こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さてさて、今回は久しぶりにカブトムシ・クワガタムシなどの飼育奮闘記になります。
思い起こせば、昨年のGWにヘラクレスオオカブトが我が家に来てから1年が経ちました。
ヘラクレスくんは既に他界してしまいましたが、カブトムシを飼ってみて、やはり自分にはクワガタムシが合うなと感じたので、今年はクワガタムシを中心に攻めたいと思っています。
カブトムシは夜にブンブン飛ぶのがどうも慣れません (^^;;
では、今年はどんな内容で挑戦するのか?今年の飼育記のスタートです。
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
まずは無難に国産オオクワガタ
カブクワ系の飼育については、外国産でかっこいい種類が多いので、外国産の魅力は捨てきれないのですが、自然環境の違いが大きくハードルが高いのが難点になります。
そこで、まずは国産オオクワガタを主軸にいくことにしました。
オオクワガタについては、昨年はヘラクレスオオカブトの飼育の傍らで幼虫飼育をしていました。
阿古谷系の大型血統と言う売り出し文句になっていた2令幼虫をペアで調達したのですが、羽化成功率の高いメスの方がなぜか羽化不全で失敗・・・
そして大型個体の羽化を期待していたオスの方は、菌糸ボトルが小さかったのか?菌糸ボトルの交換タイミングを誤ったのか?
クアガタムシにとって、大事な大事な大顎が変形した子になってしまいました(涙)
上手く羽化させてあげれなかったオスくんですが、メスが居ないのは可哀そうと思い、昨年の秋に同じ阿古谷系のメスを調達しました。
メスのサイズは45mm程度なので、それほど大きな個体ではないのですが、久々にブリードを開始するに当たって安く手に入りそうだったので調達に踏み切りました。
メスの方は昨年の秋の時点で既に後食が始まっていましたが、オスの方が全くの羽化直後だったので、成熟させる為に一冬越してもらうことにしました。
冬の間に、寒さで他界しないか心配ではありましたが、特に加温することもなく飼育したところ、春になって無事にオス・メス共に活動を開始してくれました。
オスの方も少し頼りない食欲ではありますが、何とか後食を開始してくれていますので、今シーズンでのブリードは可能な状態かと思います。
併せて、保険ではないですが、夢の大型個体を生み出すために、オスのオオクワガタを1匹追加で調達してみました。
こちらは、阿古谷産ではありませんが、似た地域産として、能勢産血統の大型のオスに手を出してみました。
どうせやるなら85mm後半を種親としたかったのですが、ウン万円もするのでさすがに手が出ず・・・
とりあえず、81mmのオスを選んでみました。
超大型ではありませんが、それでもオオクワガタで80mmオーバーは迫力ありますね。
5月上旬の現時点では、まだ少し気温が低いので、中旬以降で気温が20度前後で安定したら産卵セットに入れてみようと思います。
なお、オオクワガタの産卵はブナやクヌギなどの材に行うのですが、材を水に浸けておかないといけないなど少々手間暇がかかって面倒です。
この手間を回避しつつ、産み付けられた卵が孵化直後から菌糸を食べる環境を提供できる方法として、菌床ブロックを産卵材として使う方法があります。
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過去に試した経験では、採卵をする際にも崩しやすく楽でした。
なので、今回も産卵セットは菌床ブロックベースでやってみようと思っています。
次世代見据えて、外国産にチャレンジ!
さて、カブクワ飼育のスイッチが入ると、これだけでは済みません。
どこまで手を広げるかは悩ましいところですが、子供にも外国産の迫力を味わってもらいたいと言う思い(実は自分が一番見たい)もあり、外国産も少しかじってみることにしました。
外国産クワガタムシの飼育経験については、過去にパラワンオオヒラタクワガタでチャレンジしたことがありました。
この時は、オオクワガタやニジイロクワガタを複数飼育していたこともあり、幼虫から購入してみたのですが、ずさんな飼育環境にも関わらず、100mmに近いサイズのオスの羽化に見事に成功しました。
1400ccの大きな菌糸ビンを使っていたのが良かったのか?見事に大顎も完全、上翅も完璧の個体でした。
成虫の迫力においては、パラワンオオヒラタクワガタは抜群なのですが、如何せん凶暴さにおいても世界一クラスなので、子供が怪我をしないか心配が付きまといます。
ということで、パラワン以外でいろいろと検討した結果、メジャーどころのギラファノコギリクワガタとスマトラオオヒラタクワガタの二択となり、見た目の迫力とカッコよさからスマトラヒラタクワガタに挑戦してみることにしました。
パラワンほどではないにしても、スマトラもヒラタクワガタなので気が荒いのは有名。
メス殺しもあり、ペアリングが難しいということで、今回も幼虫からの飼育にしてみました。
2令後期のペアを入手。
メスの方は既に200ccの菌糸カップを食い上げていたので、460ccの菌糸ビンに投入しました。
オスの方はまだ菌糸カップに白い部分が目立つ状態なので、もう少し菌糸カップで飼育してから大きな菌糸ビンに投入してみたいと思っています。
種親が100mm近い大型とのこと(ホントかな?)なので、1400ccの大型の菌糸ビンを使ってみようと思います。
ただ、菌糸ビンも大きいものを使えば、幼虫が大きくなるという単純な話しでは無いのが難しいところです。
幼虫が小さい状態で大きな菌糸ビンに入れると、菌糸の増殖の勢いに幼虫が負けて菌糸に取り込まれて死亡してしまうケースもあります。
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オスと思われる方の幼虫はまだ顔を見ていないので、もう少し今の菌糸カップを食い上げてきたタイミングで考えていきたいと思います。
カブクワ飼育記 スタート まとめ
と言うことで、まずは今シーズンの第1弾のカブクワ記事でした。
なんだかんだで生き物の飼育は手間もかかるし、気も遣うしで、止めておこうと毎回思うのですが、実際にカブクワを見てしまうと飼ってみたくなる気持ちが勝ってしまいます。
世の中的にもカブクワに完全にハマっておられる方も多数おられることを考えると、それだけ魅力があるということかと思います。
ヘラクレスオオカブトや、サタンオオカブトなども非常に魅力的ですが、カブトムシ系は成虫寿命が短い割に幼虫期間が非常に長いものが多く、幼虫期間の温度管理が難しいのでブリードには手が出しにくいのが実情です。
やはり、クワガタ飼育が自分には合っているようです。
次回はオオクワガタの産卵セット開始の記事になるかと思います。
カブクワに関心をお持ちの方は次回記事をお楽しみに!!