皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
前回に続き、今回も2025年にリリース予定の新しいロッドの情報になります。
時期的にそんな時期ですからね。
で、今回のピックアップはダイワの村上さん監修ロッドである”ハートランドシリーズ”のNEWロッドになります。
ハートランドについては、何年かに1回大々的なリニューアルがあるのではなく、毎年数本ずつ新しいロッドがリリースされるのが特徴。
ユーザーとしても『今年はどんなロッドが登場するのかな?』と楽しみにしているところがあります。
今回ピックアップするのはベイトロッド。
毎年スピニングも含まれているだけに、今後情報が出てくるのかもしれませんが、今回のベイトロッドの情報だけでもお腹がいっぱいになりそうなくらい素敵なラインナップになっています。
では、順番に見ていきたいと思います。お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
一番の注目 フラッグシップ”疾風 七弐 M”
1つ目にピックアップするのは、ハートランドシリーズの中のフラッグシップモデルとして登場する【ダイワ ハートランド 疾風 七弐 M AGS】
”疾風”の名を冠するロッドは過去にも2本リリースされています。
初代は2017年にリリースされた【疾風 七四 MH AGS】
ハートランドのフラッグシップモデルとして、AGSガイドを搭載しており、ブランクスのバット部のカラーは赤色です。
2代目が登場したのは2019年で【疾風 七伍 H】と長くなり且つパワーもHパワーまで上がったモデルになっています。
そして、2025年に6年ぶりで登場するのが先代の2本よりもライトな仕様のロッドになっています。
Mクラスのパワーであり、長さが7.2フィートと少し短くなっています。
2009年モデルの疾風が”疾風 七弐”なので、ぐるっと回ってきて7.2フィートに戻ってきたようにも見えますが、”09疾風 七弐”はHパワー。
なので、今までのロッドの中で一番汎用性の高いバーサタイルモデルと言えるのではないでしょうか?
適合ルアーウェイトは5g~18gということで、3.5gくらいのスモラバから、標準的なクランクやスピナベなど、巻き物にも広く対応してくれそうなロッドだと感じます。
密かにチニングにも対応してくれそうな気がしますが、この高級ロッドをチニングに使うのか?とは思ってしまいますね。
ブランクスの高級感溢れる赤色に加えて、リールシートのフロント部のキャップも赤色になっており、かっこ良すぎます!
グリップ全体の素材についてはコルクは使わずEVAを使用。
まぁ、村上さんがいつも言っているように、品質の安定と価格への影響を考えるとEVAの採用が正解なんでしょうね。
また、ある意味一番の注目に値する点かもしれないと思うのが、2025年モデルは”センターカット”になっている点です。
”17疾風”も”19疾風”もグリップジョイントの2ピースなので、実質ワンピースロッドでしたが、今回のモデルはしっかり2ピースと言えるセンターカット。
STEEZもセンターカットモデルが登場し始めていますが、時代は完全にセンターカット時代に突入した感を受けます。
電車やバスでの移動だけでなく、車での移動であってもやはり仕舞寸法が短いのは扱いやすいので、このトレンドはもっと進んで欲しいですね。
価格については90,000円(税抜)とフラッグシップモデルらしい価格設定になっていますが、実は歴代のAGS搭載の疾風の中では一番安いのです。
まぁ、長さが違うから、ということかとは思いますが”17疾風”は91,000円で”19疾風”は95,000円なので、税込みでも10万円を超えない価格設定になりました。
高いな~~
でも欲しいな~~、というロッドです(^^;
スタンダードモデルはロングキャスト・バーサタイル
続いて2025年モデルとして紹介するのは、ハートランドシリーズのスタンダードモデルとして登場する【ダイワ ハートランド 7112MRB-25】
こちらは、ほぼ8フィートモデルということで、遠投シーンでの使用がスコープになるロッドのイメージです。
スタンダードモデルもかなり多くリリースされていますが、長尺モデルとしては2021年リリースの【802MHRB-21】の後継モデルという感じでしょうか。
スタンダードモデルとしては2020年リリースのベイトフィネスモデルや、今年2024年にリリースされたフルソリッドのハードベイトスペシャルなど、非常にバリエーション広く展開されています。
それを考えると、2025年モデルは久々のロングバーサタイルロッドが来た、という感じです。
ロッドのバランスについては、往年の人気機種の”・・・(ドットスリー)”のベントカーブを踏襲するイメージとのことです。
ロッドのデザインについては、EVAグリップが使用されている上にブランクスには派手な装飾がされておらず、非常にシックなイメージ。
適合ルアーウェイトも<Mパワーということで5g~18gであることを考えると、こちらの機種の方がチニング向けかも?
7g~14gのシンカーでフルキャスト&遠投を繰り返すチニングにはバッチリ合っているように感じます。
そして、もちろん、こちらの機種もセンターカットの2ピース仕様となっています。
定価ベースで55,000円と、決して安価なロッドではありませんが、このくらいであれば長く使うこと前提に調達できるかも?
リベラリストシリーズも2本追加
ここまではバスロッドとしてのハートランドロッドでしたが、ボーダレス・ノンジャンルロッドの”リベラリスト”においても2機種追加されます。
追加されるのは、スピニングモデルの長尺2機種。
・803MLRS-25
・863ML+RS-25
どちらもバットジョイント3ピース構造となっています。
適合する釣りモノとしては、バスフィッシングにおける遠投の釣りはもちろんですが、どちらかと言うとシーバスや青物、ロックフィッシュなどソルトゲーム向けのロッドという感じです。
フロントグリップ部が長いので、大物とのパワーファイトではしっかりブランクスに近いグリップ部でロッドを支持することができます。
この2025年モデルの追加により、ハートランドシリーズのリベラリストは以下のラインナップとなります。
フレッシュウォーターからソルトまで、ライトゲーム以外のターゲットはほぼ対応できるラインナップが揃った感じですね。
シーバスやクロダイ狙いの選択肢が更に広がったのはありがたい限りです。
価格帯については、全てが6万円台。
ハートランドのテイストをこの価格で満喫できるなら、決して高い価格設定ではない気がします。
ハートランド 2025年モデル まとめ
と言うことで、もう目の前となった2025年にリリースされるダイワ・ハートランドシリーズのNEWロッドの情報でした。
トーナメント向けのカリカリの仕様ではない”ハートランド”は、まさに釣りを楽しむ道具としての魅力に溢れています。
村上さんが拘って作ったロッドがどんな味付けで出来上がっているのか?非常に気になります。
年が明ければ、フィッシングショーのシーズンになります。
今年もフィッシングショーにて、実物を触ってみて自分のイメージと合うのか?を試させてもらいたいですね。
2月の大阪フィッシングショーに参加する楽しみがまた増えました。