5”を

DC(デジタルコントロール)リールなので、まずはブレーキシステムの心臓部分を見てみたいと思います。

”24メタニウムDC”に搭載されているのは”NEW I-DC5”という世代のブレーキ。

<出典:シマノ公式HP

従来のDCブレーキのブレーキコントロール力よりも、よりきめ細かい調整ができるようになっており、メーカーのサイトでは”23アンタレス DC MD”と同等のブレーキ機能を有しているとのこと。

<出典:シマノ公式HP

ベイトリールのハードルであるバックラッシュを回避し易いところが魅力のDCブレーキなだけに、よりきめ細かい調整ができるのなった点は高評価のポイントになるかと思います。

使用するラインの種類ごとのモード設定として、N(ナイロン)、F(フロロカーボン)、P(PEライン)の3モードを保有。

バスフィッシングからソルトゲームフィッシングまで幅広く対応できるようになっています。

ブレーキダイヤルの操作性が大幅に改善している

ブレーキ関連の機能としてみると、ブレーキダイヤルの操作性があるのですが、これがかなり改善していると思います。

従来のDCリールは、ブレーキの強さを調整する外部ダイヤルはあっても、モード変更についてはサイドプレートを開いてからでないとできない仕組みになっていました。

しかし”24メタニウムDC”は外部ダイヤルでモード変更も実現できる仕組みになっています。

<出典>:シマノ公式HP

まぁ、リールに巻いているラインを釣りの最中に変更することはほぼ無いかとは思いますが、外部ダイヤルでモード変更ができるというのは、使い方の幅を広げてくれる効果があります。

サイドプレートを開けずに変更できると言うのはかなり使い勝手が良くなったと言っても大袈裟ではないかと思います。

シマノの製品サイトにて伊藤巧さんが紹介していることですが、フロロカーボンラインを巻いている状態でも、ブレーキ力を少しマイルドに(弱く)して使いたい場合は、”Nモード”で使うことで実現するという使い方ができます

ラインの重量が重いフロロカーボンラインを巻いた場合はスプールの回転慣性が強いのでブレーキ力も強く設定されています。

しかし、近距離キャストやラインの糸巻き量を減らした使い方をした場合には少しブレーキ力を抑えたいので、そんな時には”Nモード”にして使うことで目的を実現することが出来ると言うことです。

こうやって考えると、DCブレーキについても新しい使い方がいろいろ考えられそうで面白そうですね。

スプールは”MGLスプールⅢ”を搭載

続いてスプールですが、さすがに今のタイミングで、この価格でリリースとなると最新の”MGLスプールⅢ”が搭載されています。

<出典>:シマノ公式HP

メタニウムと言えばバーサタイルリールの基軸となるリールなだけに、スプール径は34mmでスプール幅は19mmのナロースプールになっています。

遠投をメインとする釣りにおいては34mm径は使い易く相性がいいと思います。

”S3Dスプール”や”サイレントチューン”も採用されているので、スプール関連の静寂性も高いレベルが確保されていると思います。

DCリール初の”コアソリッドボディ”採用

続いてボディのつくりについてですが、”20メタニウム”と同じコアソリッドボディが採用されています。

<出典>:シマノ公式HP

よって、剛性の高さが確保された製品になります。

最近のシマノのリールでは採用が多いコアソリッドボディですが、DCリールについてはコアソリッドボディが採用されているリールは無いということで、DCリール初のコアソリッドボディ適用機種になります。

マイクロモジュールギアも採用されているので、巻き心地の滑らかさも持っているリールになりますが、剛性の高いコアソリッドボディとの合せ技で更にレベルの高い巻き心地が得られていると思われます。

なお、DCリールですがコアソリッドボディ採用で重量は低重量化されており、DCリールとしても最軽量クラスとなっています。

ノーマルギアとハイギアで175g

エクストラハイギア(XG)で180g

DCリールで高剛性、且つアンダー200gの軽さはなかなかの魅力ではないかと思います。

シマノ 24メタニウムDC まとめ

と言うことで、資料上での情報だけになりますが、NEWリリースの【シマノ 24メタニウムDC】のインプレになります。

上記で紹介した通り、DCリールにしてシマノのハイエンドモデルに採用されている技術はほぼ全部搭載している形になります。

しかし、唯一、私としては非常に残念なのがドラグサウンドを出す”エキサイティングドラグシステム”が搭載されていない点です。

最近のリールでは多くの機種に搭載されている機能なだけに、新メタニウムDCにも是非採用して欲しかったところ。

海水対応機種なので、ソルトルアーゲーマーもユーザの視野に入っているなら、構造的に特段コストのかかる機能ではないと思いますので、搭載しても問題無いか思った次第です。

以上、フィッシングショーなどでも触れるなら是非触ってみたい、そして今後買ってみたい最有力候補の【シマノ 24メタニウムDC】のピックアップ記事でした。

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