こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回は恒例の週末釣行記。
懲りずに豆アジングに出撃してきました。
昼間の気温は殺人級に厳しい中、海の中の状況を調査してきました。
海の中も厳しく、悶絶する事態になりましたが、面白いクライマックスを迎えることもできたので、結構楽しめる内容になったのではないかと思っています。
100均がなぜ侮れないのか?
是非最後まで見てください。その意味がわかりますので (^^
さて、今回も豆アジを求めての釣行で、少しだけ遠くまで足を運んでみました。
まだ明るい時間帯に目的の漁港に到着できたので、ゆっくりと釣りの準備をします。
この日のタックルは【サーティフォー 34 Providence FER-58】に【シマノ 16ストラディックCI4+ C2000】です。
完全アジングタックル。
ラインは、豆アジがターゲットなのでエステルの0.2号に巻き替えました。
※前回までは0.25号
まずは水の色をチェックしますが、さすがに大雨から2週間が経過しているので水はかなり綺麗になっていました。
まだ部分的に浮きごみは確認されますが、釣りの妨げにはならない程度と言う感じです。
ここまでは良かったのですが、ロッドにラインを通していると、結構近くで雷鳴が聞こえてきました。
天気予報では雨マークは一切ありませんが、これだけ気温が高いとゲリラ豪雨という可能性は大いにあり得ます。
一応、晴れ男の私ではありますが、季節的に夕立は避けて通れないか・・・
とりあえず、車からあまり離れないようにして釣りを開始しました。
開始して数投はノーバイトでしたが、その後に明確なバイトをキャッチ。
少しアうジとは違う感じがしたので、サバかな?と思っていると、見事にフッキングに成功。
比較的早いタイミングでの生命感キャッチに喜ぶも、非常に軽い手応え?
上がってきたのは、アナハゼくんでした。
これでボーズ回避という訳にもいかないので、そそくさとリリースして釣りを再開すると、すぐにバイトが。
今度は手応えもそれなりですが、どうも引きが違う?
上がってきたのは、やはりアジではなく、タケノコメバル~
ボトムを中心に狙うとこうなるよな~と思いつつ、同じラインを狙ってみるとすぐにバイトが!
今度はどうだ?と期待しましたが、上がってきたのはまたしてもタケノコメバル~
この魚を釣り上げた時点で完全に暗くなってきたので、少し潮のしっかり動く場所へ移動することにしました。
少し移動した先で釣りを再開しますが、この日は結構東風が強くて、張り出したポイントでの釣りは風の影響もモロ受けで結構釣りがし辛い状況となっていました。
因みに、この日のリグは【サーティフォー 34 ザ豆 0.7g】に、前回の釣行で気に入ってしまった【マグバイト ブーティシェイク 1.4in】でしたが、カラーだけはチャート系のケイムラカラーを追加調達しておきました。
前回の釣行で初めて使ったのは、クリア系にアカラメ&ケイムラのカラー。
これからの海の濁り(高水温による濁り)への対応の為に、しっかりシルエットでアピールできるようにする為のカラー追加です。
まずはしっかりボトムを取って探っていきますが、全くの無反応。
前々回にタケ師匠と来た時には表層での反応が良かったので、表層も狙ってみますが、この日はサバも当たりません~
自然相手はなかなか難しいものです。
しかし、メゲずに探っていくと、時間はかかりましたが何とかバイトが出るゾーンを発見しました。
毎キャスト、確実にバイトは出るので魚が居るのは間違いありません。
しかも、力弱く吸い込むようなバイトなのでアジなのはほぼ確実。
しかし、あまりに小さいのか?あの手この手で攻めるもフックアップしません。
一瞬乗ったか?と思ってもすぐにバレてしまう状態。
これぞ豆アジングだな~と思っていると、明確なバイトがようやく出てくれました。
フッキングすると結構な引き?
豆アジじゃないやん!と喜びつつ、抜き上げでバラしが多いので慎重に浮かせて、水面から一気に抜き上げました!
無事に魚を堤防の上まで連れてくれたまでは良かったのですが、なんだか違う魚??
ウミタナゴかな?と思ってライトで照らして確認すると~
なんと、マダイの赤ちゃんのジャリコでした。
マジかいな?こんなところに居るんや!
と驚きつつ、この子もすぐにリリース。
釣れてきたのはマダイでしたが、明らかにアジっぽいショートバイトがあるので、本命のアジを釣るべく釣りを再開します。
ほぼ毎キャスト、しかも1キャストで数回バイトがあるのですが、とにかく乗らない。
一瞬フグも疑いましたが
、明確なバイトがあった後のリグチェックではワームが食いちぎられることはなく、きれいにズレているので、アジなんだろうと信じて釣りを続けます。
しかし、このタイミングでポツポツと雨が降ってきました。
ありがたいことに雷鳴は止んでくれたのですが、怪しい雨雲は雨を連れてきたようです。
雨の状況に細心の注意を払いつつ釣りをしていくと、雨そが本格化することはなく、1時間くらいでお月様が見えるくらいに晴れてきてくれました。
しかし、風は相変わらず強く、風にアップクロスで攻めていきますが近距離戦がメインになってしまいます。
毎回出るバイトに悶絶し、ジグヘッドの重さを0.5gに落としてみたりと調整を試みたのですが、それでもバイトはあれどフッキングしません。
気がつくと2時間くらい悶絶バイトの相手をしていました。
途中で水分補給もしていないので、何だか熱中症的な感じになってきたので、ここで一度釣りを中断し、休憩することにしました。
さて、自動販売機で水分補給を行い、少し自分のヒットポイントが回復したので釣りを再開することに。
アジのバイトが出ていたエリアは、相変わらずバイトは出てくれるのですが、一向にフックアップしそうな明確なバイトはなく
「ツツツ、ビビッ!」といったバイトが思い出したように出るのみ。
散発なバイトながら、何とかしてフックアップしてやろうと粘りますが1匹の豆アジが遠い存在に~
いっそバイトが出なくなってくれれば諦めて帰れるのですが、バイトは出るので何とかして正体を暴いてやろうという思いが勝ってなかなか踏ん切りがつきません。
中層も時々チェックしてみますが、浮かせたレンジではバイトは得られず、やはり基本はボトムのみバイトが出る状況が続きます。
一時弱まっていた風がまた吹き出してきたので、そろそろ潮時かな~と感じ始めた頃に、足元まで寄せてきたリグに
ガンッ!!
超ハッキリしたバイト!
そして、一気に魚が走ります。
ブン曲がるFER-58
折れる心配はありませんが、とにかく走りは止められません。
ラインも細いし、ひたすらラインを巻いて走りを止めるしかありません。
そして、ロッドを定期的にガンガン叩くような首振りの手応えが。
ナイスサイズのボトムロックを期待していたのですが、どうもキビレのようです。
右に左に魚の走る方に走り回って追従し、何とか魚を浮かせることに成功しました。
浮いてきたのはやはりキビレです。
さて、ここで問題。
水面までは決して遠くは無いのですが、フィッシュグリップで魚を掴める距離ではありません。
頑張ったけどここまでか~
と諦めつつ、どこかでピックアップできないか探してみますが、そんな場所はありません。
何とかならないか?
と考えていたところ、ふと車に子供の虫取り用の100均の網があったことを思い出しました。
騙し騙しで車まで寄っていき、車からネットをおろす為にいったんスプールをフリーにして、車まで飛んでいきます。
虫取り網は思ったより短かったのですが、何とか水面に届きました。
そしてグロッキーなキビレを無事にネットイン。
持ち上がるか心配でしたが、40cmあるなしの魚だったので虫取り網でもなんとか持ち上がりました。
奇跡のランディング劇でした。
100均ネット恐るべし
間違いなくアジング用のジグヘッドでのヒット。
こないだの淀川チニングでは太い軸のジグヘッドでもフックを折られたのに、こんなに極細のワイヤーのジグヘッドでも折られずに上がってくるんですね。
フッキングしている場所さえよければ取り込めるという実例ですね。
因みにワームはニンニク臭だったのがキビレに効いたのかもしれません。
ここで見事にオチが付いたので、ここでストップフィッシングとしました。
ということで、狙いの豆アジは釣ることができませんでしたが、他魚でいろいろと遊ぶことができた釣行でした。
プチ遠征してまでの釣果と考えると寂しい気もしますが、調査釣行も大事なので、これはこれで良しとしたいと思います。
しかし、明確にバイトが出るのに乗らないというのはかなりのストレスになりますね。
これから8月にかけてのアジングが楽しみでもあり、思いやられる感じです。
そして今回の釣行の殊勲賞は100均の虫取り網ですね。
これが無ければ100%ランディングすることは出来ませんでした。
たまたま車に簡単にアクセスできる状況で釣りができるポイントだったことも、運が良かったとしかいいようがない感じですね。
ロッドには過酷な試験でしたが、このクラスの魚とのやり取りもできることがわかり、良い実地試験になったかと思っています。
さて、土日は朝練ハゼクラも企んでいます。
ライトゲームは何かと遊び相手が多くて忙しいですね(^^