こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
昨夜は風が強い予報でしたが、今週の状況を把握する為に出撃してきました。
新たに調達した【アピア APIA パンチライン45】も試したかったので、この日はワームにシフトせずにプラグ一本勝負でいってみました。
しかし、シーバスの活性は先週通り上がったままで、いろいろと苦戦・・・
途中、1時間ほど風が止んだのですが、その前後は終始強風に苦戦・・・
しかも、とあるトラブルで更に苦戦に・・・
結構、世界残酷物語級のお話しですが・・・
では、釣行記、きばっていってみたいと思います。
いきなり高活性なシーバス達
さて、ポイントに入るとやはり風が強く、狙える場所が限定されます。
まずは、明暗ポイントを選択したのですが、風で水面が波立っている中で、何やらライズ的なものが発生しています。
これは、メバルか?シーバスか?と期待しつつ、先頭バッターとして【スミス ジェイド45 INX.labelバージョン】のマーブルカラーを投入します。
すると、1投目からプラグをついばむようなバイトをキャッチ。
クイッと引っ張る感じだったので、メバルかも?と期待したのですが、次の瞬間
ゴ~~~ン!!
バシャバシャ!!
やはりシーバスでした。
活性が高いのか?一撃でした。
この日も用心してネットを持ち込んでいたので、ネットで掬って無事にランディング。
フックがオートで外れたので、リリースする前に1投だけ、と思いキャストすると、また一撃でヒット。
シーバスが食わないように超スローに巻いていたのですが、ルアーが目立ち過ぎるのか?そんな小手先の調整ではシーバスは回避できず。
とりあえず、2匹の写真を撮り、リリースしつつその場所は見切って移動することにしました。
シーバスヒットも、悲劇が到来
一度、風向きを考えて大きく場所を移動したのですが、移動した先はノー感じ。
タイドのタイミングもド干潮で潮も動かず。
しかし、しばらく釣りをしていると、風が急に止んできたので、ここで再度場所を移動することにしました。
移動した先では、ド干潮からの上げの影響か?比較的水が動いている感じがあり、水面にもなかなか期待が持てそうな反応が出ています。
期待を込めてプラグを連投しますが、意外なほど反応がありません。
水面ではずっと反応が出ているのですが・・・
しかし、この日はプラッギングで通すと決めていたので、リグは変えずに釣りを続行。
期待の【アピア APIA パンチライン45】もなかなか火を噴いてくれませn。
いろいろとプラグを変えていく中で、【タックルハウス オルガリップレス43-GP】の“レッドワーム”で~
コンッ!
しかし、直後にバチャバチャ~
メバルっぽいと思っていたのですが、やはりシーバスでした。残念。
サイズが小さかったので、即座に回収して証拠写真をパチリ。
ここまでは、まだ良かったのです。
プラグを外そうと魚に手を伸ばすと、リアフックが結構口の奥に掛かっていて、外しにくいな~と思っていると、シーバスが暴れて手から魚がポロリ!
次の瞬間、手に針が刺さった感覚が?
痛いけど、とにかく取らなきゃ、と良くみると・・・
なんじゃこりゃぁ~~
めっちゃ深く刺さってますやん!
戸惑いましたが、まずは冷静に状況を把握。
針は指に刺さっているが、まだ魚もプラグに付いている。
魚が暴れると刺さっている針が振り回されて激痛なので、まずは針が刺さっていない方の手でプラグを確保して、手に刺さっている針が動かないように保持。
しかし、この状況、どうすりゃいいの??
プラグを掴んでいる手で何とか手に刺さっている針を持って引っ張ってみますが、バーブがあるのでもちろん簡単には抜けません。
しばし途方に暮れます。
もちろん、シーバスは生きていますので、時々思い出したように暴れるので、置いたままで針の摘出作業もできません。
こういう時は、針先を突き抜いてしまって、反対側に出たらバーブを潰して抜くことができるかも?と思い試してみましたが、今刺さっている以上に針を刺すのは当然激痛が走りますし、針の刺さり方(向き)が悪くて、無理矢理に針先を外に出すのも無理そう(涙)
更に途方に暮れていると、始めはあまり出血していなかったのですが、こねくり回しているので徐々に出血してきました。
このまま帰る訳にも行きません(車の運転もできない)ので、そろそろ決断をするしかない感じになってきました。
どれだけ痛くても、引っこ抜く!
そこで、プラグを握っていた反対側の手を空ける為に、針が刺さった方の手にプラグの保持の為に持ち替えます。幸いなことに?シーバスは弱ってきているので、もう暴れません。
そして、空いた方の手でバッグを探り、プライヤー的なものを探します。
とにかく手で引っ張っても抜けないので、プライヤー的なもので一気に抜くしかありません。
手に取ったのは、先日購入した【フィンチ Fin-ch スプリットリングオープナー】
これにはラインをカットする部分もあるので、これでフックのワイヤーがカットできないか?とも考えたのです
が、それができたとしても針先は指に残りますし、抜本的な問題解決にはなりません。
心頭滅却すれば火また涼し!
プライヤーでフックを保持したら、そこは目をつむって(実際には目をつむっていませんが)一気に引っ張りました。
ズポッ!
なんと、手で引っ張っていた時は抜ける気配さえしなかったのですが、プライヤーで引っ張ることで抜けてくれました。
抜いいた後をチェックすると、血が噴き出してくるほどのダメージも無さそうで、とりあえず一安心。
針が刺さっていたポイントを押さえて、しばし止血。
思ったよりも痛みも痺れもなく、九死に一生を得た感じでした。
下の写真は、その後、車に戻った時に撮った写真ですが、針が刺さったピンポイント意外は違和感無しという感じで済みました。
刺さったフックが、ちょうど前日に交換した極小の#18フックだったので、フックの軸も細いしバーブも小さかったので助かった感じでした。
メゲずに粘って絞り出し~
さて、普通ならここで懲りて帰るところですが、上げが始まっていて活性感がある水面を見て指をくわえて帰る訳にはいきません・・・
本当にバカですね (^^;;
せめて様子だけでも見ておこうと、再度ロッドを握り直すことに。
明るい場所はシーバスが多いのですが、少し暗いエリアではメバルっぽい控えめなライズが。
そこで、指に刺さってくれた【タックルハウス オルガリップレス43-GP】を再度投入すると。
コツンッ!
とバイト。そして直後にロッドに重みが乗りましたが、アワセた瞬間にフックオフ~~
手応えからしてメバルだった感じです。
そうなれば、この際、本命のメバルを釣って帰ろうと腰を据えて粘ることに。
フックの刺さった左手でなんとかスローにリーリングして誘っていくと~
ココンッ!!
そして、しっかりとロッドに重みが乗りました。
痛いはずの指をかばうことなく、グリグリと寄せてランディング。
これがアドレナリンパワーと言うものでしょうか?
なんとか、意地で1本ゲットしました。
その後も何度かバイトはあったのですが、どうも乗りきらない。
しかも、一度は収まっていた風が吹き始めて、PEラインでは流されて流されて、釣りがしにくくて仕方なくなったので、さすがにここでストップフィッシングとしました。
メバリング 2017年 Day-23 激痛
と言うことで、釣果はおいたとしても大変なナイト釣行でした。
反省としては、最近ライトゲームばかりしているので、シーバスの暴れっぷりを甘く見ていました。
そして、シーバスのフックに比べると明らかに細軸なライトゲーム用のフックの刺さりやすさも考慮できていませんでした。
やはり、大きく暴れる魚については、フィッシュグリップ等で対応するのが一番の安全策であることを痛感。
しかし、これはメバルなどについても同じなので、今後は改めて気をつけて釣り上げた魚と向き合いたいと思いました。
また、ライトゲームなどではついついプライヤーなどのフック外しのアイテムを持ち込まないことが多いのですが、しっかりとモノを挟めるプライヤーは持っておいた方が賢明ですね。
因みに、帰る途中もずっと指はジンジンと痛んだのですが、帰宅後すぐに氷水で十分に冷やし、刺さった部分を消毒液で処理したことで、一夜明けた状態でも指に腫れなどは残りませんでした。
本当に不幸中の幸いだったと感謝しています。
<参考>タックルデータ
ロッド:リップルフィシャー リアルクレセント 76/TZ WR
リール:ダイワ 15ルビアス 1003 + CBSスプール-D
+サーティフォー 34 ゼログラVerⅡ
ライン:東レ ソラローム®️トラウト リアルファイター エリアスペックPE 0.25号
+東レ バウオ®️エクスレッド 4lb
はじめまして。前から読ませて頂いております。
ライトプラグゲームでフックを指に刺す事故、私もやってしまったことがあります。
お大事にしてください。
それ以来、ダイワのフォーセップを愛用しています。
ライトゲーム用プライヤーよりも長く細いので飲まれたときにも対応しやすいです。
別件ですが、オルガリップレスのスプリットリング対応のプライヤーとして、ダイワのフィールドプライヤー2 130HB Sも良いです。参考まで。
長文失礼しました。
コメントありがとうございます。
フックの指刺し、やられましたか〜
本当に注意が必要だと、やってみたら痛感しますよね。
私もダイワのフォーセッブを愛用しています。これがあると、フック外す時に重宝しますよね〜