バスフィッシング

【バスフィッシング】秋の津風呂湖は厳しかった~

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回はバスフィッシング釣行の記事になります。

久々にちゃんとした釣行と言うか、ボートでのバスフィッシングに行ってきました。

釣行先はここ数年、何回か訪れている奈良県の津風呂湖です。

ベイトのワカサギが豊富なせいか?バスのコンディションが非常に良く、非常に魅力的なフィールドです。

今回も期待をして出撃してきたのですが、季節は秋ということで、なかなか厳しい釣行となりました。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

秋の深まる山中のフィールド

夜明け前にタケ師匠を拾って一路目的地の津風呂湖へ。

明るくなった現地でそそくさと準備をします。

この日のタックルはスピニング2本にベイトを2本。

ベイトは、1本はバーサタイルタックルとして、【シマノ スコーピオン 1652-R2】に、【シマノ 20メタニウム HG】。そして、ラインは今回初めて使う【東レ ソラローム® エクスレッド Type-NS 13lb】をセットしてみました。

エクスレッド Type-NSは、ラインにnanoスリットが入っており、従来のエクスレッドよりもしなやかなのが特徴のラインになります。

また、もう一本のベイトタックルは、ベイトフィネス用として準備した【ダイワ ハートランド 722ML +FB-ST20】に、【シマノ 21SLX BFS】になります。

こちらは、軽いものも扱うために【東レ ソラローム® エクスレッド 8lb】をセットして、ノーシンカーや沈み蟲などのファットな虫系ワームを使うイメージで準備しました。

スピニングタックルは2セット。

どちらも極細PEラインの【東レ ソラローム® ルアーPE 0.6号】を巻いて使用しました。

極細PEラインは飛距離が稼げる点はメリットなのですが、PEラインなだけに風にめっぽう弱いのが弱点です。

この日もほぼ終日風が吹くような天気だったので、使いどころについては結構気を遣いました。

オープンウォーターであればいいのですが、少しややこしいカバー周りや、ダムサイトのブイなどを狙う際は、風にラインが流されて意図しない障害物にラインが引っ掛かってしまうので、ラインメンディングがキモとなりました。

因みに、この日はタケ師匠に誘っていただいたバスフィッシングチームのBBFさんの大会への参加だったので、9時前というゆっくりした時間からの釣行スタートとなりました。

期待のダムサイトは全くの沈黙

さて、今の時期の津風呂湖はワカサギ釣りが最盛期という感じで、ボート桟橋に係留されているワカサギドームが満席になるくらいの人気っぷり。

聞くと、バスがワカサギに付いており、中層からの食い上げパターンが狙い目とのこと。

メタルジグや鉄板バイブレーションなどのただ巻きが効果的との話しを聞いたものの、生憎そのような釣りをするイメージが全く無い中での釣行なので、タックルボックスにはこの釣りに使えそうなルアーは皆無。

ただ、この日は桟橋から近いダムサイトを狙ってみるつもりだったので、スタートしてすぐにダムサイトのチェックに入りました。

<少し移動したところからのダムサイト>

風がダムサイトに向かって吹いてくるような感じで、ブイを狙うとラインがブイを跨いでしまうので、なかなかイメージ通りに攻めることができません。

チームの他の方も、朝のワカサギパターンを意識してか?周囲で深めの中層を狙っている感じです。

風に邪魔されつつも、ようやくボートポジションも安定させることができて、ブイのボトムラインを狙ってみることにしました。

狙いはデカい居付きのバスなので、スピニングタックルでネチネチ狙うのではなく、新たに調達してきた【バークレイ パワーベイト ジャゴロケット JAGO Rocket】を使ってみました。

まぁ、飛距離については言わずもがなのぶっ飛び具合です。

しかし、曇り空の寒々しいダムサイトでは真夏のようなブイのシェードにバスが付くようなことは無く、生命感を感じきれずに時間が経過していきます。

1時間ほど粘ったものの、バイトもなく、周囲の中層狙いの方も釣れている様子が無かったので、一旦、川筋の上流を目指して移動してみることにしました。

夏の小バスポイントは秋も小バスだらけ

さて、中流域で過去に釣れたポイントを巡りつつ釣りあがっていきました。

赤土バンクなど、良い雰囲気のポイントはあるものの、ベイトっ気が無くてバスからの反応もありません。

一番実績のあるポイントは陸っぱりのアングラーさんが数名入っているので近寄ることもできず・・・

どんどん釣り上がっていきますが、朝に沢山いたボートとほとんど会うことなく、夏場にノンキーに泣かされたポイントまで辿り着きました。

前回の釣行でも思ったのですが、津風呂湖はロコの常連アングラーさんが多いので、釣れているポイントにはボートが多く浮いています。

人が少ないということは、釣れていないということです。

『また、今回もハズしたか・・・』と思いつつ、夏場に釣れたポイントに【一誠 issei スパテラ 3in】をセットしたダウンショットを投入すると、1投目から『コココンッ!』とバイトが!

すかさずフッキングすると、すっぽ抜け・・・

しかし、2投目もすぐにバイト。

きっと小さいバスだろうと思いつつ、しっかり食い込んだ感触を確認してからフッキングすると、今度は何とかフックアップ成功です。

しかし、しかし、上がってきたのはやはりのノンキー。

20cm無いくらいのかわいいバスです。

この大会のルールで、手漕ぎの選手はキーパー20cm。エレキ利用者は25cmとなっているのですが、この5cmがなかなか高いハードルです。

その後も、ほぼ毎キャストバイトがあり、ガンガン釣れるのですが、釣っても釣ってもノンキーサイズばかり。

時々20cmは超えているバスがヒットするのですが、私にとっては残念なノキーサイズです。

そんな中、少し手応えの良いバスがヒット。

やり取りしながらサイズを確認しましたが、キーパーは厳しいかな?というサイズ。

無事にキャッチして、手尺で計ったところ、ギリギリキーパーありそうな感じだったので、とりあえずライブウェルにキープしておくことにしました。

その後も次々とノンキーが釣れますが、まともなサイズは1匹も釣れないので、周囲で似たような地形を探してランガンしてみることに。

岬っぽい地形や少しなだらかな傾斜のバンクが狙い目のポイントだったのですが、確かにそのようなポイントではバイトがあります。

しかし、釣れてくるのはやはりノンキーばかり・・・

バイトが明確に出るのでそれなりに楽しいのですが、気が付けば、この上流域のポイントで3時間近く粘ってしまいました。

魚影は濃いので何匹かはキーパーが入るかと期待したのですが、結果は時間の浪費に終わってしまいました。

ダムサイトを最後に狙おうと決めていたので、残り1時間ほどをダムサイト攻略にするため、一気に下流目指して移動することにしました。

釣れるポイントをスルーしてダムサイトで撃沈

時間が無いので全速で戻りつつ、中流の赤土バンクが空いていたので少しだけ狙ってみることに。

魚探が無いので正確にはわかりませんが、恐らく3m~5mラインくらいに明確な引っ掛かり感がある場所があり、ハードボトムっぽい感じです。

きっと、回遊してくるならこういうとこなんだろうとイメージを膨らませて粘ってみましたが全く反応無し。

このタイミングがダメだったのか?今日は終日ダメだったのか?さえわからずの状況ですが、時間が無いのでダムサイトに移動しました。

途中、屋敷跡?というポイントにメンバーらしきボートが浮いているのを発見。

上流で会った時に、このポイントでバイトがあったと言っていたのを思い出しつつ、寄り道をせずに下流側へ~

後で聞いたことですが、この時まさに釣れていたそうです(涙)

ダムサイトまで戻ったのはいいのですが、想定以上に風が強くて寒々しい感じです。

手漕ぎボートのタケ師匠が居たので状況と聞くと、バイトらしきものはあるもののヒットには持ち込めないとのこと。

まぁ、釣れていないと言うことですが、大会終了まで残り時間が約1時間あるので、ここで一発逆転ホームランを狙うことに。

ここで改めて【Barkley パワーベイト ジャゴロケット】を投入し、ディープのボトムを丁寧にチェックしてみますが、先にも書いた通り風が強いのでボートポジションを安定させるのが面倒なのと、ラインがダムサイトのブイに引っ掛かりそうになるのでキャストに気を遣います。

スローでダメなら巻き物は?と言うことで【一誠 issei ライアチャター 7g】をレンジを変えつつ引いてみます。

中層の食い上げでガツン!を期待して巻き続けましたが、そんなにうまい話しは無く、時間だけが過ぎていきます。

結果が出ずに焦る私…

精神状態的にスローな釣りができる状況でもなく、苦し紛れにキャストしたスピニングのダウンショットは風に乗って飛びすぎ、ブッシュにリグが突っ込んで万事休す

ここでいい時間になったので、後ろ髪をひかれつつストップフィッシングとしました。

津風呂湖釣行 まとめ

という事で、久々の津風呂湖釣行は幕を閉じました。

一番最初に行った時はさっぱり状況がわからずで完全にノーフィッシュを喰らってしまいましたが、その後はそれなりに順調に釣れていて、イメージとしては非常に良い印象を持っているので、ポジティブに取り組めるのが津風呂湖のいいところです。

また、兵庫県から奈良県という、一見かなり遠いイメージがありつつ、高速道路を使えば1時間半くらいで着けるという点でも、アプローチのハードルが低い釣り場でもあります。

池原ダムなどは、今は道路がかなり整備されていてアクセスが改善されているようですが、私が初めていった当時は津風呂湖と同じ橿原神宮からのルートながら高速を降りてからでも1時間半くらいかかっていたので、いかに津風呂湖のアクセスが良いかがわかって頂けるかと思います。

話しを戻すと、大会の結果としては、BBFの会長さんがグッドフィッシュ2本で見事に優勝

最上流で一緒にノンキーに泣かされていたはずなのに、帰り道の屋敷跡で見事に良型バスのスクールに遭遇したようです。

こういうのを『持っている』と言うんでしょうね。
年間のポイントレースもブッチギリの1位独走です。

この日は全部で7名参加で4名がウェイイン。

内、3名は同じポイント(屋敷跡)且つ同時スクールでのヒットだったようです。

まぁ、他のポイントでも釣れる場所は沢山あるかと思いますが、私の引き出しの中にはバスの居るポイントはありませんでした。

今年は津風呂湖に行くことはもう無いかと思いますが、来年もまた遊びに行きたいフィールドです。

去年~今年はボート桟橋から向かって右側の川筋ばかりを攻めてきたので、来年は反対側の川筋を集中的に調査して引き出しを増やしたいと思います。

因みに、左側の筋は、初めて来た時にアプローチして撃沈だったので良いイメージが無いままとなっていました。
しかし、今年のBBFの春の大会でブッチギリの優勝は左側の筋でしたし、地形が複雑なのは間違いなく左側の筋です。

出来るだけプライベートの時間を確保して、ゆっくり調査していきたいと思います。

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