その他日記

【釣堀釣堀】第6回チャレンジ カンパチとの格闘劇

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

連休最終日、予定通り海上釣堀に出かけてきました。

8月に2連チャンで挑戦しましたが納得できる釣果は得られずでしたので、今回は密かにリベンジを狙っていました。

始めて海上釣堀にデビューしたのは去年の同時期で、10月のイメージは悪くありません。

しかも、ここ最近は確実に青物が釣れていることを受けて、家族が友人を呼んで手巻きパーティをするからしっかり釣ってきてとのプレッシャー有。

これまでの経験を総動員して臨んだ第6回チャレンジでしたが、そこに待ち受けていたのは・・・

では、本編、行ってみたいと思います。

悪天候ながら最高スタート時

雨は前日の日曜日であがってくれたのですが、事前の予報では風が強いとのこと。

どこまでも風神雷神の魔の手が伸びてきます。

今年の3月の釣行でも強風で苦労したので、風は嫌だな~と思っていたのですが、さすがにあの時ほど酷いことはないだろうと楽観的に考えて渡船に乗りました。
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筏に渡る途中で海の様子を見ていると、まだ水面にはウサギは飛んでいません。

これなら大丈夫だろうと安心していると、指定された筏は一番の風上側!!!

過去にも筏群の一番外側では釣りをしたことが無かったのですが、よりによってこの状況下で一番風上側の端の筏とは(涙)

釣り座について何とか準備はしましたが、いろんなモノが風で飛ばされてしまう状況で、マダイ・シマアジ用のタックルは準備しましたが、青物用のタックルまで準備する気力が持てず、まずはマダイ狙いに集中しようと釣りを開始しました。

まずは基本のダンゴエサから、と赤系のダンゴエサと茶色いイワシベースのダンゴエサを混ぜ合わせて第1投を投入すると、ウキが馴染んだ直後にいきなりウキが入りました。

ひと呼吸おいてフッキングするとズシリと魚の重みがロッドに乗りました。

コンコン叩く引きから、マダイ確定。

しっかりネットに収めて、超順調な滑り出しです。

朝いちの時合だと判断して直ぐに次を投入すると、今度はウキが馴染むはずのタイミングでウキが立ちません?

フォールで食っているのか?と聞き合わせをするとグッと重みがロッドに乗ります。

2投連続でヒット。

これもマダイ。

そしてそして、更に仕掛けを投入すると、またもウキが立たない。

これもフォールと確信して、ラインスラッグを取ってフッキングするとド~~ンとヒット。

この魚はネットに擦れたタイミングで針が外れてしまいましたが、すぐにエサを付け直して投入するも一気にバイトがなくなってしまいました。

まさに時合、15分??

隣りに入っていた釣り友さんは、朝いちからレンタルタックルの調子が悪く、一度タックルを交換してもらって戻ってきたのですが、その時には時合は過ぎ去っていました(汗)

今日はイケると思っていただけに、ここでの失速には正直ビックリしました。

そして試練・辛抱の時間が到来

開始時のモーニングバイトが終わり、気がつくと開始時よりも風が強くなっています。

振り返ると、朝には見えなかったウサギがピョンピョン飛んでいる始末。

風は容赦なく私の釣り座の背後から襲ってきて、波がザンザンと打ち付けます。
20161011_2

当然、その波とうねりは釣堀内にも伝わるので、ウキが風に押されて寝るわ、波に乗って上下するわで、繊細なバイトを取るのはほぼ不可能な状況。

おまけに、そこからはウンともスンとも言わずで、ダンゴエサ→甘エビ系エサ→ササミ→小さいカツオ切り身、とローテーションさせていくも、全くバイトがありません。

因みに、ササミエサは、買うのが勿体ないので自作しています。

スーパーで安売りになったササミを購入してきて、市販のニンニクチューブと、これまた市販の海上釣堀用の集魚剤に漬け込んでおけば完成です。

海上釣堀用に売られている冷凍のササミは、回答すると柔らかくなり過ぎて身持ちが悪いので、私はササミだけについては自作を持っていっています。簡単にできますので。

話しを釣りに戻しますが、周囲もポロポロとは釣れていますが、それほどの好況ではありません。

ましてや、私の釣り座の対面に入っているタケ師匠などは、モロに前から風を受けるので超釣りがしにくそうです。

そうこうしている間に、対岸に入っていた海上釣堀デビューの釣り友さんがシマアジをゲット。
釣り友さんは、最近でこそルアーにハマっておられますが、昔は磯釣りに通っておられたとのことで、始めての海上釣堀でもウキ釣りに慣れておられるので、全く危なげなく釣果を上げておられます。

ここで、私もシアマジの活性が上がったのか?と思い、エサをシマアジ用に持ち込んだ生練りエサにチェンジしますが、私達の面では誰もヒットしません。

これまでの経験からも、シマアジは釣れる面に釣果が集中する感じなので、この日のシマアジも終わったかも?と、隣の釣堀ツアー常連さんと話しをしつつ、アタリの無い時間だけが過ぎていきました。

そして待望の青物フィーバータイム!!

そうこうしている間に、放流の為の船がうろうろし始めたのが目に入ったので、スタート時に準備できていなかった青物用のタックルを準備することにしました。

セットが組み終わり、アジを付けて投入すると、程なくカンパチが数匹放流されました。

そして立て続けにブリが多めに放流されます。
※この日は個別オーダーで青物多めのお願いを釣堀さんにしていました。

私は少し早めに投入していたので、チャンス到来と集中していると、隣の面で釣っておられた方のウキが吸い込まれました。

アオ~~~

その方は、かなり早いタイミングでアジの泳がせにチェンジされていたので仕掛けもなじんでいたんでしょうか?

上がってきたのはかなり良いサイズのカンパチでした。

ここで、一気にみんながアジを投入しますが連発はしません。

え??これで終わり??と思っていると、先ほどの方がまたもや青物をヒット。

今度はブリ。

その後は本当に沈黙。

10分か?15分か?

誰にも青物が来ないので、痺れを切らしてマダイ狙いに戻る方がチラホラ。

そして、隣の方も、事前情報で前日は10時頃からマダイの活性が上がって数が釣れたと聞いていたことを踏まえてマダイ狙いに戻られました。

しかし、過去の経験上、みんなが仕掛けを上げている時間帯が青物には熱いと思っていたので、私は仕掛けを上げずに泳がせで続けてみました。

すると、ウキが数回ポヨンポヨンと浮き沈みしたかと思った次の瞬間、12号の丸いウキが

ズボ~~~~~~~

っと水中に引き込まれました。

キタ~~、アオッ!!

と渾身のフッキング。

ロッドにドーンと負荷が掛かり、いい感じに曲がっています。

そして巻き上げようとすると、あれ?リールが巻けない??

これまでの釣堀釣行でリールが巻けない経験は一度も無かったのですが、マジでハンドルが回せません。

ロッドで耐えつつ我慢していると、ようやく魚の走りが弱くなってきたので、そこから一気に巻き上げます。

巻き上げながらも数度の抵抗でロッドがバット部からひん曲がります。

しかし、決してのされている訳ではありません。【ダイワ クラブブルーキャビン FL】は3本の並継ロッドなので、バット部が細い分、しなって引きを逃してくれているのです。

ハリスは8号。引っ張り合いで切れることはない、と信じて強引にポンピングで引き上げます。

浮いてきた魚体を見るとデカイ!!

しかも、ちょっと茶色い!!

カンパチです (^^

脳裏に、手巻きパーティに並ぶカンパチの切り身がよぎります。

これまで釣ったことのある青物よりは明らかにサイズが少し大きくて、なかなかおとなしくネットに収まってくれません。

2度ほどネットインの挑戦をしつつ不発。

そして、3度目の正直でネットにねじ込むべく、隣でネットを構えて待ってくれている方の方へ魚を誘導し、ネットが差し出された瞬間、悲劇は起きました。

ネットを見たカンパチが最後の抵抗で暴れた時に、ロッドからテンションが消えました。

ええええ~~~~

ネットイン直前で痛恨のバラシです。

しばし呆然。

ネットを出してくれた方も、ネットに当って切れたのか心配されてリグの状態を見にきてくれたのですが、状況はサルカンのところでハリスが抜けていました。

切れてたのではなく、ノットが抜けたのです。

後で経験豊富な方に話しを聞くと、ノットは二重のいわゆるダブルクリンチノットなどでないと、強い力での長時間の引っ張り合いでノットが抜けると教えてくれました。

私も釣堀を始めた当初はダブルクリンチノットにしていたのですが、ハリスが太くてノットが締めにくいので、横着してユニノットにしていました。

そのユニノットが抜けたのです。

最悪!!

しかし、後悔先に立たずです。

食卓を豪華に飾るカンパチ様は釣堀の中へと帰っていってしまいました。

しかし、しかし、更に面白いと言うか、傷をエグルような話しがあったのです。

釣堀から帰ってきて、最後に別れる時に、私が魚を掛けているところの動画を撮られていた方が2名も居たのです。

私なら他人が魚を掛けているシーンの動画を撮るなど、そんなことは思いつかないのですが、しっかりバレるところまでを動画で残してくれていました。

特に、1つ目の動画は、バラした後にノットの状態に釘付けになる私がアップで撮られています。

これを見たタケ師匠が、「めっちゃおもろい」と殺意の沸くコメントをくれたのは、ここだけの話しにしておきます。

こちらの動画は、釣堀の対面からタケ師匠が撮影した動画・・・

バラした瞬間の笑い声が脳裏に焼き付いて、昨夜は寝付けませんでした (^^;;

そして、The END

その後は、青物を狙う時間を多めに割きましたが、私以外も含めて誰にも青物は釣れず。

あんなに沢山放流された青物なのに、結局この日釣れた青物は、私たちの升で2匹だけでした。

釣りのベテラン揃いなのに、この釣果は万死です!!

青物を釣り残し過ぎ!!

しかも、個人的にも正直、かなり凹みました。

過去の海上釣堀では青物はほぼバラしておらず、唯一のバラシはベイトタックルごと持って行かれた時くらいで、あの時は為すすべもなく、おまけにタックルと魚がセットで戻ってきたので問題はありませんでした。

掛けてすぐに抜けたり、切られたりしたのならまだ諦めも付きますが、再三の抵抗をこらえてネットイン直前まで持っていっただけに、悔しさは倍増です。

しかし、これも良い教訓です。

青物も大きくなってくると桁違いに引くことが良くわかりましたし、それに対抗する仕掛けもテキトーではダメということが勉強になりました。

少々大きな勉強代ですが、その分、今後で取り返します。

と、まぁ、前向きな発言をしていますが、実情はまだまだ凹んでいます。

釣りが終わった瞬間は、二度と海上釣堀など行かない!!と思っていたのですが、想いはすぐにリベンジの方に向かいます。

これぞ釣りバカですね。

既に、次回の釣行計画を立てているのはナイショです。

また、釣りが終わり漁港に戻ってきてメンバーの釣果確認をしている際に、打ちひしがれている私に心優しい同行者のMさん御夫妻とO某プロがシマアジとマダイを恵んでくださいました。
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お陰さまで、これで少しは手巻きパーティの食卓が華やかになることかと思います。

シマアジは、少しだけ捌いている時につまみ食いしましたが

超マイウ~~

でした。

Mさん御夫妻、ありがとうございました。

マダイもなかなかに脂が乗っていて美味しかったです。

O某プロ、ありがとうございました!

そして、カメラの向こうで、バラした時に高笑いをしていた師匠・・・

私は忘れませんので。

秘密会議にて、とっくりと絞らせて頂きます。

以上、残念でしたが、楽しい話題?も多く、盛り上がった第6回チャレンジでした。

覚えてよろ~~ 釣堀の青物!!

そして、タケ師匠 (^^

<参考>タックルデータ

■マダイ・シマアジ用
ロッド:ダイワ クラブブルーキャビン 海上釣堀さぐり釣り S-300 大郷屋穂先仕様
リール:シマノ 15ストラディック C3000HGM
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 4号

穂先の柔軟性と感度は抜群。
いつかのタイミングでさぐり釣りで仕留めたいですね。

■青物用
ロッド:ダイワ クラブブルーキャビン FL MH-350
リール:シマノ 15ストラディック 4000HGM
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 5号

今回の釣行で、改めてロッドのパワーと性能には問題ないと再確認できました。
バットからしっかり曲がってくれるので、青物の走りのパワーをしっかり受け止めてくれます。
魚のリフトアップの粘りも抜群です!

20161011_5

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