こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
さて、今回も湾奥アジング調の記事になりますが、通常釣行に加えて、こないだから試そうと思いつつ先延ばしになっていた【サーティフォー 34 ゼログラヘッド】を実践投入してみました。
使った感想は釣行の最後に書いています。
また、肝心の釣行自身も予想外の展開に、久々に戸惑いの多い釣行でした。
では、釣行記とインプレ記事、いってみたいと思います。
フィールドは高活性?なのか??
久々に雨の心配もいらず、風も弱くてナイトゲームには絶好の自然環境。
仕事も早めに終われたので、余裕をもってフィールドに向かいました。
準備を済ませていざポイントに入ると、見渡す範囲で生命感があふれています。
水面下には、常夜灯の灯りで確認できるほどシーバスがうようよ。
時々ボイルしています。
ヘッドライトで水中を見てみると、イワシと思わしき小魚の群れが右往左往しています。
いろんな魚が高活性なのは良いのですが、これだけシーバスが待機しているとアジを横取りされる確率が一気に高くなります。
そこで、少し明暗の効きが悪い場所を敢えて選んでエントリーすることに。
まずはしっかりボトムのチェックをしようと【サーティフォー 34 ストリームヘッド 1.0g】で釣りを開始します。
水面には時々ベイトフィッシュの群れの回遊が確認できますが、気にせずにボトムを攻めてみると、1投目からいきなりバイトが!
フッキングすると、かなり重みのある手応えが?
まぁまぁ引きますが、どうもアジの引きとは違う。。。
ドラグが緩めのアジング設定なので、意外と浮かせるのに手こずりましたが、何とか水面近くまで浮かせることに成功。
水面下に見える魚影は銀色の輝きがありません。
上がってきたのは、久々にお顔を拝見するガシラさん。
20cmクラスになるとそれなりにしっかりと引いてくれて、根魚らしさを発揮してくれました。
表層だけでなく、ボトムレンジでもいろんな魚の活性が高いと期待が膨らみますが、キャストを続けるも肝心のアジのバイトが出てくれません。
改めて水面を良くチェックすると、明らかに昨日よりも濁りがキツくなっています。
都心部の河川ではまだまだ濁りが消えていないのですが、その濁りが港湾部の奥にも回ってきた感じ。
台風通過から日数は経過していますが、実際にフィールドへのダメージは今がMaxなのでは?と言う感じです。
表層系のイワシは活性が高く、それに釣られてシーバスやタチウオも活性が高そうですが、ボトムの住人のアジは意外とシビアな感じ。
このポイントではその後もバイトが出なかったので、少しポイントを移動することにしました。
残念ながらアジよりもサバが高活性!
移動した先でもシーバスの姿は見えないので、ひとまず安心して釣りを再開しました。
まずは基本のボトムをチェック。
すると、かなり手前まで引いてきたところで、モゾモゾと反応が。
このバイト感は前日と同じなので、少し持ち上げつつ食い込み易いようにしてみると~
ツツッ!!
プルッ!
何とか作戦成功でフッキングも決まりました。
しかし、少し向こうアワセ感があったので慎重に浮かせて水面で暴れさせることなく一気に抜き上げ。
すると、魚が地面で暴れた途端にフックオフ。
やはりフッキングが浅いことが判明。
この後の魚でも要注意であることを意識させられました。
引き続き、ちょい浮かせを意識して狙っていくと、バイトは頻発するのですが、どうもしっかり食ってくれません。
やはり濁りの影響でしょうか?
シルエットをハッキリさせようと思い、一度ソリッド系カラーにチェンジしたのですが効果が感じられなかったので、点発光ラメ入りの【サーティフォー 34 オクトパス 1.8in ”ふよう”】にチェンジ。
すると、軽く浮かせたリグが、グッ!と押さえこまれたようなバイトが出ました。
フッキングすると、かなりの重さ?
引きからするとアジっぽい感じなのですが、闇夜に見えるDFR-511は満月のように弧を描いています。
そして、その正体はすぐにわかりました。
魚も釣られていることに気づいたのか急に走り出します。
そう、サバです。
しかも、まぁまぁのサイズらしく一向に上がってきません。
ラインブレイクは避けたかったので慎重に時間をかけて浮かせます。
水面まできたところで、スプールを軽く押さえて一気に勝負して抜き上げ。
水面まで上げてきてまた走られると、一気に遠くまでいってしまうので時間がかかります。
ここは判断どころですね。
抜き上げたは良いのですが、これがなかなかのサイズのサバ。
よくラインが持ってくれたな、と感心してしまいました。
浮かせるとサバが襲ってくることがわかったので、極力ボトムから離さないように探りますが、それだけではアジは当たってくるけど食い込んでくれません。
たまりかねてリグを誘いあげて浮かせると、サバの餌食・・・
結局、サバを数匹釣り上げてしまい、このままではラインがすぐにダメになってしまうと感じたので、再度ポイントを変えることにしました。
釣りのリズムがつかめず悪戦苦闘
そして、3ヶ所目。
ここも実績はある場所なので、アジが居ると信じて釣りを再開。
ワームは引き続き【サーティフォー 34 オクトパス 1.8in ”ふよう”】
ジグヘッドは状況を早く知るために、1.0gでスタートします。
すると、ボトム付近ではバイトは出るのですが、なかなか乗ってくれません。
置く、浮かせる、の作業を繰り返す中で何とか明確なバイトが引き出せて1匹Get!
しかし、ここ最近の中でも格段に小さいアジ。。。
どうも小型の居付きを釣ってしまったようです。
回遊系は居ないものかと探りまわり、左右に広くチェックする中で、何とか数匹は確保したのですが、サイズは上がらずに居付きサイズばかり。
更に悪いことに、ここから不思議なくらいに根掛り連発。
最初の数回は、『根掛りは税金みたいなもの』と諦めてリグり直していたものの、あまりに連発して根掛るので、さすがにイラつきMaxに・・・
イラつくと、釣りはロクなことがない(釣り以外でもそうですが)のはわかっているのですが、過去にもそんなに根掛った記憶が無い場所なのですが、やたらと何か?に引っ掛かります。
しばらく我慢して釣りを続けていましたが、辛抱して釣りを続けようと思えるほどバイトがある訳でもなかったので、こんな日もある、と割り切って、この日のアジングは終了することにしました。
しかし、根掛りは自然にも優しく無いし、お財布にも優しく無いし、精神的にも宜しく無いし、良い事無しですね。
メバルなどの障害物に付くような魚を狙う時は仕方ないところもありますが、アジングにおいてはわざわざ根掛りの多いポイントで我慢して釣りをする必要はないと改めて反省しました。
まとめ サーティフォー “ゼログラヘッド” インプレ
という事で、期待を大きく下回る結果で終了した湾奥アジング調査でした。
まぁ、釣れない時はこんなもん、ということで割り切って、釣果は置いておいてゼログラヘッドの使用感を確認してみることにしました。
手元にある【サーティフォー 34 ゼログラヘッド】は0.6gと0.4gのみ。
キャストして使ってみたかったので、とりあえず0.6gでを試してみることにしました。
【サーティフォー 34 オクトパス 1.8in】をセットしてキャストすると、飛距離は十分。
風が無いせいもあるかとは思いますが、気持ちよく狙った場所へ飛んでくれます。
まずは、通常のジグヘッドと同じ使い方をしてみようと、着水後はラインテンションをかけずにフリーフォールさせるイメージでカウントを取ってみました。
とりあえずボトムが取りたかったので、カウント20まで待ってみてからリトリーブを開始。
軽く誘った後に、止めて沈めてみると、一応ボトムは取れている感じですが、通常のジグヘッドと同じ要領で誘うと一気にボトムが取れなくなります。
とにかく、大きく誘わずにゆっくりスローに扱うことで、何とかボトムをキープできる感じ。
しかし、釣りのテンポが著しく遅くなり、ストレスがたまる感じが否めません。
試行だけでなく、あわよくば釣果を、と思っていたのですが、アジらしきバイトが2度ほど得られただけで、今の状況にはミスマッチと感じたので、ボトム狙いはここで諦め、中層スイミングでどのくらいレンジを維持し易いのか確認してみることにしました。
シーバスのヒットを警戒しつつ、フルキャストしてカウント5くらいからラインテンションをかけてリグの動きを確認してみることに。
すると、確かにラインテンションをかけておけばリグがほぼ沈まずにレンジをキープすることができる感覚はありました。
キャストしてテンションをかけつつロッドを立てていけば、ジグヘッドは沈まずに水平移動している感じです。
この特性を活かす為には、表層のアミにアジが付いて浮いているシチュエーションで利用するなど、ちょっと使い方を選ぶ感じが強かったのが正直な感想でした。
因みに、フック形状はストリームヘッドとはまた違うので、ワームのセットの仕方には少し工夫が必要であることも感じました。
いずれにしても、まだ1回しか実戦投入していないので、何とも言えませんが使えるシーンが結構限定的で、そもそもジグ単の釣りの慣れていないと、少し混乱するジグヘッドでは無いか?という気がします。
とは言え、スローに表層をジグヘッドで探りたいシーンがあるのは間違いありませんので、メバリングでは活躍してくれる可能性は大いに
感じました。
<参考>タックルデータ
ロッド:サーティフォー 34 アドバンスメント DFR-511
リール:ダイワ 15ルビアス1003 + ティクト CBSスプール-D
ライン:東レ ソルトライン® アジングフロロ 1.3lb
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