こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTAです。
最近、ゴルフもレパートリーに入りネタが発散しがちですが、やはりこちらのブログにおける皆さんのアクセス数の多い記事を見ても『釣り関連』が重要だなと感じます。
実際、ゴルフの練習はそれなりに楽しくはありますが、『コースにどのくらい行けるか?』と考えると、釣りはフィールドでの活動が練習でもあり本番でもあるところが大きく違いますね。
自身のことを考えると、やはり打ち込めるのは釣りだなぁ~と言う感じで、ゴルフは付き合い・たしなみというところでボチボチ続けていきたいと思います。
という事で、今回はラインの結束=ノットについての記事を書いてみようと思います。
たまたまYouTubeで見つけた【最強の5つのノット紹介】という動画を見て、FGノットと3.5ノットだけでやってきた自分を少し見直してみる気になりました。
因みに、PEラインとモノフィラメントラインの強いノットの紹介は、アメリカのバストーナメントで歴戦されてきた清水盛三さんもYouTubeで紹介されていますので、後ほど紹介させて頂きます。
私のブログの記事の中でも、永遠のチャンピオン記事として殿堂入りしている記事はノットの紹介記事になります。
ラインは魚と釣り人を繋ぐザイル(命綱)という記事を書いたこともありますが、ノットはそのザイルを繋ぐ重要なファクターです。
ラインの強度を個人的に強くすることはできませんが、ノットは自身の練習・習熟で強度を改善することができます。
という事で、新しいノットも含めて紹介してみたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
非摩擦系ノットでも強くて使えるノット
PEラインとモノフィラ結束のノットと言えば『FGノット』一押しの私でしたが、少し目線を広げてみようと思ったのがこの動画でした。
言葉で説明がされている訳でもなく、一見淡々と作業をしているだけに見えますが、ちゃんと暗い背景の中でラインをどのように扱っているか?が良く見えるように撮影されていて非常にわかり易いと思います。
また、紹介されている5種類のノットの中にFGノットが紹介されているのですが、私の作業工程や工夫とは全く違う処理で作業されていて、『こういう方法でもFGノットはできるんだ』と勉強になりました。
FGノットは私自身にも拘りがあるので後に置いておくとして、ここでは摩擦系のノットを中心に紹介したいと思います。
まずは、サージェンノットです。
このノットは非摩擦系ノットで唯一私が愛用している【武田式3.5ノット】と同じ方式のノットです。
【武田式3.5ノット】はトリプルサージェンノットの派生ノットなのです。
動画では『+0.5ノット』を加えない分、8回ほど結束部をくぐらせて強度を出している感じです。
サージェンノットは少し太いライン同士の結束に向いているイメージなので、シーバス用の1号前後のPEラインと20ポンド以上のモノフィラメントラインなどで利用することをおススメします。
極細PEラインと10ポンド以下のラインでは、ライン同士の摩擦力不足ですっぽ抜けしてしまいそうです。
続いて、ブリストルノット。
こちらは、結び目同士を引っ掛けて止める方式なので、いわゆる【電車結び】の仲間的なノットになると思います。
ただ、電車結びのように、PEラインとモノフィラメントラインをそれぞれ同じ回数分ユニノットにしているのではなく、PEラインをメインに結び目を作っているところが電車結びと違います。
細かい違いは動画にて確認してもらえればよくわかるかと思いますが、電車結び並みに簡単にできるので、ボートの上なので結び直すのには向いているのではないかと思います。
強度面は自分で使ってみて検証してみたいと思います。
続いて、オルブライトノット。
こちらは昔から知っているノットで、昔に投げ釣りの仕掛け作りとして道糸と力糸の結束に使っていました。
が、明らかに今回の動画で紹介されている手順はわかり易くて、失敗も少なくて済みそうだと思います。
昔に紹介されていた結束方法は二つの結び目を同時に作って締め込む手順でしたが、今回紹介している動画では先にPEライン側の結び目を作ってからモノフィラメント側を作っている感じですね。
↓昔からのオルブライトノットのイメージ。左右から同時に締める感じ。
最終的なノット部の形は同じになるのですが、アプローチ(手順)が違います。
ノットは早く正確に結束できることが大事ですので、この動画はかなり参考になると思います。
FGノットの結束手順もいろいろある!
まず最初に、このブログで閲覧者が未だに減らない記事がノットに関連するこちらの記事になります。
内容はキャスト方法などにも触れていますが、本当に高切れしているのか?スッポ抜けているのか?は意識した方がいい、ということにも触れています。
また、こちらの記事ではFGノットを正確に速くリグる為にシステムノッターを使うことをお勧めしています。
今回紹介した動画を見るまでは、私の中ではノッターは結構外せないアイテムだったのですが、慣れと手順さえしっかりしていればノッターはマストアイテムでも無いかな?と考え方が変わってしまいました。
とにかく、FGノットはPEラインがモノフィラメントのリーダーに噛む摩擦力で止まっているので、規則正しく綺麗に編み込めていないと絶対にスッポ抜けてしまいます。
ツールを使わなくてもこれが実現できるなら、ノッター無くても大丈夫ですね。
FGノットは、やはり他のノットと比べても明らかに結束部が細長く出来ているので、ガイド抜けは確実に良いハズで、この観点では今でも最強のノットであるという考えは変わりません。
ただ、釣り場などで一旦切れてしまうと、改めてリグり直すのが結構憂鬱(特に細いラインでは正確に編むのが結構難しい)なので、今回の動画の方法を少し試してみたいと思います。
明らかに編み込みの段取りについて、動画で紹介されている手順の方が簡単そうに思えます。
少しだけモリゾーさんのノットをご紹介
清水盛三さんが帰国して始められているYouTubeチャンネル
Bigmama Fishing TV
いろいろな盛三さんの経験やノウハウ、そして実践されている工夫やルアーの特徴と使い分けなどを紹介されているチャンネルになります。
ルアー釣り好きなら既にご存じのチャンネルかと思いますが、このチャンネルの中で最初に案内した通り、PEラインとモノフィラメントラインの結束方法についてアメリカのバスプロの多くが使っているノットが紹介されています。
こちらもノッターを使っていない方法で、FGノットとは違う方法です。
ただ、上手に綺麗に交互に編み込みができないとスッポ抜けそう。
自分で試してみる価値ありですね。
PEラインとモノフィラメントのノット考察 まとめ
と言うことで、何度もネタにしているテーマではありますがPEラインとモノフィラメントラインとの結束方法について書いてみました。
ライトゲームでは【武田式 3.5ノット】が最も効率的で最適なノットかと思いますがバスフィッシングには少々不安が残るノットですので、3.5ノット以外に正確につくれて強度が出るノットを探しているところでした。
研究不足でFGノットに頼ってきていたのが実情ですが、今回の記事をトリガーにして、複数のノットがリグれるように勉強したいと思います。
しつこく書きますが、ノットが甘いことでせっかくのBigFishとの遭遇のチャンスを逃してしまうことだけは避けたいところです。
ここ数年のフィッシングラインの進歩のおかげでラインは扱いやすくなってきていますし、同じ太さであれば強度も上がってきています。
これら進歩の恩恵を活用する為にも、ノットはもっと覚えていきたいですね!