皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
こちらのブログ、少し更新ができていませんでしたが、チニング調査はちょこちょこ出撃しています。
しかし、見えチヌは増えてきた代わりに、通常のボトムチニングでの反応が思わしくありません。
デイゲーム特化の話しなので、ナイトゲームだと釣れるのかもしれませんが、とにかくデイゲームでは苦戦中です。
と言うことで、今回は少し釣りとは離れた話題を記事にしてみたいと思います。
私が住んでいるのはプロ野球チームの阪神タイガースのおひざ元になります。
関西出身なので、子供頃からプロ野球と言えば阪神タイガースを応援してはいたのですが、特別野球に入れ込んでいるという訳でもありませんでした。
しかし、今年に入り、子供が野球に興味を示したので、せっかく地元なんだしということで、甲子園球場に阪神戦を見に行くようになりました。
2023年には岡田前監督のもと、18年ぶりのリーグ優勝そして全国制覇を果たした阪神タイガースでしたが、昨年(2024年)のリーグ2位を経て、2025年は優勝街道をまっしぐらという状況です。
そんな状況なので、阪神戦を応援する身としても力が入りますね。
今シーズンは3回ほど甲子園球場に足を運びましたが、非常にエキサイティングで記憶に残る試合も経験させてもらいました。
と言うことで、今年の阪神タイガースの戦いっぷりを見つつ、強さの秘訣について感じたことなんかを書いてみたいと思います。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
甲子園のチケットは超入手困難
まず、今年から改めて球場に足を運んで応援しようと思って驚いたことから書いてみます。
甲子園球場で開催される試合のチケットは、「甲チケ」という甲子園球場でのイベントチケット販売サイトで購入することができます。

できるのですが・・・
リーグ戦のチケットは販売開始と同時に売り切れるほどの人気で、そんなことを知らずに呑気にサイトを覗いても全く購入できるチケットはありませんでした。
阪神タイガースのファンクラブに入っていれば、一般販売よりも少し早く先行購入ができるようですが、ファンクラブの会員の方でもチケット入手は非常に困難だそうです。
今年の1回目の観戦は3月のオープン戦で、その時は「甲チケ」で普通に購入できたので入手困難さは認識しておらず。
その感覚でレギュラーシーズンのリーグ戦のチケットを購入しようと「甲チケ」を見たのですが全くもって無理でした。
子供も阪神戦の観戦を楽しみにしているので、何とかチケットを入手できないかと調べたところ、「チケットジャム」というチケット転売サイトがあるのを発見。

「チケットジャム」は野球だけでなく、様々なスポーツ観戦チケットも扱っていますし、コンサートチケットなども扱っている大手再販サイトです。
なので、甲子園球場での阪神戦のチケットも沢山出品されてはいるのですが、とにかく高い!
4月くらいはまだ”少し高いな”くらいの値段で出品されていましたが、阪神タイガースが首位を爆進している今となってはどの試合も驚くほどの高額。
また、阪神戦の応援となれば、ホームの応援者が入るライト側の外野席が人気ですが、ライト側外野席の出品はそもそも少なく、出ていても高額。
レフト側は結構沢山出ていて価格も少し安いのですが、やはり熱い応援を満喫したいならライト席でしょ!ってところです。
ということで、5月には中日戦のチケットを何とか入手して今年2回目の観戦に行ったのですが、昨シーズン最下位の中日にまさかの敗退となってしまいました。
中日戦なら、勝利して六甲おろしを歌って帰れると思ったのですが・・・
勝負を甘く見ていました。
ということで、改めてチケットを物色し、満を持して7月の巨人戦のチケットを入手!
チケット購入時には、まだ梅雨明けの情報も無かったので、梅雨真っただ中だったら厳しいかな?と思っていたのですが、無事に天候にも恵まれて試合を見ることができました。
そして、その試合が、今シーズンのベストゲームと言っても大げさではないんじゃない?と思える素晴らしい展開でした。
3回目の観戦でようやく”六甲おろし”
3回目の観戦タイミングを見計らっていたのですが、たまたま7月3日の巨人戦のチケットが希望枚数入手できました。
観戦当日は夕立に会うこともなく、気温も少し低め?で良かったのですが、試合開始に少し遅れて球場に着くと、観客の歓声が?
阪神タイガースはホームなので阪神の攻撃回ではないだけに嫌な予感を抱きつつ球場内に入ると、なんと!初回に先制点を2点も取られていました。
セ・パ交流戦で不調だった阪神タイガースだったことや、相手が巨人ということもあり嫌な予感が・・・
しかし、初回以降は先発で今年の新人投手の伊原がしっかりと抑えて0点行進を続けました。
ランナーを溜めてしまうシーンも何度かあったのですが、粘り強く失点を回避してゲームは進行。
ゲームが阪神側に動いたのは4回。
3番森下の内野安打から、佐藤輝明、大山とヒットが続き1点奪取。
チャンスはその後も続きましたが、レフトに入っていた豊田がこの日2回目の併殺打を打ってしまい追加点はゲットできませんでした。
続く5回はショート小幡のヒットから、キャッチャー坂本が送りバントをした際に、ピッチャーのエラーが絡み、ノーアウト1塁3塁という最大チャンス到来。
客席はここぞとばかりの大応援で盛り上がります。
ここで、2回以降粘りの投球を続けていたピッチャーの伊原に打順が回り、代打でヘルナンデスが登場。
見事に犠牲フライを成功させ、小幡が生還して同点に追いつくことに成功しました。
この時点で勢いは阪神に傾いている雰囲気になっていました。
6回以降は阪神側の中継ぎ陣が奮闘し、木下→ネルソン→及川→石井と継投しつつ、0点に抑えて9回裏を迎えました。
巨人はピッチャーとして今シーズン無失点のライネル・マルチネスを投入してきました。
阪神側は打順が良く、好調森下からスタート。
森下はセンター前に弾き返して見事に先頭バッターとして出塁に成功。
NEXTバッターは今シーズンの本塁打TOPの佐藤輝明でしたが、ここでまさかの展開が発生。
ランナーに神経質?なマルチネスが1塁に牽制球を投じた際に1塁守備の巨人・中山がキャッチミスをしてしまい森下が2塁に進みました。
1塁が空いた状態で一発逆転のホームランを打たれるリスクのある佐藤輝明との対決は避けられ、申告敬遠に。
5番大山との勝負になりましたが、この試合に限らず、今シーズンはチャンスで光る渋いヒットを結構打っています。
そんな大山がピッチャー強襲の打球を放ち、弾いた球が1塁・2塁間に転がり、内野安打。
森下の代走で入っていた植田が3塁を大きく回ったのですが、巨人のセカンド・増田が飛びついて大きく後逸しなかったのでホームを奪うことはできませんでした。
9回裏ノーアウト満塁という最高の状態!
ここで、この日キーマンとなる豊田がバッターボックスに入りました。
観戦していた私も含めて、この日の豊田選手の状態を考えると多くのファンは代打を想定していたと思います。
しかし、藤川監督はまさかの豊田選手交替無し!
ノーアウト満塁なので、様々なパターンでの得点が考えられます。
しかしチャンスではありますが、往々にしてこんなチャンスに得点が入りにくいもの。
最悪はホームゲッツーなので、それだけは避けて欲しいと思いつつ、投手はマルチネス。
安打はおろか、まともに前にボールを飛ばすのも難しい相手です。
複数点を取る必要はなく、1点取れれば勝ちなので、何とかして欲しいと祈るような思いでした。
さすがのマルチネスもメンタル面でダメージを受けたか?ボール先行でストライクが入りません。
3ボールになった時点で「押し出しでもええで~」と思っていましたが、ボール球に手を出して空振りをしたりファールを打ったり。
フルカウントになった時点で、90%くらいは三振を予想してしまったのは私だけではないと思います。
しかし、その後に豊田が放ったのは!
サヨナラ犠牲フライ!
9回裏の劇的な幕引き。
試合後のヒーローインタビューでも豊田選手が選出され、初お立ち台のコメントを聞き、六甲おろしを気持ちよく歌って球場を後にしました。
藤川監督の凄さを実感
この日の試合では、豊田選手はレフトからの素晴らしいホーム返球で捕殺に成功してはいたのですが、試合序盤~中盤の2回の併設など、決して褒めてもらえる状況ではなかったかと思います。
WBCでも村上選手は不調でしたが、元がホームランを量産するスター選手だったので、使い続ける理由も付けやすかったかと思います。
しかし、豊田選手は1軍昇格と2軍落ちを繰り返しており、言い方は悪いかもしれませんが不安定な選手。
それでも、藤川監督は今回の状況で結果を出し、豊田選手が成長するきっかけを掴むことに期待していたんだと思います。
結果的に得点につながったから良かったものの、凡打に沈み挙句の果てに負けていたら、叩かれるのは豊田選手よりも藤川監督になるのは間違いありません。
豊田選手が結果を出してくれるかどうかは賭けでしかなかったと思いますが、それでもそこに賭けた藤川監督は凄いと思いました。
セ・パ交流戦では、連敗などもあり、たまたまセリーグの他球団も負けが多かったので首位をキープしたものの、メディアでも監督采配に批判的なコメントが多く出ていました。
それでもブレることなく、日々の結果に一喜一憂することなく、チームや選手の先を考えて決断する藤川監督がここ最近の連勝のキーマンなんだろうと思います。
ちなみに、この試合をトリガーに1軍定着するか?と思われた豊田選手ですが、ある試合で走塁ミスをした為に2軍に下げられてしまいました。
プロ野球は1プレー毎が勝負の世界。
一瞬でも気の緩んだプレイをした選手は、容赦なく2軍に下げることで、本人への戒めとチーム全体の集中力維持につなげている感じです。
2軍落ちした豊田選手にも、また2軍で結果を出し、1軍に這いあがって来い!という暗黙のメッセージは伝わっているんじゃないかと思います。
今年の阪神タイガースの強さ まとめ
と言うことで、阪神タイガース応援観戦を拾って記事にしてみました。
今年の連勝は11連勝ということでヤクルト戦で一旦ストップしてしまいましたが、阪神タイガースとしては14連勝が記録として残っています。
今シーズンも間もなくオールスター戦ということで前半戦が終了になりますが、後半戦では記録更新、そしてリーグ優勝&日本一を目指して欲しいと思います。
オールスターについても、野手では近本、森下、そして佐藤輝明とスタメン固定メンバーが選出されていますし、投手でもエース村上が選出されています。
オールスターと言えば、過去にも藤川球児vsカブレラ&小笠原の伝説の直球勝負などが記憶に残っています。
ペナントレースから一旦離れて、夢の球宴を楽しみたいと思います。
また、7月16日現在の話で言うと、好調の中日ドラゴンズに連敗と、少し攻守の歯車が合わなくなってきている感じはあります。
連敗し始めると、2位とのゲーム差も一気に縮まりますし、チームに焦るも出るかと思います。
しかし、選手個人の成績で言うと、中野は首位打者ですし、佐藤輝明は断トツの本塁打首位、森下も打点では佐藤輝明を追って2位ですし、近本は盗塁王まっしぐら。
投手ではエース村上も勝利数TOP争いをしていますし、デュプランディエは奪三振TOPです。
これに藤川監督の采配で、中堅&若手選手が活躍してくれれば、後半戦も阪神タイガースは躍進できると思っています。
SNSなどを見ていても、選手と藤川監督の関係は慣れあいにならない厳しさと、信頼関係でつながっていることを感じます。
昔のようなフィジカルでの鉄拳制裁ではなく、頭を使ったチーム統制ができる藤川監督がチームの強さの秘訣だと思いますし、その監督を信じて各選手が活躍してくれれば、結果は自ずとついてくるかな?と思います。
甲子園球場での試合のチケットは超入手困難(超高額?)ですが、あと1回くらいはスタジアムで六甲おろしを歌いたいですね。