こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing (N.C.F.) GONTAです。
さて、ようやくこの記事をアップすることができます。
釣行は先週末の金曜日。
2月は地元湾奥で何とかメバルを見つけようと格闘したものの、今年はどうも状況が違っていて、アミなどについて表層に浮いてくれず、居場所さえ見つけることができない日々が続きました。
今後の為にも何とかヒントを、と思ってトライを繰り返したのですが、なかなか結果が出ず仕舞・・・
そんな状況だったので、休日前であることもあり、目先を変えて久々にサーブメバリングをしてみることにしました。
と言いつつ、釣行日が大潮で、釣りに向かった時間帯くらいが満潮であったこともあり、地元で満潮から潮の動き始めを狙うべきか直前まで悩みましたが、せっかくプチ遠征に行くことを決めたので、決めた思いをまっとうすべくサーフメバリングに行きました。
では、メバリング釣行記、いってみたいと思います。
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
予想を超える凪状態にテンションアップ
そもそも、1週間前にもSAFCの大会として出撃したサーフメバリングでしたが、その時は風も結構強くて釣果が出るまで粘ることができませんでした。
しかし、居るのは間違いないと信じていたので、この日は単独釣行。
自分が納得できるまでとことんやるつもりで出撃しました。
現地に着いてみると、天気予報よりも風が弱く、非常に穏やかな海が待ってくれていました。
サーフメバリングなので、とりあえずはフロートリグの準備です。
遠投する為に、フロートは【アルカジック ぶっ飛びロッカーⅡ 10g HF】を選択。
ラインは高切れの心配もない、7lbのPEラインです。
既に潮位は落ち初めていましたが、潮の動きはその分出ているはずとポジティブに捉えて釣りを開始。
実際、ここではド干潮に近い潮位でも釣れた実績があるので、魚は居ると信じてキャストを続けます。
シモリでも、海藻でも、何でも良いので、何か違和感が得られる場所を探します。
すると、過去からも実績が高いエリアでは、やはり何か?(恐らく海藻)の反応がリグの重さを通して確認できました。
そこを重点的に攻めていきます。
最初は、潮位の高さを意識して、0.7gのジグヘッドを使ってみたのですが、風もなく、リグもそれほど流されないことから、少しリグのウェイトを下げてみることに。
0.4gのジグヘッドにチェンジし、アピール力に期待して【サーティフォー 34 タープル “あかくらげ”】を投げ続けます。
例年ならフグの攻撃も混じるのですが、この日はフグバイトはほぼ感じられずワームが食いちぎられることもありません。
こうなってくると、出るバイトはメバルであるはず、と集中できます。
もう少しイージーにバイトが得られるか、と思っていたのですが、気がつけば1時間ほどはバイトが無い時間が過ぎていきました。
しかし、待てば海路の日和ありとはこのことです。
ちゃんと、チャンスタイムが待ってくれていました。
変化を集中的に攻めて本命ゲット
海藻っぽい引っ掛かりがあるところを諦めずに攻めていて、軽くスタックしたリグをチョンチョンとロッドを煽って外した時に
ココンッ!
とバイトが伝わってきました。
そのまま少し待ちましたが追い食いをしてくることは無く、再度同じラインを通してみることに。
動かしている方が食いが良いのか?と思い、一度スローにただ巻きをしてみたのですが、それではバイトは出ません。
そこで、再度、ある程度リグを沈めつつ、その途中で誘うイメージで釣っていくと~
ココ、ココ・・・
コココンッ!
ようやくの明確なバイトが伝わってきました。
フッキングも決まり、やり取り開始。
ヒットゾーンから距離があるので、手元まで寄せてくる間にも、海藻に引っ掛かったような手応えがあったり、魚が思い出したように走ってドラグが出されたりとやり取りが楽しい!!
何とか目視できるところまで寄せてきて、そのまま一気にランディング!
上がってきたのはサイズこそ20cmに届かない感じながらも、間違いないメバルでした。
久々に見るメバルに、ほっと胸を撫で下ろしつつ、バッカンにキープして釣りを再開します。
月夜にはクロが効く??
時合到来か?と期待して同じエリアを撃ってみるものの、バイトが続いてくれません。
しかし、そんなに単発でメバルが居るとも思えず、ワームのカラーが合っていないのか?と思ってワームをチェンジしてみることにしました。
空を見上げると月が煌々と照っていたので、ここはクロを試してみることに。
このクロも、過去の満月の日に実績が高いカラーなので、信じて使ってみることに。
すると、数投目に
ココ、コ~~ン!
バイトを感じた直後に一気に持っていくくらいの素晴らしいバイト!
フッキングすると、若干引きが軽く感じられるものの、貴重な1匹なので慎重に寄せてきます。
藻バケすることもなく、無事に上がってきたのはサイズダウンながらもメバル。
やはり、ソリッド系のクロ色ワームの効果はウソや思い込みでは無いようです。
すぐに魚をキープしてキャストを再開すると、誘いを入れた時にバイトらしき違和感をキャッチしました。
広いエリアなので、確実に同じラインを通すのは難しいのですが、バイトがあったと思わしき方向へキャストし、距離感的に、このくらいでバイトがあったよな~と思うところで
チョンチョン
と誘いを入れてみると
ゴ~~ンッ!
一気にロッドを持って行く、これまた素晴らしいアタリが出てくれました。
ここぞと思ったところで食わせることができたので、最高に気持ちいい!!
しかも、ヒット直後から少し引きが違います。
ドラグが出される割合も多いし、寄せる為に立てたロッドに伝わる重さや抵抗感が今日一な感じ。
バレるなよ~と祈りながら、何とか無事にキャッチできた魚は、予測どおりの今日一フィッシュ。
ギリではありますが、何とか狙いの20cmアップのメバルをキャッチすることができました。
完全に時合が来たか?と期待したのですが、その後はバイトが遠い時間が経過してしまいます。
そこで、思い切ってリグをチェンジしてプラグで攻めてみることに。
最初は【バスデイ S.P.M. 55 超色 “ブラックダイヤモンド”】で攻めてみましたが、どうも飛距離が足りない感じ。
潮位が落ちてきているので、手前のウィードにフックが取られるだけで攻めきれません。
そこで、【バスデイ S.P.M. 75 超色 “イエローダイヤモンド”】に変えて、更に竿抜けの沖側を探ってみます。
プラグを通すことで、何か所か明確にウィードが密生するエリアは確認できたものの、プラグにバイトが出ることはありませんでした。
ウィードエリアを再度フロートで攻めてみようかと思ったのですが、既に潮位も低くなっており、攻め切れる感じも生命感も感じなくなったので、ここでストップフィッシングにすることにしました。
実際には結構苦戦した展開でしたが、美味しい時間帯にまとめて釣れたのはラッキーな釣行でした。
サーフメバリング Day-12 まとめ
と言うことで、久々にメバルの顔が拝めた上に、複数匹ゲットできたので、なかなか楽しめた釣行となりました。
普段、湾奥でやっているショートディスタンスのメバリングもスリルがあって良いのですが、距離を投げる釣りはやり取りの時間も長く、メバルの引きも存分に楽しめるしヒヤヒヤ・ハラハラもあって、これはこれで捨てきれない釣りだなと感じました。
遠投しないといけないので、それなりにタックルはしっかりセットしておかないといけないのですが、見えないストラクチャーやウィードエリアを探っていって、見つけた時にちゃんとそこからメバルが釣れてくれた時は感動ものです。
ワームについても、クリアウォーターにおける満月の夜は、ブラックが効くと言うのも間違いない事実かと思います。
サーティフォーの“くろきん”はソリッドブラックに金色の細かいラメが配合されているのですが、このかすかな反射でさえも効果があるのかも知れません。
また、本文中にも書きましたが、今年は水温が低いのかフグのバイトが少ないので、行くなら水温が上がり出さない今の内という感じです。
フグの活性が上がると、ワームがいくらあっても足りないくらい食いちぎられてしまいますので、フグが少ない今がチャンスです。
これから気温は一気に上がりますが、例年で見ると海の3月は基本は冬のままで、4月の声が聞こえてくるころにようやく水温が上がり始めるという感じです。
しかし、これとて釣り場の水深次第のところもあり、シャローエリアでは深い場所よりも明らかに水温は上がり易いので、その辺りの釣り場の特徴も踏まえつつ釣行計画を立てたいと思います。
少なくとも、今回の釣行では海藻(ホンダワラ)はまだもう少し成長するような感じがしました。
以上、久々にメバルの顔が拝めたメバリング釣行記でした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
<参考>タックルデータ
ロッド:リップルフィシャー リアルクレセント 81/TZ LC(ロングキャスト)
リール:ダイワ 15ルビアス 2004H
サーティフォー 34 ゼログラVerⅢ
ライン:PEライン0.2号+東レ パワーゲーム®️ルアーリーダー フロロ 4lb