こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、昨夜は暑い夜でしたがアジング調査に出撃してきました。
プチ遠征ではなく、どっぷり地元の湾奥調査です。
本当は潮の大きく変わる週末の大潮まで待とうかと思っていたのですが、出撃できるタイミングを得られたのであくまでも調査のつもりで出撃してきました。
陸上の気温などとは関係なく、海中のアジは育っているはず。
そんなアジが湾奥に入ってくるタイミングの調査です。
ここ最近の傾向で、外道に悩まされるケースが多いのですが、これはこれでお約束的にこの日も事件が勃発しました。
では、湾奥アジング釣行記、いってみたいと思います。
いきなり豆アジの洗礼からスタート
少し早めに仕事が整理できたので、まだ薄明るい間に移動して常夜灯がつき始めるくらいのタイミングから釣りが開始できる状況となりました。
今回はラインを巻き替えてきました。
過去にもこちらのブログでピックアップしたことがあるラインですが、【よつあみ チェルム アンバーコード S-PET】です。
エステルライン最強と謳われているこの製品。実力のほどを試してみることに。
たまたま釣具屋に寄った時に安売りされていたので買ってみたのですが、150m巻きで800円くらいでした。
安さ最強の【ナチュラム オリジナル エステルライン】にはかないませんが、他の製品と比較すると格段の安さです。
今回は0.25号を使ってみましたが、強度としてはMax1.5lb。
他社製品ですと、0.2号で0.9lb~1.0lb。0.25号で1.1lb~1.2lbくらいが標準的なのでかなり強度があることがわかっていただけるかと思います。
また、ラインの比重についても、【サーティフォー 34 ピンキー】が1.38なのに対して、【よつあみ チェルム アンバーコード S-PET】なので、よりリグが沈むのも早くなります。
私は普段からクリア系のラインを愛用しているので気にしていないのですが、リーダーの結束を伴うエステルラインでは見えやすいカラーがついているラインの方が使い勝手が良いのも事実です。
このアンバーコード S-PETにはうす~いパステルグリーンのシリーズもあるので、こちらも魅力的です。
さて、実釣ですが、この日は風が非常に強くライトゲームにとっては厳しい状況です。
しかも横風に近い状況なので、キャスト直後からラインが流されてリグを沈ませるのに苦労しそう。
そこで、ジグヘッドについては【土肥富 Odz Flow Drive Head 1.0g】を使うことに。
豆アジ狙いに重めのジグヘッドは不利にも思えますが、狙いたいレンジが狙えないことの方がストレスなので、まずは釣りのし易さを優先させました。
乗る・乗らない、はバイトが出てから考えればよいこと、割り切りました。
ワームはここ最近お気に入りの【マグバイト Booty Shake 1.4in】のケイムラ系のクリアチャートカラーを選択しました。
キャスト後、着水直前にサミングして糸フケを極力出さないようにして、且つ、リグを沈めていく間はロッドティップを水面近くに下げて、風でラインが流されないように工夫します。
とりあえず狙いはボトム。
少し長めにカウントをとってしっかりと着底させ、そこからゆっくりと探っていきます。
すると、2投目くらいからバイトをキャッチ。
小さく突っつくようなバイトで、豆アジか?豆サバか?というところ。
止めて、見せる時間を長めにとってからの誘いで
ビビッ!ビビビ~
幸先よくフッキングに成功しました。
ジグヘッドも豆アジ仕様ではないのですが、上手くかかってくれました。
引きからしてアジっぽい。しかも豆アジ!
水面に上がってきたのは紛れもなく豆アジ!!
でしたが・・・水面でポロリ~
【サーティフォー 34 ザ豆】はバーブレスフックなのでバレ易いのはわかっていたのですが、【土肥富 Odz Flow Drive Head】はバーブがあるので過信してしまっていました。
アジがバレるのはカエシの有無ではないことを改めて思い出して反省。
アジは掛かりが浅くて口の皮が薄いところに掛かると、ちょっと暴れただけでも皮が裂けてすぐにフックが外れてしまうんですよね~
しかし、アジが居ることは確認できたので、気を取り直してキャストを再開。
先ほどのバイトは比較的岸から離れた場所で出たので、キャスト方法には工夫しつつ極力遠くからリグを通していきます。
すると、ほぼ毎回、バイトは出るのですがとにかくフックアップしません。
ステイが良いのか?浮かせた方が良いのか?
いろいろと試行錯誤しつつ、2回ほどフックアップには成功したのですが、巻き上げてくる途中でサヨウナラ~
そんな中、ようやくしっかりしたバイトでフックアップに成功。
少し手応えがあり、少し余裕を持って巻き上げてこれる感じでしたが~
抜きあげてみると、暴れ方がアジと違う?
アジは左右均等の一定間隔で体をピコピコ振るのですが、そういう挙動ではない?
フィッシュグリップで挟もうとして魚種が確認できました。
アジ並みに小さいシーバスです。
このサイズのシーバスはアジよりも引かないんですよね~
そうこうしている間に徐々にバイトが減ってきたので、ここで狙い目を少し変えてみることにしました。
足元の明暗を狙うと、またもこの外道が・・・
過去の経験則的に、足元の明暗に付いているアジはサイズは小さいけどあまり動かないという認識があるので、沖向きのバイトが減ってきたタイミングで足元狙いにシフト。
風の影響も考慮して足元にリグを流し込みます。
ちなみに、足元を狙う時は風の影響を計算に入れておくことは必須です。
護岸にラインが掛かってしまい、ライントラブルや最悪の場合ラインブレイクにもつながりかねませんので、ラインの行方については十分は注意が必要です。
一旦ボトムまで落としつつ、少し浮かせたり、止めてみたり~とここでもあの手この手でアジのバイトを誘発すべく頑張ります。
しかし、予想に反して足元の反応がよろしくありません。
アジングでは困った時の足元頼みなのですが、その法則はこの日には当てはまってくれないようです。
それでも何とかバイトを拾おうと粘っていて、一度リグを回収しようと持ち上げた時に
グンッ!!
一瞬護岸に引っかかったような手応えがあって、その直後に生命感にがロッドを伝ってきました。
魚です。
ボトムロックか?と思った次の瞬間、魚もフックアップされたことに気づいたのか一気に走りだしました。
そして、定期的にロッドから頭を振るような手応えが伝わってきます。
あ~~れ~~~
またチヌ・キビレ系を掛けてしまったようです。
先週末の釣行でもそうでしたが、アジングをしているとここ最近はかなりの高確率でブリームを掛けてしまいます。
どうしても岸際を狙うとこうなりますね。
しかも、ワームが【マグバイト Booty Shake】なので、にんにくの匂いが誘ってしまうのかも知れません。
とにかく、一旦浮かせてサイズを確認しようとファイト開始。
とにかくラインが細いのでやり取りには気を遣いますが、それにしても最強エステルは強い!
途中で少し強引に魚の頭をこちらに向けさせようと、スプールを押さえてラインが出ないようにして引っ張ってみますが切れることはありません。
何度も何度も走られながら、何とか浮かせることに成功しました。
しか~~し
この日はネットは持っていませんし、車に戻れる距離感でもありません。
さてどうしたものか・・・
ここでふと気付いたのが、この日は非常に潮位が高いので、いつもは水からすっかり出てしまっている階段部分に少しでも水が届いてくれているのではないか?ということです。
もしそうなってくれていれば、アジング用のガーグリップにてランディングできるかも知れない。
そこで、少しずつ階段がある場所まで移動していって、恐る恐る様子を見ると、ちょうど階段の一番下に位置する踊り場的な部分に薄っすらと水が上がっている状態。
ベストにも程があるほどベストな状態です。
しかし、時々入っている船の引き並みで踊り場が波だらけでエライことになるのでタイミングが重要です。
波のタイミングを確認しつつ、何とか踊り場の上に魚を誘導することに成功しました。
改めてみると結構良いサイズの魚です。
ロッドだけで魚を引っ張っていると折れそうなので、ラインを持って手繰り寄せます。
しかし、こんなタイミングで少し大きな波が入ってきて、踊り場の中に一気に水が入ったり抜けたり~
その水が抜ける時の引き並みで魚がまた海に戻ってしまいました。
慌ててロッドを持ち、再び踊り場の上へ魚を誘導する羽目に~
魚自身はかなり体力を失っているので何とか言うことを聞いてくれますが、もう一度同じ状態が発生した際にはラインが持つ保障はありません。
ここは一発勝負だと自分にいい聞かせて一気に魚に口にフィッシュグリップを突っ込みました。
エイヤ!!
ありがたいことに一発で成功。
そこからはシッカリと顎をホールドしたまま一気に魚を持ち上げてランディングしました。
改めて足元に置いてみると、40cm近い魚で、しかもマチヌ。
ルアーでは年に数匹しか釣れないマチヌですが、こんなアジングの外道で釣れてくるとは~
とりあえず魚を写真に収めてからリリース。
メインターゲットではないのですが、妙に満足感を持たせてくれる外道なのがチヌ・キビレですね。
シーバスゲームでの外道でも良く釣れますが、やはり重戦車的な引きは楽しいものです。
こんな魚ばかり掛けていると【サーティフォー 34 Providence FER-58】が早々に傷んでしまいそうで怖いですね(^^;;
散々うろついて、ようやく本命にたどり着きました
風も一向に止む気配もなく、ここからはあちこち歩き回ってアジの居場所を探す旅が始まりました。
シーズン中にアジの反応が得られる場所を片っ端からチェック。
ボトムを中心にチェックしつつも、反応がなければ上のレンジもカウント3くらいからしっかり丁寧にチェック。
決して手を抜くことはありません。
しかし、行く先行く先、ノーバイト。
まだまだ入ってきているアジは少ないようで、いない場所ではサッパリです。
しかし、諦めずにポイントを回っていると、少し開けた明暗ポイントで、明暗の境目を探っていると~
ツツッ!
アジっぽいバイト。
追い食いはしてこないので、すぐに同じゾーンを狙ってみると
少し誘いあげてフォールさせている途中のリグが~
グッ!
押さえ込むようなバイトでしたが、反射的にフッキング!
ビビビビ~
何とかフックアップに成功しました。
引き的にもアジっぽい~
バレないでくれ~と祈りつつ巻き上げて、水面でも躊躇なく抜きあげ!
上がってきたのは、探しに探した本命のアジ。
しかも、豆アジというには少し大きいサイズの魚でした。
このサイズが居るなら、もう少しイケるかも?
と思ってすぐに同じゾーンを直撃。
ボトム周辺をスローに、丁寧に探っていくと~
ツツッ!
今度は待ち構えていたので瞬殺フッキングに成功。
これもアジっぽいので途中は慎重に、そして抜きあげは勢いよく!!
無事に2匹目の本命アジをゲット。
ここは数が稼げるかも知れない、と思い引き続き狙っていきますが、2匹目以降バイトが出なくなってしまいました。
明暗周辺を回遊しているかも?と少し狙いを広めに変えてボトム周囲を狙っていくと~
コンッ!
明確なバイト、そしてフッキング成功!
今度は少し引きが強い!
しかし、サバではない引きなのでサイズアップか?と期待して取り込んだのですが・・・
色が違う~~~
やはり、ボトムを狙うとこの子の出番になりますね。
タケノコメバルの登場です。
ここで時間もいい感じに遅くなってきたので、この日のアジング調査は終了することにしました。
湾奥アジング Day-4 まとめ
と言うことで、何とか本命にも出会えたし、外道ではありますが超スリリングなマチヌもランディングに成功できるなど、いろいろな楽しみを経験できたアジング釣行でした。
海の水の色は決して悪くは無い感じでしたし、この大潮を境に一気に湾奥に入ってきてくれるのではないかな?という次につながりそうな期待を持たせてくれる釣果でした。
ある程度投げて釣れるようになってくれれば、今回のような交通事故はもっと回避し易くなってくると思います。
しかし、エステルライン、強いですね。
前回のプチ遠征の時は0.2号。おそらく0.9lbくらいの強度。
今回は0.25号で1.5lbなので更に強いのですが、チヌの頭を水面から上げても切れることがなかったことには正直驚きました。
感覚的には2lbくらいあるんじゃないか?と思われてくれる強度でした。
更には、今回利用した、【よつあみ チェルム アンバーコード S-PET】は強い割には硬さを感じさせることのないラインで、かなり使いやすい感じを受けました。
定価ベースですと1,500円くらいするのですが、他のショップでも安く売っているのを発見したので、【ナチュラム オリジナル エステルライン】から乗り換えても良いかも、と思っています。
ナチュラムのラインはどうしてもネット購入しかできないので、送料などを含めて考えると十分対抗できるコスパを持っていると思います。
さて、週末は少し遠出する予定なので、そこでも密かにアジングができないかと考えています。
ちゃんと起きれて釣りができましたら、また釣行記をアップしたいと思います。
<参考>タックルデータ
ロッド:サーティフォー 34 Providence FER-58
リール:シマノ 16ストラディック CI4+ C2000
ライン:エステルライン0.25号+東レ パワーゲーム®ルアーリーダー
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