こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回はバス用のワームについて。
新しいワームの紹介ではないのですが、既存のワームの新カラーのリリース情報になります。
単なる新色なら、ふ~~んって感じですが、ちょっと事情が違うNEWカラーだったので記事にしてみることにしました。
その違う事情とは何なのか??
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
定番スパテラのNEWカラー
NEWカラーがリリースされるのは、一誠(issei)のド定番ワームである【一誠 issei スパテラ】になります。
当然、私も愛用しておりますし、特殊なギミックがあるように見えるワームではないのですが、その裏で村上さんがいろいろと拘りを込めて作られているワームなだけに、一言で言うと『釣れるワーム』ですね。
ゲーリーヤマモトのカットテールのような、少しテーパーのかかったボディに扁平で結構ボリューム感のあるテールが装備されており、ワームを動かした時のテールの水押しはかなりのアピール力があります。
因みに、ソルトでは1.8インチくらいからアジング・メバリング用にリリースされているのですが、抜群に釣れる実績有のルアーです。
逆に、7.8インチの通称『長スパ』や、更に大きな10インチの『スパテン』まであり、非常にラインナップの拾い製品になります。
要は、魚種を問わずに釣れるルアーということですね。
ここに、NEWカラーがリリースされる訳ですが、面白いというか【一誠 issei】らしいな!と思うのが、ソルトの割合をカラーによって変えている点になります。
既成のスパテラシリーズと同じソルト含有量のものから、ソルト少な目、ノンソルト、逆にソルト多めと、カラーによって変えています。
使い手にアングラーに好きなように考えさせるルアーも良いと思いますが、isseiについてはisseiの拘りも見て欲しい、という主張が垣間見れます。
そんなNEWカラーのスパテラ、具体的に見てみたいと思います。
カラー別の特徴を整理しました
では、順番にカラーを見ていきたいと思います。
カラーによって塩の適用量も変えていて、その内容についてはisseiのYouTubeチャネルで赤松さんが紹介しているので、その内容も含めて記載してみたいと思います。
■AKスモーク
ブラックバスのワームにおいては、やはり人気があるのはウォーターメロンとグリパンかと思います。
エビみそやスカッパノンなどの赤色系統も人気がありますが、水の色や季節など、ある程度決まった状況にハマるカラーという印象です。
これに対して昔からあるけど、意外と人気の無いカラーがスモークカラーかと思います。
しかし、敢えてピックアップされたカラーがスモークです。赤松さん曰く自然に馴染むカラーということで、単なるスモークではなくパールが入っていることで稚魚などの色に見られるカラーになっているようです。
ギルの稚魚なども薄っすら青白く光っている感じなども、近いイメージですね。
■チャートレインボー
そして、もう一つノーマルソルトタイプでもう一つのカラーはチャート系のカラーになります。
一般的にはあまり売れ盛るカラーではないですね(涙)
チャートカラーはマッディウォーターなど結構特殊な水色に合うカラーというイメージですが、今回投入されているチャートはソリッドではなく薄っすらクリア系で光を透過するのでチャートと言うよりパールっぽく見えるカラーです。
また膨張するように見えるのはグロー(夜光マテリアル)が入っているからと言う感じですね。
村上さんは好んで投入するカラーということで、条件にハマれば爆発するような結構スペシャルなカラーではないかと思います。
■砂ムシ
次に、マテリアル違いのカラーになります。
塩の量が一番多い素材が使われているこのカラーは、動画で見ればわかりますが圧倒的に速く沈みます。
素材としてはストレートカラーに初めて使われた素材で、【沈み蟲】と同じ素材を使っているとのこと。
使い方としてはボトムを這うようなゴリ・ヨリノボリなどがごそごそ動いているイメージでしょうか?
誘いを入れて浮き上がらせてもすぐに沈むので、バスからすると見えるような見えないような感じがスレたバスなどに効果を発揮しそうです。
また、塩の量が多いだけに素材も張りは減っているはずなので、よりダルンダルンな動きをするはずです。この特徴を利用できるリグで使いたいカラーですね。
■アユ
最後はオーソドックスな『アユ』からーになります。
いわゆるナチュラル系のカラーで売れるカラーですね(笑)
釣り人側が一番釣られ易いカラーです。
そして、素材はノンソルト。
ノーシンカーで使えば水面に浮くので、ノンソルトどころか高浮力素材と言えるかと思います。
ダウンショットなどでは止めていても完全に水平姿勢を維持しますし、ネコリグやジグヘッドリグではボトムで完全に立ち姿勢を維持しているのが動画などでもわかります。
水中で倒れ込む動きがバスを誘うということもありますが、水中で自然に立つ姿勢は小魚がボトムを突いているように見えるので間違いなくバスにアピールできる動きが演出できます。
何と!通販限定の受注販売ですと!
ここまで書いておいて言うのも何ですが、このNEWカラーのワームは全て受注生産のissei通販限定販売なのです!
一誠さんはこれまでもテストカラーや試作品のアッセンブルを販売されてきていますが、今回の製品もその位置づけ。
個人的には、ここまで釣れる確信を持ってリリースされるのであれば、いきなりレギュラー投入でも十分なのでは?と思うのですが、あくまでも期間限定で受注した分だけの販売なのです。
しかも、既に受注は締め切られており、購入できません。
残念!!の一言です。
リサーチ力の無さに嘆くばかり。
手に入らないとわかると、余計に欲しくなるものです。
製品の発送は9月下旬からとのことですので、この時期にメルカリなどで出品されるのを待つしかないですね。
きっと高値で取引されるんやろな~(涙)
isseiのスパテラ NEWカラー まとめ
と言うことで、手に入らないルアーというちょっと中途半端な紹介になってしまいましたが、いずれはレギュラーカラーとしてリリースされることに期待しつつのご紹介でした。
また、今回のテストカラーではマテリアルの違いが含まれているので、レギュラーシリーズの方に展開されることを期待しています。
個人的にはノンソルトなんかは表層ピクピク狙いから、ダウンショットなどでのステイシェイキングなどの釣りに使ってみたい想いです。
isseiではいろいろな試みがなされているので、今後も同じようなイベントが開催されていないか小マメにチェックしておきたいと思います。