こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回は久々のチニング釣行となります。
デイゲームでロックフィッシュのクランクゲームも選択肢として考えていたのですが、気温も高く雨の後という状況と、前回のロックフィッシュクランクゲームの時にシャローをうろつくチヌ・キビレを見たこともあり『そろそろキビレ、釣れるんじゃね?』との考えから、チニング釣行に決めました。
いろいろ悩ましい釣行で、途中で折れてロッククランクにチェンジしようか迷うシーンもありましたが、チニングをやると決めてやり切ったことで、うれしい結果が出てくれました。
また、少し前に調達したシルバーウルフSV-TW用のスプール【HEIGHTEN ダイワ用34mm径 SV-BOOSTスプール】も使ってみましたので、こちらのインプレも記載してみたいと思います。
では、興味のある方、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ファーストポイントは全くの音沙汰無し
釣行日の潮回りは大潮。
釣行タイミングは満潮から下げのタイミングです。
ハイシーズンでは大潮でいい思いをしたことが無かったので、釣り場に着くまでロックフィッシュクランクとチニングのどちらにするか悩みました。
しかし、【HEIGHTEN ダイワ用34mm径 SV-BOOSTスプール】も使ってみたかったので、この日はチニング!と決めてポイントに。
ファーストポイントはシャローの湾奥ポイントを選択。
想定としては、キビレも産卵が終わり、シャローに戻ってきている魚が結構いるんじゃないか?との思いでファーストポイントを選びました。
タックルは久々に手にする【テイルウォーク ビーブリーマー SSD C77M+ SSL】
最近はアジングなどの超ライトロッドばかりを握っていたので、それに比べて長いし重いしで、最初の1投目は少し慎重になってしまいました。
スプールも新しいということもあり、少しブレーキ強めのダイヤル12からスタート。
YouTubeなどのインプレ動画ではキャスト時のスプール回転のうなり音が少し気になるとのことでしたが、確かに静かではありませんが全く気にならないレベルでした。
因みに、スプールに付属してくるパーミングカップ側に付けるセラミックボールベアリングは私は使っていないのですが、これを交換するともう少しベアリングの回転音が大きくなるかもしれません。
キャストは快適にできることが確認できましたが、ハイシーズンに実績のあったポイントを丁寧に探ってみてもバイトは一切無し。
少し深いエリアも念のためにチェックしてみましたが、こちらもチビレのバイトさえなく、全くのノーバイト。
30分以上は探ってみましたが、どこに投げてもバイトが無いので、ここで粘っても結果は出ないと判断してポイント移動することにしました。
セカンドポイントで待望のキビレをゲット
さて、ファーストポイントで全くバイトも無かったことから、チニングタックルでロックフィッシュクランクを試してみようかな?という思いがまた浮かんでいました。
せっかく釣りに来たんだから、何らかの魚の顔は見たい。でも、ロックフィッシュクランクをやっても確実に釣れるという保証も無い。
いろいろ頭の中でシミュレーションをしつつ行先に迷いましたが、この日はチニングをしに来たんだから、と自分に言い聞かせて2ndポイントもチニングポイントにしました。
準備をしてポイントに入ると、こちらも水質はめちゃくちゃクリア。
夏場のクリアさとはまたレベル感の違う、かなり沖のボトムまで見えるくらいのクリアさです。
ここまでクリアなのであれば、ワームもクリアウォーター向けのものが良いかと思い【ジャッカル ブリーカー スリットクロー】の”ライトウォーターメロン”をチョイス。
本当は【O.S.P. ドライブホッグ SW】の”タフコンシュリンプ”を使いたかったのですが、車に置き忘れてきてしまいました。
風も無いことから、シンカーは7gのフリーリグで釣りを開始。
少し水深のある場所から釣りを開始しましたがバイト無し。
水温がそれほど冷たくないと感じたので、まだシャローの牡蠣瀬エリアに魚がいるかもしれない、との思いでシャローの根掛かり頻発エリアに移動してみました。
水温がそれほど低くないと言いつつ、チヌ・キビレが活発に活動する水温でもないかと思い、リーリングスピードはかなりスローにしてみました。
ハンドル1回まわしては2秒ほどステイする感じ。
バイトが無いまま時間が経過し、そろそろ心も折れてきたタイミングで”その時”は突然きました。
スローに引いているリグが一瞬
グンッ!
と押さえ込まれたような感触を感じ、次の瞬間ロッドがぐいぐいと持っていかれました。
久々のバイトでしたが、とっさにフッキング動作にシフトできました。
ドラグが少し緩くて最初のアワセが甘くなってしまいましたが、ドラグを少し締め直して追いアワセでリカバリします。
ロッドがしっかり絞り込まれていい感じの引き。
ハイシーズンほどの暴力的な引きはありませんが、それでもブリームらしいトルクのある引きです。
バレてくれるなよ~と心の中で叫びつつ、やり取りをしていると、クリアな水質の水中にハッキリとブリームの姿が確認できました。
水際で最後の抵抗をする魚をいなし、無事ランディング成功!
何か月ぶりかな?というくらい久々に釣れてきれたキビレでした。
サイズ的には40cm無いくらいの魚でしたが、とにかく久々に釣れてアドレナリンも出まくりです。
元気なうちに魚をリリースし、釣りを再開。
この感じだと、丁寧に探れば2匹目もあり得るかも?との思いで探っていきます。
シャローエリアに1時間ほど時間をかけてチェックしましたが、残念ながら後続のバイトは得られず、念のため少し水深の深いポイントもチェックしてみることにしました。
深いエリアは速く探るとリグが浮いてしまいますので、かなりスローな釣りに。
砂地の中に点在するロックポイントを見つけ出しては丁寧に探っていくと、2回ほどブリームっぽいバイトがあったのですが、追従バイトは一度もなく、そうこうしている間に雨が降ってきてしまったので、ここでストップフィッシングとしました。
おまけ HEIGHTEN ダイワ用34mmスプール インプレ
最後に、今回の釣行で初投入した【HEIGHTEN ダイワ用34mmスプール】の使用感について書いておきたいと思います。
まず、キャストフィールですが、ノーマルのスプールと比べて全く遜色ない軽快さが確保されています。
糸巻き量はノーマルスプールよりも多いことを考えても十分な性能を発揮していると言えると思います。
キャスト時のスプールの立ち上がりもノーマルスプールと差を感じませんので、回転性能に差が無いと感じますし、ブレーキの効き具合もSV-BOOSTと同じ感じでキャスト直後のブレーキはしっかり効いていて後半にかけて伸びが出ている感じ。
強いて言うなら、後半が少しブレーキの効きが強い感じがしましたが、7g~10gと言った重めのルアーやリグを扱う範囲ではほぼ影響を体感することもない感じです。
強度面はもう少し使ってみて歪みや不具合が出ないか確認しないといけませんが、現時点ではコスパの高いサードパーティ製品であると言える感じがします。
これが4,990円で購入できるなら、間違いなく”買い”であると言えると思います。
まだAmazonで買えますので、適合するリールをお持ちの方は是非一度購入してみることをオススメしたいと思います。
チニング Day-50 久々のデイゲーム まとめ
以上、久々のデイゲームでのチニング釣行記でした。
タイトルにも書いていますが、やはりチニングはバイトや引きなどの点で非常にエキサイティングで面白い釣りですね。
今回もバイトからランディングまでアドレナリン出まくりでした。
体感的に暖かさを感じる状況で、チニングに舵を切った訳ですが、そろそろキビレが産卵から戻ってきているという予測はある程度当たっているかと思います。
最近では真冬でもチニングでチヌやキビレが釣れることがわかってきていますが、ハイシーズンとはかなり状況は違うと言いつつ、低水温期でもチニングは成立するということを感じています。
今回の釣行でも、リーリングスピードはハイシーズンの1/4くらいのスピードで、且つ、ステイ時間をしっかり取って狙ったことで釣れたと思います。
バイトもハイシーズンのような”ガツガツ”という力強いものではなく、押さえ込むようなバイトだったので、魚の活性に合わせていくことがこれからのシーズンのポイントかと思います。
また、以前からブリームはブラックバスと性格が似ている気がするということを書いてきていますが、低水温期のバス釣りのポイントはリアクションバイト狙いなので、チニングにおいてもボトムワインドなどリアクションバイトを誘う釣りも試していきたいと思います。
ただ、今のところチニングに使えるダート系ジグヘッドがあまり無いのが悩みのポイント。
ボトムワインドでは【デコイ デルタマジック】を愛用していますが、フックが少し弱いのです。
フックアップした魚からフックを外す際にフックが曲がってしまうくらいの強度なので、チニングで使えば一撃でフックを曲げられてしまいそう。
こちらの記事を読んで頂いた方で、チニングのボトムワインドに相性のよいジグヘッドをご存じの方は是非教えて頂きたいと思います。