チニング

【チニング】Day-45~46 スピニングタックルで今季最多の5安打

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さて、先に挙げた記事にてスピニングタックルのチニング利用について書いていますが、今回はスピニングタックルでの実釣の釣行記となります。

Day-45ではチニングでは初のスピニングタックル使用となりましたが、そこである程度の操作感は確認できたので、Day-46で本格的にスピニングタックル実戦投入となりました。

改めてベイトタックルとの違いや良し悪しも感じるところがあったので、それらのインプレも含めて記事にしてみたいと思います。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

Day-45 リップラップで軽めのリグメインで実釣

まずはDay-45の釣行記になりますが、この日はスピニングタックル初投入。

そもそもスピニングタックルを使おうと考えたきっかけは、シャローの見えチヌを狙う為に軽いリグでアプローチがしたいと思い、軽いリグが扱えるスピニングタックルを使ってみようということでした。

ベイトタックルで軽めのフリーリグを何度も投入しましたが、やはり1.8gくらいが限界で、ノーシンカーや0.9g位のネコリグ・ジグヘッドリグとなるとベイトタックルでは厳しかったのです。

また、ベイトタックルは、特に私の使っている【テイルウォーク ビーブリーマー SSD C77M+/SSL】はかなり硬めのロッドなので、軽いリグのフワ釣りで必要なラインスラックをソフトに扱う釣りには向いておらず、これをする為にもスピニングタックルが必要という判断になりました。

試したのは、1.3gのジグヘッドリグと、1.8gのネイルシンカーを挿入したネコリグ?で、リップラップをウロついているクロダイをフィネスで食わせる作戦。

ちなみに【ジャッカル ドリフトクラブmini】には、がまかつのガード付きフック【がまかつ セオライズ +G FC-M】を使ってみたのですが、これが驚くほど根掛かりしません。

リップラップの上をリグを這わせるように操作しても一度も根掛かり・スタックすることはありませんでした。

ワイヤーガードがかなりしっかりしていて張りがあるので、フックポイントを岩などへのコンタクトから見事に守ってくれている感じでした。

一方、ジグヘッドリグはスイミングさせておかないと、すぐに石の間に落ちてスタックしてしまい非常に使いにくかったので、ウェイトはもう少し軽くしないといけないと感じました。

釣果については、この出撃タイミングは潮位が低くてシャローの見えチヌが少なく、しかもどの魚もアプローチすると瞬殺で逃げてしまって勝負になりませんでした。

ただ、この日使ったスピニングロッドはチニング用ではない超廉価版の【メジャークラフト ファーストキャスト S86ML】だったのですが、事前に予想していたほど根掛かりに弱くなかったことは大きな発見でした。

MLクラスのロッドですがティップに張りがあるわけでもなく、ボヨンボヨンに近い感じだったので、リグがスタックすればほぼ外せないだろうと思っていたのですが、ロッドが長くて高いところからリグを引っ張ることができるので、予想に反してスタック外しの性能に長けていました。

話しはDay-46に続くのですが『チニング専用のスピニングロッド、要らなくね?』とちょっと思ってしまっている自分がいます。

Day-46 前半戦 見えチヌに翻弄されて終了

さて、1日空いたDay-46ですが、出撃タイミングは午前中の満潮のタイミングとなりました。

この日もスピニングタックルで釣りをすると決めていたのですが、本当はシャローフラットの釣りをしようと思っていました。

しかし、満潮なので、最初はリップラップポイントからチェックしてみることにしました。

梅雨に入っていますが、前日も雨はほとんど降っておらず、ポイントに着くと週末の濁りも消えてかなりクリアな水質になっていました。

『これは難しいパターンやなぁ~』と思いつつ、見えチヌを探すと、真っ黒の見えチヌが居るにはいるのですが、アプローチしようとすると深場に逃げてしまいます。

なので、いつも見えチヌが陣取っている場所をブラインドで【ジャッカル ドリフトクラブmini】のネイルシンカーリグ(ネコリグとは言わない気がするので)を投入し、リップラップを這わせるように探っていきます。

コンッ!

というバイトが出るイメージで丁寧に探るのですが、全くのノーバイト。

何回か同じラインを通して反応が無いので遠目からチェックしに行くと~

『シャローの岩影にいるじゃないっすか!』

マジで素無視ってことですね。

明らかに何回か近くをルアーが通っているはずです・・・

毎回諦めているので、この日は少し粘って角度を変えたり、少し休ませてタイミングを変えて探ったりしてみましたが、結局、バイトを引き出せず。

雨や赤濁りなどで魚から人が見えにくくなると釣れるので、やはりクリアウォーターが難しくしているのか?

まぁ、濁りが入るとアングラー側からも魚が見えないので、ブラインドの釣りをするしかないんですけど。

となると、見えチヌの釣りそのものが無理ってことになる?

なんてことを考えながら、ここでポイントを移動することにしました。

Day-46 後半戦 シャロー&”タフコンシュリンプ”で連発

移動した先は湾奥シャローエリア。

どんより曇りなので日差しは無いのですが、それでもウェーダーを着ると暑いですね。

とりあえず、シャローフラットなので軽量リグでは釣りにならないということで、7gのフリーリグにチェンジして釣りを開始しました。

エントリーした場所は少し赤濁りが入っている感じだったので、シルエットのハッキリする【アクアウェーブ クリーパーバグ 2.2in】の”グリパンペッパー”を使ってみることに。

少し前に来た時に小型のクロダイのバイトが多かったポイントでキャストを開始しますが、この日はすっかりお留守の様子。

ロッドティップも柔らかいし、今日は食い込みも良いはずと思っていたのですが、食い込むも何もバイトが無いとどうしようもありません。

移動しながらバイトがあるエリアを探していきますが、投げても投げても魚の居るところにたどり着きません。

完全に諦めムードになったところで、気が付けばかなり潮位が下がってきていたので、ウェーダーでアプローチできるブレイク隣接ポイントをチェックしてみることにしました。

とりあえずキャストをしてみると、なんと!1投目からバイトが!

このバイトは小型のクロダイっぽいバイトだったのですが、すぐに同じエリアにキャストをすると、今度はロッドティップが

ブンブンッ!

と持っていかれるほどのしっかりしたバイトが出ました。

ここで萎えかけていた気力が復活し、キャストに集中します。

水の色がクリアに近いステインだったので、こういう水色の時は【O.S.P. ドライブホッグ SW 2.5in】の”タフコンシュリンプ”でしょ!ってことでルアーをチェンジ。

ボトムを感じながらリーリングしていると、軽くスタックした直後に

ビビビビ~

いきなりフックアップ!

一瞬引きが強いように感じましたが、その後は軽い手応え。

本日1匹目は、かわいいキビレちゃんでした。

小さな口ですが【ダイワ シルバーウルフ SS スクリューキーパー #2】がしっかり口の中に掛かっていました。

潮位も下がってきて水の動きが大きくなったのか?魚の活性が高まっているように感じます。

リリースしてすぐに次のキャストを開始すると、数投してすぐにバイト。

1匹目は結構手前だったのですが、今度はかなり沖の方でのバイト。

しかし、バイトがあるのは、やはり何らかの障害物があるハードボトムポイントです。

バイトがあったエリアにキャストをし直すと、着底から少しリトリーブしたところで

ゴゴン、ゴゴン

めっちゃルアーに追従してきます。

巻く手を止めずにリトリーブを続けていると~

ゴゴゴ、、、ゴン!

理想的な追従バイトでフックアップまでたどり着きました。

あまり大きくは無さそうですが、それでも1匹目よりは良く引いてくれてファイトを楽しませてくれます。

そして上がってきたのは30cm台半ばくらいのキビレでした。

バイトの感じから躊躇を感じなかったので『これは確変に入った?』と集中力を更にアップ。

広く探ってボトムの変化を探していると、リトリーブ中のリグが、いきなり

ガコンッ!

前アタリ無し!いきなりのバイト&ヒット!

この魚はかなり引きが強烈で、シャキっとしていないロッドが大きく弧を描きます。

少し巻いてはドラグを出され、を繰り返しつつ、何とか寄せてくることができました。

かなり執拗にボトムに走るので『もしやマチヌ?』と少し期待したのですが、上がってきたのは40cmアップのグッドサイズのキビレでした。

まさに”出会い系ひったくりバイト”でしたが、フックはカンヌキにがっちりとフックアップしていました。

本気で食ってきてくれれば、本当にフックアップの確率は上がりますね。

また、【O.S.P. ドライブホッグ SW 2.5in】の”タフコンシュリンプ”も凄いのですが、フックも凄くて、ワームのヘッド部はスクリューキーパーでしっかり止まっていて、胴体だけが綺麗に折れてくれているので、身持ちの悪いドライブホッグが壊れることなく再利用できます。

この後もバイトは続きます。

小型のクロダイのバイトは特に多く、ロッドティップをビリビリと振るわせてくれますが、なかなかフックアップには至りません。

しかし、スクリューキーパーのおかげで乗らないバイトでワームがズレないので、魚のやる気があれば”お代わりバイト”が結構拾える感じ。

バイトがあったところを逃さずに探ると~

4匹目ヒット!

サイズは上がりませんが、サイズアップしたか?と思うくらい元気な引きでファイトしてくれました。

そして、そろそろ帰ろうかと思った頃に、ダメ押し?のバイト!

上がってきたのは、今日一の小ささ?のキビレ。

これでも結構口の奥側の方にしっかりとフッキングしていたので、本気で食ってきたのは間違いないですね。

クロージングの魚にするにしては弱い引きでしたが、気が付けば時間も結構経過していたので、この魚でこの日の釣りは打ち止めにすることにしました。

チニング Day-45~46 今季最多5連続安打 まとめ

と言うことで、終わってみれば、数だけは今季最大の5匹の釣果となりました。

しかし、サイズがあまりにもイマイチなので、堂々と5匹とは言えないですね(笑)

前半の方は時間だけ使って全くダメだったので、後半戦だけで見ると時速5匹のペースですが、全体的には結構苦戦して疲れた釣行でした。

それと、この日の最大の収穫は『廉価版のシーバスロッドでチニングが成立できたこと』になります。

ただ単に複数匹のターゲットが釣れただけでなく、一番大きな収穫は根掛かりによるリグのロストは”ゼロ”に抑えることができたことです。

先入観としては、ティップが柔らかくて根掛かりに追従してしまうロッドは、スタックが外せないのでボトムチニングでは使いにくいと考えていました。

しかし、ロッドの長さを活かすことができて、スタックしてもロッドをしっかり縦方向にさばけば見事に外すことができました。

もう少し検証が必要ですが、ロッドが柔らかいとスタック時の食い込みが弱くなるので、致命的なスタックになりにくいように感じました。

となると、少し強めの張りがあるテーパーのチニングロッドでなくてもいいんじゃないの?と思っています。

最後に、ここ最近は乗らないバイトに悩まされるケースも多かったのですが、この日の状況を見ると食い気がある時はワームが大きかろうが、フックが大きかろうが、結局しっかり食い込んでくれるのでフックアップに成功しますね

魚はいつもで活性が高いわけではありませんので、一日の中でも魚の食いがたつタイミングを外さないような釣りをすることも重要と思い知らされた釣行でした。

■タックル情報
ロッド:メジャークラフト ファーストキャスト S86ML
リール:ダイワ 21カルディア C2000HG
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 0.6号
リーダー:東レ ショックリーダー スムースロック プラス 10lb
フック:ダイワ シルバーウルフ SS スクリューキーパー #3
ルアー:O.S.P. ドライブホッグ SW 2.5in タフコンシュリンプ

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