こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回も引き続きデイチニングの釣行記になります。
前回の釣行では、いろいろ悪アガキはしたのですが完全試合を喰らってしまいました。
何をしてもダメな時はダメ、というのを再認識させられました。
そして、リベンジを誓って出撃した今回の釣行でしたが、スタートから終了間際まではほぼ完全試合の状況で、2回連続のボーズは厳しいなぁ~と思っていたのですが、諦めずダメ元で臨んだ最後のポイントで大逆転が起こりました。
では具体的に今回の釣行のプロセスを書いてみたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
満潮の河川は雰囲気だけ?
さて、この日のタイドグラフはこんな感じだったので、水量&潮位が高い河川にて下げを狙ってみることにしました。
まさに朝の9時過ぎというタイミング。
潮位が高いのは理解はしていましたが、実際に行ってみると今シーズンの釣行の中ではMAXの水位です。
また、水位が高いので水質があまり良くわからない(ボトムが見えないので・・・)のですが、クリアという訳ではなく少し濁りがある感じ。
そして、リグについては凝りもせずに”タイラバ”を試してみることにしました。
前回使った、ラバーとフックがセットになっている製品が良かったのですが、気に入ったカラーの製品が無かったので、ラバーとフックを別々に買って自分でセットしてみました。
しかし、ここは私の知識不足で、本来の”タイラバ”だとシンカーをスレッド?リリアン?に通す部分があり、このままセットするとシンカーとラバー部がかなり離れてしまいました。
前回の”タイラバ”だといい感じのセットになったのに、今回は非常に不格好なリグになってしまいました。
これでもブリームが居れば釣れるだろうと信じて釣りを開始します。
本来の川の流れは少しあるものの、満潮からの下げの動きはほぼ出ておらず、バイトもありません。
出来るだけ遠投して、川の中心部に近いハードボトムを狙うようにはするものの、どこに投げてもショートバイトさえありません。
時々鯉は見かけるもののボラなどもほぼ見当たらず、意外と生命感が無いことに気付きました。
ぶっ込み釣りをしている方の邪魔をしないようにしつつ歩き回ってチェックしましたが、1時間ほどチェックしてノーバイト!
これ以上ここで時間をかける気になれず、期待していたファーストポイントを後にすることにしました。
期待の2ヶ所目も、ショートバイトのみで撃沈
さて、移動した先はいつも行く湾奥ポイント。
1ヶ所目を早めに引き上げたのでまだまだ潮位は高い状態、と言うかほぼ満潮を維持しているくらいの状態でした。
水質については、これまた河川と似ていて濁っているという訳でも無いくらいで、シャローならボトムが薄っすら見える感じ。
そして、頻繁の目の前を横切るナルトビエイの姿が・・・
て言うか、めっちゃエイが多いんですけど!!
釣りに話しに戻りますが、河川に引き続き”タイラバ”でチェックを開始しますが、どうも根掛かりが多い・・・
そして、そうこうしている間に完全根掛かりで”タイラバ”ロスト~
やはり根のキツいところでは”タイラバ”のズル引きはほぼ不可能と判断し、いつものフリーリグにチェンジすることにしました。
まだ潮位が高いので、改めてシャローからチェックするもバイト無し。
続いて沖向きをチェックしていくと、ブレイクに絡むくらいで~
コンッ!
ショートバイトですが、ロッドを叩くような明確なバイト!
フックアップはできず、ワームが曲がって戻ってきました。
針に掛かっていないのでもう一度同じラインを通してみるも、バイトは得られません。
魚が薄いのか?活性が低いのか?ほとんどバイトが無く、忘れた時にバイトがあるのですが、ワンタッチのバイトばかりで追い食いもなく、時間はどんどん経過していきます。
潮位もどんどん下がっていき、移動も考えましたが、ちょこちょこ移動するのもどうか?と思い正午前くらいまで粘りましたが、ほぼバイトも無くなってしまい、ここで湾奥サーフは諦めることにしました。
ダメ元で見に行ったラストポイントでまさかの爆釣
このまま帰ろうと思ったのですが、最後に一か所だけ状況を見て帰ろうと思い短時間チェックのつもりで最後のポイントに入りました。
水質は先ほどの湾奥ポイントよりも更に綺麗。
真昼間なのでシャローには流石に居ないだろうと、遠投で沖をチェックしていきます。
小型のブリームの反応でもあればいい、との思いで【ジャッカル ブリーカー スリット クロウ 2.2in】を使ってみたのですが、全くバイトも無し。
やはりダメか、、、と諦めて帰ろうとしたのですが、以前に水深のある場所でボトムに変化があるのをチェックしていたピンポイントのことを思い出しました。
最初にチェックした時には釣れていないのですが、何となく気になって~~
期待感ゼロでリグを投入すると、1投目からバイトが!!
しかも、何度も追従してくるようなバイトが続き、フックアップしなかったのですが、かなり活性が高い魚が居ることがわかりました。
ルアーのピックアップ直後にちょうどルアーを通した辺りでナルトビエイがひるがえるのが見えたので、まさかエイのスレアタリではではないよな?と疑心を持ちつつ同じラインを通してみると~
ゴン、ゴン、ゴンッ!!
思いっきり強烈なバイトからの一気に食い込んでくれました。
フックアップすると、強烈な突っ込みでロッドが弧を描きます。
予想していたサイズよりもはるかに大きな魚。
そして、水面下にブリームの姿が!
水深があるエリアなので、下に下に突っ込んで抵抗する魚を何とかネットに押し込んでランディング成功!
完全ボーズ状態から、起死回生の1発が出てくれました。
1匹目のランディング時に、同じくらいの大きなチヌ?キビレ?がまとわり付くように追ってきていたので、まさ魚は居そうと思いすぐに釣りを再開します。
すると、1投目の回収直前で~
ガコンッ!
前アタリ全く無しの、いきなりの丸飲み系バイト!
この魚は更に引きが強烈で、ガンガンドラグが出されます。
走りまくられながらも何とか浮かせた個体は、先ほどよりも更に大きそう。
この魚も何とか無事にランディングでき、サイズを測ってみると45cmあるか無いかの良型のキビレでした。
キビレで45cmはマチヌの年無しに値するサイズではないでしょうか??
まだ居るかもしれないと、ルアーを投入。
同じラインではバイトが出なかったので少しラインを変えてみると~
ゴン、ゴン、ガコンッ!
またまた強烈なバイト!
この魚も良型っぽくてめちゃくちゃ元気に走りまわってくれます。
リールとロッドのポテンシャルをフルで引き出してくれて、やり取りだけでもめちゃくちゃ楽しい!
この魚もバラさずにランディング成功で、上がってきたのは40cmあるなしのキビレ。
これで、3匹目ゲットです。
完全にカンヌキのところをフックが貫通しており、絶対にバレないフッキング。
【RYUGI LT CARO OFFSET】に変えてから、針先も鈍らないのが気に入っています。
今度は、周囲に散らばってもっと居るのではないか?と思い、違うラインを通してみることに。
すると、これまたウソのようにバイトがあり、しっかりフックアップ成功。
この魚は少しサイズダウンという感じですが、それでも今の時期のキビレは元気で良くひいてくれます。
この魚も無事にキャットして、あっと言う間に4本目をゲット。
もう少し釣れそうな雰囲気ではありましたが、ラインもかなり傷んできていたことと、頑張ってくれていた【ジャッカル ブリーカー スリット クロウ 2.2in】もボロボロになってしまったので、ここでこの日の釣りは終了としました。
起死回生のチニング Day-28 まとめ
と言うことで、約3時間ほどの釣行でしたが、魚が釣れたのは最後の30分くらいでした。
それまで炎天下の中で色々試しましたが全く釣れず、完全に心折れていた状態でしたが、諦めずにチェックしたポイントで大逆転劇を経験することができました。
本当に諦めてはダメというところです。
また、話しは変わりますが、”タイラバ”を使っている時に頻繁にバックラッシュ(軽いバックラッシュで修復可能)をしていたのですが、途中からフリーリグにチェンジした後はほぼバックラッシュしませんでした。
これって、やはり”タイラバ”の空気抵抗が大きいってことかと思います。
実際、飛距離も出にくく、そこを何とか飛ばそうとしてバックラッシュする感じのところもあったので、”タイラバ”については使いどころをいろいろと考えないといけないと感じました。
本当はこの爆釣している時に”タイラバ”使ってみれば良かった、と後から思ってしまいましたが、まぁ、”タイラバ”での釣果は別途の機会に回したいと思います。