アジング

【アジングタックル】ダイワ SLP WORKS TYPE-α スプール2

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さて、今回はタックルのお話し。

アジングの季節到来でモードは”チニングモード”から”アジングモード”にシフトしつつある今日この頃。

アジングについては、ここ数年、【シマノ 16ストラディックCI4+ 2000S】を使ってきました。

ローラークラッチの”玉抜き”を行い、巻きを軽くしてアジング仕様にしたこのリールは巻きも非常に軽くてアジングにベストマッチ。

ラインローラーを【MTCW 零】に交換していたり、ドラグのグリースを交換してスタックの無い滑らかなドラグにしたりしており、年代的には古い機種になりますが非常にアジングに向いたリールとして愛用していました。

しかし、去年にもうワンタックルを準備する時のために【ダイワ 21カルディア C2000S】を購入していたのですが、バス釣りに使ったりしつつ、アジングには使っていませんでした。

PEラインを巻いて使っているのですが、メバリングなどはPEラインで使いたいし、エステルラインに巻き替えても使い勝手が悪いな~と思っていたところ、ダイワの”SLP WORKS”から新しいオプションスプールがリリースされているのを発見しました。

今までの【SLP WORKS】のスプールは、赤色だったりゴールドだったりと見た目で少し抵抗感があったのですが、最新のモデルはカルディアにぴったりのカラーリングだったので購入してみることにしました。

と言うことで、今回は新しく調達したスペアスプールのお話しになります。

結構、いい商品なので関心のある方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

”SLP WORKS”のTYPE-αの第二弾スプール

ダイワの【SLP WORKS】と言うのは、ダイワのメーカー系オプションパーツブランドで、シマノで言うところの【夢屋】と同じですね。

オプションのスプールやハンドル、ハンドルノブなどを販売されていますが、そのラインナップの製品として【SLPW LT TYPE-α】というスプールが元々存在しています。

<出展:ダイワ公式HP

これが、私が冒頭記載した製品で、リールの基本デザインはオリジナルのスプールに準拠した形をしているのですが、カラーリングが赤色とゴールドの2種類となっており、ベースのリールに合わせにくいなと思って見ていました。

しかし、このスプールの第2弾モデルとして新しい製品がリリースされています。

それが【SLPW TYPE-α スプール2】になります。

<引用:ダイワ公式HP

見ての通り、まったく装いが変わって、純正スプールと関連性の高いデザイン&カラーリングとなっています。

ラインナップも”1000S”から”4000S”まであり、カルディアの純正スプールでは装備されていないボールベアリングなども組み込まれており、オプションパーツにして高性能なスプールになっています。

スプールへのボールベアリング装備は、ドラグの滑らかな滑りや、スタック感の無い滑り出しに効果があるもので、極細ラインを使うライトゲームには大歓迎の仕様になります。

シマノでも、ヴァンキッシュなどのスプールにはボールベアリングが装備された【リジッドサポートドラグ】という機能としてリリースされています。

ちなみに、こちらの商品タイプは【TYPE-α】となっていて、対応機種は20LUVIAS/19BALLISTIC/21、18CALDIA、21EMERALDAS AIR、21PRESSOほか、となっています。

フリームスなどの機種には対応していないのですが、フリームスなどに対応するモデルは【TYPE-β】として存在しています。

しかし、日本国内では未発売の製品になっており、欲しい場合はAliExpressなどのECサイトで探せば購入することができますので、参考までに記載しておきます。

<出展:AliExpress>

SLPW LT TYPE-α をノーマルスプールと比べてみる

では、実際に入手した製品について見ていきたいと思います。

ノーマルのカルディアのスプールと【ダイワ SLPW LT TYPE-α スプール2】を並べてみた感じがこんな感じ。

カラーリング、デザインなどはノーマルスプールと非常に似ています。

ノーマルスプールは2000番で、【ダイワ SLPW LT TYPE-α スプール2】は1000番なのでサイズ感が少し違いますが、同じドラグノブを利用できるのでスプールの直径は同じということになります。

左側の【ダイワ SLPW LT TYPE-α スプール2】は、中央の金属プレートを外すとボールベアリングが装着されていますが、セットされた状態では見えません。

1000番と2000番のサイズの違いは糸巻き量になります。

ノーマルスプールでモノフィラメントラインだと3lbで150mのキャパシティ。

PEラインだと、0.4号で200mものキャパシティがあります。

これに対して、【ダイワ SLPW LT TYPE-α スプール2】についてはかなりキャパシティが小さくなっています。

モノフィラメントライン(ナイロンライン)で3lbで70mなので、ノーマルスプールのほぼ半分のラインキャパになりますね。

ちなみに、【ダイワ SLPW LT TYPE-α スプール2】の2000番としては【2000SS】という製品になるのですが、SSというだけありスーパーシャロースプールなので、2000番と言いつつラインキャパシティは【1000S】と同じになっています。

アジングの場合、エステルラインを使うシーンがほとんどなので、少しでもスプールは小さい方がいいかな?との思いで【1000S】を購入したのですが、よくよく考えると先ほども記載した通りスプールの外径は2000番とほぼ変わらないので小型化の意味はあまりなかったことに後で気付きました。

ただし、並べてみるとスプールの高さが違うことがわかります。

スプールの外周径が同じなのでキャパシティの違いは糸巻き面の高さの違いに出ているということになりますね。

実際にセットしてみた感じは、やはりノーマルスプールよりもコンパクトに見えます。

ノーマルスプールはスプールに段差があるようなデザインですが、【ダイワ SLPW LT TYPE-α スプール2】はそれが無いストレートなデザインなので余計にコンパクトに見えるのかもしれません。

ただ、個人的には見た目のスプールが小さいシマノのリールを使い慣れているので、見た目も持った感じも全く違和感は感じませんでした。

ダイワ SLPW LT TYPE-α スプール2 まとめ

と言うことで、新しく調達した【ダイワ SLPW LT TYPE-α スプール2】について、ノーマルスプールと比較しつつチェックしてみました。

見た目もノーマルスプールと似ている上に、ボールベアリングを内蔵していてドラグ性能もノーマルより高いこの製品ですが、性能以外でも大きな魅力があります。

それが販売価格。

オプションパーツなのでほぼ割引無しでしか購入できないかとは思いますが、税抜で5,500円という安さ

<出展:ダイワ公式HP

ちなみに、ノーマルスプールを購入すると、9,460円もします!

中古でカルディアを買うと12,000円~13,000円くらいで買えることを考えると、スペアスプールだけ買う気にはなれないですよね?

ラインの種類の違いや、ラインの太さの違いなどで替えスプールを持っていると、いちいち巻き替えるよりも手間もコストも削減できるので、安いオプションスプールは非常にありがたいところです。

ただ、同じ”SLP WORKS”のスペアスプールでもイグジスト用の製品は16,000円くらいしますのでフラッグシップ(高級リール)は何かと高くつきますね(^^;;

ダイワのリールに限った製品にはなりますが、ダイワユーザも多いと思いますので、是非参考にしてもらえればと思います。

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