【釣りTips】FGノットとPRノットとMIDノット
皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回は久々にラインのノットについて書いてみたいと思います。
PEラインとリーダーのノットについては、私的にはこれまではFGノットが一番良いノットと考えて使ってきました。
しかし、最近、極細PEをよく使うようになり、少しその確信がゆらぎつつあります。
実際問題、0.3号以下の細いPEラインでFGノットを組むと、そもそも上手く編み込みしにくいのと、編み込めている感覚でも締め込みですっぽ抜けたりするのです。
そこで、PEラインとリーダーを結束するノットについて少し調べてみました。
FGノット以外で使えそうと感じられたのが、MIDノットとPRノットでした。
いろんな動画ではSCノットも紹介されていますが、結束強度の観点で調べるとSCノットは強度のバラつきが非常に大きいことと、細いラインでは強度低が低くなるケースが多いとのことから、今回の検討からは外しました。
では、釣り人(特にソルトアングラー)においては永遠?のテーマであるノット検証について、関心のある方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
FGノット/MIDノット/PRノットの強度比較
まず最初は、それぞれのノットの結束方法を見る前に、結束時の強度がどうなっているのか?について書いておきたいと思います。
3つのノットは全て”摩擦系ノット”に分類されるノットで、”電車結び”などと比べるとラインが元々持っている引っ張り強度に近い結束強度が出せるノットとされています。
そもそも、結束処理がキッチリとされていなければ強度は出ないのですが、結束処理が問題なくされている前提においても、3つのノットで強度の違いが報告されています。
まず、FGノットですが、いろいろな記事などを見て総合的に評価すると、結束強度は80%~90%というのが一般的なようです。
PRノットについては、多くの情報で100%の結束強度が出せると報告されています。
MIDノットは、ノットの作り方としてはPRノットと似ていますが、ざっくり言うとPRノットの簡易版がMIDノットという感じです。
このMIDノットでは、70%~80%くらいが標準的な結束強度とされています。
ここまで見ると、PRノット一択に見えるかもしれませんが、ノットについては結束方法の違い(簡単にできるか?手間がかかるか?)や、結束の為に必要なツールの違いもあり、単純に結束強度だけでは決められないところがあります。
なので、次に、それぞれのノットの結束方法やノットの特性の違いについて書いてみたいと思います。
PRノットは太いラインを使う大物狙いに向いている
まず最初にPRノットを持ってきました。
このPRノットには、”ボビンワインダー”というツールを使います。
下の画像はシマノのボビンワインダーですが、釣り具屋で見たことがある方も多いかと思います。

このボビンにメインラインとなるPEラインをセットし、リーダーとなるモノフィラメントラインに巻き付けてノットを作ります。
具体的なノットの組み方については、シマノの公式サイトで丁寧に解説されているものがあるので紹介しておきます。
が、その他のノウハウ動画などを見ると、巻き付ける時の工夫を紹介されているものが多くありました。
と言うことは、ある程度のコツを掴まないと、正しく綺麗に組めないことが多いということかと思います。
ひとことで言うと、どれだけ規則的に綺麗にPEラインを巻き付けられるか?がポイントで、太いPEラインではできても細いPEラインでは綺麗に規則的に巻くのが難しい印象を受けました。
また、モノフィラメントラインの上に二重にPEラインを巻き付けるので、ノットは若干ですが太くなるというデメリットがあります。
大物狙いの釣りで、ロッドのガイドが大口径のものを使う場合には問題にならないかと思いますが、超小口径ガイド使われるライトゲームではデメリットの影響が結構ですのでは?と思われます。
MIDノットは手軽なノットで汎用性は高い
続いてはMIDノットです。
このMIDノットも、構造的にはPRノットと似ていて、一度リーダーに巻き付けたPEラインの上にもう一度PEラインを巻いていくノットです。
ただ、決定的な違いは、PRノットがテンションをかけつつ密巻きで処理するのに対してMIDノットは折り返しで巻くPEラインがベースのPEラインの間に入り込むような感じで結束される点かと思います。
この違いが、PRノットとの強度差に出るようです。
MIDノットを調べていて出たきたのが、ハピソンのラインツイスターです。
この商品は手でラインを巻き付ける作業をサポートしてくれるもので、ノット結束を完全に自動化してくれるものではありませんが、正確且つ速く処理ができるようになります。
使い方は動画の通りで、使い方としては簡単そうです。
これを使えば、結果として速いだけではなく強度も保持したノットができるというメリットが享受できます。
この次に紹介するFGノットもそうですが、強度を出す上では正確性が命なので、それを実現できるツールは導入するに越したことはないかと思います。
ライトゲームで、アジングなどをする場合は、よほど大きなアジ狙いでない限りノット強度の影響はそれほど受けないと思います。
なので、FGノットがどうも苦手という人はMIDノットも十分選択肢に入るかと思います。
私も一度、実戦で試してみたいと思います。
FGノットはツールが無くても高強度を出せるノット
最後になりますが、今のところ私はリーダー結束に100%使っているFGノットの紹介です。
こちらのブログでも、群を抜いてアクセス数が多い過去記事はFGノット関連の記事になります。
FGノットは、摩擦系のノットでも、先に挙げたMIDノットやPRノットと違い、PEラインとリーダーを直接編み込む仕組みなので、結束部が一番細くできるノットになります。
PRノットのところでデメリットとして書いたことの裏返がメリットとして挙げられます。
また、PRノットのボビンや、MIDノットのラインツイスターのようなツール必須のノットでないのも特徴。
私は、より正確に編み込みができるよう【昌栄 SHOEI システムスティック】を使っていますが、このツールが無くてもFGノットは作れます。
よく紹介されているのが、リールのハンドルノブにメインラインのPEラインを引っかけ、ティップの弾性を利用してテンションを保ちつつノットを組む方法。
片手が空くという点では、システムスティックを利用するのと同じ効果が得られます。
FGノットについては、極細PEラインだと編み込みが少し難しく感じられるところもあり、過去の経験ではすっぽ抜けの確率が少し高くなるのが気になっているポイントになります。
PEライン0.6号+10lb~12lbリーダーの組み合わせでは、ほぼ100%ミスなく結束できるので、極細PEラインはもう少し練習をしてみようと思います。
FGノット、PRノット、MIDノットの考察 まとめ
と言うことで、複数のリーダーのノットに関するお話しでした。
今回ピックアップしたノット以外でも、使いやすいノットは沢山あると思います。
ノットの研究は引き続き続けたいと思いますので、また良さそうなノットを見つけたら紹介したいと思います。
ノットの紹介は、自分でも一定期間実際に使って強度などの確認をしないといけないので、それなりに時間は必要になる作業ですが。。。
ちなみに、極細PEラインのノットについては”武田式3.5ノット”がありますが、FGノットと比べると圧倒的に弱いですね。
通常サイズのアジやメバル狙いで強度の問題が出ることが無い釣りでは、非常に簡単に且つ確実に結束できるので良いノットだと思いますが、チニングなどではさすがに厳しいですね。
豆チヌしか釣れないのがわかっている状況なら使えそうですが、クロダイだけはサイズ選べないですからね。