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【ベイトフィネス】専用ロッドの特徴の変遷

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

最近、あまりロッドを購入していなかったのですが、何となく急に物欲が沸いてしまい、ロッドを1本購入してしまいました。

それが【ダイワ ハートランドZ 722ML-FB ST20】です。

改めてベイトフィネスをロッドを選んだことで、改めてベイトフィネス向けのロッドについて書いてみることにしました。

思い起こせば、20年近くになるベイトフィネスとの関わりになりますが、その時々で使ってきたロッドについて振り返りつつ、流行りのロッドの特徴を含めた変遷について見てみたいと思います。

ではお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

最初の出会いはEVERGREENのクオッドついスター

まず最初に、ベイトフィネスという言葉が世の中に出る前に、ベイトタックルを使いつつ比較的軽いルアーを扱えるロッドとして出会ったのが【エバーグリーン テムジン クオッドツイスター】でした。

ロッドのガイドセッティングがスパイラルガイドというところに目が行きがちですが、このロッドのポイントは【従来のベイトタックルより大幅に軽いリグが扱える】というところだと思っています。

ベイトタックルで2g台のテキサスリグやヘビーダウンショット、また大き目のワームを使ったネコリグなどを扱えるところは、当時の私には画期的でした。

<EverGreen Temjin クオッドツイスター>

ただ、ノーマルのクオッドツイスターはチューブラートップだったので、軽いリグを快適に扱えるレベル感ではないところに少し不満を感じ、途中でデジーノのソリッドチューンを行いました

おまけに、当時トリガーレスのベイトフィネスロッドがフェンウィックから出たこともあり、自分でトリガーをカットして使っていました。

<EverGreen Temjin クオッドツイスター>

ティップはソリッドに変えた分、軽量リグへの対応力は上がりましたが、ロッド全体のバランスの変更までできる訳ではなく、かなりピーキーなロッドとなりました。

今から考えれば、先進的ではありましたが、ベイトフィネス用のロッドとしての完成度の観点ではまだまだ改善点の多いロッドだったと思います。

とは言いつつ、軽さの面も含めてまだまだ現役で使えると言うところは素晴らしいですね。

後続のBaitFinessロッドはパッツン系が中心に展開?

スピニングタックルでのパワーフィネスの後を受けて、ベイトフィネスが人気を博した訳ですが、『ベイトフィネス専用ロッド』の当初の製品は比較的穂先までシャンとした、感覚的には硬いイメージのロッドが多かった認識です。

具体的には、実際自分で購入して使ったロッドとして【エバーグリーン コンバットスティック ヘラクレス HCSC-60ULMST スパークショット】ですが、6フィートジャストのショートレングスでベイトフィネス専用機として陸っぱりのサル番長関和さんプロデュースのロッドでした。

期待をして使ってみた訳ですが、ロッドが短いだけに取り回しは良いものの、ロッドのしなりを利用することもできず、かなりキャストに気を遣うロッドでした。

5g以上であれば問題無い感じでしたが、3.5gなどのリグではリールの性能に頼らないと快適に釣りを展開するのは難しい感じでした。

最近のロッドはベイトフィネスでも、6フィート後半~7フィート台のロッドがメインですが、やはりロッドのしなりを利用する為にはある程度の長さが必要であることがわかるかと思います。

続いて入手したのは、先のクオッドツイスターのところでも記載した、フェンウィックのベイトフィネスロッドで【フェンウィック テクナGP TAV-GP 69CMLJ】でした。

ベイトフィネスの伝道師、沢村さんのプロデュースモデルということと、トリガーレスのグリップ部に未了されて購入した訳です。

実際使ってみると、アラミドヴェール素材をまとったブランクスは粘り強さと軽さという点で非常に使い易く、私のベイトフィネスタックルのレギュラーを獲得してくれました。

ロッドのパワー的にMLということもあり、極軽量リグのキャストには向いていないのですが、センコーの4インチや、一誠の沈み蟲の2.2インチ以上、そしてスモールラバージグでは非常に使い易いロッドです。

このロッドはぱっつん系からは少し進化した感じを持っていますが、チューブラートップということもあり、張りは強めの部類かと思います。

調子的には結構【先調子】ですが、ガイドなどはPEラインなどの使用時にも安心できるFujiのラインが絡みにくいティップガイドが採用されています。

<フェンウィック TAV-GP 69MLJ>

因みに、【シマノ 19スコーピオン 1631FF-2】と比べても大きなティップ部のベントデザインの違いが無いので、かなり先調子の掛けに行く釣り向きというロッドになります。

極々フィネスというよりは、自分の中では先に書いた少しウェイトのあるリグを使う時に登場させるロッドという扱いになっています。

ただ、ワンピースモデルであり、陸っぱり釣行では少々扱い辛く、ボートフィッシングメインにしているので、今のところ出番も少なく、結果もなかなか伴ってもらえていないロッドになります。

ビッグフィッシュを掛けてアラミドヴェールの威力を体感したいところですが、使い手の私がヘボなので、ロッドに仕事をする機会を提供できずにいる今日この頃です(^^;;

ソルトのベイトフィネスはバスには不向き?

そうこうしている間に、ソルトのライトゲームを始め、ここでも途中からベイトフィネスに手を出すことになりました。

こちらのブログの過去記事でもご紹介していますが、【Fishman Beams inte79】と【インクスレーベル Tres SABIO】などで、これまで触ってきたベイトフィネスロッドとは大きく操作性やコンセプトの方向性が違うロッドでした。

因みに、この2本のロッドは長さも同じ7.9フィートで、ロッド自身はFishmanのロッドなので非常に似ていますが、SABIOの方はインクスレーベルのLEONさんの拘りが少し反映されていて、より軽いリグが投げやすいのがSABIOという感じです。

ソルトのライトゲームではいろいろな魚種をターゲットにしますし、当然扱うリグも種々多様となります。

且つ、ターゲットとなる魚が比較的小型ということもあり、ロッドにパワーを持たせる必要性が低いので、全体的には粘りがありつつバランス的にかなりスローアクション(バット部から曲がるバランス)のロッドでした。

コンセプトとして2gくらいのリグまで扱えるというロッドですが、8フィート近い長さと、キャストの時に全体的に曲がることで、ベイトタックルでありながらロッド全体でリグを弾き出すという感じのロッドでした。

ここまで聞くと、バスフィッシングでスピニングタックルで扱うような軽いリグを扱うのに超相性良さそうと思いますよね?

確かに、私もそう思って購入し、まずはソルトでアジやメバルを釣って、軽いリグの操作性の高さを確認しつつ琵琶湖でバスフィッシングで使ってみました。

結果としては、ルアーをキャストしている時まではOKでした。

軽いリグでもぶっ飛ばすことができるので『使い易い!』と感じていたのですが、実際にバスを掛けた時にフッキングがしっかりできずにバラシが発生するというデメリットに気付きました。

決してバスフィッシングに全く使えないということを言うつもりはありませんが、アジやメバルと比べてバスの口は硬いので、ロッドがあまりスローテーパー過ぎるとフッキングの面ではウィークポイントになるので、バスフィッシングにはそれなりの専用タックルは必要かな?と再認識させられたロッドでした。

因みに、後で追加された【Fishman Beams inte 64UL】はアジングやメバリングではかなり汎用性が高くて楽しめるロッドではないかと思って見ています。

こちらは先行の7.9フィートのinteに対してロッドの張りやしなり戻りのバランスを変えて更に軽量リグ対応しているとのことで、是非購入して使ってみたいですが、安易に手が出せる価格帯のロッドではないので、入手のチャンスを虎視眈々と?伺っています。

そして、ハートランドZ 722ML-FB ST20

と言うことで、前置きが長くなりましたが、今のタイミングで改めてバスフィッシング用のベイトフィネスロッドと言う観点で辿り着いたのが【ダイワ ハートランドZ 722ML-FB ST20】と言うことになりました。

このロッドは品番にもある通り、2020年のモデルなのですが、リリースされる前からYouTubeなどで村上さんが紹介している動画などを見つつ、ずっと注目していたロッドでした。

こちらのロッドはハートランドシリーズの中でも、ハイエンドグループではなく、スタンダードグループなので目玉が飛び出るほど高い部類では無いと言いつつ、気軽に手が出せる価格帯でもなく、1シーズン指を咥えて見ていました。

2021年になり、一応1シーズン型落ちのロッドということもあり、中古で出てくるロッドをチェックしていたところ、美品が無難な価格(決して安くはなかったですが)で出ているのを見つけたので、えいやっ!!と勢いで購入してみました。

新品でも販売されているところが少なくなってきていて、悠長に待っていると入手タイミングを逃すかも?との焦りもあり、思い切ってポチっとしてしまいました(汗)

まだ、届いただけでフィールドでのキャストで試せておらず、これまでのベイトロッドと比べての感想が書けないのですが、ベイトフィネスロッドとしては長尺の部類になるであろう7.2フィートというレングスの操作性には注目しています。

バスフィッシング用としては長めの部類ですが、先のinteやSABIOと比べると決して長い訳でもありませんし、逆にバス以外でも使い易いのでは?という汎用性面では期待しています。

実際、ロッドを触った感想としては、全体重量は非常に軽く感じると言いつつ、デザイン&コスメもしっかりされている【The・ハートランド】という感じは健在。

グリップはブランクスタッチデザインになっており、より感度を重視したデザインですが、過去からのハートランドを使ってこられた方には違和感があるようです。

というのは、これまでのハートランドシリーズはグリップのリールシート部分がもう少し太いようです。

過去のモデルはシマノのリールをセットすると、オフセットしたギアのハウジング部分がロッドに干渉することもあったそうで、今回のモデルはそんなシマノのリール派にも問題なく利用できるよう配慮されたのかな?

センターカット2ピースで、接続部はダイワの得意とするVジョイントで、並継ぎ形式となっています。

スピニングの冴掛も同じ並継ぎですが、安定したジョイントで安心して使えますし、何より印籠継ぎよりも接続部がスリムに仕上がるので、ロッド全体として見た時のシャープさも引き立ちます。

という事で、最新のベイトフィネスロッドの考察のつもりが、ハートランドのベイトフィネスロッドの紹介になってしまいました(汗)

7フィート超というレングスのどの部分までを使って軽量リグをキャストする仕様になっているのか?

村上さんの味付け・拘りポイントを速く見てみたいところです。

ブランクスはかなり張りの強さが感じられるので、チニングで活躍させられないか?と考えています。壁ドンチニングには主導権を魚に渡さずにやり取りができると思いますし、PEラインを使ったベイトフィネスではキャスティングでの底ズルの釣りにも相性が良いのではないか?と思っています。

因みに、2020年モデルのハートランドのベイトフィネスロッドは、今回紹介した【ダイワ ハートランドZ 722ML-FB ST20】以外に、チューブラーティップモデルも1本同時に市場投入されています。

少し重めのリグならチューブラートップの方が相性が良さそう。

チヌ・キビレなどの硬い口にはバス用ロッドの方がフッキングが決まって使い易そうです。

ベイトフィネス専用ロッドの変遷の考察 まとめ

と言うことで、過去からのベイトフィネスロッドを見てみました。

今やベイトフィネスは一番人気・注目度があるジャンルかと思いますが、その大部分が軽量リグが扱えるかどうか?にフォーカスし過ぎているところは気になります。

リールの方も、ダイワの最新の〇〇Airシリーズは1g台のリグから扱えるというのが注目を浴びていますが、実際にワームをセットして釣りをするシーンを考えると、1/32ozのジグ単やネコリグでも3g以上になる訳で、そこまで軽いリグにはならないことに気付きますよね?

また、軽いリグだけ扱えるなら、ロッド全体がしなやかであればキャストはし易いのですが、実釣で必要なフッキング力など魚を釣り上げるという要素はしなやかなだけでは不足する要素が出てきます。

ヘラ竿はしなやかな竿の中の代表例ですが、ヘラ釣りで使うフックはスレ針(カエシの無い針)なので弱い力でもフックは刺さります。

おまけに、ヘラブナの唇は柔らかいですが、ブラックバスなどのフィッシュイーターの唇は硬いので、ヘラ竿のような柔らかいロッドではフックアップが難しいことはわかります。
※村上さんはヘラ竿調の曲がりのバスロッドがお好きですが

と言うことで、過去のベイトフィネス用のロッドはティップだけが柔らかいカギ曲がり系のロッドが多かったのですが、最近では全体的に曲がってロッド全体を使ってキャストするようなバランスにシフトしてきているかと思います。

ここに、ナノアロイなどの新しい素材や、カーボンクロスをブランクスに巻く角度を変えて補強する技術の進化などで
①投げやすさを実現する【柔軟に曲がる】という性能②ルアーを飛ばすために必要な【しなりを戻す反発力】そして、③針を魚の口に掛ける為に必要な【ベリー部~バット部のパワー】と言った多要素を1本のロッドで実現できるようになってきています。

ベイトフィネスタックルにおいてはロッドだけでなく、リールも年々進化しています。

釣りをより快適にできるようになる進化はこれからも続いてくれれば嬉しい限りです。

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