こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
既にGWが始まっている方もいるかもしれませんが、非常に良い天気の週末になりましたね。
土日はOutDoorで楽しみましたが、先週末に苦労しつつも記憶に残る釣行ができたので、その釣行記を書いてみたいと思います。
釣りは諦めてはいけない、と言うことを改めて痛感しました。
そして、【シマノ 16アルデバランBFS XG KTFスプールチューン】もなかなか良い感じでした。
軽いだけでない抜群の使用感。導入して良かったと思いました。
予想外の反応の悪さに大苦戦
月末の繁忙も勢いで片付けて、ポイントについて釣りを始めたのは満潮のタイミング。
大潮の最終日ですが、満潮の潮位はかなり高く、魚が浮いていてくれれば最高の条件なはず。
期待を込めて釣りを開始します。
タックルは【ヤマガブランクス ブルーカレント63 ベイトモデル】に【シマノ 16アルデバランBFS XG KTFスプールチューン】のセット。
ラインはPEラインの【東レ ソルトライン®アジングPE】の0.3号に【東レ バウオ®エクスレッド】の4lbのセットです。
シーバスの活性が上がってきている状況なだけに、シーバスヒットが怖いところですが、そこは何とかかわす作戦で臨みます。
水面をしばらく観察して、プラグゲームは難しいと判断して、最初からジグ単の釣りにしました。
風が少し強いので、ジグヘッドは【アピア APIA アーチヘッド】の1.0gでスタート。
シャンクの長さに合わせて、ワームは【サーティフォー 34 オクトパス1.8in】の“わさび”をセットします。
まずは上からということで、表層付近を探ってみますがめぼしいポイントを一通り探っても反応無し。
潮位が高くて良さそうなのに予想外の結果です。
こんなはずは無い!と何度も気になるポイントに入りなおしてみますが、本当に反応がない。
時間は刻一刻と過ぎていき、気が付けば潮位もかなり下がってしまっています。
大潮は良いイメージが一般的ですが、この潮位変動の激しさが時合いの短さを招いたり、潮位は変わるけど潮が動かなかったりという難しさを秘めている気がします。
時間もそろそろリミットに近づいてきていて、諦めるかどうかの選択に迫られました。
諦めなければ釣れるもの!!
あまりのバイトの無さに完全に心は折れかけ。
でも、この状況でボトムロックに走るのも中途半端な気がして、ダメでも最後までメバル狙いで続けることに。
潮位も変わってきていますが、水面をよく見ると、先ほどまでは感じられなかった潮の動きが発生していることに気付きました。
しかも、場所によって動いているところと動いていないところがあることにも気づきました。
そこで、潮の動きがあるところを重点的に探っていくことに。
風も止んできていたので、ジグヘッドを更に軽くして【TWO by TWO 漁港ヘッド】の0.4gにガン玉“B”のスプリットにしてナチュラルさでアピールしてみます。
すると~
カンッ!!
ギュ~~ン!!
バイトを感じた瞬間ロッドが持って行かれます。
完全にフラフラしているリグをひったくっていった感じ。
しかも、かなり強烈な引きで、ドラグが出されます。
あっ!ヤバイ!
と思った瞬間、根の方にラインが走っています。
ロッドをあおって根の方から引き離そうとしましたが、既に時遅し。
竿をあおってもビクともしません。
しまった~~、せっかくのチャンスをミスった・・・
しかし、まだラインは切られていないので、スプールを押さえてラインが出ないようにしつつ、ゆっくりと引きはがしにかかると~
グリグリグリ~
奇跡的に魚が根から出てきてくれました。
何とか水面まで浮かせたところで、思い切って引っこ抜き!
一瞬、チヌか?とも思いましたが、紛れもないメバルでした。
釣り上げた瞬間は興奮していて、尺行ったのでは?と感じましたが、冷静になって測ってみると、25cm。
しかし、ヒット直後の引きは、こないだ釣った29cmのメバルよりも明らかに強烈でした。
何はともあれ、丸ボーズと背中合わせの釣りだっただけに、釣れて嬉しく、且つ、サイズも良かったので更に嬉しさ倍増の一匹でした。
釣れてくれたことに、感謝です。
写真を撮って魚をリリースした後、改めてラインをチェックすると、本線とリーダーの結束部付近がボロボロ。
特にリーダー部の損傷が激しいので、ここがメインで擦れた模様です。
PEラインの方がメインで擦れていたら確実に切れていたと思うと、まさに紙一重の1匹でした。
よく出てきてくれたもんだと、改めて感激の一匹でした。
やはり時合は存在する!
しばし、超過の余韻に浸りつつ、もう少しだけ釣りを続けようと、リーダーを結び直します。
先ほど釣れたのが潮の動きが影響していると信じて釣りを再開。
海をよく注視して、潮の動きをチェックしつつ、潮が当たる場所や、潮が巻く場所をチェックしていくと、バイトが頻発し始めます。
しかし、フッキング直後にバラしたり、すっぽ抜けたりが3連発。
どんどんポイントを潰していってしまい、とうとう最後となる場所で
コンッ!!
グリグリグリ~~
ようやくちゃんとフッキングできました。
サイズはほどほどで、引きを楽しみつつランディング!
20cmちょいのサイズでしたが、1匹目と同様に非常に良く引く元気な魚でした。
メバルはヒレが非常に大きいので、ダッシュ力とトルク感はシーバスの比ではありません。
チヌに匹敵する重さが楽しみのポイントですね。
また、先日釣った魚を見て、回復してきているなと感じましたが、この状況だと、今後は横の動きの釣りがもっと炸裂してくれるかも知れません。
しかし、確実に”時合は存在する”ことも教えられた釣行でした。
とりあえず、得るものがあったと言うことで、ここでストップフィッシングとしました。
メバリング まとめ
と言うことで、何とか良い結果で終われたこの日の釣行でした。
終わり良ければと言いますが、まさに気分的にはそんな感じですね。
しかし、改めて痛感したのは、魚は居るということ。
もちろん、いろんな魚が居るので、狙いを変えていけばもっと釣れると思います。
時期的にはチヌ・キビレもちゃんと狙えば釣れると思いますし、投げる釣りも、もっと巻けばシーバスも釣れる気配はムンムンしています。
でも、メバルもまだ居るのです。
潮の加減、人的プレッシャーなどで釣れにくくなっているけれど、条件がハマればルアーにアタックしてくる。
実際、今回釣れたポイントも、釣れるまでには少なくとも片手は攻めた場所でした。
いずれも丁寧に攻めたのですが、条件が合わないと反応してくれないと言うことが実証された感じです。
これからのシーズン、キーワードは“バチ”になってくると思います。
過去もバチが出ているシーズンに、バチシーバス狙いで良型のメバルが何度が釣れているので、意識的に狙えば、メバルはもっと釣れるのでは?と考えています。
投げて巻く釣り。
改めてベイトフィネスでのキャスティングゲームが火を噴くか?楽しみです。
<参考>タックルデータ
ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント63 ベイトモデル
リール:シマノ 16アルデバランBFS XG KTFスプールチューン
ライン:東レ ソルトライン®アジングPE 0.3号+東レ バウオ®️エクスレッド 4lb