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【インプレ比較】アストレイアとアイボーン 比較検証

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

先日、アイマの新製品【アイボーン 98F シャロー】の簡単なインプレを書いてみましたが、その後、私の最も信頼しているミディアムクラスミノーである、【アストレイア 99SSR 、99SR】と感覚的に非常に似ていることが気になったので、ルアーの比較に焦点を絞って書いてみたいと思います。

アストレイアは、何年も使い、多くの思い出を残してくれているルアーですが、アイボーンは完全に新規ですので、魚を掛けることに関する比較は今後においておくしかありません。まずは、見た目と公表されている性能をベースに比較してみたいと思います。

お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

比較その1 形状比較

まず、ボディ形状です。

アストレイアは、非常にはっきりした多面構造で、フラッシング効果と空力効果による飛行姿勢の安定をもたらす構造になっています。
20150914_1

一方、アイボーンは、一見、つるっとした流線型のボディ形状で、見た目の特徴はあまり無いように感じるのですが、ボディの横にモコッと盛り上がっているサイドキールが、空力において飛行安定性を確保しているようです。形の違いはあれど、考えていることは同じ、と言うところでしょうか。
20150914_2

しかし、形状で一番特徴的なのは、リップ部ではないかと思います。
まずは、並べて見てみましょう。
■アイボーン 98F シャロー
20150914_4
■アストレイア 99F SSR
20150914_3

ちょっと、大きさが違って見辛いところがありますが、オフセットリップを特徴として大々的に謳っているアストレイアは、ハッキリとリップ部が前にオフセットしていますが、アイボーンのリップも少しかわいい程度感ですが、ボディに対しては前にオフセットしています。

これが、空気抵抗を逃がして飛距離を稼ぐ機能と、深く潜り過ぎずに泳ぐスイミング特性を支えているのではないかと思います。

因みに、アストレイアシリーズで最もシャローランナーのアストレイア 99F-SRのリップはこんな感じ。

潜行深度の浅いアイボーンにより近いリップ形状と言えるのではないでしょうか?
20150914_5

比較その2 対応レンジ

アストレイアの99F-SSRは、20cm~60cmとなっています。SSRは「セミシャローランナー」の略です。

アストレイアの99F-SRは、公式ホームページ上では潜行深度の表記がありませんが、恐らく0cm~15cmという感じです。実際に使った感じでは、スローで引くと、水面に引き波を立てて泳ぐので。

この2製品は、サイズとレングス、フックサイズが全く同じなので、釣りをするエリアのレンジ次第で組み合わせることができる、システムミノーという感じですね。

一方、アイボーンは、メーカー公示値は、0cm~20cm、とかなりシャローよりにレンジが振られています。実際には、ロッドコントロールで、もう少し深いレンジまで入ると思われますが、完全に膝下の深さ~股下の深さくらいのシャロー干潟を意識したレンジ設定という感じです。

因みに、既にアイボーンを河川で利用した釣り友さんの感想を聞いているのですが、河川ではダウンに入った時に、かなり暴れるイメージのようです。

流れを嚙んだ時に、レンジが入るルアーもあれば、レンジが入らずに流れに押されて暴れるルアーもあるのですが、アイボーンは干潟などの比較的緩やかな流れをメインとするフィールドで一番使い易いのかも知れませんね。

これも経験からの話しですが、アストレイアの99F-SSRは、ダウンに入ったら巻かずにラインに引っ張ってもらいつつ流す使い方がメインでした。

リップが水を嚙んだ時の挙動特性を使って、上手く使い分けるのがいいのかも知れません。

比較その3 フックサイズ

これは、前の記事にも書いたことですが、アイボーンもアストレイアも標準が#4フックです。ここも似ていますね (^^;

まあ、個人的には、#4フックが伸ばされるほどの大型は釣ったことが無いので、フックに対する安心度は問題ないと思います。

因みに、去年の秋のシーズンは、がまかつのトレブルSP-MHの#6は普通に伸ばされました。。。

アストレイアでも、SRは#5が標準のモデルもありますので、アイボーンもアストレイア SSRも、#5までは背負わせても十分仕事をしてくれるのではないでしょうか?

もっと言うと、ちょっと動きをおとなしくしたい時などには、積極的にフックサイズを上げてみるのもいいのではないかと思います。

以上、新製品のアイボーンについて、類似性能のルアーとの比較でした。今のところ、私の狭い知識の範囲では、この2機種ほど似た製品はないのではないかと思
い、且つ、それが故にアイボーンに対する期待は大きいという感じです。

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