こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing (N.C.F.) GONTAです。
さて、今回はアジング釣行についてです。
前日は風が強い予報だったので敢えて釣行は避けましたが、ここ最近の状況を見ていると、湾奥には最後の味の群れがあちこちに接岸してきている感じがムンムンします。
このチャンスに釣っておかない手はない、ということでアジングです。
この日も何ヶ所かチェックしてみましたが、やはりキーワードは『カレント』でした。
では、釣行記いってみたいと思います。
期待のファーストポイントは不発・・・
天気予報では、夜は風が弱い予報になっていたので、ポイント選択は自由度が上がると喜びつつ、まずは中アジの可能性があるポイントに向かいました。
しかし、仕事を終えて釣り場に到着すると結構な風が吹いています。
どこが風速1mやねん、と思いつつとりあえず準備をしてポイントに入ります。
準備をしながら状況を観察していると、先行者のアジンガーの方がおられたので状況をお聞きすると、豆アジがポロポロとのこと。
しかもボトムとの事。
居るなら浮いてる可能性を期待していたので、挨拶を終えて少し離れたところで表層からチェックしてみることに。
因みに、ここ最近の状況から、浮いているアジを狙うべく、この日は【サーティフォー 34 ゼログラヘッド 0.6g】で釣りを始めてみることにしました。
まずは、カウント3〜5のレンジをサーチ。
スローにリグを通して浮いているアジにパクリといってもらう算段でしたが、ノーバイト〜
風も横からで、ラインが持って行かれるので、イメージのレンジを通せていない可能性もあり、しばらく探ってからジグヘッドを【サーティフォー 34 ストリームヘッド 1.0g】にチェンジすることにしました。
キビキビと中層を探るも反応無し。
次にネチネチとボトムを探ると、ようやくバイトをキャッチできましたが、ボトムの魚は勢いがありません。
数回バイトのあるラインを通して、ようやくヒットに持ち込むも、なんとも引かない大人しい魚…
アジじゃないのでは?と思うほどでしたが、上がってきたのはスマートな小アジでした。
バイトの状況から、このポイントは粘る価値無しと判断し、時間もまだまだ早く潮位も高いことから、すぐに場所移動を決断しました。
流石に12月に入ってくると、いる場所にはいるけど、どこでも簡単に釣れるという感じではなくなってきました。
流れだけでは発見不能な気難しいアジ
さて、大きく移動した先は期待した通り下げ潮のカレントが効いています。
ただ、まだ下げ始めなのでちょっとタルい感じ。
なので、まずは一番カレントの効くポイントの様子を見てみることにしました。
大きく太い流れを発見したので、改めて【サーティフォー 34 ゼログラヘッド 0.6g】にリグを替えて浅いレンジから探っていきます。
流れに乗せてラインを送り出していきながら、生きの良いバイトを待ちますが、中層で持って行かれるようなバイトは出ません。
しばらく探って反応が無いので、ジグヘッドを【サーティフォー 34 ストリームヘッド 1.0g】に戻して、少しレンジを入れながら探り直します。
しかし、それでもバイト無し。
カレントの中にアジは居るはずと信じたいところですが、結果が出ないので何とも言えず。
探りきれない自分の不甲斐なさに嘆きつつ、少し場所移動することにしました。
次に入ったポイントは数日前に爆釣した場所。
しかし、この日は流れが当たっておらず、前回釣れたレンジにリグを入れるもバイトが得られません。
しかも風のあたりもキツく釣りもしにくい…
一日空けただけでこんなにも違うのか?と思いつつ、何とか見つけ出そうと粘りますが反応ナッシング。
仕方なく再度場所移動。
次に入ったポイントは、普段から流れが効きにくいポイントなので、念のためチェックしとこうかな、程度の感じだったのですが、ファーストキャストからバイトが出ました。
本当に釣りはわからないものです。
先入観は良くないな、と思いつつ、バイトの主を狙うことに。
カウント5くらいでラインを張ると、誘わなくてもそこからのフォールで食ってきます。
ファーストフィッシュは、勝手に持っていくようなバイトで向こうアワセ。
しかも、リグは丸呑み。
活性の高さを物語っています。
探し出せれば爆釣モード
ようやくアジの居る場所を発見しました。
そして、ここから爆釣モード突入~
明暗の明るい側にも魚は居ますが、境目周辺が一番魚が多い感じ。
ワンキャスト・ワンバイトでしばし連発。
バイトも深くて魚も元気。
居着きの弱々しい魚とは雲泥の差の楽しさです。
そして、しばらくするとこのポイントでかなりのカレントが発生していることに気付きました。
やはり流れがあるから魚も居るようです。
釣れてくる魚のサイズは微妙に違い、コンディションの良い魚はよりカレントの効いた場所の暗い側に居る感じ。
キャスト直後からフォールに注意していると、フォール中に食ってくる魚が多いことに気付かされます。
活性の高いアジが貯まる絶好のポイント。
釣れてくるアジはほぼアベレージサイズながら、なかなかのコンディションでDFR-511を気持ち良くブチ曲げてくれるので引きも楽しめます。
とりあえず活性の高いこのチャンスに釣れるだけ釣っておこうとキャストを続け、あっと言う間に20匹近くを捕獲することに成功しまいた。
しかし、徐々にバイトが減り、魚が移動したことを感じたので、不要に粘らず場所移動してみることにしました。
カレントしだいでアジは口を使うことを確認
移動と言っても、先程入った場所に入り直しです
本当に魚が居なかったのか?を確認するのが目的
移動してみると、先程とは大きく状況は変わっていて、めちゃくちゃカレントが発生していました
大きく潮位が変わる日はこれがあるからかえって難しいですね
潮位が徐々に変わる日は、同じ場所でダラダラと流れが残り続けることが多いのですが、潮位差のある日は目まぐるしく流れが変わります
流れがあるので期待して釣りを再開すると、有難いことにすぐに答えは返ってきました
フォール中に
そして反射フッキング~
深いバイト。アジングの醍醐味です。
とりあえず、流れとセットで魚がいることは確認できたので、数匹釣れたところで最後の移動をすることにしました
しかし、ほんの少し前はいろんなレンジを探っても反応が無かったのは、アジが居なかったのが?居てもレンジが低かったのか?
謎は残りますが、この答え合わせにはもう少し時間がかかりそうです。
最後の場所でも狙い目はカレントの変化
最後の締めくくりで入った場所は、地形的に流れと、その流れがヨレる場所があるポイント。
先行者は不在で、釣れていないのか?と疑問を抱きつつ釣りを再開します。
カレントが強烈に発生しており、流れのヨレが出ている場所は少し遠いのですが、とりあえずフルキャストにて気になる場所を撃っていきます。
浮いている魚は居ないようで、最終的にボトムまで攻めることに。
すると、流れに乗せてボトムを転がせるイメージで探っていたリグに重みをキャッチ。
聞き合わせしてみると、生命感がロッドに宿ります。
しかし、先ほどのアジとは比べものにならないくらいの弱い引き。
ボトムに張り付く感じで居ついていたアジを釣ってしまったようです。
他にもいるのか?と思って狙ってみるもほぼノー感じ、ノーバイト。
辛うじて1匹追加した時点で、寒さで集中力も落ちてきたので、この日の釣りは終了としました。
カレント攻略アジング まとめ
と言うことで、結果だけみると結構釣れている感じですが、中身をみると結構苦戦した釣行でした。
しかし、状況を見つつ絞り込むことと、思い込みでポイントを捨てずに探っていくことで、ちゃんとアジにたどり着けることは確認できたので、またひとつ勉強になりました。
湾奥部では、小アジのメインベイトとなるのは何らかのプランクトン。
遊泳力のないプランクトンが貯まる場所は、必ずしもカレントの流心部ではなく、カレントの近くの少し変化のある場所で、安定的にカレントからベイトが供給されつつ、流されてしまわずに残るような条件を満たすことがポイントであることが確認できました。
一見、流れが効いていて良さそうなポイントも、ターゲットによるということです。
中アジの場合は、イワシの子供なのか?モジャコのようなベイトフィッシュに付く確率が高いようなので、流れが効いていてベイトフィッシュが活発に動き回る場所が有効だと思います。
ターゲットを意識して突き詰めれば本命に出会える確率は上げていけると思います。
いかんせん、この程よいベイトフィッシュが入るタイミングが少ないのが湾奥部で中アジを狙う難しさではありますが。
さて、12月も上旬を終えて、年内も残り20日程度。
今年も150日近く釣りにいきましたが、残りの期間でどれだけ釣りに行けるか?そして、どれだけのアジと出会えるのか?を試していきたいと思います。
と言いつつ、メバルも開幕しており、こちらも気になるところなので、忙しいですね (^^
あ、そう言えば、今年はすっかりシーバスを狙うのを忘れていました。
今年はサヨリパターンの調子が良くなかったようなので、最後まで気持ちがシーバスに向きませんでした。
来年の話しをするのは早いかもしれませんが、来年はまた、ランカーを求めてシーバスも狙っていきたいと思います。
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<参考>タックルデータ
ロッド:サーティフォー 34 アドバンスメント DFR-511
リール:ダイワ 15ルビアス1003 + ティクト CBSスプール-D
ライン:東レ ソルトライン® アジングフロロ 1.6lb
■サーティフォー 34 ストリームヘッド
流れを感じて釣りをするなら、やはりこのジグヘッドですね。
■土肥富 Odz オッズ Flow Drive Head