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【日記】車検の費用を考える

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回は少し釣りから離れて車の車検に関するお話しになります。

自家用車をお持ちの方なら、必ず2年に一度は訪れる車検のタイミング。

どこで車検を受けても法定費用関連は同じなので、車検の費用が安く済むか?高くつくか?は車検を通す為の車の検査及び整備非常によります。

普通車なら法定費用だけでも6万円弱はかかるのですが、車の機能の維持だけの検査なのでできれば出費は抑えたいのは誰でも同じかと思います。

普段何の問題もなく走っている車であれば、検査に通す為に特段の高額整備は不要だろうと思う方がほとんどかと思いますが、走行において不具合を実感しない部分でも、プロの検査技師の方に見てもらうと不具合が見つかるのは車検アルアルです。

今回私も車検に出した時に、かなり大きな出費を伴う不具合が出たことで、出費を抑える為に知人の力も借りつつ初めての対応を行いました。

結果として10万円近い出費削減ができましたので、同じようなことを経験される方の参考になればと思い簡単に記事にしたいと思います。

普段、あまり車検に拘っていない方は、この記事を見て参考にして頂ければ大きな出品削減になるかもしれませんので、直近で車検が無い方でも是非一度見てもらえればと思います。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

車検を通すには不備が許されない点検ポイント

まず、今回、私の車の車検は新車納入時から3回目の車検になります。

自家用車の場合、新車納入から最初の車検までは3年。

2回目以降は2年毎の車検になるので、3回目の車検ということは7年目の車ということになります。

車も新しい時は消耗しているところも少ないので、車検を通す為に整備しないといけない箇所も少ないのですが、年数が経つといろいろなところの機器やパーツが消耗してダメになったり故障したりします。

走行距離を重ねることで必ず消耗のダメージを負うのが足回り。

タイヤやブレーキパッドなどは走行距離が伸びてくると確実に消耗し、普段の走行では一見問題を感じない状態でも車検を通す為には交換対応が必要になります。

私は面倒くさがりなのでやっていませんが、半年~1年くらいでタイヤの前後を交換するローテーションを行っておけば、偏ったタイヤの摩耗を回避することができます。

結果としてタイヤの寿命を延ばすことができるので、ガソリンスタンドやオートバックスなどに持ち込んで実施しておくのはオススメです。

タイヤなどは自分の目で見て摩耗度合いが確認できるのですが、厄介なのは日頃目に見えないパーツ類の消耗です。

ブレーキパッドなどはとことん消耗すると、ブレーキを踏んだ時に『キー』と針金で鉄板をひっかいたような音がするので自覚できますが、そうでもなければ気付きません。

また、サスペンションなどをゴミの侵入などから保護する為に取り付けられているブーツと言われるパーツ類も、普段は見えませんが走行距離を重ねると劣化してひび割れたり裂けたりしてダメになります

これはダメージがあると車検を通らない箇所なので、車検時には必ず交換を余儀なくされます。

点検した結果として交換などが必要となった場合は、残念ながら対応するしかありません。

これらの不備・不具合が点検時にどのくらい出るか?でも車検費用は変わってきます。

そして、年数の経過した車であれば、このような不備が多くなってくるので、年式の古い車の車検は高くなる、ということに繋がってきます。

車検の可否に関わらない部分をどうするか?

次に、車検の点検に出すと”車検は通るけど交換した方がいいですよ”という部分を点検するお店がいろいろ提案してきます。

例えばですが、ワイパーゴムやエアフィルター、バッテリーなど。

完全にダメになっていなくても、ある程度劣化してきている部分についてはお店としては交換を提案してきます。

ひとつひとつは高額でなくても、チリツモで全部言われたとおりに交換していると結構な金額になったりします。

自分で交換するのが難しいものについては、車検のタイミングで交換した方が作業工賃が安く済む場合がありますので実施するのもアリかと思います。

しかし、ワイパーゴムやエアフィルターなどは自分で簡単に交換できますので、自分で交換対応をすることをオススメします。

ハッキリ言って超簡単です。

バッテリーについても、ちゃんと手順を踏んで行えば個人でも交換可能ですし、手順などについてはネットでも簡単に見つけることができます。

YouTubeなどであれば動画なので更にわかりやすいですね。

車検屋さんから出された見積などを見てみると『こんなパーツでこんなにするの?』という場合もあります。

この辺りは車検をするお店の誠意の問題もあったりするのですが、提示された見積はちゃんと内容を自分で確認し、なんでもかんでも検査するお店に任せっぱなしにしないというが、車検費用を抑えるポイントかと思います。

ちなみに、私は最初に車検に出したお店で、見積レベルですが40万円超の提示をされて目玉が飛び出るかと思いました。

車検屋さんも商売ですので、少しでも儲けになる部分は提案しているのも当然です。

後は、利用者である自分がどれだけ経済観点を持って取捨選択できるかがポイントです。

大規模な修理についてはセカンドオピニオンがオススメ

さて、今回の記事の一番核心部分の話しになるのですが、先に挙げたような規模の小さな不具合ではなく、大規模な不具合が発見された場合の対応についてどうするか?

具体的には、エンジン回りの不具合などは、応急処置でクリアできば大きな費用を伴いませんが、修理や交換などが必要との指摘を受けた場合、かなり高額な出費を伴います。

10万キロを超えるような車の場合はタイミングベルトの劣化による交換などもあり得ますが、こうなるとエンジンを下して交換する必要があったりして、パーツ代の問題ではなく作業工賃が非常に高額になります。

今回の私の車検では、エンジンを冷やすラジエターに液漏れが確認され、修理では対応できずパーツ交換が必要と指摘され、その為に費用として10万円ほど、交換期間として4日間ほど必要と言われました。

このラジエター交換を含めて、先ほど書いた総額40万円の見積となりました。

ラジエターの液漏れは車検が通らないと言われたのと、補修が効くレベルの液漏れではないので交換が必要と言われました。

『はい、そうですか。』と二つ返事でお願いできる金額でも無かったので、一旦車を持ち帰り何か安く対応できる方法は無いか?と確認しました。

まずはネットでラジエター交換のためのパーツ代金や交換工賃を調査。

調査結果としては、ラジエターのパーツ代は車検屋さんで提示された金額は恐らくメーカー純正品の価格であり、サードパーティの代替品が1/3くらいの値段で楽天市場やAmazonなどで売られていることがわかったのと、交換工賃についても車検屋さんで提示された金額の半額くらいで実施してくれるところが沢山あることがわかりました。

ここからは、実際に交換作業をしてもらえるお店探しです。

家の近くで対応してもらえるところを探しては電話で相談したり、車に詳しい知り合いに相談したりして、パーツは持ち込みで、交換作業は15,000円くらいで対応してもらえるところを見つけました。

ちなみに、最初の車検屋さんではラジエターのパーツ代金が7万円超と3万円前後のホース類のパーツ代、そして交換工賃33,000円で12万円コースという内容でしたが、パーツは自分で調達して14,000円と交換工賃15,000円、そしてクーラントとホース類の費用で4万円弱で済ますことができることに。

電話での相談にて車の持ち込みタイミングを相談し、後日実車の確認。

実車確認では、セカンドオピニオンの意味も込めて車検を通す為に必要な箇所をひと通り全部チェックしてもらいました

ラジエター交換をしてもらえるお店で車検も実施しているとのことで、車検の見積も合わせてお願いしましたが、ラジエターはやはり交換しないと車検を通せる状態ではありませんでした。

また、ラジエター交換に伴い、ホース類も劣化しているとのことで、流用できないことも無いようですが交換を依頼しました。

しかし、ラジエター交換の為に必要な期間は1日もあればできるそうで、最初の車検屋さんの4日間ってのはどういうこと?と思ってしまいました。

その他は、タイヤもブレーキも減っているけど車検は通るレベルとのことで整備対象から除外。

最初に車検を依頼したお店で指摘された足回りのブーツ類も交換が必要ということで交換を依頼しました。

と言うことで、ラジエター本体及び関連ホース類の交換と、足回りの最低限のパーツ交換にて車検は通せて、車検費用は法定費用込みで全体で13万円弱で済ませることができました。

何も考えずに最初の車検屋さんでお願いしていれば最低限でも20万円以上かかっていたことを考えると、セカンドオピニオンとして別の車検屋さんに見てもらうことで大幅に費用を圧縮することができました。

車検の費用を考える まとめ

と言うことで、自家用車の車検について費用面での話しを書いてみました。

ラジエター交換の費用はあくまで参考ですが、でもこのくらいで交換できるということは、参考にしていただける情報かと思います

私は自動車のメカニック(技師)ではないので、細かいところの話しはわからないのですが、そうであるが故に、検査をされるお店には何がどう悪いのか?わかるように説明して欲しいと改めて感じました。

悪い例を挙げると、某自動買取で有名だった?某〇ックモーターなどでも、故障していないところを故障していると言って交換したりしていたなどと言う話しもあります。

今回、最初に車検を依頼したところは、某大手カー用品チェーン店で、過去に2回車検を依頼していました。

結果的には最初に交換が必要と指摘された箇所は、セカンドオピニオンでも交換が必要という結果になったので、素人相手のぼったくりでないのは間違いありませんが、ダメになっているところについて程度感などの説明は一切なかったので、どのくらいダメな状態なのかはわかりませんでした。

大手の企業さんなのでマニュアルなどはしっかりしていて点検の技術などは問題無いかと思いますが、車検に出す方のユーザーとしてはまとまった出費につながるところなので、整備の必要性・緊急性については寄り添って説明してくれる姿勢は欲しかったな、と改めて思いました。

また、今回、自分でもネットでいろいろ調べてみましたが、車に詳しい友人の意見・アドバイスそしてオススメの点検ショップの紹介などは非常に助かりました。

知り合いの場合は損得抜きで意見やアドバイスをもらえるので有難く心強かったです。

皆さんも、今後車検を受ける場合は、本当に必要な整備が行われるのか?について任せっきりにせずに自分で中身を把握・確認した上で実施されることをオススメします。

それが、納得感につながりますし、必要な費用を必要な時に払うことができるかと思います。

なお、今回の車検では通りましたが、タイヤとブレーキパッドについては次回の車検までに交換が必要なので、支出を回避できた訳ではありません。

しかし、タイヤについても安く購入して持ち込み取り付けという手段もありますし、納得のいく製品で納得のいく価格で交換が行えるように調べる時間が確保できたのは大きいと思っています。

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