釣りTips

【ソルトのパターン考察】その日、どこで、何をするか?自分との対話

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

今日は日記的に、少し考えていることを書いてみたいと思います。

それは、ずばり、パターンの選択についてです (^^;

釣り人なら誰しもが悩みを持っていることかと思います。

今回はちょっとした考え方について書いてみたいと思います。

お時間のある時にお使い頂ければ幸いです。

どこで(どんなポイントで)どんな釣りをするか?

私は、自身のスタイルとして、『どこで何をするか』を決めて釣行します。

なんとなく、行き慣れたところへ行く、ということはほぼありません。

慣れた所へ行くにしても、『そこに行く理由がある』から行く。

行ったことがない場所に行くにしても一緒です。

そこに行って、『何をしたいかイメージができる所』へ行きます。

当然、イメージ通りになることはそう多く無く、外すことが多いのが現実です。

しかし、良くも悪くも、どこで何をしたいかが決まって出撃する釣行では、『釣れても釣れなくても集中力が持続』します。

特に、真冬などは、そうポンポンと釣れないし、空振りで帰ることの方が多いのですが、そこに行く理由があるから行っているのであって、その理由の確認ができるまでは何時間でも集中できます。

悪い傾向としては、試したいことの絞り込みが出来ずに、迷い、迷った挙句に『そこで何をするか』についてイメージを持てない状態で行ってしまい、我慢と集中力が続かない、という状況に陥っています。

やることを明確にイメージして釣りに行くことで、迷いは半減し、ブレずに釣りをすることで良い場合も悪い場合も振り返りができる釣りができるかと思います。

自分が選んだことに対して、決めつけることなく評価することが大事

例えば、デイゲームに行くか、ナイトゲームに行くか?を悩んだ場合。

自身の過去の経験から決めることもあるかと思いますし、ネットの情報から選択する場合もあるかと思います。

例えば、バチ全盛の時期だった場合、ナイトゲームに出撃することになると思います。

しかし、実際にはバチが抜けていなかったり、抜けているのに釣れないこともあります。

そして、デイゲームでシーバスが釣れている情報を聞く。

パターン的には絶対に『バス抜けパターン』なはずなのに・・・

思い込みに自分が釣られて?固まった思考に縛られると、バチ抜けパターンで釣れる場所を探して迷走することに~

ここで大事なのは、自分が考えて行動に移したことで答えが得られなかった場合、素直にその結果を評価することだと思います。

基本は、ナイトゲームが好きなので、ナイトで出したい。

サイズのいいのを狙って獲れるのはナイトゲーム、と信じているのに、実際には、明らかにナイトよりデイゲームの方が釣れているサイズは大きい場合もあります。

ここには、ひとつの明確な答えが出ているのに・・・

一定以上のサイズのシーバスは、ほとんど夜に捕食していない。

考えられる理由としては、カロリーの高いベイトフィッシュが昼間に豊富に回ってくるので、夜の間に、バチやイナッコ、ましてや、なかなか満腹にならないマイクロ系のベイトなど食べてはいないのです。

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(この写真は地元の写真ではありません・・・)

選ぶべき答えは、デイゲームということになります。

でも、ナイトゲームでもサイズを狙って獲れる場所があるはず・・・

いつ、バチ抜けで爆発してもおかしくないはず??
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地元では、まだクルクル系がメインで、長い青バチは抜けていても少ないです。

種類が違うのと、元々クルクル系が多い地域なので、バチのハイシーズンの終盤なら、クルクルに特化した釣りも展開するのですが、まだその時期ではない、と言う考えが頭を離れません・・・
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思考を柔軟にしておかなければ、迷走に入るのです。

状況は理解しているとしても、拘りが邪魔をします。

しかも、ナイトゲームをやっていても、「やはりデイなんだろうな」という気持ちが集中力を削ぎ、我慢する精神力を奪い去っていくのです。

釣り人誰しも、魚を釣りたい気持ちは変わらないと思いますが、過去の経験やメディアからの情報に拘るのではなく、参考材料として捉え、実際のフィールドでの状況を踏まえて評価することで、より正解に近い釣りに辿り着きやすくなるかと思います。

他魚種への逃げは禁物

それと、絞りこめない理由がもうひとつあります。

それは、他魚種のターゲットを考えてしまうことです。

先にも書いた通り、釣り人はボーズで帰るのが嫌なものです。何とか魚を釣って帰りたい!

当然の感覚ですね。

しかし、この逃げの思考が余計に迷走を助長することになると考えています。

例えば、シーバスが釣れなくて、周囲でアジが釣れているのでアジングでもして帰ろうと考えます。

真冬などでアフターシーバス狙いの時期にはメバリングの最盛期と重なります。

アフター狙いでスカを喰らうと、メバリングをしたくなってしまいます。

このこと自身は良いのですが、結果としてシーバスの答え合わせはできていない状態になります。

個人的にはメバリングの面白さにすっかりハマってしまい、メバリングをやり込みました。

実際、釣ってみると繊細さと豪快さが表裏一体の釣りで、非常に面白い。

難しいながらも、丁寧にやっていけば、それなりに答えも返ってくる。

目標としているサイズのクリアも、今期はまだ出来ていないし~

てなことを考えると、潮回りが良くなると、メバリングに走ってしまいます。

まして、今の時期になってくると、アジの釣果の情報も聞こえてきて、目移りすること甚だしい状況。

このふらついた意識が、シーバスという、自分でも一番大好きなターゲットへの集中力を中途半端なものに変えてしまっているだろうと、自己分析しています。
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パターンについての考察 まとめ

以上、少し長くなってしまいましたが、釣りにおけるパターンについての考察でした。

バス釣りにおいてもパターンフィッシングというものがあります。

田辺哲男さんが日本に持ち込んだバス釣りを行う上でのメソッドですが、バス釣りの場合はターゲットがあくまでもブラックバスなので、ブラックバスの行動パターンを季節や状況に当てはめて考えることで、再現性を高めていくためのものです。

季節艇なパターンとしてのシーズナルパターンもありますし、バスが捕食しているベイトによるパターンもあります。

魚種がブラックバスなだけでも様々なパターンが存在するのですから、ソルトのルアーフィッシングではいろんな魚種がターゲットになるのでパターンも複雑化します。

パターンを考える上で盛り込む情報が多くなれば、パターンの絞り込みも難しくなります。

パターンという言葉を使ってしまうと、同じ条件であれば全てがそのパターンにハマるように錯覚してしまいますが、自然界はそんなにシンプルではありません。

パターンと言っても実際の釣りでは毎回違いが発生し、その微妙な違いも取り込んでいけないと、ハマるパターンにはなかなか辿り着けません。

これは、バチパターンしかり、マイクロベイトパターンしかりです。

この複雑な情報整理をして、最終的に『どこで、何をすれば釣れるのか?』を絞り込むには、経験を積むしか方法は無いと思います。

仕事で魚を獲っている漁師さんでさえも、毎回大漁が保証されている訳ではないこと考えれば、いかにこれが難しいかがわかるかと思います。

私たち、趣味で釣りをしている人間は、釣りをする時間や機会も限られていますので、個人で持っている情報は限られてきますが、メディアなどの情報に振り回されることなく、自分の頭で考えることが何より大事。

この考えるということを繰り返し、知識を蓄積していく上では、限られた釣行の都度『やることをイメージして釣りをする』ということが一番大事ではないかと、改めて感じている今日この頃です。

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