こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
昨日はリベンジ釣行も考えたのですが(実は、前日の釣行で今季初のボーズ釣行でした)、気温も低く風も強い予報でしたので、素直に室内エンターテイメントに時間を使うことにしました。
そう、『映画鑑賞』です。
行った映画館は、尼崎MOVIXなのですが、木曜日はメンズデーということで、通常のレイトショーが1,300円なのに対して、メンズデーのレイトショーは1,100円!!
ということで、今後は基本は木曜映画部として活動しようと思います。
で、今回の鑑賞対象は、【ドクター・ストレンジ】
過去2回の映画鑑賞で見た予告編で、見たいと思った映画の中のひとつでした。
特撮満載のザッツ・エンターテイメント的な映画であるイメージはありましたが、映画に関する予備知識全く無しで映画館に乗り込みました。
では、細かい話しはネタバレになるので避けつつ、本作品の鑑賞インプレを書いてみたいと思います。
特撮ヒーローもの万歳!のマーベル
【ドクター・ストレンジ】がどこの映画会社の作品なのかさえ意識せずに見に行ったのですが、配信映画会社はヒーローものと言えばここ!という、マーベル。
有名どころでは、スパイダーマンやアベンジャーズ(&アイアンマン)などで、アメリカンコミックの映画化という映画会社のイメージですが、本件も実はご多分に漏れず、原作のコミックがありました。
と言うことで、主人公のストレンジさんは、元々天才外科医なのですが、不慮の事故にあってしまい、外科医の生命線となる手の自由が奪われてしまいます。
本業が外科医だけに、ありとあらゆる手を尽くして再生を期しますが、願い叶わず・・・
失意の先に、神だより的に頼った先はチベットのカトマンズ。そこで、とんでもない能力を身につけさせ、外科医時代には縁もゆかりもなかった”地球を悪の手から守る”という道に進むことになるのです。
面白いのが、1つ目の画像に書かれているコピー。
“その男、上から目線の天才外科医”
頂点からどん底まで落ちたストレンジさんが、上から目線を改めて、究極のリアリストの立場を捨てて、奇跡の世界へ入っていく様が面白いところです。
また、その奇跡の根源が”魔術”というのが、どこか子供っぽくて面白い。
また、映像面でも、コマーシャルなどでご覧になった方もおられるかもしれませんが、魔術の力で街や世界がとんでもない変貌を遂げるところは、見方によっては非常にゴチャゴチャしていて、見所でありつつ、嫌いな方もいるかも知れないと思って見ました。
このゴチャゴチャ感は、少し、トランスフォーマーに通じつものがあるようにも感じました。
まぁ、このアタリの話しは、実際に映画館でご覧になって頂ければ、皆さん個人毎の評価があるところではないかと思います。
最後に、ドクター・ストレンジがまとっているマントにも注目!
実はただのマントではないのです。
このマントの活躍っぷりと、ストレンジとのコミカルな関わりがなかなか面白いので、これから見ようと思われている方は見逃さないでください。
驚きの映像は、こちら!
登場人物・キャラクターが面白い
映画の内容はこれくらいサラッと触れることで止めたいと思いますが、登場人物については映画鑑賞後に調べた情報も重ねつつ詳しく書いてみたいと思います。
登場人物は、映画の中ではその役の姿しかわかりませんが、他のどんな作品でどんな役をされているか?などを調べると更に深く楽しめる気がします。
自分が知らなかっただけで、世界的に有名な俳優さんも出演されており、映画好きにはたまらない布陣で固められていることを知りました。
左から順に、劇中役で言うと
“クリスティーン”
“エンシェント・ワン”
“ドクター・ストレンジ”
“カエシリウス”・・・舌噛みそう
“モルド”
“ウォン”・・・個別キャラクター紹介していませんが、名演技です。
■主役、ドクター・ストレンジ
主人公のドクター・ストレンジは、イギリスの人気俳優、ベネディクト・カンバーバッチが演じています。
出身は舞台俳優だそうで、2003年ごろから映画やドラマの出演をされています。
メディアで人気が爆発したのは、海外ドラマ『SHERLOCK / シャーロック(2010-)』。
シャーロック・ホームズはいろんな俳優さんが演じていますが、カンバーバッチさんもシャーロックのイメージに非常に合いますね。
そして『スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013)』『ホビット 竜に奪われた王国(2013)』など大作映画シリーズに出演。
しかも、私自身、見たくて見れていなかった『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014)』で主演されており、アカデミー主演男優賞にノミネートされています。
容姿からして、アクション映画よりもドラマ向きかな?と勝手に感じていますが、以上のように非常に幅広い役を演じられている俳優さんです。
映画の前半で上から目線の天才外科医をスマートにかっこよく演じつつ、本題に入る中盤からは自分のダメな部分と良い部分を意識して変わっていく姿を見事に表現されていると思いました。
役者さんってすごいですね (^^
■お師匠様 エンシェント・ワン
ストレンジのお師匠様であるエンシェント・ワン役を演じたのがティルダ・スウィントン。
イギリスの女優さんです。
劇中では、チベットの高僧らしい衣装をまとって登場しますが、その冷静さと絶妙な雰囲気を醸し出す演技には注目です。
また、その強さと美貌の裏には、 実はあってはならない事実 が隠されているのです!!
ここは、映画を見てのお楽しみですね。
スコットランド旧家の出身で、ケンブリッジ大学時代に演劇を学んでいる才女です。
ケンブリッジ卒業後に1年間、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属。
デレク・ジャーマン監督の「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」(86)でスクリーンデビュー。
その後、「エドワード II」(91)、サリー・ポッター監督作「オルランド」(92)、「ザ・ビーチ」(00)、「コンスタンティン」(05)。
ジョージ・クルーニー主演の「フィクサー」(07)でアカデミー助演女優賞を受賞。
近年の作品に「ナルニア国物語」シリーズ(05~)、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(08)、など数々の大作に出演されています。
因みに、ナルニア国物語では魔女の役を演じています。
やはり、天性の魔性があるのかもしれませんね。
■ドクター・ストレンジの兄弟子 バロン・モルド
バロン・モルドは劇中ではストレンジを、魔術修行の道場”カーマ・タージ”に導き、以降もストレンジと共に暗黒次元の力を利用しようとする悪役と戦うというキャラクター。
モルドを演じるのはイギリスの俳優キウェテル・イジョフォー。
最近の作品では『それでも夜は明ける(2013)』の主演を務めたり、『2012(2009年)』『ラブ・アクチュアリー(2003)』などに出演されています
『それでも夜は明ける』は私も見たのですが、なかなか良い映画でした。
しかし、こうやって見ると本作品はイギリスの俳優さんが多いですね。
劇中では、終始正義感の強さを全面に出すキャラクターを演じていますが、コミックの方では少し役回りが違うようで、ストレンジに立ちはだかる悪役のようですね。(コミックを読んでいないので詳しいことは不明ですが)
ただ、映画の最後の最後で、正義キャラが豹変??
映画はエンドロールが始まっても、最後まで席を立たないことをおススメします。
次に繋がる大事なシーンを見逃すことになりますよ (^^
■ヒロイン役 クリスティーン
次に、ストレンジの相方(恋人)役のヒロイン役であるクリスティーンを演じるのが、レイチェル・マクアダムス。
劇中では、ストレンジの勤める医療施設のERの医師として登場し、前半はストレンジの良き理解者・協力者として、ストレンジの事故後もストレンジの復帰の為に支えとなるなど、芯の強い女性を演じています。
ストレンジの修行中は一旦登場しなくなりますが、途中で再登場し、ストレンジの能力開花を手伝うことになります。
彼女の経歴としては、カナダ・トロントのヨーク大学で演劇を学び、卒業後はカナダの映画やTVに出演。2002年に「ホット・チック」でハリウッドに進出し、学園ドラマ「ミーン・ガールズ」(04)で注目を浴びることに。
恋愛映画「きみに読む物語」(04)で日本でも知られるようになっています。
大ヒットした「シャーロック・ホームズ」(09)と続編「シャドウ ゲーム」(12)ではアイリーン・アドラー役で出演。
その他は「恋とニュースのつくり方」(10)で主演を務めた他、ウッディ・アレン監督のヒット作「ミッドナイト・イン・パリ」(11)に出演。
社会派ドラマ「スポットライト 世紀のスクープ」(15)ではアカデミー助演女優賞に初ノミネートを果たしています。
■悪役のボスキャラ カエシリウス
そして、主人公以外で特筆すべきキャラがこの人、カエシリウス。
暗黒次元の力に魅せられて、魔力の悪用を画策。暗黒サイドの親玉を地球に呼び寄せようとし、それを阻止しようとするエンシェント・ワンとの死闘を演じています。
コミックとは少し役回りが違うようですが、映画ではエンシェント・ワンの直弟子で、暗黒次元の力に魅せられてエンシェント・ワンの元を離れたという設定です。
こうやって書いていて気付いた?のですが、これってスターウォーズのダースベーダーと似てますね。
光の対局に闇あり。世の中の正義と悪の固定概念なんでしょうか?
カエシリウス役を演じるのは、マッツ・ミケルセン。
北欧デンマーク出身の俳優さんですが、ドラマシリーズ「ハンニバル」や映画『007 カジノ・ロワイヤル』などに出演されており、”北欧の至宝”と言われているようです。
上の素顔を見ると”見よ、この彫りの深さ!っ”て感じですが、映画の開始時に一度出てくるのですが、その時はちょっと怪しい風情くらいだったのですが、暗黒次元の力を得る過程で、顔もどんどん悪くなっていきます。
映画の中盤で再登場する時にはこんな感じ。
目の周りがイグアナのようになってますね (汗)
以上が、主要登場人物の紹介でした。
映画そのもののインプレよりも明らかに長くなってしまいましたが、映画の登場人物が他のどんな作品でどんな演技をされているのか?が気になる私としては、映画を見た後でこれを調べるのが結構楽しみになっています。
気になる出演者の過去の作品を、DVDを借りてきて見るのも悪くないと思います。
日本語吹き替えのメンツも凄い
少し本題とは離れた話しになりますが、日本語吹き替え版での声優さんもなかなか面白そうです。
エンシェント・ワンの声は、女優の樋口可南子さん。
そして、クリスティーンは松下奈緒さんです。
日本語吹き替え版を見ることは無いかと思いますが、次作がリリースされる事があれば、お決まりのパターンで、地上波で放送されるかも知れません。
その時まで、楽しみは置いておこうかと思います。
え、次作があるのかって?
それは、観た人がわかる話しです。
本当は主役はジョニー・デップだった?
最後に、もうひとつオマケ的なお話し。
いろいろ調べていると、ドクター・ストレンジの映画化に当たっては、ジョニー・デップがストレンジ役になる!と言う話しもあったようです。
ジョニー・デップは私も大好きな俳優さんのひとりですが、見た目のクールさ、男前さによらないユニークさが魅力です。
今回の主人公ストレンジも、最初は完全無欠の天才外科医っぷりを演じていますが、ドン底まで落ちて、魔術を学び始めてからは、出来ないヤツ代表のような落ちこぼれぶりが見る人に親近感を植え付けたのではないかと思います。
こういったコケティッシュな役は、ジョニー・デップにやらせたら天下一品。
個人的には、ジョニー・デップ版のドクター・ストレンジも見てみたかったと思いました。
木曜映画部 ドクター・ストレンジ まとめ
以上、今回の木曜映画部として見てきたドクター・ストレンジのインプレでした。
内容的に、聞きたいところに手が届いていない感じが微妙な内容で申し訳ないのですが、やはり、その辺は是非劇場で見て確認して頂きたいと思います。
ただ、記事の中でも少し匂わせていますが、最後まで見終わった時に、改めて納得感がある作品だと思います。
え、こんな展開で終わっていいの?と感じるのですが、今回はこれで良いんだろうなと思わせてくれます。
皆さんも、観てもらえばわかってもらえると思います~
さて、次回の木曜映画部の予告はこれですかね (^^
めっちゃ男臭そう・・・
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