その他日記

トライ&エラーの重要性 自分でやらなきゃ次に繋がらない!

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回は、ちょっと知り合いから聞かれたというか相談された話しをきっかけに思いついた話しを書いてみたいと思います。

お題は、釣りにおける【トライ&エラーを自分でやることの重要性】についてです。

お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

一見、近道に見える成功体験

誰でも失敗はしたくないですよね?

成功した人の話しを聞いたり、使った道具を見習ってチャレンジしてみれば失敗を回避できる確率は確実に下げることができると思います。

実際、私の場合は、ライト師匠にいろいろ聞いたり、一緒に釣行したりして、見よう見まねを繰り返すことで、1年という短期間でかなりライトゲームのレベルを上げることができたと感じています。

しかし、この真似をするということの落とし穴に気付いていない方が多いのではないかと思います。

その落とし穴とは?

自分の頭で考えなくても答えに辿りついている、ということです。

他の人の真似をして釣っても、その理由について理解できていないことが多いのではないか?ということが非常に気になります。

時々、シーバスでもライトでも、私の知っている範囲でアドバイスすると

「それ買います!」

「それやってみます!」

というリアクションが多いのですが、なぜそのアイテムが良いのか?や、なぜその方法が釣れるのか?まで突っ込んで聞いてこられる方は少ないです。

例え、それで結果が出て、近道を辿った気になったとしても、果たしてそれでいいんでしょうか?というところが気になる点です。

教えてもらったと言うことは、手をつないで正解まで連れていってもらった訳です。では、手を離されて、どうぞご自由に、となった時に、自分ひとりで正解にたどり着けるでしょうか?

“真似”の延長だけでは応用が効かなくなる

周りくどい言い方をしましたが、何が良くないと思っているかと言うと、本章のタイトルがその答えです。

釣れるには釣れるだけの理由があります

その理由は、決してひとつの要素だけで成り立っている訳ではないので、自分で理解・納得している成功理由以外にも理由があるかもしれませんが、もしそうであれば、自分は合っていると思っていた方法が何らかのタイミングでは通用しないという壁にぶち当たると思います。

そして、更に、より正解に近い理由を求めて、釣行を繰り返すことになるのです。

過去の記事でも書いたことがありますが、釣りは他のスポーツほど絶対的ではないにしても、経験に基づくスキルと成果(釣果)にはある程度の因果関係が成立していると信じています。

理由を伴ったスキルでなければ、少し条件が変わると応用が効かなくなり、結果が出ないということに陥るのが釣りだと思っています。

釣りは自然が相手なので、条件そのものは、ほぼ千差万別に変わるものです。

なので、理由をより複合的に理解できていないと、立ち所に路頭に迷うことになるのです。

成功した時も、失敗した時も、ちゃんと自分の中で理由付けを行う。

これが、再現性の精度を上げて、応用が効くようになっていく為の重要ポイントだと思います。

トライ&エラーは道具とメソッドの両面から

先にも書きましたが「どんなルアーで釣れたんですか?」「どんなワームやリグで釣れたんですか?」を聞いてもいいと思います。

何故なら、成功体験に近づくのに、同じものを使ってみるのは、変動要素を減らして、道具以外の部分でトライ&エラーを実践できるようになるからです。

道具という条件を同じにしたら、次はメソッドです。

同じ道具、同じメソッド。

これで釣果に差が出るのは、腕の違いですね (^^

冗談はさておき、結果が伴ったとして、そこから道具とメソッドの面から変更をかけていくことで、正解の理由を確認しやすくなると思います。

ルアーを変えてみる。→釣れない。→元のルアーに戻してみる。→釣れる。
★ルアーが合っている

狙うコースを変えてみる。→釣れない。→戻してみる。→釣れる。
★コースが合っている

狙うレンジを変えてみる。→釣れる。→ルアーを変えてみる。→釣れない。
★ルアーが合っている

と言う感じで、いきなり全部を変えていくのではなく、道具とメソッド、それぞれに分けて変えていくことで、何がよくて何がダメなのかを理解しやすくなる(正解に近づきやすくなる)んだと思います。

成功よりも失敗から学ぶことの方が多い

成功している時(釣れている時)って、誰も悩みながら釣りしていないですよね?

だって、悩まなくても釣れていますからね (^^

わざわざ、釣れているルアーやリグを、釣れるかどうかわからないルアーやリグに交換する人は少ないと思います。

しかし、真に自分の経験の肥(コヤシ)となるのは、失敗体験だと思います。

失敗した時(釣れていない時)ほど、ルアーを交換したり、ワームのカラーを交換したり、巻速度を変えてみたり、狙うレンジを変えてみたり、といろいろ考えながら工夫していると思います。

なので、実際、考える機会を多く得ているのは、釣れていない時です。

すなわち、【失敗している時の方が、得られる情報は多い】ということです。
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因みに、手い方は、釣れている時でも、敢えてルアーやリグをチェンジして試す方が多いです。

それは、結果が出る状況が見えている時ほど、ダメなルアーやリグが確認し易いからです。

ルアーやリグを変えて釣れない場合、再度、釣れていたルアーやリグに戻します。

それで、また釣れれば、やはりそこには再現性がある、ということが確認できます。

後は、その理由付けを考える。

他のルアーやリグでも釣れることは大いにあることですが、その場合は、ハマるパターンに幅があると言うことが確認できますし、結果が出たルアーやリグの共通性を考えてみることで見えてくる理由があると思います。

こう言うことの繰り返しで、手持ちの理由の引き出しが増えていくということです。

釣りに行かなくても、答え合わせはできる

少し話しは脱線しますが、ここでも時々書いていますが、私はライト師匠と頻繁にオフ会をします。

最近では、釣り友ではなく、ただの飲み友というウワサもちらほらですが、これは、単に釣りの話しをしながら飲むのが楽しい、と言う話しだけではありません。

飲み会の場では、直近の自分の釣行で、成功した話しや失敗した話し、そこから自分なりに感じとったことについて聞いてもらって意見を交わしたり、その関連の師匠の経験談などを聞いて、自分の考えに照らし合わせて自分の知識の起動修正をしたりします。

要は、フィールドに出向いて釣りをするだけがトライ&エラーや答え合わせの方法ではなく、同僚や有識者と意見交換することで、自分の疑問点や未整理事項を解決することもできる、と言うことです。

ただし、これには、その後の復習釣行が大事であることも付け加えておきます。

飲み会で聞いたことを信じているだけでは、答えを聞いて安心しているのと何も変わりません。

頭で納得したことを、実際に釣りをして試してみる。これは忘れてはいけないことだと思います。

私は、こうして釣行回数がどんどん増えていってしまいます(^^;;

トライ&エラー まとめ

と言うことで、人にいろいろ聞くのは全然構わないし、それを取り入れてじゃんじゃん釣りをするべきかと思いますが、真似をして結果が出た時には、その原因を自分の中で理解できるよう【しっかりと理由付け】まで整理してみる、というのが大事ではないか?と言うお話しでした。

自分なりの理由付けができたと思って試してみても、結果を伴わない場合がある。

まさに、トライ&エラーですが、このトライ&エラーをどれだけ繰り返すかで、より理由の根拠が確固たるものになる、と言うことです。


実践での失敗無くして成功無し。
自分で失敗しなければ、次に繋がらない。
他人のトライ&エラーに乗っかっているだけでは、自分のものにならない。

と言うことです。

皆さん、少ない自分の時間を使って釣りをされているかと思いますし、釣りをする為の時間捻出には様々な努力をされているかと思いますが、このプロセスは絶対に捨ててはいけない重要な工程だと思います。

あ、これは、道具や釣法(メソッド)だけじゃないですね。ポイントについても同じです。

教えてもらったポイント、そしてそこでの釣れる狙い方。そこで釣れる(釣れた)理由までちゃんと考えてみて始めて、そのポイントで次も釣れる可能性は高いし、他のポイントを攻める時にも応用が効くと思います。

以上、私の考えるトライ&エラーの重要性についてでした。
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ここまで言えれば、ホンマもんですね (^^

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