こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
昨夜は、前から何となく気にはなっていたのですが、チニングで攻めた事が無かったポイントを調査してみようと思い、行ってきました。
まぁ、新規ポイントなので、ダメ元の気楽な釣りでしたが、結果は大爆発の大当たり。
しかも、釣果以外にも確認できたこともあり、いろいろと収穫の多いナイトゲームでした。
では、要旨をまとめて記事にしましたので、お時間のある方はお付き合い宜しくお願い致します。
サーチは手早くバイブレーションで!
まずはポイントの深度や魚の有無を確認すべく、鉄板バイブレーションのリアルスティール18でサーチを開始します。
手早く探っていく中で予想以上に水深の変化がある事が確認できましたが、鉄板にはバイトはありません。
そこで、水深があるとわかったポイントで、いつもの縦の釣りを試してみる事に。
確信のあるポイントを丁寧に攻めるなら弱アピールのワームでも良いのですが、とりあえずはターゲットが居るか居ないかを知りたかったので、ラメの入ったアピールの強いベビードラゴンでサーチしてみる事に。
すると、バイブレーションでバイトが無かったポイントで、バイトが頻発します。
パパタレっぽい軽いバイトは合わせずに無視して探っていくと、グッと抑えるようなバイトが出たので合わせると、一瞬乗ったかと思いきやスッポ抜け…
続けていくと、同じような事が3回ほど続きます。
ワームがズレているので、明らかにバイトなので、少しワームをカットしてコンパクトなシルエットに加工してみます。
すると、次の一投のバイトでやっとフッキングに成功。
フッキングの瞬間、ド~~~ン!
ババタレのお兄さんくらいかと思いきや、いきなり強烈な引きの応酬を食らいます。
しかし、そこはベイトタックルの利点を活かして、クラッチワークで勢いを逃しつつタイミングを見計らっては水面を割らせて体力を奪います。
そして上がってきたのは、お腹ブリブリのめちゃくちゃ重いキビレでした。
さぞかししっかり餌を食べているのでしょう。コンディション抜群です。
食わせ方がわかれば怒涛のラッシュ
この1匹で食わせ方とレンジが見えたので、同じ状況を丁寧に攻めてみると、ここから怒涛のバイトラッシュが始まりました。
たかだか数十メートルの移動の間に、ババタレを含めずに7ヒット!
サイズは、なかなか40cmを超えてきませんが、丁寧に攻めている訳ではないので、十分な成果です。
先日のフッキング後のスッポ抜けの反省を活かして、フッキングしたのがわかった後は、とりあえずしっかりフックを叩き込むべくしっかりと何度か追いアワセを掛けて磐石の体制でやり取りをするようにしたので、フッキング後のバラシは皆無にできました。
中には上あごの歯の間にしっかりフッキングした魚もいて、フックを抜く時にフックが折れるという状況まで発生してしまいました。
しかし、これもしっかりフッキングができている証拠なので、気にせずどんどん探っていきます。
因みに、写真に写っているジグヘッドの上の異物?は、ガン玉です。
タイドの強さを加味して調整しました。
流れ過ぎてもバイトが取れないので、どちらかと言うと、重めの調整が今回は奏功しました。
潮がたるんできても、バイトは続く
時間と共に、干潮に近づいてきて、タイドの動きはどんどん緩慢になっていきます。
普通なら、と言うか、シーバスやメバルなら、ここでバイトが一気に減っていく状況なのですが、チニングにおいてはそれほど大きな影響を受けないようです。
時間も時間なので、エントリーポイントへどんどん戻りながら撃っていくのですが、探っていけば、バイトは出続ける状況。
咥えて持っていくようなバイトは合わせずに、しっかりしたバイトに絞って合わせるようにしていくと、ポロポロと飽きない程度にキビレが釣れていきます。
しかし、中には生きが良すぎてオートマフッキングになってしまう魚も出てくる始末。
とにかく、ポイントのポテンシャルに驚きが隠せない状況でした。
そんな中でも、しっかり合わせを入れるようにした成果の表れは、フッキングにでていました。
チヌの上顎は硬い歯でガードされていますが、しっかりフッキングすればそこからフックポイントがズレて上唇に掛かる、とのTAKE師匠のアドバイス通りでした。
上手くひったくってくれれば、カンヌキに掛かってくれるのですが、小さなバイトや居食いを合わせると、ジグヘッドなのでどうしても上顎に針先が当たってしまいます。
ここで、躊躇して合わせが甘くなると、ファイト中に魚が頭を振った時に外れてしまう事が多いと感じています。
信頼できるタックルで、迷いなくしっかり合わせる。これが大事ですね。
【アブガルシア ソルティステージKR-X ベイトフィネスカスタム SBFC-742MLS-KR】 は、バイトを弾かず、しかし魚の走りは受け止められるバットパワーがあり、この釣りに最適のロッドです。
締めくくりフィッシュは、しっかりサイズアップ
いよいよ潮もたるんできて、終わりそうな状況の中、帰り道の駄賃として釣っていると〜〜
と小さなバイトが出たので、これは大きいかも?と思い、しっかり合わせてみると、ズシッ!と手応えが。
しかし、最初のダッシュはそこまで強烈では無かったのですが、やりとりをしていく中で明らかに重さの違う抵抗にあいます。
丁寧にやりとりをして上げてみると、やはり今日イチのサイズのキビレでした。
もう少し粘ればまだまだ出そうでしたが、やり出すとキリが無いので、楽しみは後に取っておいて、この日はストップフィッシング。
今後に繋がる、良い釣りができました。
新規開拓釣行 まとめ
と言う訳で、釣果も2桁を楽に達成する最高の新規開拓でしたが、改めて“やはり新規開拓はやっていくべきだ”、と改めて実感させられた釣行でした。
通い慣れたポイントで釣りを続けると、確かにそこでの釣りの深みは増していきますが、いつでも100%万全な状態の釣り場などないのですから、そこの釣り場がダメな時のバックアップを増やしていくことは、安定的に釣果を得て、自分の釣りに向き合うモチベーションを維持する為に必要な取り組みだと感じました。
それに、良いポイントが見つかれば、場合によっては、バックアップがメインになる場合もあるかも知れませんし。
そして、冒頭で少し書きましたが、これまで突き詰めてきた”縦の釣り”がどこでも
通用する事が確認できた事も大きな成果でした。
昨シーズンも、通い慣れたポイント以外で何ヶ所か試してみて手応えは感じていたのですが、メソッドとして成立している事を確信できた瞬間でした。
これから夏のシーズンは、ナイトゲームでもシーバスは難しくなりますし、アジもまだ少し先になるので、しばらくはチニング修行中心に楽しみたいと思います。
さて、今夜は新しいワームを試してみようかな(^^)
<参考>タックルデータ
■タックルデータ
ロッド:アブガルシア ソルティステージKR-X ベイトフィネスカスタム SBFC-742MLS-KR
リール:テイルウォーク エラン マイクロチューン 73L
メインライン:東レ バウオ エクスレッド 8lb