こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONAT です。
今回はチニング釣行記になります。
昨日は梅雨入り目前ということで夕方から雨の予報でしたが、残念ながら予報的中でしっかりと雨が降ってしまいました。
しかし、いろいろと気になることも多く、少し無理して出撃してみることにしました。
主ターゲットはチヌ・キビレですが、メバルの可能性もぬぐい切れずといったところ。
では、雨の中での釣行記、いってみたいと思います。
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
20時前に仕事を終えて職場を出ましたが、既に小雨がパラパラと降っています。
レインウェアが無いと濡れてしまうくらいの雨量なので、釣り場に着いたら仕方なくレインウェアを着込んでポイントに入りました。
この日はチニングと決めていたのでタックルはベイトタックル。
感度重視で【リップルフィッシャー リアルクレセント ベイトモデル RC-67】を選択。
メインラインはPEラインの0.2号。
リーダーはフロロカーボンラインの6lbをセット。
そして、ランディングネットを持って釣りを開始しました。
リグは、【アピア APIA アーチヘッド 1.0g】に【ジャッカル ちびチヌ蟹】のクリアレッドのセット。
少し重いリグですが、雨も降っているし、ロッドにラインが貼りついてラインの滑りも悪いので、快適に釣りをするために重めの選択です。
一番実績のあるレンジまでリグを落とし、そこからリフト&フォールで探っていきます。
すると数メートルも移動しないタイミングで、フォール中のリグにフワっとした違和感が?
躊躇することなくフッキングすると、一気にロッドが絞り込まれます。
しかし、引きはそこまで強い訳ではなく、強引に浮かせてライトで魚体を確認。
狙い通りのキビレです。
ネットで取り込もうかと一瞬悩みましたが、まぁ抜けるだろう、と勢いで抜き上げランディング。
上がってきたのは思ったよりも大きく、40cm弱のキビレでした。
ロッドの為にも、本当はネットで掬っておいた方がよいサイズですね。
とりあえずはアッサリ釣れてしまい、少し拍子抜けのスタートとなりました。
釣れた魚を写真に収め、釣りを再開しようとしましたが、レインウェアのフードを脱ぐと
ピチャリ
とライズ音が耳に飛び込んできました。
雨で少し水面の反応がわかりにくいのですが、よく観察してみるとあちらこちらで小さなライズのような反応が出ています。
これは、メバルでは??
そんな小さな反応に交じって、時々シーバスの大きな捕食音も聞こえてきますが、小さなライズは確実に出ています。
そこで、急遽チニングを中断し、プラグに交換することに。
ライズが出ているゾーンを意識しながら【タックルハウス オルガリップレス SOL-50】を通していきますが、水面の活性の高さとは裏腹にバイトがありません。
雨で警戒心が低くなっているだろうと期待したのですが、そう簡単には結果が出てくれません。
ひとしきり流してもバイトが無いので、シンペンの【アイマ ima メバカーム】にチェンジしてみることに。
もしかしたらバチを捕食しているのか?という期待です。
しかし、こちらもひとしきり流しても反応がありません。
バチを偏食している訳でもなさそうです。
しかし、明らかに水面には定期的にライズが出ているので、ふと思いついたのがプロップベイトの使用でした。
雨で水面が叩かれているので、プロップでアピールしてみれば反応してくるかも?
普段はあまり使わない【ヘドン タイニートーピード INX label メバルカスタム】ですが、こんな時にハマってくれたら嬉しいなぁ、との思いで投入。
反応のあるエリアを、ただ巻き、ストップ&ゴー、トゥイッチ、といろいろ試してみますが反応は無し。
これだけライズが出ているのだから、何らかの反応があってくれても良いのに?
と首をかしげつつ探っていくと~
フンッ!
プラグがふわっと持っていかれるような反応を感じたので即フッキング。
すると、想定以上のウェイト感がロッドにズシリと乗ってきました。
そして、水面でバシャバシャ!!
あちゃ~~、シーバスを掛けてしまった~~
と思ったのも束の間。
少し引きが違う??
もしやこれは・・・
一番あかんパターンの、ボラを掛けてしまったようです。
走られると時間がかかって厄介なので、ラインブレイクを気にしつつ水面付近で魚をとどめます。
ベイトタックルはこれができるのが便利ですね。
とことん暴れる前(魚が釣られていることに気付く前?)に速攻でネットで掬いました。
上げてみると、60cmクラスの見事?なボラ。
確かに、あのバイトはボラっぽかった・・・
完全に意識からボラが除外されていました。
ネットの中で暴れるボラ。
メバリング用のファインワイヤーのフックはグニャグニャ・・・
狙いが完全に外れていたこともあり、完全に戦意喪失してメバリングは終了となりました。
プラグを外して帰り支度をしたものの、思いのほかリーダーが綺麗な状態で残っていたこともあり、帰り道のポイントでもう少しだけチニングをしてみることにしました。
雨も降ってきているので、やめときゃいいのに、とは思いつつ~
再度ジグヘッドをリグり直し、壁ドンチニングを展開していきますが、さすがに簡単にはバイトが得られません。
探れるゾーンの終点近くまできて、『今日はここまでか~』と思っていたところで
コンッ!
とハッキリとした小気味の良いバイトがロッドに伝わってきました。
フッキングすると生命反応有♪
しかし、追い合わせをすると手応えが非常に軽い?
魚が水面方向に走っているのか?と思い慌ててラインを巻くとあっという間に水面に浮いてきました。
アレレ??
水面に見える魚体は黒い??
もしやメバル?と思って抜きあげてみると、正体は非常に色の濃いガシラでした。
一瞬ムラソイかと思いましたが、明らかに上顎が前に出ているのでガシラかと思われます。
潜んでいた場所の色が黒かったのか?
サイズは20cmくらいのまぁまぁサイズの魚でしたが、如何せんチニングタックルで対峙すると瞬殺になってしまって残念な感じです。
雨もいよいよ強くなってきたので、ここでキリが良いと判断してこの日の釣りは終了としました。
ということで、雨の中でも懲りずに出撃したチニングでしたが、あわよくばの外道メバルのゲットにはなりませんでした。
暖かくなってくるといろんな魚の活性が高くなってくるので、釣りたいターゲットにしっかりと照準を絞るのが難しくなってきました。
何でも釣れてくれるのはありがたい話ですが、それでいいという話しでもありません。
そんな中でも一番外道リスクが少ないのがチニングかも知れません。
しばらくチニング一押しになりそうです。
一方で、癒しのアジングも気になるところです。
海の水を見ると、まだアジが入ってきそうな気配は無いのですが、少し南の方へ行けば既にアジが釣れていますので、私のホームの湾奥に入ってきてくれるのも時間の問題かもしれません。
購入後、一回もラインを通していない【サーティフォー 34 プロビデンス FER-58】ですが、アジングについては今年はこのロッドで楽しんでみたいと思います。