こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
オリンピックも終わりましたが、今年は夏の甲子園が開催されており、夏はまだまだ終わらないという感じですね。
しかし、台風9号が通過したことで、気温は一気に下がり、夜の雰囲気は秋の気配さえ感じるくらいです。
まぁ、また暑さは戻るとは思いますが。
さて、今回の記事のネタはカブクワ飼育記になります。
複数育てていたクワガタの幼虫ですが、育て方が悪いのか?菌糸が合っていなかったのか?羽化を想定していた6月になっても幼虫のままの個体だらけで困っているのですが、そんな中でも羽化が確認できていた個体が居るので掘り出してみることにしました。
期待していたスマオラオオヒラタ、アチェ産系の世子の血統個体でして、個人的には非常に期待をしていました。
しかも、羽化が確認できていたのがオスであることが蛹から確認できていただけに期待も更に膨らんでいたのですが~
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
オス確定の期待の個体だったのですが・・・
さて、菌糸ビンの容器沿いに蛹室を作ってくれていたので、少し前の蛹化の時からオスであることがわかっていました。
蛹の状態では大顎もしっかりしている感じで、巨大では無いにしてもそれなりの個体が羽化してくれるのでは?と期待していました。
翅バカになられては困るので、慎重に様子をチェックして、しっかりと上翅が閉じて下翅が収まったタイミングでの掘り出しとなりました。
菌糸ビンのほぼ底付近に蛹室を作っていたので、慎重に掘り出していき、無事に成虫を掘り出すことができました。
見た目、翅バカにもなっておらず、見た目綺麗な個体に見えたのですが、サイズは期待したほどでも無い上に、大顎が小さくて迫力に欠ける個体でした。
まぁ、ここまでは良かったのですが、生体を取り出してみると、力が籠っていない感じで、腹と胴の繋がりの部分などもフラフラしています。
一瞬、★になっているのか?と疑ったくらいでしたが、触覚や肢などが動くので生きていることは確認できました。
サイズは80mmちょいちょいでした。
まだ、生まれてきたところなので元気が無いのか?と思い、新品のヒノキマットを敷いた容器に移して様子を伺うことに。
しかし、これまでも何頭も羽化させてきていますが、こんなに力が籠っていない個体は初めてで、心配しつつ数日様子を見ることにしました。
まだ後食には早いと思いつつ、エサも入れて様子を見たのですが、エサを食べるような様子もなく、全く自力で動く気配が感じられません。
マットの上において数日状況を見たのですが、結局、掘り出して4日目くらいに★になっていることが確認されました。
特段の奇形も確認されず、死んでしまった理由が全く思いつかないのですが残念な結果となってしまいました。
経験不足から死因が不明
子ども達も羽化を楽しみにしていましたし、せっかく上手に羽化してくれたのにかわいそうなことになったのですが、一応サイズを測ると80mmちょいとスマトラヒラタとしてはかなり小ぶりな個体でした。
種親が100mm前後の大型個体との説明を見てヤフオクで購入したのですが、果たして本当だったのか?疑問が残ります。
世子本家の『ファミリア しょう吉』さんから購入した訳でもなく、確認もしようが無いのがネットオークションの怖いところでもありますね。
後ろ向きに考えるとキリが無いですが、幼虫からのブリードはそれなりに時間もかかるので、やはりそれなりに信頼できる筋から入手した幼虫で無いと時間とコストをかけるのはリスクが高いと感じました。
これも経験ですが、何事もレベルを上げるのは難しいですね。
スマトラヒラタ 羽化について まとめ
という事で、スマトラヒラタの羽化についての観察記事でした。
まだ家にはオオクワガタの幼虫が4匹居ます。
食痕があまり見えない個体もいるので、こちらも心配ではありますが、夏が終わるまでには羽化してくれるかと思います。
スマトラヒラタの幼虫飼育はやはり温度管理が難しいと感じました。
幼虫が大きいので菌糸ビンも大きくなりスペースの問題が出てきますので、いろいろな面でハードルが高いですね。
今期、もう一度チャレンジするか?はスマトラヒラタの残りの2匹がどのように羽化してくれるかも踏まえて考えたいと思いますが、シロートがやるには国産オオクワガタが限界なのかもしれません。
クワガタのブリードは奥が深いですね(^^;;