こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing (N.C.F.) GONTAです。
既に桜もかなり散ってしまい、葉桜になってきています。
夜もパーカー1枚を羽織って釣りができるほど暖かくなってきました。
昨夜はNEWロッドを携えて、鱗付けに行ってきましたが・・・
タイトルの通り、キャスティングの練習となりました。
ええ、釣りに行ったんではないんです。
キャスティングを楽しみに行ってきました。
と言うことで、実質ロッドのインプレ記事になりますが、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
振り抜き感はかなりスローテーパー
さて、実際には釣る気満々でフィールドに入ったのですが、少々失敗が発覚。
週末のバス釣り用に、フロロカーボンの7lbを【ABU Revo ALC BF-7】に巻いておいたのですが、そのまま持ち込んでしまいました。
キビレ狙いではないので、さすがにメバリングにフロロの7lbは太いよな~と思いつつ、ラインが太いのであれば軽いリグは捨ててプラグ一辺倒で釣りをしようと決めました。
まぁ、メバルさえ浮いてくれていれば、どの道プラグで釣りをするので、後はメバルの状況次第というところ。
釣りを開始したのはちょうど満潮前くらいのベストタイミングなはずでしたが?
水面を目視でチェックするも全く反応無し。
潮の動きも全く感じられず・・・
とりあえずは、リールの微調整をと思いプラグをセットします。
最初は【タックルハウス&Go-Phish オルガリップレス SOL-43-GP “グリーンワーム”】です。
ウェイトにして2.3g
ただし、私はフックを標準よりも小さいフックに交換しているので、実質は2.0gくらいかと思います。
メカニカルブレーキを調整して1投目。
飛距離はほどほどに飛んでくれましたが、少々マグネットブレーキが弱く、ラインが浮き気味に。
少しだけ(ワンクリックくらい)メカニカルブレーキを締め、マグネットブレーキをMAXに対して70%くらいのところにセットして2投目。
一気に快適になり、ラインの浮きもほぼ無し。
これならと、メカニカルブレーキを再度ワンクリック緩めて3投目。
飛距離はスピニングと大差無く、着水点をさほど意識しなくてもラインの浮きは無し。
セッティングはこれえバッチリ決まりました。
肝心の表層でのメバルの反応は無く、移動しながら魚の反応を探します。
セッティングが決まると、シングルハンドでロッドのしなりをしっかりと利用して振り抜くことで飛距離を少しずつ伸ばすことにも成功。
これならチャンスタイムが来た時に十分釣りになるな、と思いつつ、そのチャンスタイムを待ちます。
満潮から潮は下げ始めているはずですが、周囲を見渡しても潮の明確な動きは無し。
遠くから見ているだけではわからないので、あちこちと動いて、実際に浮ゴミなどの動きまで含めてチェックしてまわりますが、期待が持てる動きが感じられる場所が発見できません。
そこで、ルアーウェイトを変えてロッドの操作感を見てみようと思い、ルアーをチェンジすることに。
少しウェイトを上げてみる為に【タックルハウス オルガリップレス SOL-50 “アミボール”】にチェンジ。
こちらはウェイトが3.3g。
約1gのウェイトアップですが、このプラグに変えると、更にロッドに対してのウェイトの乗り心地が良くなり、軽く振り抜いても大幅に飛距離アップを実現。
この日はフロロカーボンラインの7lbを使っていることを考えると、十分な合格点という感じです。
事前の個人予想でも、3.5g~5gくらいが一番使い易いのでは?と思っていたのですが、まさにそんな感じ。
そこで、数投して更にプラグをチェンジ。
完全に試投会と化しています (^^;;
次は更にウェイトを上げる為に、【INX label スープラ65PD】にチェンジ。
こちらはウェイトが5.7gと一気に重くなります。
ルアーウェイトが重くなった時はバックラッシュの要注意タイミング。
いきなりフルキャストはせずに軽くサイドキャストにて投げてみます。
すると、案の定、ルアーの初速が上がってラインがバタつく感じ。
キャスト時のリリース直後~30%くらいまでのタイミングがヤバそうです。
ここでブレーキを締めてしまうと後半での飛距離がガタ落ちになるので、最初だけ少しサミングを意識してキャストを続けます。
慣れてくるとグングン伸びる飛距離。
ロッドへの乗り感はベストウェイトの上限という感じで、ロッドがしっかりと曲がりつつ、ルアーを弾き出してくれているような使用感です。
因みに、これまで愛用しているリアルクレセントはNANOモデルでないので、もう少しカキンとした感じがあるのですが、今回のベイトモデルはNANOモデルなのでキャスト時にはかなり曲がってくれる感じです。
ちょうど、【ヤマガブランクスブルーカレント77 NANO】を初めて使った時のような感じでした。
一通りウェイト差によるロッドの使用感を確認したのは良いのですが、一向に水面での歓迎パーティが始まらないので、一旦ここでボトムの釣りも試してみることにしました。
ボトムでの使用感は少々モッサリ感有り
あわよくばのボーズ逃れのボトムゲームです。
ここ最近はボトムロックもなかなか相手をしてくれないので、あまり釣果には拘らず、ボトムタッチの感度やリグの操作感がどんなものなのかをチェックすることに重点をおくことにして釣りを再開しました。
リグは、無理なくキャストできることを意識して【デコイ デルタマジック 3.5g】+【オンスタックルデザイン マナティ38 “ケイムラ・ピンクファントム”】をセット。
リグの総重量としては恐らく5gは超えていると思われ、普通に飛距離は出てくれます。
しかし、やはりベイトタックルの弱点?として、ラインは意図的に送り出してあげないと自然放出によるフリーフォールではカーブフォールして手前に寄ってきてしまうので、カウントを取りつつ手でラインを送り出して着底を待ちます。
潮位が高いので、余計に着底までの丁寧な操作が必要になり、こんな時はやはりPEラインが捌きが軽くていいな~と思いつつ、ボトムサーチを開始。
フロロカーボンラインは比重が重いので、止めて待っている間にもラインがどんどん沈んでラインスラッグが出てしまいます。
そうなると感度が悪くなるので、この日は止めて誘うことは諦めて、ボトム付近をワインドで動かし続けて誘っていくことにしました。
ここで操作感ですが、ボトム付近でキビキビとリグを弾くような操作は若干苦手な感じが。
短いストロークの誘いでパンパンパンとロッドを捌いてみても、手応え的にはぼんやりした感じ。
ラインがフロロカーボンなせいもありそうですが、そもそもロッドのアクションがスロー気味なので、重めのリグをボトムでキビキビ動かすのは少し合わない感じでした。
ロッドがルアーの抵抗感に負けている感じなので、もっと軽いリグを使うか、もっとバーチカルに釣るかすればまた違う使用感になるかもしれないと感じました。
もしくは、もう少しシャローレンジ(5m以内)で使うか?
この日は試しませんでしたが。
結局、広範囲にチェックしてみましたが、心優しいボトムロックに出会うこともできず(最近こんな日ばっかり)、改めてプラグゲームに戻すことにしました。
この日初のバイトが出るも、乗らず~
さてさて、時間が経過して潮の動きが出ていることに期待したのですが、これがまた、サッパリ。
釣りを始めた時には吹いていた風もほぼ止んでしまい、水面は鏡に近い状態で、魚のモジリなどが十分目視できるほどです。
小さなベイトが時折浮いたり沈んだり・・・
何かの魚のモジリのような静かな波紋が見えたり・・・
シーバスなのか?メバルなのか?はたまたボラなのか??
そんなことを考えながら、ベイトが流れてきそうな場所や、溜まりそうな場所を撃っていると~
カッ!
プラグにアタックするような金属的且つ瞬間的なバイト。
これってメバルのバイトっぽい。
ボラオくんはそんなバイトの仕方はしないし、シーバスならもっと水面に波紋が出ていてもおかしくない。
とうとう浮いてきたか!!
少しテンションアップでバイトがあったゾーンを丁寧に流し直します。
しかし、ラインが重くてラインの重みでプラグが勝手に手前に寄ってきてしまいます。
ロッドを立てないようにして、極力ラインの負荷を減らしてルアーの動きを抑えにかかります。
すると、また
カッ!
乗らんなぁ~~
浮いているプラグを見に来て、突っついて帰っていっている感じです。
あまりキャストを重ねるとプレッシャーがかかってしまうので、極力キャストは控えつつ、水面にモジリのような反応が出た時だけ投げるようにして我慢の釣りを展開します。
しかし、しばらくして
パコ~~ン!
シーバスのボイルです。
結構派手にやってくれたので、サイズはそこそこありそう。
こいつを釣らないようにしないといけないのですが、シーバスが浮いてきた影響か?そこからメバルのお触りが一切無くなってしまいました。
仕方ないので、別の場所のチェックに行ってみるものの、相変わらずのドンヨリとした状態で潮の動きは全く感じられません。
もう少し待てば変わるかも?と期待して、粘ったのですが、結局明らかな潮の動きが出ることもなく、キリが無いのでここでストップフィッシングとしました。
いや、ストップキャスティング練習としました。
<参考>タイドについて
さて、あくまで参考ですが、タイドグラフと実際の潮の動きに関してのお話しを書いておきたいと思います。
大潮などで、タイドグラフを見ると大きな干満差があるので、さぞかし潮が動くことだろうと期待して釣り場に行くことが多いのは良くある話しです。
勿論、私も多分に漏れず同じです。
しかし、実際にフィールドに出てみると潮位だけが淡々と変わり、潮が全く動かない、ということを経験された方も多いのではないでしょうか?
本当にあくまでも私見であり、場所によって全く違う(例えば河川や明石海峡などは絶対に潮が走る)と思うのですが、こと湾奥に関しては二等辺三角形をしたタイドグラフの時は潮が動かないイメージが強いです。
下のようなタイドグラフですが、春や秋にはこのように昼間の干満差と夜間の干満差が同じになる時期なので、どうしてもこうなってしまいます。
どうなると、潮位だけが淡々と変化する地獄にはまるケースが多いように感じます。
夏場では、夜間の干満差はほぼ無く、日中帯の干潮にかけて一気に潮位が下がりますし、晩秋~冬場では日中帯の干満差はほぼ出ず深夜の干潮に向けて一気に潮位が下がります。
このような時期は、下げ始めや下げ止まりの前などはものすごくいい感じに潮が動いて釣れることが多いのですが、どうも春と秋はダメな感じです。
皆さんも一度、自分の釣り場が奥まった地形にある場合には、同様のことが起こっていないか見てみてもらうと面白いかと思い書いてみました。
趣味キャスティング まとめ
と言うことで、TIPSにもならない小ネタも交えつつ今回の釣行記は終わっていきます。
いや、釣行記ではなく、一人試投会実行記ですね。
NEWロッドの【リップルフィッシャー リアルクレセント ベイトモデル RC-67】については、投げて巻く釣りや中層を動かして誘う釣りには非常に面白いロッドだと感じました。
ロッドの真価は魚を掛けてみないとわからないので、本当の美味しいところはこれからになりますが、使っていてしんどくないし投げるのが楽しいロッドでした。
そして、【タックルハウス オルガリップレス SOL-50】ですが、ベイトタックルで扱うには最高に相性が良いプラグだと感じました。
買い足したいと思います。
次回の釣行はバスフィッシングになりそうです。
万死な結果にならないよう、しっかり釣ってきたいと思います。