こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回は今年の釣りを占う初釣りの釣行記になります。
シーバスメインでやっていた時は、初釣りは玉砕覚悟の釣りが基本でしたが、ライトゲームメインになってからは、シーズン本番なので、ノーフィッシュは万死に値します。
そこで、今回の初釣りのポイントとして選択したのは、サーフメバリング。
奇しくも、昨年の初釣りと同じポイントです。
昨年はここでボーズを喰らい、帰り道の地元ポイントで何とかメバルをゲットできて初釣りとして成立しましたが、昨年のことを考えると、鬼門と言えば鬼門。
さて、今年の初釣りはどうなることか?
風もなく最高のスタート
出撃前の天気予報では風が少し強く吹く予報でしたが、現地に着いてみると全くと言って良いほどの無風状態。
こんなことは滅多にある話しではありませんので、新年早々に幸先の良いスタートです。
とりあえず、自宅で組んできたフロートリグに、リーダーだけ現場で結んで新年初釣りのスタートです。
タックルは、【リップルフィッシャー リアルクレセント 81TZ LC】に、【シマノ ソアレCI4+ 2000HG】です。
フロートリグの釣りでは、ロッドの長さも必要ですが、ラインスラッグを速やかに回収できるハイギアが外せませんので、この釣りの時は【シマノ ソアレCI4+ 2000HG】を使うようにしています。
また、広範囲を早くサーチする為に、プラグゲーム用のタックルも持ち込みました。
【リップルフィッシャー リアルクレセント 76TZ WR】にPEライン0.2号のセットです。
これで、潮位が高いタイミングで【アピア APIA ゴールドワン】などの重めのプラグを巻く作戦です。
さて、ポイントに入ると、先行者の姿は皆無。
三賀日だからなのか?釣れてないのか?
ここ最近は様子を見にきていないので、状態は釣りをしてみないとわかりません。
ポイントに入ったのは、まだ上げのタイミングなので、魚がシャローに差してきていることを期待してキャストを繰り返します。
因みに、フロートは飛距離重視で【ぶっ飛びロッカーⅡHF(ハイフロート)】の10gなので、とにかく飛ばして沖から手前まで広範囲に探ります。
すると、時折バイトがありますが、ことごとくワームをかじられます。
・・・フグの仕業です。
この時期、まだ水温が下がりきっていないので、シャローのサーフのウィードエリアには小型のフグが山盛り残っています。
しかし、フグが居るならメバルも居るという師匠の言葉を思い出し、次々に食い千切られるワームを交換しつつ、辛抱の釣りを展開します。
ワームの種類をひたすら交換しつつ、カラーの違いでフグの反応がどう変わるのかも検証。
どうも、【サーティフォー オクトパス 1.8in】のくろきんにはバイトしてこないことがわかったので、このカラーをメインにしつつ、いろいろとローテーションさせながら探っていくと、ガルプの〇〇にチェンジしたタイミングで
ココンッ!とヒット〜〜
引きは軽いのですが、何となくフグではなくメバルっぽい。
ラインシステムは、リーダーが【東レ バウオ エクスレッド(フロロ)】の4lbで強めなので、グリグリと寄せて抜き上げ。
新年ファーストフィッシュは、嬉しい大本命のメバルちゃんでした。
サイズには難ありですが、とにかく貴重な1匹目。
小さいし、次が続くかわからないので、記録の写真を撮って、即海にお帰り頂きました。
フグに手こずりながらも本命を追加
嬉しいファーストフィッシュに気を良くして、フグの猛攻覚悟でガルプを続けて使ってみます。
すると、数回のフグバイトの月に〜〜
コン!
合わせてみると、ロッドがコンコンと叩かれてなかなかの引きです。
先ほどがメバルだったし、今回は更に引くので期待してランディングしたのですが…
上がってきたのは、まぁまぁサイズのフグでした。
フグは、シグヘッドのギリギリまでしか食ってこないと決め込んでいたのですが、見事にフックアップしてしまいました。
その後もバイトが出るけど、ほとんどがフグバイト。
どんどんワームが殉職していきます。
あまりにワームの消費が早いので、【リップルフィッシャー リアルクレセント 76TZ WR】でハードプラグにて、フグを避けつつ広く探ってみますが、ハードルアーへの反応はありません。
潮位が高く水深があるので、重量があり沈みの速いハードルアーでの釣りはし易いのですが、ルアーを巻いた感じではウィードがあまり引っ掛かってこないのでメバルの居場所が特定できず狙い目が絞りにくい感じです。
かと言って、あまりに凪で鏡面チックな水面なので、軽いプラグで近距離戦をする気分にもなれません。
しかし、フグの活性が上がってきたと感じられるこのタイミングで、海を見るとしっかりと潮目らしき変化が出てきています。
再度フロートリグに戻すと、風が弱いので、リグの流され具合で潮の効き具合がハッキリと認識できます。
この状況は、過去の経験からも釣れるはず!
と集中力を切らすことなく釣りを続けます。
すると、キャストしてリグが水に馴染んだくらいのタイミングで
コンッ!!
とロッドに明確な反応が。
これだけ投げているのに、これだけ明確にバイトを感じられるのはPEラインを利用しているからのメリットですね。
フッキングすると、しっかりロッドに生命感が宿ります。
先ほどのフグよりも明らかに良く引く。
魚の重さと言うよりも、引きのトルク感というところでしょうか?
この引きはメバルと確信し、バレるな~と祈りながら寄せてきます。
メバルもしっかり硬いところに掛かってくれていればなかなかバレないのですが、口が伸びる薄皮部分に掛かっていると、ラインが緩んだ拍子にフックが抜けてしまったり、身切れしてしまうこともあるので、早くランディングしたい気持ちお抑えつつリトリーブします。
この長いやり取りもフロートリグでのロングキャストゲームの魅力ですね。
そして上がってきたのは、少しサイズアップした本命のメバルでした。
15cm無いくらいのサイズですが、それでも嬉しい2本目のゲットです。
ポロポロ拾い釣りをするもサイズは上がらず
下げの潮が動いてくれたのか?フグのバイトも心なしか頻度が上がった感じになってきました。
そこで、良型のメバルに期待を込めてキャストを続けます。
ワームを、【サーティフォー フィッシュライク 1.5in】の”はなちらし”に交換したタイミングで、ココンッ!とバイトが出ました。
何とかミスバイトにならずに乗ってくれたので、バラさないように大事にリトリーブ。
ウィードも、まだまだ成長が悪く、入られて困るような状態でも無いので、魚の引きに応じてゆっくりランディング。
上がってきたのは、フグ!
では無くて、本命のメバルでした。
どうもサイズは上がりませんが、数が釣れてくれるので、この日は数釣りと割り切って釣りを続けます。
とにかく、意識すべきは“メバルは流れを釣れ”。
潮の動きに注目しつつ、ワームを変え、探り方を変えて釣っていくと、フグバイトに紛れて、いい感じの本命バイトをキャッチ。
ただ流すのではなく、少し誘いを入れてやる事で、フグよりも一瞬早くメバルのバイトを引き出せる感じです。
引きの感触から、先ほどどあまり変わらないサイズという感じですが、引きは明らかに本命。
上がってきたのは、やはり本命のメバルでした。
風が吹いたタイミングで待望のサイズアップ
そうこうしている間に、気が付けば風が強く吹き出していました。
普通に考えると、風は勘弁的な感じですが、ここまでの釣りがあまりにベタ凪な釣りだっただけに、この風をチャンスと捉えて気合を入れ直します。
すると、1投目。逆風にめがけて投げ込んだリグに
コンッ!
とバイトをキャッチ~~
しかも、今回は少し引きが違う?
ジジッ!ジジジッ!
ドラグも時々出されつつ、トルクのある引きを楽しみます。
この引きはサイズアップのメバルなのか?はたまた中型のフグなのか?
しかし、明らかに引きがメバルっぽい。
期待してランディングした魚は、やはりメバル。
しかも、サイズアップで今日一のサイズです。
やはり、メバルは引きが良いので楽しいですね~
釣れてくれたメバルに感謝しつつ、バッカンにキープします。
このメバルを契機に、グッドサイズのメバルが接岸してくれるのかと期待したのですが、吹きだした風は一気に強くなって、あっと言う間にリグをキャストするのも難しくなるほどの向い風になってしまいました。
少しの間、風に抵抗して粘ったのですが、ラインも風に流されて釣りにならなくなってしまったので、ここでメバリングはストップフィッシングにすることにしました。
メバリング 2017年 Day-1 まとめ
冒頭で触れませんでしたが、恒例の魚種別釣行のカウント方法を変更しようと思います。
2016年の年頭からメバリングのシーズン終了の初夏までのメバリング釣行回数は50回でした。
その後、夏~秋のシーズンを経て、メバリングシーズンに入ってからの釣行回数は12回。
締めて、2016年は62回のメバリング釣行をしたことになります。
そして、釣行回数のカウント方法も、そのシーズン内での回数をカウントすべきという思いから、春先から続けてきたメバリングの回数と、秋からのシーズンで再開したメバリングの回数を敢えて分けてみたのですが、切れ目が非常にわかりにくいというデメリットを感じたので、釣行回数のカウントは年で切ってみたいと思いました。
ということで、今回のメバリングはDay-1としました。
今年もGW過ぎまではメバリングに明け暮れると思いますが、そこまでのメバリング回数と秋以降のメバリング回数は通算してカウントしてみたいと思います。
話しを今回の釣行に戻しますが、昨年の初釣りの不甲斐ない結果から考えると、サイズは出なかったながらも、狙い通りに本命を絞り出せたので、上出来なスタートが切れたのではないかと思います。
また、年頭の目標としても数釣りを設定しているだけに、複数のメバルがゲットできたのも良かったと思います。
久しぶりのフロートでの釣りでしたが、メバルのファイトを楽しむ距離があるので、ジグ単の釣りとは違った面白さがある事を再確認しました。
ロングリーダーで漂わせながらアタリを待つ釣りもメバリングならではであり、リーダーの長さやジグヘッドの重さを調整するなど工夫の余地も多く、考えたパターンがハマった時の喜びは格別のものがありますね。
また、今回の釣行でわかったことはまだまだ海水温は高く、サーフメバリングの本格シーズンはもう少し先になるのかな?ということです。
既に12月頃からこのエリアでは数が釣れているようなので、水温が下がり始めて産卵を意識してメバルが入ってきたのは間違いないかと思われますが、メバルが付く海藻がまだまだ育っていない感じを受けました。
テトラなどの魚が付く何かがあれば、そこに付くのでしょうけれど、それが明確に無いサーフエリアではメバルが安定して居つける場所がないという感じです。
ただ、シモリが点在していることもわかっているので、そういう場所を正確に通せれば、海藻に依存しなくても狙って釣れるのかもしれません。
いずれにしても、これからが楽しみなポイントであることは間違い無さそうですので、定期的にパトロールをしていきたいと思います。
<参考>タックルデータ
★フロートリグ用
ロッド:リップルフィッシャー リアルクレセント 81LR/TZ
リール:シマノ ソアレCI4+ 2000HG
ライン:メインライン PE0.2号+リーダー 東レ バウオ エクスレッド 4lb
ジグヘッド:0.2g~0.5g
今年からフロートリグで81LRを導入しています。
飛距離も感度もブルーカレントを凌駕していることを実感しました。
★プラッギング用
ロッド:リップルフィッシャー リアルクレセント 76WR/TZ
リール:シマノ ソアレCI4+ C2000PGSS
ライン:メインライン PE0.17号+リーダー 東レ バウオ エクスレッド 6lb
★ヒットルアー
サーティフォー 34 オクトパス 1.8in “くろきん”、“わさび”
わさびは湾奥でも実績が高いのですが、サーフではくろきんが特に実績大。
水の色や明るさの影響なのかも知れません。
サーティフォー 34 フィッシュライク 1.5in “はなちらし”
サーフの釣りではフィッシュライクに助けられるシーンが多く、タックルボックスから外せません。
バークレー ガルプ SW ベビーサーディン 2in
フグのエサ率 No.1ですが、どうしても食いが渋い時には持っていて損はないワームです。